「バンブーブレード」#22【敗者と勝者】経験すべきこと。

おやタマちゃんの部屋に新しい写真が飾られていますね。
シナイガールな凛と逃げる女子高生なタマちゃんの
ツーショット写真。
部活の仲間たちとは違った「友達」が出来て良かったよ。
剣道のライバルでもあるから、なおさらね。
タマちゃんにはこういう存在が必要だったんだ。

関東大会に向けて練習にも気合が入る室江高剣道部。
そんな皆を眺めつつ、関東大会で名を残せばクビは逃れると
コジローは鼻息荒いです。
「なにしろ俺にはタマがいる」
それ、ちょっと情けないぞ。
おっ、ミヤミヤがさとりんから１本取りました。
強くなってるなー。凄いじゃん。

部活の帰り、勇次に先日の映画ロケでの話しをするタマちゃん。
何度も聴かされて勇次は覚えてしまいました。
えっとぉ…余計なことかもしれませんが、
上映前に内容を他言するのはマズイんじゃ…とちょっと思ったよ。
試写会後なら良いけど、また製作段階だろ?
話を戻しますが…
同じ話を何度も聴かされて、勇次も気の毒っちゃ気の毒だが
(内容も内容だしな)
タマちゃんってこんな話を出来るの、勇次だけなんだろうね。
女友達も居なさそうだしなぁ。

「大丈夫かな…」
勇次が心配しているのは、何でしょう。
タマちゃんに問われて、「自分だけ負けたら…」なんて
言ってましたが、多分それだけじゃないよね。
クビが掛かってるコジローとか、
調子が上がってきててイケイケモードになってるみんなのことか。
勇次は冷静にみんなを見てますからね。
でもそんな勇次にタマちゃんってば、
勇次くんは強いから大丈夫だと、けろりとして言う。
タマちゃんがそんな風に言ってくれることは、
正直嬉しいよね勇次。
だけど絶対大丈夫ってことはないんだ。
負けを知らないってのは、やはり良くないですね。

うは～キリノ、大会前にマスコット人形を作ってます。
むっちゃ可愛い～。それ欲しいなぁ。
ブレイバー仕様だね。
タマちゃんがレッドでキリノがイエローで、
ミヤミヤがピンク…コジローのコレは何?
ダン君たちも妙なコスチュームね。
鼻歌がブレードブレーバーのＯＰ曲だ。
ふふふ。

大会当日。
石橋及び町戸高のメンツと再会いたしました。
双方勝ち進めば決勝で対戦となる組み合わせになっていて、
互いに燃えてますよ。
うーん、でも多分対戦出来ないんだろうなって
この時点で予想できちゃいますね。

一回戦がキャリーのトコとはね。
しかもちゃんとミヤミヤと当たるようになってます。
うはー、この大事な時にまた礼美が～っ。
ヤツに気を取られたらまたアウトだ！と思ったけど、
今日のミヤミヤの集中力は、そんなものじゃありません。
果敢に挑んでいきます。
それでもやはりキャリーは強かった。
凄い頑張ったのに。確実に強くなってるんだけどねミヤミヤ。
慰めに来たダン君に抱きつく。
ダン君がうんうんとミヤミヤの背中を叩いてやるのが良いね。
勝負には勝ったキャリーですが、これには悔しそうです。

さてタマちゃんはトイレに行った帰りに凛の姿を見つけて
追いかけます。
凛は秀玉高、次の対戦高でした。
互いに大将ですから、ついに「この間の続き」が出来ます。
「あの時話したわよね。ブレイバーはシナイダーに勝てないって。
どうして勝てないか、その答を今日教えてあげる」
あぁ、そうだね。きっとタマちゃんは落ち込むだろうけど、
味わうべきだから、教えてあげてください。

秀玉高は凛以外も強いようで、さとりんは勝てたが、
ミヤミヤとサヤは敗退、キリノはやっとのことで勝利し、
タマちゃんに繋ぎます。
後はタマちゃんだから、とみんなの気が緩んでる。
それはイカンぞ。
うん、ここはやっぱりみんな、思い知らなきゃいけませんね。

いきなり上段に構える凛はカッコイイですね。
上段には母の姿が被るから、タマちゃん的には弱点。
でもそれだけじゃない、凛はこれまでの相手とは格が違います。
そんな凛相手に焦るタマちゃん。
１本取らなきゃ、１本取らなきゃ、その焦りが彼女に、
禁じられてる突きを出させた。
そしてそれでも尚、凛に面を取られてしまい負けたタマちゃん。
愕然とする仲間たち。
さて、タマちゃんはどーなる？
もーっこんなトコで終わってくれちゃって！
続きが気になるじゃないですかっ。

室江高がちゃんと勝ち進むかどーか、ちょっと心配して見守ってる
町戸の連中がまた良い味出してましたね。
タマちゃんの弱点見つけてメモるブラックとか。
そのメモは必要なくなるかもってのが、なかなかグサリでした。
タマちゃんはちょっと可哀想かもしれませんが、
これは大事な一戦だったと思いますよ。

次回も楽しみっ。