「ロミオ×ジュリエット」#21【掟】どうしようもないのかな…。

－契約の時は近い　エスカラスがお前を欲している－
この使命から逃れることは不可能…だよね？
この事実に比べたら、敵同士なんてどうってことないと思える。
問題を打開する術がまだあるからね。
ジュリエットに課せられたこの宿命は重いよ。
代わりになるものがいないのだから…。

大地の揺れが引き起こした町の被害は想像以上に酷く、
フランシスコらは怪我人の手当てや食料・水・夜を過ごす場所の確保に
追われているというのに、
マキューシオのヤツこんな状態でも大公の命令に従い、町を燃やしていく。
火事が大公の仕業だと知ったロミオが父の胸倉を掴む。
おぉ～っやるようになったねぇキミ。
もはや、大公でも父でもない。
息子にそう言われても、燃える町を見て歓喜しているモンタギュー。
狂ってるね、もう。
確かに貴方達親子（モンタギューと彼の母）は辛い目に合った。
それに対しては同情もしよう。
でもね、憎しみからは何も生まれないんだ。
これは本当のこと。
何もコレに限ったことではなくてね。

うおーっティボルトがちらりと登場！
アナタ、どこにいたのよぉぉぉ。
ずっと待ってたのよぉ～っ。
革命前夜に相応しい？
大公の送り火のようだって？
そのにやりとした笑み…
わーん、ダメだよティボルト。
今度はアナタが第二のモンタギューになっちまう。
似ているから…似すぎているから…。
とても心配。

龍馬に乗り空から町へ火をかけるマキューシオ。
それを止めるべく駆けつけたロミオが勇ましい。
父のことを全てを失った罪人だと評するロミオに叱咤するマキューシオですが
なんとロミオに頬までぶたれましたわー。
そんなロミオに
「お前に何がわかる！」
とマキューシオは怒りをぶつける。
気持ちは…わからんでもないけどね。

ロミオと再会したジュリエット。
ロミオは大公と決別して来たと告げる。
そして大公の暴走を止める覚悟のようだ。
全てが終わったら又会おうというロミオの言葉が、
辛いね。
その時は来るのか？
ジュリエットは話せなかった。
エスカラスの挿し木となる、己のさだめを。

ウィリーとエミリアもなんとか逃れてきたようで、
偶然ジュリエット達と出会いました。
ウィリーはこんな人ですが、さすが目は鋭いよね。
ジュリエットが何か隠してるとすぐに見抜いちゃう。
そんな彼に、ジュリエットも素直に聞いちゃうんだな、これが
もし世界の為に犠牲とならなければならない主人公がいたら、
その人はどうするだろうかと。
そんな物語は書かないと言い切っちゃうウィリーが良いわ。
たとえ命の炎に終わりがあるとしても、最後の最後まで
自分の意志で生き抜くのだと。
その言葉を深く受け止めるジュリエット。
これが良い方向へと転がる鍵なら良いのだけど、
そこまで甘くないかなぁ…。

町に火を放った大公の所業に憤怒するコンラッド。
もう一刻の猶予もない、今が攻め時という言葉に
皆が頷く。

ペン君、やるなぁ～。
コーディリアに、落ち着いたら一緒に暮らそう、なんて言ったの？
ひゃープロポーズじゃんかーっ。
コーディリアは、こんな時に呆れるでしょなんて笑ってるけど、
ほんと予想通り、良い関係になっちゃったわね、貴方達。
ちょっと惜しい気もするけどなー。
キュリオ×ペン君の方が萌え度は高かったから…（おい）
にしてもいきなり結婚式とは恐れ入った
展開早すぎ。
まぁジュリエットが見ておきたかったんだろうけどさ、
コーディリアの花嫁姿と彼女の幸せが確立されるのをね。
自分がいなくなる前に。
「泣きたいなら泣けばよいのに」
アントニオってば、ほんとジュリエットの気持ちをわかってるよね。
笑顔で祝福してあげたいというジュリエットの言葉に
微笑むところとか、大人だ～っ。
君が一番大人だよ。
将来、イイ男になるだろうになぁ。
あ、アントニオ、天使っぽい羽根を背負ってましたね。
可愛い
ちょいとhydeくん思い出しましたわ。

ジュリエットは自分を支えてくれた人たちの為に、
愛するロミオの為に、
エスカラスにその身を捧げる決意をする。

－貴方と出会えて幸せだった－
心の中でロミオに別れを告げるジュリエット。
ロミオはロミオで
ジュリエットとの思い出の地で、ある決意をする。
ほんと顔つき変わったよね、彼。
眼に甘さがなくなった。

ロミジュリもＤＴＢもだけど、コミック化ノベルズ化で、
それらを買うとついてくる応募券の全プレで
ドラマＣＤがもらえるのよね…。
卑怯だーっその手口！！
メッチャ欲しい！！
でも漫画…ＤＴＢの方は今いちだったしさー…。
辛いものがあるわ。確かＤＴＢの方は月刊あすかの方も買わねば
ならなかったはずだし…。
ううう。

両方ともアニメは残すとこあとわずか…寂しいですね。
どんな結末を迎えるのか。
ちょっと怖いです。