「RIDEBACK-ライドバック-」#12【光の舞台へ】12話じゃ足りないな。
終わっちゃいましたねRIDEBACKも。
最後にフェーゴの可愛い姿は見れましたけど、
これ、12話で収めるには足りないですね。
原作を色々カットしまくってるとは、
どこかのブロガーさんとこの記事で知りましたが、
もちっとじっくりドラマも見せて欲しかったかなと思う。
珠代と岡倉のことも、本当にそうなの?って感じだし、
キーファとロマノフの因縁も、当時の簡単な回想映像と
だけで、互いを憎むに至った描写もないから、
感情移入出来なかったしさ。
まぁそれでもライドバックの魅力は見せ付けてくれたし、
人馬一体な勇姿にわくわくさせられた。
そこは魅力的でした。
最後なので、それなりに拾って感想書こうと思ったら、
時間掛かってしまって、こんなに遅くなっちゃった。
金土日は仕事がピークでバテバテなので、
帰宅してからの作業が進まず…。なんか三日がかりで書いたよコレ。
最後にフェーゴの可愛い姿は見れましたけど、
これ、12話で収めるには足りないですね。
原作を色々カットしまくってるとは、
どこかのブロガーさんとこの記事で知りましたが、
もちっとじっくりドラマも見せて欲しかったかなと思う。
珠代と岡倉のことも、本当にそうなの?って感じだし、
キーファとロマノフの因縁も、当時の簡単な回想映像と
だけで、互いを憎むに至った描写もないから、
感情移入出来なかったしさ。
まぁそれでもライドバックの魅力は見せ付けてくれたし、

人馬一体な勇姿にわくわくさせられた。

そこは魅力的でした。
最後なので、それなりに拾って感想書こうと思ったら、
時間掛かってしまって、こんなに遅くなっちゃった。

金土日は仕事がピークでバテバテなので、
帰宅してからの作業が進まず…。なんか三日がかりで書いたよコレ。

公式HPはこちら。
あのオートマトンもどきのライドバックは、グリモア、で良いのかな?
飛び出した琳と珠代ですが、グリモアの攻撃受けてエンジン部にダメージ。
それに気づいた琳が引き返して手前の角を曲がり、自分にグリモア小隊を
引き付けるのはカッコイイね。
特に、交通標識をフェーゴの手で掴んで華麗に角を曲がるところがイイ!
力が加わったせいで標識が曲がるのもリアルです。
襲撃を受けたGGP基地の取材のため飛ばしていたヘリから、
カメラが逃げる琳とグリモア小隊の姿を捉える。
「人は乗ってないけど、あれもライドバック?まるで虫みたい」
あ、うんうん。あの丸っこいフレームが、羽根広げかけたてんとう虫っぽいというか。
飛び出して来た車の横っ面走ってジャンプ回転するノガカッコイイ~。
飛びつつフェーゴの軽さ、軽やかさに驚く琳。
BMAのメンバーたちが苦戦しているグリモアを、キーファがB-Knightで踏み潰し、
愛用の銃(?)で次々と倒していくのが素敵。
ひるむな、接近戦なら勝てると指揮するキーファに、
「簡単に言ってくれるな!」って言う岡倉。ちょっと笑った。
挟み撃ちになりそうってことで、キーファは退却の指示を出す。
で、自分だけ向かうのね、キーファ。
「望み通り、戦いの中で殺してやろう」
いやぁ…悪い顔してるなぁロマノフ。
「まただ。こんな時なのに私、どきどきしてる」
しょう子と一緒に逃げたあの時と同じ。
銃弾の飛び交う煙の中、やまない鼓動にあおられるように光を感じた。
『臨界を越えた時に見えるまばゆい光景、高ぶる鼓動。
フェーゴに乗ったお前は何物にも拘束されない』
キーファの言葉が甦る。
あぁ好きだぁぁキーファな森川さん声。
『お前は目的を変えてしまった。祝福の光の中で』
「違う、祝福の光なんかじゃない」
ヘリから中継していた報道カメラが、飛んだ琳の姿を捉えた。
襲撃受けてるGGP基地ではなく、琳の姿を映し続けています。
慌てて河合を起こす菱田。
しょう子も脱出したはずの友の姿が映っていることに驚く。
ゲート前を突破したBMA。
本部への報告に「化け物だ」と言われてるよ岡倉。
通信機から聞こえたグリモア小隊による琳追跡を知った岡倉は…
そっちへ向かうよね?
あ、やっぱ向かってる。むふふ。
「尾形…」
あ、その声加減がまた良いわー力也さん。
う…菱田と河合も原チャリで向かってる。
しょう子と違って狭そうだな、おい。
向かいつつ琳の走ってる場所を確認するため携帯でしょう子に連絡。
琳が抜けていくのは駅前アーケード。
流通がストップされて、しょう子が花も買えなかった、あのアーケードです。
-私の動きにフェーゴが応えてくれている。
フェーゴの見せてくれる光。
私が求めていたものとは違う。
でも、今なら分かる気がする。
私がフェーゴに惹かれた理由。
フェーゴの本当の魅力の引き出し方。
アーケードの出口に先回りしていたグリモア、
飛び越そうとした琳の手からフェーゴが離れて…
なんかここ、大事な友と繋いだ手を引き離されたって感じだ。
琳のありえない事が起きたような不安な顔と共にね。
琳ったら、離れて壁に激突してるフェーゴを心配するような声を出すし…。
うん、でもフェーゴは機械でも道具でもなく、友だよな。
意識が遠のいた琳は、夢で舞台に立っていた。
片足ギプス状態で。
スポットを浴びながら、誰も居ない観客席に向かって叫ぶ。
ごめんなさい、母のように輝くことは出来なかったと。
『世界の全て?』
ダンサーにとっては舞台の上が全て。
そこで生まれ、死んでいくという母の言葉に、幼い琳はちょっと頭をひねっていた。
その命は光に生まれ変わる。
紡ぎだされた命の輝きが、全てを照らす。
その時は理解出来なかった琳だけど、今なら母の言葉が分かる。
そう、光はつむぎ出すもの。
落ち込んでいた琳を照らしたしょう子の輝き。
暗闇の中で皆を照らす母、尾形遊紀の光。
-同じなんだ…光、それは…
気絶していた琳は、知らぬまにGGPの隊員に確保されていました。
まだ両腕つかまれてる程度ですが。
そこへ岡倉が助けに来ましたよっ。
さすがだ、素手で倒しちゃったよ隊員三名。
「岡倉さんっ」
「そのまま動くな!」
助けに来ても口調は怖いのぉこの男。
まぁグリモアがずらっと狙ってるんだから、一瞬も気が抜けないのは分かるけど。
「合図したらフェーゴまで走れ」
「私、どうしても確かめたいんです」
「何をだ!こんなばかげた戦いに。確かめる意味などないっ行けっ!」
もーっ乱暴なんだからー。
珠代ったらこんな朴念仁のドコが良いの?
まぁ…男としての魅力は分からんでもないけどさ…。
漏れたガソリンが引火し、炎の向こうにフェーゴ。
これまた絵になるというか、らしいというか。
フェーゴ自体、色といいデザインといいフレームが炎なイメージですよね。
「行こう、フェーゴ」
炎の中から飛び出して、グリモアの頭上を飛ぶのが素敵~。
-私の…未練。
カタをつけるってことかな?
きゃあ、あの死煮底ない…えっとガトーム?とキーファの対決。
「借りを返してやる」
「どうかな」
うわっまるでダーツのようにナイフ投げて心臓にグサリ…。
見る見る広がる血が生々しく…
キーファの顔が美しくて困る。
岡倉はグリモアに指令を出していた指揮車両を乗っ取って、
作動中ののグリモアを次々に停止していく。
が、それもバレでコマンド入力は途中でさえぎられてしまった。
それでも数台の動きは止めたんだよね、さすがだ。
ロマノフはそのままグリモアを再起動させろと指示。
指揮車がなければ、暴走の可能性もあるっていうのに。
「構わん!これ以上舐めた真似をさせるな」
あ~あ。良いのかなぁ。
ほらほら、本部から通信だそうですよ、ロマノフ。ふふふ。
走行中のグリモアが、停止命令で何台か脱落し、
残ってるやつらが勢い増して走ってく描写が良いですね。
話してた通りの展開で。
こりゃ暴走するな~って予感を漂わせてる。
「そんなバカな。勝手に幕を下ろすのですか?わ、私は一体なんのために」
わー、凄い悔しそう。
「…武装解除だ」
「はい?」
「聞こえんのかっ!武装解除命令だ。
基地内全ての戦闘を終わらせろ。全て終わりだ」
ロマノフの怒りで歪んだ顔が醜いねぇ。
「くそっあの女狐め!」
あ、誰の策略か、分かってましたか。
ニュースでは、GGPの最高執行機関である中央委員会のメンバー4人の更迭
が報道されてる。
依田と龍之介がそれを確認しつつ
連絡を取ってる。
日本の警察からの摘発をGGPが受け入れるとはヘスナー社も思ってなかったようで、
現地では大騒ぎになってる模様。
マスコミに寝首をかかれた役員連中は籠城だそうだ。
「これから大掃除の始まりよ~」
良い働きをしてくれましたね、依田。
「それで…あの子は…」
心配してるんだな琳のこと。
「まだ一人で走り続けている」
龍之介のこの台詞が、良いなと思ったよ。
逃走とか、そういう否定的な言葉じゃなく「走り続けている」って言葉、
それと「一人で」って言葉に、彼女が背負ってるものを思いやる気持ちが
感じられるから。
ヘリで上空から琳を捉えてたカメラが、グリモアが警察に攻撃する映像を
ライブで流している。ほーら、いわんこっちゃない。
暴走してますよグリモアたち。これは世論を味方につけれますね。
琳が向かったのは、すずりが死んだ公園。
止まった琳に対して、グリモアたちも距離を取ってスタンディング状態で待機してます。
琳は何をするつもりなのか。
-お願いフェーゴ、もう一度力を貸して。
光をつむぎ出すために。
私の未練を断ち切るために。
-見ててね、すずりちゃん。
琳は回転しながら踊るようにグリモアを破壊していく。
-ここが私の舞台。
琳が戦ってると報じるニュース。でもしょう子には分かってました。
戦ってるんじゃない。琳は踊ろうとしているのだと。
一方、ロマノフは待っていた。宿敵が現れるのを。
右腕を負傷して左で銃を構えて近づくキーファ。
「よくぞ来てくれた」
「あぁアリゾナの地の底からはるばるな」
このキーファの顔がまたカッコイイなぁ。
何度もジャンプして回転する琳は、ほんと踊ってますね。
なんだかグリモアたちが、
メインダンサーをサポートする脇ダンサー達に見えてくるから面白い。
琳を捕まえようと伸してるグリモアの手が、
彼女を褒め称えて伸ばす手にも見えてくるんだ。
と、フェーゴの足に衝撃が走る。
あぁ酷使したから、フェーゴの足も限界なんですね。
足をくじいたように膝をつくフェーゴがなんか可愛い。
琳はショックを受けてますけど、キミ~ちょっと無茶しすぎだってば。
画面を掴んで、逃げてと泣き叫ぶしょう子が現実。
そうよね、動きを止めたら一斉攻撃されてもおかしくない。
死ぬって、普通。
お願い立ってと叫ぶ琳。
「これじゃあ何も変わらない。だって…だってまだ…」
おやおやフェーゴ、応えてやるのかい?
カチリと動いた右手がゆっくりと上がって行き、それは舞台の上で
踊る琳の手と重なる。
ここ、フェーゴが可愛いよー。
-光は…まだ消えてない…か
心の赴くままひたむきに舞えば良いという母の言葉が甦る。
舞台は必ず応えてくれる、と。
心に光がある限り、それをつむぎ、踊ることが出来る。
舞台はそれを待っている。
『だから、楽しく踊ろうね、琳』
奇跡的にフェーゴ復活。立ち上がりました。
落ち着いた琳の顔、もう迷いはありません。
GGPは変わった。
命を懸けて戦ってきた俺達は廃品らしいとロマノフはやさぐれモード。
「だがもうどーでも良い。今はお前を殺してやりたいだけだ。地獄で感謝しろ」
そういい放つロマノフの顔が気持ち悪い。
人相悪いよねーこの男。(って今更…
)
あぁそれにしてもほんと悪役声になってるなぁ三木眞さん。
キーファが撃たれるのかとヒヤリとしたけど、
どういうわけか膝から崩れてみっともない顔で倒れるロマノフ。
即死ですか。もう一人の役者が横から撃ったってわけ。
良い腕してますね。
ロマノフが女狐と呼んだその女性、横山みさをが銃を手に静かに歩を進め
近づいてきました。
さて琳は踊ってますよー。その飛んでるポーズはバレエでの型のようで。
しょう子が解説してくれてますが、グランジュ・テとか、ルベランスとか?
クラシックバレエの型はよく知らないので、
間違えると恥ずかしいから、書くのやめときます。
-すずりちゃんに見せてるのね、琳
琳の瞳からこぼれた涙すら、ターンにより粒となり、踊る。
その姿を呆然と見つめ、魅せられた人々。
ヘリのカメラマンに、菱田河合、GGP、刑務所の堅司、お婆様と愛犬。
「なんてヤツだ」
と岡倉が呟けば、
「琳」
しょう子は涙を流して誇らしげに友の名を呼ぶ。
「尾形」
感慨深げな珠代の声…。
踊り終えた琳とフェーゴ。
フェーゴの両手は後に伸ばされ、頭を下げた状態で、観客にお辞儀をしているようです。
フェーゴ、可愛いよフェーゴ。
そしてそのままフェーゴは気を失ってしまいました。
身体から湯気上がってら。オーバーヒートって感じ?
「ありがとう…フェーゴ」
白いものが空から落ちてきました。
雪です。さっきまでの熱い戦いが嘘のように、静けさの中、琳とフェーゴ、
倒れたグリモアの上にもゆっくりと雪が舞い降りてくる。
後日談。
日本政府とGGPによる新統治体制が発表されました。
堅司は母の墓参りですか。
釈放されたんだね。
ライドバック部も再開か…。
桜が満開になってるキャンパス。あの雪の日から3ヶ月くらいは経ったってことかな。
大学にやって来た琳を涙目でしょう子が迎えてるってことは、
やっぱり彼女はしばらくは警察に身柄を拘束されていたってことなんでしょうね。
世間を騒がせたわけですし、キーファが彼女のためにヘリ爆破したりしてるしねぇ。
「…ただいま」
綺麗に終わりました。
12話におさめなきゃいけないのだから、こんなところでしょう。
原作知らないから、実際はどんな感じなのかわかりませんけどね。
フェーゴの活躍をもっともっと見たかったなぁ。
キャラにも魅力があったしさー。
ほんと短いよ、12話。
魅力的なキャラたち…主人公の琳より、キーファとか、岡倉とか珠代とか
依田や龍之介もね、良いキャラだった。
もっと彼らと付き合いたかったね。残念です。
あのオートマトンもどきのライドバックは、グリモア、で良いのかな?
飛び出した琳と珠代ですが、グリモアの攻撃受けてエンジン部にダメージ。
それに気づいた琳が引き返して手前の角を曲がり、自分にグリモア小隊を
引き付けるのはカッコイイね。
特に、交通標識をフェーゴの手で掴んで華麗に角を曲がるところがイイ!
力が加わったせいで標識が曲がるのもリアルです。

襲撃を受けたGGP基地の取材のため飛ばしていたヘリから、
カメラが逃げる琳とグリモア小隊の姿を捉える。
「人は乗ってないけど、あれもライドバック?まるで虫みたい」
あ、うんうん。あの丸っこいフレームが、羽根広げかけたてんとう虫っぽいというか。

飛び出して来た車の横っ面走ってジャンプ回転するノガカッコイイ~。

飛びつつフェーゴの軽さ、軽やかさに驚く琳。
BMAのメンバーたちが苦戦しているグリモアを、キーファがB-Knightで踏み潰し、
愛用の銃(?)で次々と倒していくのが素敵。

ひるむな、接近戦なら勝てると指揮するキーファに、
「簡単に言ってくれるな!」って言う岡倉。ちょっと笑った。
挟み撃ちになりそうってことで、キーファは退却の指示を出す。
で、自分だけ向かうのね、キーファ。
「望み通り、戦いの中で殺してやろう」
いやぁ…悪い顔してるなぁロマノフ。

「まただ。こんな時なのに私、どきどきしてる」
しょう子と一緒に逃げたあの時と同じ。
銃弾の飛び交う煙の中、やまない鼓動にあおられるように光を感じた。
『臨界を越えた時に見えるまばゆい光景、高ぶる鼓動。
フェーゴに乗ったお前は何物にも拘束されない』
キーファの言葉が甦る。
あぁ好きだぁぁキーファな森川さん声。

『お前は目的を変えてしまった。祝福の光の中で』
「違う、祝福の光なんかじゃない」
ヘリから中継していた報道カメラが、飛んだ琳の姿を捉えた。
襲撃受けてるGGP基地ではなく、琳の姿を映し続けています。
慌てて河合を起こす菱田。
しょう子も脱出したはずの友の姿が映っていることに驚く。

ゲート前を突破したBMA。
本部への報告に「化け物だ」と言われてるよ岡倉。
通信機から聞こえたグリモア小隊による琳追跡を知った岡倉は…
そっちへ向かうよね?
あ、やっぱ向かってる。むふふ。

「尾形…」
あ、その声加減がまた良いわー力也さん。

う…菱田と河合も原チャリで向かってる。
しょう子と違って狭そうだな、おい。
向かいつつ琳の走ってる場所を確認するため携帯でしょう子に連絡。
琳が抜けていくのは駅前アーケード。
流通がストップされて、しょう子が花も買えなかった、あのアーケードです。
-私の動きにフェーゴが応えてくれている。
フェーゴの見せてくれる光。
私が求めていたものとは違う。
でも、今なら分かる気がする。
私がフェーゴに惹かれた理由。
フェーゴの本当の魅力の引き出し方。
アーケードの出口に先回りしていたグリモア、
飛び越そうとした琳の手からフェーゴが離れて…
なんかここ、大事な友と繋いだ手を引き離されたって感じだ。
琳のありえない事が起きたような不安な顔と共にね。
琳ったら、離れて壁に激突してるフェーゴを心配するような声を出すし…。
うん、でもフェーゴは機械でも道具でもなく、友だよな。
意識が遠のいた琳は、夢で舞台に立っていた。
片足ギプス状態で。
スポットを浴びながら、誰も居ない観客席に向かって叫ぶ。
ごめんなさい、母のように輝くことは出来なかったと。
『世界の全て?』
ダンサーにとっては舞台の上が全て。
そこで生まれ、死んでいくという母の言葉に、幼い琳はちょっと頭をひねっていた。
その命は光に生まれ変わる。
紡ぎだされた命の輝きが、全てを照らす。
その時は理解出来なかった琳だけど、今なら母の言葉が分かる。
そう、光はつむぎ出すもの。
落ち込んでいた琳を照らしたしょう子の輝き。
暗闇の中で皆を照らす母、尾形遊紀の光。
-同じなんだ…光、それは…
気絶していた琳は、知らぬまにGGPの隊員に確保されていました。
まだ両腕つかまれてる程度ですが。
そこへ岡倉が助けに来ましたよっ。
さすがだ、素手で倒しちゃったよ隊員三名。
「岡倉さんっ」
「そのまま動くな!」
助けに来ても口調は怖いのぉこの男。

まぁグリモアがずらっと狙ってるんだから、一瞬も気が抜けないのは分かるけど。
「合図したらフェーゴまで走れ」
「私、どうしても確かめたいんです」
「何をだ!こんなばかげた戦いに。確かめる意味などないっ行けっ!」
もーっ乱暴なんだからー。

珠代ったらこんな朴念仁のドコが良いの?
まぁ…男としての魅力は分からんでもないけどさ…。

漏れたガソリンが引火し、炎の向こうにフェーゴ。
これまた絵になるというか、らしいというか。

フェーゴ自体、色といいデザインといいフレームが炎なイメージですよね。
「行こう、フェーゴ」
炎の中から飛び出して、グリモアの頭上を飛ぶのが素敵~。

-私の…未練。
カタをつけるってことかな?
きゃあ、あの死煮底ない…えっとガトーム?とキーファの対決。
「借りを返してやる」
「どうかな」
うわっまるでダーツのようにナイフ投げて心臓にグサリ…。
見る見る広がる血が生々しく…
キーファの顔が美しくて困る。

岡倉はグリモアに指令を出していた指揮車両を乗っ取って、
作動中ののグリモアを次々に停止していく。
が、それもバレでコマンド入力は途中でさえぎられてしまった。
それでも数台の動きは止めたんだよね、さすがだ。
ロマノフはそのままグリモアを再起動させろと指示。
指揮車がなければ、暴走の可能性もあるっていうのに。
「構わん!これ以上舐めた真似をさせるな」
あ~あ。良いのかなぁ。
ほらほら、本部から通信だそうですよ、ロマノフ。ふふふ。

走行中のグリモアが、停止命令で何台か脱落し、
残ってるやつらが勢い増して走ってく描写が良いですね。
話してた通りの展開で。
こりゃ暴走するな~って予感を漂わせてる。
「そんなバカな。勝手に幕を下ろすのですか?わ、私は一体なんのために」
わー、凄い悔しそう。
「…武装解除だ」
「はい?」
「聞こえんのかっ!武装解除命令だ。
基地内全ての戦闘を終わらせろ。全て終わりだ」
ロマノフの怒りで歪んだ顔が醜いねぇ。

「くそっあの女狐め!」
あ、誰の策略か、分かってましたか。
ニュースでは、GGPの最高執行機関である中央委員会のメンバー4人の更迭
が報道されてる。
依田と龍之介がそれを確認しつつ

日本の警察からの摘発をGGPが受け入れるとはヘスナー社も思ってなかったようで、
現地では大騒ぎになってる模様。
マスコミに寝首をかかれた役員連中は籠城だそうだ。
「これから大掃除の始まりよ~」
良い働きをしてくれましたね、依田。
「それで…あの子は…」
心配してるんだな琳のこと。
「まだ一人で走り続けている」
龍之介のこの台詞が、良いなと思ったよ。
逃走とか、そういう否定的な言葉じゃなく「走り続けている」って言葉、
それと「一人で」って言葉に、彼女が背負ってるものを思いやる気持ちが
感じられるから。
ヘリで上空から琳を捉えてたカメラが、グリモアが警察に攻撃する映像を
ライブで流している。ほーら、いわんこっちゃない。
暴走してますよグリモアたち。これは世論を味方につけれますね。
琳が向かったのは、すずりが死んだ公園。
止まった琳に対して、グリモアたちも距離を取ってスタンディング状態で待機してます。
琳は何をするつもりなのか。
-お願いフェーゴ、もう一度力を貸して。
光をつむぎ出すために。
私の未練を断ち切るために。
-見ててね、すずりちゃん。
琳は回転しながら踊るようにグリモアを破壊していく。
-ここが私の舞台。
琳が戦ってると報じるニュース。でもしょう子には分かってました。
戦ってるんじゃない。琳は踊ろうとしているのだと。
一方、ロマノフは待っていた。宿敵が現れるのを。
右腕を負傷して左で銃を構えて近づくキーファ。
「よくぞ来てくれた」
「あぁアリゾナの地の底からはるばるな」
このキーファの顔がまたカッコイイなぁ。

何度もジャンプして回転する琳は、ほんと踊ってますね。
なんだかグリモアたちが、
メインダンサーをサポートする脇ダンサー達に見えてくるから面白い。
琳を捕まえようと伸してるグリモアの手が、
彼女を褒め称えて伸ばす手にも見えてくるんだ。
と、フェーゴの足に衝撃が走る。
あぁ酷使したから、フェーゴの足も限界なんですね。

足をくじいたように膝をつくフェーゴがなんか可愛い。
琳はショックを受けてますけど、キミ~ちょっと無茶しすぎだってば。

画面を掴んで、逃げてと泣き叫ぶしょう子が現実。
そうよね、動きを止めたら一斉攻撃されてもおかしくない。
死ぬって、普通。

お願い立ってと叫ぶ琳。
「これじゃあ何も変わらない。だって…だってまだ…」
おやおやフェーゴ、応えてやるのかい?
カチリと動いた右手がゆっくりと上がって行き、それは舞台の上で
踊る琳の手と重なる。
ここ、フェーゴが可愛いよー。

-光は…まだ消えてない…か
心の赴くままひたむきに舞えば良いという母の言葉が甦る。
舞台は必ず応えてくれる、と。
心に光がある限り、それをつむぎ、踊ることが出来る。
舞台はそれを待っている。
『だから、楽しく踊ろうね、琳』
奇跡的にフェーゴ復活。立ち上がりました。
落ち着いた琳の顔、もう迷いはありません。
GGPは変わった。
命を懸けて戦ってきた俺達は廃品らしいとロマノフはやさぐれモード。
「だがもうどーでも良い。今はお前を殺してやりたいだけだ。地獄で感謝しろ」
そういい放つロマノフの顔が気持ち悪い。


あぁそれにしてもほんと悪役声になってるなぁ三木眞さん。
キーファが撃たれるのかとヒヤリとしたけど、
どういうわけか膝から崩れてみっともない顔で倒れるロマノフ。
即死ですか。もう一人の役者が横から撃ったってわけ。
良い腕してますね。
ロマノフが女狐と呼んだその女性、横山みさをが銃を手に静かに歩を進め
近づいてきました。
さて琳は踊ってますよー。その飛んでるポーズはバレエでの型のようで。
しょう子が解説してくれてますが、グランジュ・テとか、ルベランスとか?
クラシックバレエの型はよく知らないので、
間違えると恥ずかしいから、書くのやめときます。
-すずりちゃんに見せてるのね、琳
琳の瞳からこぼれた涙すら、ターンにより粒となり、踊る。
その姿を呆然と見つめ、魅せられた人々。
ヘリのカメラマンに、菱田河合、GGP、刑務所の堅司、お婆様と愛犬。
「なんてヤツだ」
と岡倉が呟けば、
「琳」
しょう子は涙を流して誇らしげに友の名を呼ぶ。
「尾形」
感慨深げな珠代の声…。
踊り終えた琳とフェーゴ。
フェーゴの両手は後に伸ばされ、頭を下げた状態で、観客にお辞儀をしているようです。
フェーゴ、可愛いよフェーゴ。

そしてそのままフェーゴは気を失ってしまいました。
身体から湯気上がってら。オーバーヒートって感じ?
「ありがとう…フェーゴ」
白いものが空から落ちてきました。
雪です。さっきまでの熱い戦いが嘘のように、静けさの中、琳とフェーゴ、
倒れたグリモアの上にもゆっくりと雪が舞い降りてくる。
後日談。
日本政府とGGPによる新統治体制が発表されました。
堅司は母の墓参りですか。
釈放されたんだね。
ライドバック部も再開か…。
桜が満開になってるキャンパス。あの雪の日から3ヶ月くらいは経ったってことかな。
大学にやって来た琳を涙目でしょう子が迎えてるってことは、
やっぱり彼女はしばらくは警察に身柄を拘束されていたってことなんでしょうね。
世間を騒がせたわけですし、キーファが彼女のためにヘリ爆破したりしてるしねぇ。
「…ただいま」
綺麗に終わりました。
12話におさめなきゃいけないのだから、こんなところでしょう。
原作知らないから、実際はどんな感じなのかわかりませんけどね。
フェーゴの活躍をもっともっと見たかったなぁ。
キャラにも魅力があったしさー。
ほんと短いよ、12話。
魅力的なキャラたち…主人公の琳より、キーファとか、岡倉とか珠代とか

依田や龍之介もね、良いキャラだった。
もっと彼らと付き合いたかったね。残念です。
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