「黒執事Ⅱ」#8【吐露執事】クロさんが嫌になって来ちゃった。

アロイスは正直あまり好きではないのだけど、
さすがにちょっと哀れかなと思ったわ。
後味が苦い…。風邪のせいじゃなくて(あ)。

体調未だいまいちなので、
簡易にしておこうと思ったんだけど、
ハンナが予想外の動きをしてくれるし、
ちょっと興味が出てきて、
長文になっちゃったよ。
休み休み書いてたから、
遅くなっちゃった。

クロさんがねー、だんだん嫌になってきたよ。
彼らは悪魔(に属するもの)で、
手に入るべきものが、どんどん目の前で
不味そうに変化していったら、
興味が失せるのは分かるけどさ。
あまりに惨めだよねアロイスが。
契約したのならまっとうしてよ。
あぁ…先に契約破棄に近い行為したのは
アロイスの方か…。
セパスへの復讐より、
クロさんが大事になってしまったんだから。

なんだかね…。
やっぱ、苦いわ。

で、奈々さんファンは、大丈夫なのか?
怒ってないかこの仕打ち。


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※注意:当ブログではクロードの事は、クロさんと呼んでいます。

ベッドで目覚めたアロイスは痛みに呻き声を上げ
シーツを握り締める。
傷は致命傷ではなかったようですね。
包帯に血が酷く滲んでるけど。

ハンナが包帯を換えにやってきた。
アロイスは憎々しげにその包帯を奪って彼女の首を絞める。
「お前じゃ役に立たない!クロードを呼べよ!」
昨日までなら、言わずともクロさんがやってたんじゃないかな。
でももう彼は、アロイスに興味が無いから…。
分かりやすいよね。

「か、かしこまりました」
ハンナは首絞められながらもなんとか声に出してそう言うと
ペコリと頭を下げてクロさんを呼びに行く。
残されたアロイスはぼんやりと考える。
あの眼は覚えがある、と。

-ヒリヒリ焼け付くような…

ノックの音がしてクロさんが部屋に入る。
アロイスは起き上がって彼を迎える。
一瞬嬉しそうな顔を浮かべたアロイスが
すぐに表情を険しくして歯をかみ締めた。
クロさんはこちらに背を向けているから表情は分からない。
きっと彼の眼を見てのアロイスのこの反応なのだろう。

それでも大人しく包帯を取り替えさせる。
「あのガキ、刺すならもっと上手く刺せっていうの」
そんなアロイスの言葉にクロさんは、そうですねと返す。
「無駄な力が入っているせいで、
軌道がそれている。
冷静に刺したなら、
もっと奥まで到達出来た筈」

「奥まで?まるでそれを望んでいるみたいな
口ぶりじゃない?」
それは否定したクロさんですが、
「ただ…余りにも不器用で、
あまりにもまっすぐな
純粋な傷だ」

彼の指は、傷を負った主を労わるのではなく
傷を付けた相手への愛しさを含んで
その傷口をなぞる。

彼の言動に激しく苛立ちを感じながらも
アロイスは努めていつもの口調で訊く。
「俺の血の匂いはどうだ?貪りたくなる?」
やや間があってクロさんは微笑んだ。
「えぇ、そうですね」
微笑んだ事などないクロさんがっ!
それに返事をするまでのその"間"はっ!

愕然としたアロイス。

-なんだ…あれは…。
 笑った!? クロードが!?


アロイスは、息を吐いてパタリとベッドに身体を横たえる。
「気色…悪い…」

そうだね。
笑うという表情をインプットされていないかのような
作り物の顔が笑う。それは異常な現象。
知ってる筈のモノが、急に知らないモノへ変わる。
気色…悪いよね。

おおーっOPはトランシーver.ですかっ。
1話以来ですね。なんだか懐かしいや。
このOP画像も相当良いと思うよ。
このOPを初めて見た時は、チッ、セバスとシエルが居ないなんてっ!
と拗ねて見てましたからアレですけどね。
画、綺麗ですよね。

ハンナがモップで廊下の拭き掃除をしていたら、
バケツの水が蹴飛ばされました。
いわずもがな犯人はアロイス。
更に近づいて押し倒しましたよ。
ええっと…スカートの中に膝を入れた…んだよね。
はぁはぁ言ってるのはそっちじゃなくて、怪我のせいだと思うが。

荒い息とぼろぼろ零れる涙が、ハンナの頬に落ち、
彼女は驚きも、嫌悪感も顔に出さず、主を見ている。
「俺を…俺を、連れていけ…シエル…
ファントムハイヴのもとに…
連れていけ!…」
ハンナの瞳がやや細められる。
それは…同情の色に私は思えた。
ほんのり母性にも見えたよ。

ちょっと分かったような気がしました。
思えばアロイスが当たる相手って
ハンナしか居ないんだよね。
今まで酷い仕打ちばかりしてきたけど、
それは甘えでもあり…
ハンナも分かってて受け止めていたりして。
いや、私の勝手な想像ですけどね。

書斎でなにやら仕事していたクロさんの背後に
三つ子の一人がひょこんと立って耳打ち。
続いてもう一人、またもう一人。
その動作自体は可愛いよ三つ子。
君達あまりに不気味だけどさ。

きっと耳打ちしているのはアロイスがシエルのもとへ
向かったという報告でしょうね。
三つ子はなんだかクロさんの子供みたいですね。
あ、そこっ!
お前鴉天狗と三羽鴉を思い出してるだろとか
突っ込まないでねっ!違うからっ全然違うからっ!!
一緒にして欲しくない(あ)。

報告聞いて、クロさんはふっと鼻で笑いました。
こりゃ完全に馬鹿にしてるっぽい。
鼻で笑うの得意だよねー櫻井さん。
そして折り紙ですか。
折り紙折るのもリズミカルにやらんと
気がすまないらしい。
ずっと覗き込んで見てる三つ子は
これまたちょっと可愛いけどね。

BGMがもうアロイスの死を予言しているかのようだ…。

クロさんが作ったのは指輪。
自分の指にはめてご満悦。
「ふふっ」
笑ってるし…。
クロさんの笑顔は、やっぱり気色悪い。
クロさん自身がもはや、
気色悪いというか…私から見ると薄気味悪い、かな。
セバスとは違う。
セバスよりずっと
コイツは薄気味悪い

夜道を馬車で行くのはアロイス。
ハンナは何でも出来ちゃうのな。
にしてもメイド服で御者って凄い図だよね。
腹を押さえるアロイス、けっこうしんどそう。
致命傷は免れたといっても、傷口塞がってないのに
動き回ったら出血多量になって、ヤバイのでは?
てか、もうビシバシ死亡フラグ立ってるよね。
そもそもOPをアレにしてくれた時点で…。

揺れる馬車の中で、アロイスは思い出していた。
あの頃の事を。

持病があるらしい老人からひったくった鞄を持って
走る幼いアロイス。
(当時はジムですが、ややこしいのでアロイスで行きます)
彼の後ろを走る赤茶髪の少年ルカは、
気にして老人を振り返っている。

鞄の中にはたいしたものは入っていなかった。
瓶を見つけたルカは、
『おにぃこれ、薬かなぁ』
アロイスは捨てておけというが、薬が無いとお爺さんは
死んでしまうかもと心配している。
ルカは感覚まともなんだな。

アロイスによると、
もう老いぼれだから死んでも良いらしい。
それより気にするのはルカの額の傷。
叔父さんに石投げられたらしい。
怒ったアロイスは薬の瓶を床に叩きつける。

『爺さんだけじゃない。
皆、皆、おっ死んじまえば良いんだ』
両親が死んだとたん、
2人は村で邪魔者扱いになったらしい。
おや、ホントの兄弟なのかこの2人。
私は孤児同士、身を寄せ合っていたのかと思ってた。
『死ねば良い。全員、全部、全滅!』
アロイスの後ろにそおっと回って、
背中から抱きしめるルカ。
『おにぃのお願い叶うと良いね』
ルカは天使だなぁ。

『いい?もう俺の傍から離れちゃ駄目だ』
石を投げてくるヤツには
馬の糞を百個投げてやるんだって…。
アロイス表現の汚さはこの頃からなのね。
分かった?と訊くアロイスに、
ルカは片膝ついて恭しく頭を下げる。
『イエス・ユアハイネス…イヒッ』
可愛いなぁルカは。

この子を守る為に、共に生きていく為に、
アロイスはなんでもやらなきゃいけなかった。
人の事なんかかまっていられなかった。
それは分かるんだけどね…。

ある日、川に死体が浮かんで流れて来た。
訝しんだアロイスが上流を眺めると、
村が火に包まれていました。
兄弟に酷い仕打ちをした村人達が、皆死んだ。
アロイスの顔が奇妙に歪む。
それこそ悪魔の顔だ。
2人はピースサインを掲げる。
願いどおり、全員全部全滅です。
ピースを眼に当てはしゃぐ2人はちょっと怖い。

そして死人から物を剥ぎ取る。火事場泥棒ですか。
でもそういって笑う兄に従いながら、
ルカはちょっと表情を落とすんだよね。
この子には良心があったんじゃないかな。
兄の事は大好きで、絶対で、
兄がどれほど自分を大切にしてくれてるか分かってる。
だから兄の言葉には従う。
だけど、悪いことをしているという自覚はこの子にはある。
それでこんな表情を浮かべてるんだよね。
多分。

『真珠なんか似合わないんだよ!鏡見ろっての!』
死んだ老婦人の首から躊躇なく首飾りを引きちぎった
アロイスが、ヒューと吹いた風に身を震わせた。
そしてルカの姿が見当らないことに気づく。
そろそろ帰るよと声を掛けても、返事がない。

ふと気づくとそこは月明かり一つない闇。

やっと見つけた弟の姿に駆け寄って、
その身体を抱き起こした。
カクリと後ろに垂れるルカの首。
彼はもう死んでいる。

『いや…嫌だ…一人にしないで!!
お願い!!』

両親が死んで幼い兄弟だけが取り残された。
こういうバターン、想像出来る心理かもしれない。
兄に弱音はいてる暇はなく、自分がしっかりしなきゃと
強がって生きてきたんだろう。
きっと依存していたのはアロイスの方。
ルカという守るべき弟があったから、
生きてこれた。
生きる心の支えを失えば、
もうどうでも良くなってしまうんじゃないかな。

アロイスが暗闇と一人にされる事を怖がるのは、
これがトラウマになっていたからですか。

その数年後、ですね。
トランシー家の前で荷馬車が門を開けてもらうのを待っている。
『おぉあれが今度の…』
『さすが女王の蜘蛛。食事の取り方までも蜘蛛の作法に則るか』
近くに住む町民らしき男達が、
馬車の荷台に乗せられた少年達に憐憫の眼を向ける。

少年達は皆、俯くか泣いているかする中で、
アロイスだけが放心気味。
ルカを亡くしてから随分経ってると思うのだが
ずっとこんな調子だったんでしょうかね。
少年達がトランシー家に連れられていくのは、
伯爵の相手をさせられるって事。
彼はそっちの人で、
それは周囲も皆知ってたてことかよ、これは。

この時のアロイス。放心状態だけどワイルドでちょっと
カッコ良い。もともと素材は良いんだよね。
でも伯爵は気に入らなかったみたい。
それはアロイスがあんな眼をしちゃうから…。
『薄汚い眼をしている!
汚濁が垂れ流され続ける配水管の錆の色だ』
なんちゅう表現…。
こんな所は良く似ているじゃないの、伯爵とアロイス。

杖でアロイスを何度も突付く伯爵。
突付かれて腕で身を守ろうとしているアロイスの画は
今の彼より男っぽいね。
ところで伯爵はセンスが成金だったという以前に、
人格が低いですね。アロイスが息子であったとしても
違和感のない品の無さだし。
女王がね、そんな男を使っていたってのが疑問。
ひょっとしたら女王の蜘蛛となったのは、先代で、
先代はまともだったのかもしれないけどさ。

少年達は風呂に入れてもらえるわけじゃなく、
水とタワシで磨かれるのね。ほんとまるでモノ。
アロイスは同じ境遇の少年達の話し声に耳を傾ける。
何でも願いを叶えてくれる妖精がいるらしいという噂。
アロイスはその少年からやり方を聞きます。

-朝露の溜まった蜘蛛の糸
 それは素顔を隠すベール


朝露の溜まった蜘蛛の糸の描写とか綺麗でしたねぇ。

そして唱える。
『ほへいをたらるな ろんでろたれる』
…何も起こりはしない。
子供騙し、とアロイスは顔の蜘蛛を手で取って捨てた。
すると急に雪が降って来た。
雪…いや灰色のこれは、灰。
いつの間にか、アロイスの身体は大きな蜘蛛の巣に
捕らえられていた。

近づくのは巨大な蜘蛛。
『貴殿の願いは?』
クロさんの声。そうこれがクロさんの正体だよね。
悪魔といっても蜘蛛。
ここらへんがちょっとどうなんだろう…。
セバスとはランクが違う気がするというかね。
本当の悪魔の姿って、二本の獣の足で頭は牛みたいな…
ああいう姿で表現されますよね。
セバスの本当の姿は出てきてませんが、あれに近い感じじゃ
なかったです?

クロさんの場合は、
トランシー家に古く住み着いた蜘蛛が
力つけて悪魔になったみたいな
…そんな感じなんじゃないかと想像してるんだが。

願いを問われてもすぐに思いつかないアロイス。
では恨みを晴らしたい相手はと問われ
村の奴等が憎いと思い出したが、彼らは既に故人だ。
エロジジイ、トランシー伯爵の事はどうでも良いみたい。
ここから逃げ出したい。
だが帰る場所も無い。

『ならば我に用は無いと?』
あると即答するも、では何かと訊かれれば
答えは出て来ない。
『矛盾…』
ぼんやり中央がクロさん顔になった蜘蛛は、
承知したと消えた。
『貴殿に願いが見つかったなら、その際には契約しよう』
まだ灰の散る森にクロさんの声だけが響く。
立ち去りそうな気配に待ってと呼びかけるアロイス。
『アンタ妖精なの?』
ややあって返事が返る。
『…悪魔』
類としては類なんだろうけどねぇ。

棺おけのような木箱で仕切られたベッドで目覚めたアロイス。
伯爵の少年達への扱い、ほんと酷いね。
夢だったのかと一瞬思うがそうじゃないってヤツですね。

おっ真ん中のアイキャッチは
もちろんアロイス&クロさんバージョン。
カードは DEATH 死神
紅い死神もこの後出てきますけどね、
ここはそういう意味ではなく。

正位置は継続の終了。
物事を終わらせる覚悟が必要。
完全に終了しないと次へと進めない。

逆位置は新たなスタート。
駄目になっているものにいつまでも固執しない。

なかなか、当たっているのでは?
てかクロさんの方はまんま過ぎるというか、
彼はとっくにそう行動してる。
契約交わした主を切り捨てて新たな目的へと
歩を進めてますよね。

Bパート。

-願いを見つける。
 それまで、俺の中に無かった。


アロイスは髪を梳かし唇に艶を出し身を整える。

-生きる為の目的。

トランシー伯爵は機嫌悪くワインの入ったグラスを
壁に投げつける。
人形達が壊れたらしい。
人形、あの少年達のことです。
皆、流行り病でふせってるようで。
部屋中に消毒液を撒き、熱湯に浸せとかいってる。
だからー、モノじゃないっての!
そんな事したらそれこそ死んじゃう。

今日はジムを用意したと執事にいわれ、
薄汚いあの小僧しか居ないのかと怒っている。
その時部屋のドアが開き、なまめかしい足が覗いた。
赤い着物を淫らにまとって半身をドアに隠して
色気漂うポーズで誘ってるのはアロイス。
ジジイは一瞬で落ちましたよ。…単純。

『お、お前があの…』
すっ転んだ伯爵は顔の前に突き出された足を掴む。
『お待たせ致しました。親愛なるお父様』
今のアロイスはこうして出来上がった、と。
トランシー伯爵に本当に攫われた子供が居たのかどうか
疑問ですね。
その事実すら作ったのかもしれないけど。
伯爵はアロイスにぞっこんになって、
嘘の親子関係を承諾したって所かな。
で、彼はご子息の地位を得て屋敷では安泰。
良い服着てお茶なんぞ飲んでます。

あ、でも昔からの使用人達は、
彼が孤児のジムだと知ってるわけで
そこは全員始末したかな。
闇に隠すのはトランシーのお家芸だし。

なにクロさんったら近衛兵みたいな服着てるの。
中の人的にスザクがよぎったり…。
でも色の趣味が凄いね。
こんな所にもトランシーの趣味の悪さが?
メイド服のセンスは悪くないと思うんだが。

アロイスの居た村を燃やしたのはセバスだと
クロさんが伝える。
それもある人物の命で、セバスはそれを行った。
『既にその魂、セバスチャンの腹の中』
って事はシエルじゃなく、前に契約していた人物の命ってことね。
そして新たに契約したのがシエル。
セバスはシエルの魂に異常な執着を持っている。
『魂という名の餌に対し、本来ありえぬ程の…』

アロイスはクロさんに命じる。
シエルをこの手に、と。

そして伯爵の死。
棺にすがってお父様と泣き叫ぶアロイスですが、
役者ですのぉ。
殺したんだよね、君達が。

叔父のアーノルドは、葬式の席でもむっすりとした顔で
アロイスを見て、隣に何か囁いてましたな。
ずっと疑ってたわけだ。

伯爵の死後、クロさんはアロイスの命で
捕らわれていた少年達を解放した。
その報告をする彼に、アロイスは訊く。
『それよりシエル・ファントムハイヴはどうなった?』
そんなアロイスに、クロさんは一つ訊きたいと切り出す。
『なぜ、セバスチャンの消去ではなく、
シエル・ファントムハイヴを所望に?』
ただ殺しただけでは駄目。
『暖かな土のベッドで穏やかに腐り骨になる。
そんなのは駄目だ。死よりも強烈な苦痛を与えてやるんだ』
その為には、セバスがやたらご執心なシエルを。
良い所を突いてきますね、アロイス。

『素晴らしい』
褒めて微笑むクロさん。
この笑顔は悪くない。
本当に言葉どおりの気持ちでいる顔だから。
アロイスは背を向けているからクロさんが笑った事に
気づいてないのかな。
彼の笑顔は見たことない感じでしたものね。

『シエル・ファントムハイヴは俺のもの。
クロード、お前も俺のものだ』
『イエス・ユアハイネス』
この頃はクロさん、アロイスに興味を持てたのよね。

アロイスは馬車の中で眠っていたようで、
過去は夢で見ていた仕様ですね。
馬が嘶き、大木がいきなり倒れてくる。
ハンナは回避したが馬車は他の樹の幹に激突。
アロイスにも衝撃が伝わる。
起き上がろうとしたアロイスに、
「へろぉ~ぉ」
赤髪の男が向かえに座って手を振った。

グレル~久しぶりっ。3話以来か。
乳臭いガキには興味ないので、サックリ終わらせたいようです。
アロイスの本名はジム・マッケン。
主役は張れない名だというグレルに一票。確かにね。
「アンタはもうすぐdeathDEATH☆」
それだけならグレルも外回りはしないのだが、
「アンタの魂、ちょっとおかしな事になってて」
ぐふふ。ほんと福山さんのグレルっぷりって笑える~。

なんかドシンドシンと馬車の屋根を獣が歩く音。
それこそ熊みたいな…。
そしてメリメリメリッと屋根を剥がしてしまいましたよ。
「あぁ~やな予感…」
グレルが身を振るわせた。
剥がしたのはハンナですが、
「げっ、やっぱ悪魔」
グレルから見てハンナは悪魔ってんなら、
やっぱ悪魔なんだな。
クロさんがバッタもん臭いから、
その下につく三つ子やハンナも
同じ蜘蛛系列かと思いきや、
ハンナは蜘蛛系じゃないっぽい?

「アンタ可愛い顔してやるじゃない。
いつどこでこんな物騒なモンを…」
あはは、物騒なんだハンナ。
「この赤毛を殺せ!ハンナ」
いや死神だから死なないのでは?

グレルは闘う気は全く無かったようですが、
ハンナは向かって来ちゃいました。グレル溜息。
「特別手当貰わなきゃ割が合わないわね」

グレルとハンナの闘いを他所に、
アロイスは地を這いながら、クロさんを思っていた。

『こっちを見るな!お前らには反吐が出る』
アロイスは、クロさんに食器を投げつけた。
『悪魔め!アイツと同じ…』
髪を整え、イエス・ユアハイネスと胸に手を当てるクロさんですが
それを言うなと更に叱られた。
頭を下げて去っていくクロさんと三つ子。
「イエス・ユアハイネス」
『イエス・ユアハイネス』
「イエス・ユアハイネス」
『イエス・ユアハイネス』
呟くアロイスにルカの声が蘇る。

「やっぱり…言え!…言え!」
廊下を歩くクロさんは背中でそれを聞いて口元を緩める。
「イエス・ユアハイネス」
小さく呟いたそれは、もちろん心からの言葉ではなく、
口先なんですよね。
くーっKalafinaの歌がまた物悲しいし、
アロイスの命の終わりを告げているー。

ハンナはグレルのチェーンソーを素手で受けました。
「んふー」
なグレルに吹いたわ。楽しそうね、アンタ。

ある時アロイスはクロさんを平手打ちした。
なぜそこまで尽くすのか、家畜かブタかと罵るアロイスに、
『私はだんな様をあくまで貪りたい、ただそれだけ』
彼はそう言った。

「だったらあの眼を見せて。
村の奴等の嘔吐物を見るような眼じゃなく…」
いちいち例えが汚いんだけどー。

-ジジイの欲にまみれた、ただれた眼でもない。
 あの日のあの眼。
 俺だけを求めるあの眼。
 クロード…。


『情熱を冷静に、躊躇いを決意に、愛情を墓標に、
それが、トランシーの執事』

-分かってる。アイツはただ腹を減らしているだけ。

血を転々と地面に残しながら、アロイスは大木の下へと這っていく。

-俺の思いは、ただ味を濁らせる出来損ないのソース。

樹の根元にようやくもたれたけど、
野良犬がよだれ垂らして狙ってます。

-でも、もう俺は…。

グレルはハンナの腹に思い切りチェーンソーを刺し、
そのまま樹の幹へと押し付ける。
腹と口からおびただしい血が吹き、グレルの視界を
紅く遮る。
ニイッと笑い、チェーンソーを引き抜くいたグレルは、
「地味なメイドごときが手間かけさせんじゃないわよ」
いやけっこう楽しんでるように見えましたが?

野良犬がアロイス目掛けて飛び掛りました…が、
クロさんが防いだようで。まぁそうかな。とりあえず。
「何をしようとなさっているのです?旦那様」
大きな月を背に野良犬の首を掴んで立つクロさん。
「まだ貴方は、シエル・ファントムハイヴを
手に入れてはいない」

アロイスは涙で濡れた眼でクロさんを見て、這って彼に近づく。
「俺には…お前しか居ない」
あー、そんな言葉は彼を失望させるだけだよアロイス。
「旦那様、そのような戯言を」
「うるさいっうるさいっうるさいっ!!
俺の世界には、もうお前しか居ないっ!」
アロイスはクロさんの足にしがみ付いて唱える。
「ほへいをたらるな ろんでろたれる。
俺の傍から離れるな!絶対にだ!クロード!
お前が…お前こそが、俺のハイネス」

あぁ…そこまで言っちゃうとは。
どんどん価値が下がって、もうマイナス領域だな。
クロさんにとっての価値ね。

クロさんはアロイスの前に膝を付き、
彼の頬に手を当て涙を親指でぬぐい、微笑む。
「旦那様…たかが執事にそこまで」
アロイスは嬉しそうな表情を浮かべるけど、
逆だよ逆。

グチャッと嫌な音が立ち、アロイスの膝に血がボタボタと降る。
彼の身体はコトリと地に倒れた
「ご安心を、旦那様。
たかが執事に
愛をささげる下衆な魂。
食欲など到底起こらん」

…ですよね。そう来ると思ったよ。
「ずっと傍らに置こう。貴殿の魂には利用価値がある」
魂は指輪に封じたのか。
クロさんは指輪を内ポケットにしまう。

なるほどそういうことかと
後ろで見ていたグレルが納得している。
アロイスは今夜死ぬ筈なのに
魂の収支には影響がなかった。
だから悪魔が絡んでるだろうとグレルは読んでいたようですが。
「奪い取るか?死神」
魂の帳尻が合えば、グレル的には問題ないらしい。
でも何が起こるかは監視するつもりのようだ。
「なんか面白くなりそうだしね」

「貴様はセバスチャンの味方ではないと?」
おや、グレルとセバスの関係もご存知なので?
「味方~?や~だそんな陳腐な言葉。
至上の愛はいつだって闘いDEATH☆」

はいはい。

あー、よく考えたら、この2人、ルルとスザクだよな。
えらい違いね。
福山さん、おもろすぎ。

EDはBirdじゃなくて、挿入歌で使われてた
【輝く空の静寂には】Kalafina。

輝く空の静寂には(黒執事盤)輝く空の静寂には(黒執事盤)
(2010/09/15)
Kalafina

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これ、黒執事盤があるんだね。
前回は知らなかったので、DVD付き初回限定盤の方を載せたけど、
黒執事ファンなら、こっちか?

これを使ったのは、やっぱりアロイス追悼ですね。
画もアロイスオンリーで、ハマってるわ~。
どこまでも悲しそうな寂しそうなアロイスの顔ばかりで…。
最後にはルカが背中から抱きしめたあのカット。
でもルカに光が当たり、アロイスは闇に飲まれてるのが
象徴してるようでもあり、ちょい泣けた。

おやCパート。

アロイスの流した血の跡が薔薇の花みたいになってません?

-おにぃなら叶うよ。
 そうだよ!
 すごいおにぃのお願いは
 すごい叶うんだよ


ルカの声が蘇る…ここで?なんで?
アロイスの死体に近づくハンナ。
ハンナ…まぁ死んでは居ないと思ってましたけど、
凄いね君。

アロイスの身体の上にまたがり、
「旦那様…貴方の願いは…」
顔を覗き込んでそう呟いたハンナ。
人差し指でぐちゅぐちゅまさぐってるのは
アロイスの左目ですか?
もしやアロイスの左目を自分の空洞となってる左目に入れて
この先も見させる…とか?
魂はもうクロさんの内ポケットの中ですけどね。

ハンナも悪魔の端くれ。
何か出来るのでしょうか。
それに…アロイスに押し倒された時の彼女の反応に、
同情やら母性やらを感じたように、
やはりハンナはアロイスに対して
なんらかの感情動いてるようですね。
でなきけゃこんな事、わざわざしないと思うし。
クロさんが魂回収したなら、
彼らだって、もう主従関係もへったくれも
ない筈ですしね。

ハンナに、ちょっと興味が沸きました。

そういえばルカの声が井上麻里奈さんだったのよね。
ここまでチビな麻里奈さん初めてだったので
気づきませんでした。
可愛かったよー、麻里奈さん。

次回予告はなんだか坊ちゃんがドラキュラみたいになってましたね。
月夜バックにニヤリ顔で人を襲うなんて。

セバスの予告語りは、普通でしたね。

エンドカードはトランシー伯爵。
そんな鼻息荒く、「次回も期待して待っておれ」って
貴方に言われても…。


咎狗の血は、黒執事の後番組になるのかーっ。
テンション上がったーっ。


◆グレルとウィルのキャラソン

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【深紅】【Kill★in the Heaven】

【深紅】は、ヴィジュアル系ロックっぽい?
テンポがそんな感じですね。
【Kill★in the Heaven】は、グレルまんまで歌ってる(笑)
それはセバスへの恋心ですか?


TVアニメ「黒執事II」キャラクターソング04 「堅死神、独唱」ウィリアム・T・スピアーズ(杉山紀彰)TVアニメ「黒執事II」キャラクターソング04 「堅死神、独唱」ウィリアム・T・スピアーズ(杉山紀彰)
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【死神の勤怠管理】【戒律の奴隷】

【死神の勤怠管理】
♪月曜日は、憂鬱な雨~火曜日は感謝をしっかり(←?不確か)
水曜日はグレル・サトクリフを、蹴る。

蹴るのかぁぁぁ。吹いた。

【戒律の奴隷】
なんか杉山さんって語りが入るの多い気が…。
クインシーの誇りにかけて…とか思い出しちゃう。
こういうの微妙なんだよねぇ。
バックで歌ってるコレだけで良いんだが、私的には。
ラップまで…。杉山さんが!?とちょっと意外でしたが、
そうか、そうだよね。
声優さんなら早口言葉の練習とかもしているし
こういうのは得意か…。

グレルとウィルのキャラソン、公式でちらっと視聴出来ます♪
気になる方はチェックしてみて。↓
TVアニメーション「黒執事」公式サイト
先週チェックし忘れてるので、
もっと前から視聴出来たかもしれん。
最初はセバスとフィニしか視聴出来なかったんだよね。
徐々にこの先に発売される分も、
聞けるようになるんだろうな。
葬儀屋が楽しみです。


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橘 瑞来

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4年続けた他ブログから
引っ越してきて、
5周年を迎える所なのに
未だ未整理で
申し訳ない限り(汗)
本宅notresは
2014年5月8日を持ち
閉鎖いたしました。


創作以外では、音楽、
アニメ、ゲーム、
声優サン好きで
美味しん坊デス。
現在ハマってるものは、
音楽は、OLDCODEX、
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GRANRODEO、VAMPS、
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アニメ、ゲーム、漫画系は、
新たにハマってるのは
刀剣乱舞。
どっぷりハマってるのが
夏目友人帳、うた☆プリ♪
後、最近は、進撃の巨人、
ハイキュー!!、七つの大罪
などが好きです。

※仕事が不定休に
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更新が更にまちまちに
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