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「花咲ける青少年」#38【刻む言葉】声は本物だから。

はぅ~。ユージィンのあのシーンを、声付きで見れて幸せでした。
小野さんってほんと、ユージィンやる為に生まれてきたのよね(違います)
前世がユージィンだったのよね(それも違います)
そんなくらい、そのものだと思いました。

今回も、ナニはやっぱりナニで、アレも相変わらずアレでしたけど、
声はどれも本物なので、変な画は脳内ですり替えて、
頑張って見ました。

そんな苦労もあと1回で終わりますね。複雑な気持ちです。

あらすじは公式HPより。

第38話 刻む言葉 
立人の元を訪ねてきたカール。そこには、すっかりしょうすいしきった
立人の姿があった。事情を察するカールは、花鹿のために諦めようと
している立人をしったし始める。一方、危篤のマハティの元へと
駆けつける花鹿、ハリー、フレド。そこで、マハティから掛けられる
言葉に勇気をもらう花鹿は、突如ハリーに勘当してくれと告げるの
だった。花鹿には全てを捨ててでもやりたい事があると言う。
そして、そんな花鹿の前にユージィンが現れる


数日食事を取ってない立人を心配した玲莉が、
タイのお粥を作って彼に食べさせようと部屋を訪れてる。
個人的にはこの子、苦手なんだけど、
けなげではあるわね。立人への気持ちは本物だし。
良い嫁にはなれそうなんだけどな。
ゲボマズスープしか作れない花鹿とはえらい違い。
でも立人の心は花鹿にしか動かないのだから仕方ないわね。

今は妹でも良い。人の気持ちは変わるものだから。
あぁそうね、変わる場合もあるわ。一緒に暮らせば情も出て。
でも立人はね、この男はね、変わりっこないのよお嬢さん。

諦めて部屋を出る玲莉と入れ違いに、カールが部屋を訪れる。
曹に立人と二人だけで話したいと言い、曹も承諾しました。
ま、この男ならドアの外でも全部聞いてそうだけどね。
「なんて顔色だ」
部屋へ入るなりカールは呆れ声を出す。
「立人、僕はね。君に負けたと思った。
そして君になら花鹿を預けても良いと思った。
なのにこれはなんなんだ。
君がこんなやり方で花鹿を苦しめるとは思わなかった」

何を言われても返す言葉がない、すっかり覇気のなくなった立人。
カールにしてみたらこんな立人、我慢ならんだろうな。

「僕もそう鈍くはない」
そう言って彼は背にあるドアへチラリと視線をやる。
立人の身に何が起きたか察しはついているようだ。さすがだなぁ。
「だが、何故諦めてしまうんだ。何故闘わない」
そこですよね。ラギネイでは花鹿を狙撃される危険があったから仕方ないとして、
彼女が国に戻り、身の安全が確保されてる今なら、
曹との約束を破る事だって…。

いやそれが出来ないのが立人なんだよね。
曹の有能さも分かってる。倣一族のことも結局見捨てれない。
頭が働きすぎる男だから、余計ダメなんだろうな。

カールは立人の事をビジネス上のライバルとして認めていたのね。
「なのに今の君はどうだ。部下に脅かされて縮こまっている。君らしくない」
それともそれが立人の本性なのか…。
そうだとしたら、そんな男に花鹿は渡せないというわけだ。

「カール…君はなぜそんなに」
「全く…自分でも不思議なんだが、僕は君に友情を感じているらしい」
カールは出番少なくて、そんなに立人との絡みなかった気がするんだが、
いつの間にそんな気持ちを持つようになったんだ?
原作ではもっと絡みあったんだったかなぁ。
アニメでは、はしょったのか?

マハティが危篤だという知らせも、カールの元には入っていました。
「こんな時こそ、花鹿は君に傍にいて欲しいんじゃないのか」

こちらはラギネイ。
マハティはこの一週間が山だろうと大祭司がルマティに告げています。
ルマティはそんなマハティが、
何故花鹿やハリーに会いたがっているのだろうと不思議がる。
うつろな意識の中で、彼らの名を呼んだらしい。
マハティたっての願いってことで、
対面出来ることになったのね。

花鹿達が到着しました。フレドも一緒です。
三人はマハティの居る第一神殿へ向かう。
寅ちゃんは、お留守番です。
ついて行く気満々だったみたいだけどね。
そら、無理だって、いくらボディガードといっても、
君が神座王の居る所へ同行するのはさ。

大祭司にマハティの傍に行くよう促された花鹿。
近づくとマハティは手を動かした。
「こっちへおいで」
優しい声だね、マハティ。
ここで黒猫やモモンガを思い出しそうだったけど、(沢木さぁんっ
良いトコなんだから我慢我慢。


「美しい娘になったなぁ…」
花鹿の頬を手で包み感慨深げなマハティの声。
「わが孫よ」


これにはルマティびっくりですね。
後から説明するから今はお静かに、と大祭司に言われて
ちょっと気の毒だったよ。

「フレド…居るか?」
「ここに居るよ。55年ぶりか。お互い老けたなぁ」
「約束を…果たせなかった」
マハティはキャスリーンを迎えに行くつもりだったんだわね。
その思いは本気だった。
叶わなかったのは、周りが許さなかったのよね。
だからマハティが悪いわけではないのだけど。

自分は約束を守れなかった。
でもフレドは約束を守って、キャスリーンを守り、ハリーを育ててくれた。
そんなフレドにマハティは言葉では言い尽くせないほど感謝をしてる。
そう感じました。

55年前キャスリーンに会うまで、マハティは死んでいたのも同然だった。
彼女に会ったあの日から、彼は本当に生き始めたんだ。
もうすぐ人生を終えるマハティ。だが後悔はないと言う。
キャスリーンを妻にと思ったが、彼女はマハティの元から去り、
それこそが彼女の愛だとマハティは痛いほど知った。
「彼女は生涯を掛けて、無償の愛を私にくれた。
その結晶がお前たちだ。そのお前達が幸せになれない筈がない」
会えずとも、マハティはずっとハリーや花鹿達を思い、
幸せを祈り続けて来たんだね。

「私の愛する子供達よ、迷ってはいけない。
お前達も人生をかけるような恋をするといい。
迷ってはいけないよ…花鹿」

ちょっとうるっと来ましたよ~っ。
マハティ、まるで花鹿の心を見透かしたような言葉だね。
ハリーは確かに人生をかけるような恋をしましたよ、マハティ。
貴方の子だからね。そして花鹿が生まれた。
その花鹿も、さすが貴方の孫と思える子に育っている。
だから大丈夫。彼女は大事な選択を間違えたりしないよ。

原作でも病床のマハティの顔は出さなかったよね、そういえば。
老いてどんな顔になってるか、ちょっと見てみたい気もしたんだけどね。
アニメでもやはり出しませんでしたね。

寅ちゃんが神殿の外でうろうろとクマみたいです。
ようやく出て来た彼らに駆け寄りますが、
ルマティの弱々しい一言
「まだ信じられない…」
ちょっとかわいそうだったよねぇこんなバレ方。
「ハリーが私の伯父上で、花鹿が従姉妹なんて…」
花鹿も少し前に知ったのだと白状する。
ナジェイラの母が教えてくれたのだと。
ルマティ、ちょっと意外そうでしたね。
世が世なら、ハリーは国王、花鹿は女王。
「陛下、もう何も言われるな」
とハリー。
彼の望みはルマティがマハティ以上の名君になってくれることだけ。

キャスリーンはフレドをとても愛していた。
でもマハティの事もずっと愛していた。
それをマハティに伝えたかったけれど、
その必要は無かったねと花鹿は言う。
「会えて、本当に良かった」
マハティから勇気を貰った。
その勇気で、花鹿はくるりと振り返り、父を見る。
「ダッド。お願いがあるんだ。今日限り、勘当して」
ギョッとする顔は、ハリーとフレド似てるじゃないか。
血は繋がらずとも、親子ですねぇ。
バーンズワースの名を捨て、相続権も捨てるという花鹿。
「ただの花鹿になって、やりたい事があるんだ」

ほんとにねー、花鹿が一番男前なんですよねぇ。

ハリーはあっさり承諾。だけどギボリ島は付けてあげるそうな。
「こういうのを武士の情けというんだ」
それちょっと違う気がしますよ、ハリー。
「大好きだよ、ダッド」
ハリーにハグしてすぐに行ってしまう花鹿。
あら、寅ちゃんが失業しちゃいましたね。
げっと思ったがこちらも行動早い。
フリーになったのだから、自分の責任において花鹿を助ける。
寅ちゃんもさ、けっこう良い男だよね。
周囲が煌びやか過ぎてただの石に見えるだけで(あ)。

-バーンズワースというたがを外して花鹿を自由にしてやり
 その一方で思いっきり走り出した彼女を
 俺や寅之助が放っておけない事も計算ずくか。
 まったく…


ハリーのこの顔!ほんとに食えない人ですよねぇ。

「伯父上と同じが俺にも流れていると思うと心強いですよ」
「ん?…」
とたんに顔が真面目になって、
「それは光栄です」
ったく、ハリーったら。

で、うじうじ立人さんは、くしくもハリーの言葉を思い出して
余計落ち込んでましたとさ。
並みの愛し方ではダメ、花鹿を守るためには己さえ捨てれる男でなきゃと、
前に言われたもんねぇ。
それで候補から外れているのだと。
立人にとっての一番は倣一族だから。
『それでは花鹿の夫にはなれん』

-思えば、ハリーは私を試していたのかもしれない。
 そして私は倣を捨て、花鹿を選んだ。
 その選択に迷いはなかった。
 それなのに今、こんな形で花鹿を裏切ろうとしている。
 
フレドにも託されたんだったね、そういえば。
二人に託されたのに…と、自分を責める立人。
もう最後だと思った時に、立人の顔が浮かんだと、
花鹿が告白してくれた事を思い出す。

-私は、なんという大バカだ。
 
お茶を持ってきた小芸に、立人は東旋に連絡を取るよう頼む。
会ってじかに話しをしたい、と。
「曹にはくれぐれも内密にしてくれ。花鹿の命が掛かってるんだ」
小芸は承諾しました。すぐに連絡を取るという。
そしてもう一つ、立人はシナモンロールを焼いてくれと付け加える。
女心を掴むのが上手いよなぁと思いましたわ。

小芸はもともと立人付き侍女だから、立人の命が一番だろうけど、
所詮、倣に仕えるもの。圧力掛けられたら…っての、あるじゃないですか。
そこでシナモンロール。
数日何も口にしなかった立人が、小芸のシナモンロールなら
食べようという気になったのなら、侍女冥利につきますよね。
こりゃ彼女、何が何でも曹には内緒で連絡取るでしょう。



-ハリー、ゲームはまだ終わっていませんよ。

やっと立人らしくなってきたかな。話の中の動きはね。
作画をいえば…、これでもまだ立人の顔じゃないと、私は思いますがね。

神殿を出て廊下を早歩きしていた花鹿の足が止まった。
「おじい様の用は終わったんでしょ。さっさとお帰り」
やっぱりな~、すんなり帰れると思わなかったよ。
出てきましたねナジェイラ。
「倣立人が結婚するそうね。お気の毒さま。
今更悔やんでも遅いってわけね」
悔やみたくない、だから取り戻しに行くんだと明るく言う花鹿。

ナジェイラの手を掴んで、今度は立人連れてくるから待ってて、
には驚いたな。
ナジェイラのギョッとした顔がいいじゃない。

-この私に待てですって?
 相変わらず無礼な子ね。

でもなんだか気に入ってるみたいですなぁ花鹿のこと。
そうね、花鹿も貴女を退屈させないわよ、きっと。
案外良い従姉妹になれるかも。

寅ちゃんは最後まで付き合う事にしたと宣言しますが、
空港までのタクシー代やシンガポールまでの旅費をたかられて
早くも慌ててます。
ばかねぇ、花鹿の面倒見るってことは、そういう事でしょうが。

そこに、現れた救世主。
「そこの君、空港まで乗ってかない?」
ユージィン、ほんと貴方って人は…。

「お望みなら、シンガポールまで送るよ」
この展開は覚えてましたよ。でもこうして声付きで聴くとまた…
溜まりませんね。
ほんと小野さん、どこまでもユージィンだ。

「立人のこと…知ってるのか?」
「ニュースでね。…で、お前はどうする?」
ハッとする花鹿に、
「何がしたいの?言ってごらんよ。お前の欲しいものをあげるよ」
うわぁん、ユージィ~ン。
しばしの間ののち、
「立人が欲しいの」
はっきりという花鹿に、ほんの少し息をもらして、
「良いよ…あげる」
花鹿の身体を抱き寄せるユージィン。
「ニュースを聞いて、お前が泣いてると思った。
お前がこんなことで苦しむのは嫌だ。
それぐらいなら、ヤツをお前にあげるよ」

20歳で死ぬはずだったユージィン。
そんな彼に花鹿はムスターファという名を与えた。
生きさせてくれたのは花鹿。

-だけど君が愛しているのは他の男だ。
 それでも良いよ。僕は幸福感など欲しくない。
 君は僕の心を思って悲しむ。
 僕はその君の悲しみによって、更に傷つくんだ。
 だけどそれこそ僕の望んでいたもの。
 この悲しみで繋がった僕達の関係
 どちらかが死ぬまで…続くんだ。

カッコよいんだけど、言ってる内容は屈折してるんですよね。
普通に聞くと怖いですよね。
でもユージィンが言うと、なんかこう受け入れてしまえるというか。
キモッとか思えない、思わない。
美しいだけじゃなく、彼が独特だからだよなぁ多分。

今回はカールも良いトコ見せて、寅ちゃんですら男を見せたけど、
美味しい所はユージィンが持っていきましたね。

ほんと小野さんのユージィンっぷりが徹底してる。
複雑な感情が土台にある彼の言葉が、ちゃんと声で表現されていた。
ユージィンの魂をしっかり感じましたよ。

作画はアップは頑張っていたけど、車にもたれてるカットと
花鹿を抱き寄せてる時の顔が別人でした。
決めるべきトコ決めてくれるなら、引きのシーンは私、我慢するんですが、
ここの場合は引きじゃなく、一連の動きなので、
アップ以外の部分も気を抜かないで欲しかった。
小野さんの演技が良かったので、変な顔の部分は、
頑張って脳内補完しましたけどね。

作画といえば…
最終回ですら、立人の顔はちゃんと描いてもらえないらしい。
そうですか。
もう期待するのはやめたよ。
最終回だけでも、頑張って欲しいと思っていたのにな…(遠い眼)

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橘 瑞来

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