「ロミオ×ジュリエット」#23【芽吹き】ちょいと突っ込みたくなりました。

もう時間がないからねぇ。
来週最終回ですから、仕方ないのかもしれませんが、
ちょこちょこ違和感がありましたわー。

とりあえず感想いっときます。

父に代わり、大公の座をキャピュレット家に譲り渡すと、
ジュリエットを前に跪いて誓うロミオ。
「ネオ・ヴェローナ大公は今より貴女です。
どうかネオ・ヴェローナの人々を救ってください」
救う…本当の意味で救うなら、身を捧げねばならんのよロミオ…。
ロミオは村へ戻るという。
そしていつの日か２人で…と思っているんでしょうけど、
遅いのよ、甘いのよ君ぃ～。
コンラッドは戴冠式の準備を急がせるけど、
ジュリエットはそのまま城の奥、エスカラスのもとへと向かう。

キャピュレットの旗が掲げられ、町の人々は大喜びだ。
ペン君たちもそれを見て…おや?
コーディリアとしっかり手ぇ握ってますか?君
熱い熱い。これだから新婚さんは
コーディリアはこれでやっとジュリエットが幸せになれると
涙ぐみ、運命は変えられるとウィリーもしみじみしてるけどさ…。
真実を知ったら、どんなに驚くでしょうね。

オフィーリアはもう体半分枯れているのね。
彼女はエスカラスと一体になっているのかなぁ。
左目はつぶれていて枯れたというか石化みたいな感じ。
エスカラスへ向かうジュリエットの足取りが重い。
胸の種が痛み、その痛みはどんどん強くなるようです。

大地が揺れ、なかなか収まらない。
ジュリエットが身を捧げたら、これも止まるのかしら。
あ、ハーマイオニの姿、久々に出ましたね。

父の亡骸に最後の別れですか?ロミオ。
そこへ兄ちゃん登場ですよ。
でもさー、ティボルトが腹違いの兄と知っても、
「そうだったんですか」
だけで済ませれるってどゆこと?
時間がないから掘り下げてやってられないのは解るけど、
動揺すらしないっておかしいですよね。
ペトルーキオの弟たち探しも、自分でやらずにティボルトに
託そうとしたのにもがっかり。
自分で動いてこそ、じゃないのかーっ?

あ。ティボルトに叱られてる。
人の為、町の為と我慢するあまり、最愛の人に対してさえ
身を引くことでしか思いを表せなくなったのか、と。
そして兄はエスカラスとキャピュレットの娘の関係と、
ジュリエットが命を捧げることを告げる。
エスカラスに代わって、永遠の痛みと苦しみを
受け続けるだろうって…
命捧げて終わりじゃないの?
生き地獄なの?
ちょっとはっきりしませんね、ここんとこ。

「ジュリエットを止めることが出来るのはお前だけだ」
うんうん、先週は弟より目立っちゃったから、
今回はちゃんと弟に花を持たせるのね(違うって)
それにしても今日の兄ちゃんは作画が今一歩だ。ちっ。
ロミオは老人に言われた言葉を思い出す。
あれはこのことだったのかーって、やっと納得したね。
しかしあの老人、ほんと何者なんだろ。

ジュリエットの姿が見つからない、と
ようやく慌て出した家臣たち～。
キュリオとフランシスコは、ジュリエットがロミオと逃げたのなら
それはそれで良いと心のどこかで思っているらしい。
役目よりも彼女自身の幸せを考えてやりたいと思うのは、
やはり「家族」な心でしょうね。

さて、ロミオがジュリエットに追いつきました。
ここもねー
あんまり細かく突っ込むなと言われそうですけど、
エスカラスまでの道のりが、遠すぎやしません?
ジュリエットがいくらのろのろ歩いているからって、
ロミオがティボルトと喋ってた時間も考えると、
とっくに到着してそうなのになぁって。

「君１人の苦しみの上に成り立つ世界の平穏なんて間違ってる」
って言われても…
「ネオ・ヴェローナはいずれ崩壊する。命を捧げようと捧げまいと」
っておいロミオ、なんの根拠があってそんなこと言うかな
だいたい、あの村を育てて鉱夫たちの家族を呼べるようにする為に
頑張るんじゃなかったの?
それがティボルトからちょっと聞きかじっただけで、
「いずれ崩壊する」って、もう匙投げたような態度って
おかしくないすか?

邪魔をするなってんで、ジュリエットとロミオは剣を交わすことに…。
ジュリエットを殺して、自分が全ての罪を引き受けるってさ、
言ってることはカッコ良いけど、そう君が勝手に決めたって、
エスカラスが納得しませんよ?

　ロミオ…
　貴方を愛しているからこそ　１人で行くと決めた
　貴方を愛しているからこそ　誓いを破った

ロミオに自分の宿命を黙っていたのは、
言えば心が揺れるから。

　　本当は私だって生きたい　貴方と生きていきたい！

ロミオってば、やや強引に引き寄せて、キス。
この強気な動作、男臭いですね。
変われば変わるものだ、お坊ちゃまも。

しびれを切らしてエスカラスの根が暴れ出しましたよ。
なんか怪獣の足みたい。
思い切り3Ｄで、これまた目立つカットもあり、
違和感感じました。

　キャピュレットの娘よ　契約の時は来た

わーん、知世ちゃん（違うって）が怖いよぉー。
ぎゃっジュリエットに羽根が生えたっ
げっ引っ張られてくよ。
ぐぐーっと凄いスピードでエスカラスのところへ。

兄は弟に剣を渡し、
「お前の愛でジュリエットを救ってやれ」
ちょっ…えと、あの…
なんかクサくてこっちが照れた。
「ありがとう兄上」
だーかーらー！！
なんでそう簡単に兄と呼べちゃうのよー。
まぁ百歩譲って、ロミオはお坊ちゃまで天然だから、
ありかもしれないといえば、そうかもしれんが、
ちょっと、なんだかなぁ～でしたね。

あぁ死の接吻…しちゃいました。
ほんとオフィーリアの顔、怖い。
もうこれでどーしようもなくなった…のかな？

次回は最終回です。
予告での

　生きるときも
　　　死ぬときも

の「死ぬときも」の言い方に、えらく重み感じたから、
２人して飲まれるのかなぁ…、エスカラスに。