「テガミバチ REVERSE」#7【フィルム・ノワール】アニメはザジが良いねぇ!
楽しみなパートに突入しました。
氷河地帯のブルー・ノーツ・ブルース。
原作では6巻ラストから7巻丸々ここでの話。
ゴーシュがノワールとなったいきさつも
ニッチの秘密も明らかになるパートです。
基本、原作通りに進めつつ、オリジナルで
余分にザジ、コナー、博士を絡めて来ました。
彼ら大好きでお願いもっと絡めて!と
懇願してる橘としては、物凄く嬉しかったですよ。
特にザジは心情掘り下げて見せてくれた形なので
こういうのは、ほんと歓迎ですね。
更にここのパートの話を順番変えて見せましたね。
ここはラグルートとザジルートで同時進行してた事を
原作ではラグルート終えてからザジルート見せてましたが
それを交互に差し込んでる。
多分これは…
私が思うに、タイトルにもなってるノワール・フィルム、
ゴーシュの"こころ"の欠片シアターが、
多分長いからじゃないかな。
原作では20Pぶっ通しなんですよね。
アニメで、これをそのままやっちゃうと
メリハリがなくなって危険。
それはなんとなく感じます。
それでザジルートを絡ませたんじゃないかと…。
ま、あくまでも素人の見解ですけどね。
オリジナル部分で多少、
あれ~?ってのはありましたし、
今回作画も、アップでもたまに怪しい画がありましたね。
ニッチの良い画がほとんどなかった気がして
そこが寂しかった。まぁでも…
ザジが良かったんでチャラにしときます。(おい)
◆DVD
アマゾンで画が出るのは2巻までですが、
3巻のジャケが公式で公開されてますね。
ノワールとロダが背中合わせで寝転んでる画。
これも良いんだよねぇ…。
年末ジャンボに掛けてみるか…。(え)
※注意:原作読んでしまったので、感想は原作比較も
少々入ってしまいます。
そういうのを好まれない方は、
読み進まれませんよう、お願いいたします。
氷河地帯のブルー・ノーツ・ブルース。
原作では6巻ラストから7巻丸々ここでの話。
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ゴーシュがノワールとなったいきさつも
ニッチの秘密も明らかになるパートです。
基本、原作通りに進めつつ、オリジナルで
余分にザジ、コナー、博士を絡めて来ました。
彼ら大好きでお願いもっと絡めて!と
懇願してる橘としては、物凄く嬉しかったですよ。
特にザジは心情掘り下げて見せてくれた形なので
こういうのは、ほんと歓迎ですね。
更にここのパートの話を順番変えて見せましたね。
ここはラグルートとザジルートで同時進行してた事を
原作ではラグルート終えてからザジルート見せてましたが
それを交互に差し込んでる。
多分これは…
私が思うに、タイトルにもなってるノワール・フィルム、
ゴーシュの"こころ"の欠片シアターが、
多分長いからじゃないかな。
原作では20Pぶっ通しなんですよね。
アニメで、これをそのままやっちゃうと
メリハリがなくなって危険。
それはなんとなく感じます。
それでザジルートを絡ませたんじゃないかと…。
ま、あくまでも素人の見解ですけどね。
オリジナル部分で多少、
あれ~?ってのはありましたし、
今回作画も、アップでもたまに怪しい画がありましたね。
ニッチの良い画がほとんどなかった気がして
そこが寂しかった。まぁでも…
ザジが良かったんでチャラにしときます。(おい)
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アマゾンで画が出るのは2巻までですが、
3巻のジャケが公式で公開されてますね。
ノワールとロダが背中合わせで寝転んでる画。
これも良いんだよねぇ…。
年末ジャンボに掛けてみるか…。(え)
※注意:原作読んでしまったので、感想は原作比較も
少々入ってしまいます。
そういうのを好まれない方は、
読み進まれませんよう、お願いいたします。
テレビ東京 あにてれ 「テガミバチ REVERSE」公式HP
原作の公式HP「テガミバチ」
あらすじ 第七話 「フィルム・ノワール」
ヨダカ北の辺境で、ノワールらしき人物が目撃された。
ハチノス館長のラルゴ・ロイドから、ノワールの目的を探る
よう指示されたラグは、ニッチやステーキとともに現地に向
かう。そこで、鎧虫とよく似た巨大生物の抜け殻を発見。
ノワールが残したと思われる心弾銃の薬莢も見つける。
ラグはその薬莢に自分自身の心弾を撃ち込む!
※原作比較部分は文字を黄緑色にして区別してあります。
ラグとニッチが馬ならぬトドの引くソリ、トド便で
すっかり凍ってる道を行く。
この一帯は地熱が無く、永久氷河になっているらしい。
おー、ヘラジカ頭、なかなか綺麗です。
その先に町が見える。
「あれが、ブルー・ノーツ・ブルース」
この運転手はこの辺りでノワールをみかけたらしい。
彼が良く覚えているのは、徒歩の旅人など、
ここらじゃ見かけることなど無い筈だったから。
「あの鴉のような男と真っ白な娘は、
よぉく覚えとるよ」
あっ、ニッチ反応早っ!
ロダはもはや天敵ですね。
ラグが今、ここに来ているのは
この話をラルゴが耳にしたから。
エミューから得た情報はコレだったんですね。
ヨダカ北、ブルー・ノーツ・ブルース付近で、
「トド便」の運転手が、ノワールらしき男を目撃。
その後運転手は、男達が去った方向で
強い光が立ち上がるのを見た…という話。
時間は遡って、出立前のハチノスです。
館長室でラグ達はこの話をラルゴから聴かされた。
強い光とは、恐らく心弾の光。
「ノワールだとしたら、
北の辺境で何をしていたのか」
「貴方の"もの"に込められた"こころ"を
感知する能力なら
それを探ることが出来るかもしれない」
あら、ラルゴの台詞を半分アリアに喋らせたね。
(アリア風にしてあるから言葉は同じではないです)
まぁせっかく横に立ってるんだしね。
今すぐ北へ発ってくれと言われ、
テンション上がった声で、はいと応えるラグ。
「ん~相変わらず良い返事だねぇ」
コニたんのラルゴっぷりも良いねぇ。
ピシッと指示する凛々しい声も、こういうふにゃ声も、
ラルゴがコニたんって、ぴったりだよホント。
あれ?ブルー・ノーツ・ブルースとニッチの関わりを
館長室で喋らなかったーと思ったら、
きゃあ♪余分に博士出して喋らせてくれるのねっ。
これは嬉しいっ。
「ブルー・ノーツ・ブルース、
実に興味深い」
博士はまだステーキに未練あるのかしら。
頭、なでりなでりしてるよ。
ニッチは、シャキーン!!戦闘態勢です。
「あの町には摩訶の目撃証言が
残っているのだよ」
博士がなにやら本をラグに渡します。
「君のディンゴが、
身体に流れる摩訶の力を目覚めさせ
新たな大いなる力を、
ついに見せることにっ!」
博士、分かったからそんな怪しく身体揺らさないで
くれますー?
ニッチは町の名に記憶は無いようです。
「んー」
と悩む顔がかわいいよね。
ちょっと今のところニッチの作画、今日は今一歩なんだが…。
ハタと気づいた博士。
彼の手からやっと逃れたステーキが、ニッチの胸に飛び込んで
「ヌニィ~」
泣いてるのがかわいい。
「ま、摩訶の血の目覚め…私の研究…」
あーむらむらとして来ちゃったみたいね博士。
ここの博士の作画が良い♪
出立しようと玄関出た所でザジ&コナー鉢合わせ。
ここらもオリジナルです。
うん、どーせならアニメでザジ、コナー、ジギー、博士を
余分に絡めてくれよという橘の願いは、かなり聴き遂げて
頂いてるもよう。(いやお前のためじゃないし…)
2人はこれからラグが北に向かうと知ってました。
「おいラグ、俺の次の配達先も北だ。
ブルー・ノーツ・ブルースにも
俺が代わって行ってやる」
配達じゃなくてとラグが言いかけると、
「ノワールの目撃情報があるんだろ?
それでノワールに会ったらどうすんだよ」
ラグは"こころ"を取り戻すと返しますが、
手紙弾に入れるテガミは書けたのか?と
ザジに突っ込まれる。
「うっ!……かけてない」
ここの声かわいいよ沢城さん。
「あ?」
よく聞こえなくてザジが身を乗り出すと、
「書けてないんだよー!!」
毎晩徹夜して頑張ってるけど、いざ書こうとすると
あれもこれもと思って結局書けなくなるのだと
ぶちぶち言うラグの頭に、手が伸びる。
「ま、俺に任せろ」
ひゃー、ザジがラグの頭撫でてるー。
「"こころ"の無いノワールなんざ、
ぶっ倒してやるぜ」
あら、なにザジったら。お兄ちゃんぶってる。
「ダメだよ!ゴーシュの中には
まだこころが残ってるんだから!」
「…残ってるって、なんで分かる」
「僕は…ゴーシュを信じてるから…」
俯いてたラグはそのまま走って行ってしまう。
「ザジ、なんであんな意地悪言うんだよぉ」
コナーはザジを責めますが、
ザジは背を向けたまま帽子を少し目深にずらして
暗い顔…。
そうじゃないよね。
意地悪じゃない。
ザジは…これ以上ラグが傷つくのを
見たくないんでしょ?
ラグと再会したゴーシュ、ノワールは、
ラグをまるで覚えて無いどころか、
あろうことにラグを心弾で撃ったんだもの。
再び会って、また同じ事をされたら…
それに、ラグが手紙弾を撃って、
それでも"こころ"が戻らなかったら…
もうかつてのゴーシュが戻る事は無いのだと
思い知ってしまったら、
ラグがどれほどのダメージを受けるか。
それを思うと会わせたくないんだよね。
そんなにラグの事が、心配なんだよねザジ。
ヘラジカ頭に立つラグ。
氷がほんとにシカの角みたいです。
「ゴーシュはここで何のために心弾を…」
ニッチは鼻をピクピクさせて匂いかいでますね。
「あれが湖…なんか神秘的な所だね。
さすが摩訶の伝説が残る…」
ピクッとしたニッチは突然自分の髪をスキー板にして、
凍ってたシカの角もどきをジャンプ台に仕立てて
颯爽と飛ぶ…。すげ…。
追いかけたラグはすってんころりん氷の肌を…
ヘラジカ頭の後頭部から顔の方に、滑り落ちました。
「ニッチ…?」
ラグが起き上がるとそこには、角にしがみ付く形で
…死んでいる鎧虫?
背中が破れて脱皮した後の皮みたいだなと原作読んだ時も
思ったんですが、アニメで色がついたら、
色もそんな感じなので、なおさら脱皮後、みたいです。
あらすじでも抜け殻って書いてあるね。
やっぱそうなんだな。
ゴーシュの心弾はもしかしてこれに向けて放たれたのかと
想像するラグですが、それならばこれはバラバラになる筈、
と疑問が沸く。
それにしても大きな鎧虫で、
鎧虫百科事典でも見たことが無い。
トド便の運転手もこのことは言ってなかった。
それは上からじゃこの場所は見えないからですが
その呟きはカットされましたね。
そこに、氷に半分埋まった薬莢があった。
ゴーシュの心弾銃のものならば、
ここに"こころ"の欠片が残っている筈。
-見せてくれ…!
ゴーシュの"こころ"---。
「響け!!!赤針!!!!」
あっちゃー、地面に向けて撃ったから、
氷砕けてラグが埋まっちゃいましたよ…。
原作ではこんな展開になってませんが、
言われてみれば氷だからなぁ…。
砕けないことも無いかも。
っとこちらは北に集配に来ていたザジ。
いきなり7巻の終りに飛びました。
といっても、多分時間的には同時進行だった筈で
順番変えた感じですかね。
ザジの方を先に見せるわけですか。
集配に訪れた町で、ザジはテガミが盗まれた事を知る。
6つの町に寄って、集配出来たのは半分以下。
「気に入らねぇなぁ、ヴァシュカ」
ちゃんと応えるヴァシュカがかわいい。
「ラグ…ニッチが居るから
大丈夫だと思うけど、
あいつ…ゴーシュさんの事になると…」
くすっやっぱり心配なんだな。
にしてもニッチ、ザジに随分信頼されてるね。
ちなみに台詞の後半はオリジナル。
出立前のやりとりと対になる感じで、挿入ですね。
ヴァシュカがクッと顔を上げて、ザジも何かに気づきました。
うんと合図をしてヴァシュカが動く。
意思の疎通、凄いね。
「そこか…誰だか知らねーが、
俺は今機嫌が悪りぃんだ。
用があんなら10秒で出て来い!
いち、に、さん、45678910っ!!
ハイ!時間切れ!青棘!!」
くはははっ。原作では1234ゴニョ10でしたけどね。
気が短いのよねぇ。
ザジそれ10秒じゃないって。
おや青棘放ったところにロダが居た。
原作じゃ誰も居なくて、あれ?って思ったんだよねヴァシュカ。
同時にザジの後ろに現れたノワール。
ザジの首元に彼の心弾の銃口が向けられている。
「僕の名はノワール。
君のテガミ、略奪致します」
「なっ!…ざっけんな…!」
振り返ろうとしたザジをノワールが撃つ。
ロダに戦闘態勢取ってたヴァシュカが気づき、
ノワールに向かって駆け、牙をむく。
「響け、ジムノペデイ」
ノワールはヴァシュカにも心弾を放ち、ヴァシュカの体が
宙で跳ねる。
ひ、酷いよノワール…。
うーん、撃った後のノワールの作画がちょっと悪くて残念。
さてラグ達の方に戻ります。
氷が崩れて下敷きになった筈のラグでしたが、
なんか空井戸の底にいるような雰囲気。
なんでこんな上手くスペース出来てるのか疑問っす。
上に通気口もあるしね。
"こころ"の欠片シアターにはもってこいな個室ですよ。
Bパートは、そのこころの欠片シアターでいきなりスタート。
ゴーシュが目覚めると少女が手を差し出した。
『手を…』
その手を取って身体を起こす。
額も身体も包帯ぐるぐるで、身を起こすのもつらそうなゴーシュ。
『目覚めたな』
『っ!……貴方は?』
『覚えていないのだな。私はロレンス。
ゴーシュ・スエード、君の静観に祝福を捧げよう』
ゴーシュと呼ばれても、彼はその名に心当たりはなさそうだ。
ベッドと呼ぶにはお粗末な寝台から、ゴーシュが転げ落ちる。
『哀れな男だな。母の記憶だけでなく…
こころの全てを失ってしまったか…』
それでも喜ばしいことに変りはない。
ロレンス達と共に、世界を変える存在となるのだと
とロレンスは言う。
『光から生還したたった一人の人間なのだから…!!』
『ひ…か…り…?』
きゃ~倒れたまま上目遣いでロレンスを見てるゴーシュが
なんだか色っぽい。
ゴーシュの傍に立つロレンスと少女。
これからゴーシュの世話はこの少女の役目。
彼女はロレンスが以前居た所の生まれらしく
好きに使うが良いとゴーシュに言う。
ザジの方へ戻ります。
ノワールがテガミに手を伸ばすとザジがその腕を掴む。
「わたさ…ねぇ…ぞ…
くそゴーシュ…スエー…ド…」
ザジぃぃぃ。
至近距離で心弾撃たれたのにっ。
そんな苦しそうなのに、えらいよ…。
でも力入りませんからね、ノワールに振り払われて
しまいます。
「そのまま寝ていることだ」
テガミを奪って去って行くノワール。
ザジはそれでも起き上がり、重いものでも持ち上げるかのように
苦労して立ち上がる。
「俺は…"こころ"を全て失くしたらどうなるか知ってる。
俺の両親は鎧虫に"こころ"を食われた。
"こころ"を全て失ったら…取り戻すことは出来ない…」
そうか、それもあったね。
自分が体験済みだから尚更…。
「ラグにあんな思いはさせねぇ!
"こころ"を失くしたお前を、
ラグに近づけるかよ!」
あぁ…ザジ、やっぱりそうなんだね。
ラグを失望させたくないから
ゴーシュに会わせたくなくて、
だから自分が代わりに行くっていったんだよね。
ザジぃぃ。
"こころ"の欠片シアターの続き…。
『ここは…教会なのか?』
少し回復したらしいゴーシュがここに集ってる者達の姿を
眼にして傍らの少女に問う。
AGでは首都アカツキに住める選ばれた者だけが
人工太陽の光と豊かさを受け、
国の外側に向かうほど、世界は深い闇と貧困に
包まれているのだと彼女は説明する。
『なぜそんな理不尽がまかり通る』
『すべて政府が決めたこと。
貴方もその政府に仕えていた。
国家公務郵便配達人BEEとして』
『僕が…?』
ロレンスが集まった者達に向けて
もうすぐだと言葉を吐いた。
『もうすぐ我々が立ち上がる時が来る。
アカツキに住む思い上がった人間達を打ち倒し
真に平等な世界を築きあげる。
見よ!あのものは光から生還した、ただ一人の者だ。
我々に下された力だ!』
リバース!リバース!と拳を上げて叫びだした人々を
不思議そうな顔で見ているゴーシュ。
その顔には、定まらぬ幼さのようなものを感じる…。
記憶を失くしてこの世界の事も分からない、
赤子同然ですよね。
場面は変わり、荒野でゴーシュと少女は
人工太陽を見つめている。
『あの光の中で"こころ"を失くしたのか…
そういえば訊いてなかったな…君の名前…』
『名はありません』
見つめあい、ゴーシュはふと笑う。
『じゃ…僕と同じだ』
少女も微笑み返す。
そしてゴーシュは彼女に頼みごとをした。
自分がゴーシュ・スエードだった場所を
見せてくれ、と。
アリアともニアミス、シルベットともすれ違っていた。
でもそれで何か思い出すことも、心が動く事も
なかったんだね。
とある場所で少女が何かを察し、洞窟の中へと入って行く。
これは原作に無いオリジナルです。
半人半魚の女性が、洞窟奥の池から半身出して倒れていた。
ロレンス同様の引きつったような傷が、顔と腕にある。
アカツキではあらゆる物を人と掛け合わせ、
太古の精霊を作り出そうとする実験が行われている。
しかし全て失敗に終わり、失敗作は処分された。
やっと逃げ出しても、命を永らえることが出来る者は
ほとんど居ない。
この少女もロレンスも、その数少なく生き延びた者、
というわけだ。
原作ではこの説明は、ロレンスが集まった人々を前に
語っているのだけど、あれだと説明臭く&くどく
なりそうだから変えたのかな。
実際のサンプル見せて、ロダに語らせた方が
柔らかいものね。
『せめて、墓に埋めてやろう』
優しさは、残ってるじゃないかゴーシュ。
『ゴーシュ…君にこれを返していい頃だろう。
君の心弾銃、ジムノペディだ』
記憶が戻らなくとも"こころ"が回復すれば
また心弾が撃てるようになるかもしれないと
ロレンスは思ったようだ。
『その時こそ…』
言いかけたロレンスの背後で心弾銃の光が上がった。
驚き振り向いたロレンスに、ゴーシュは告げる。
『言ってくれ…僕は何をすればいい…?』
ロレンスは素晴らしいと彼の名を呼ぶが、
『やめろ…その名は二度と使うな。
ゴーシュ・スエードはもう居ないのだから』
凄むとちょっとルルちっくー。
(茶化すなコラ)
楽しそうに笑ったロレンスが、ならば自分がつけてやろうと
ノワールという名を彼に与えた。
『私の略奪者…マローダー』
『ノワール…闇か。…そうだ…光は僕の…敵だ』
映像を見て涙ぐんでいるのはラグ。
「ゴーシュ…本当に…"こころ"の全てを…?」
こちらはザジVSノワール(ちょっと違…)
アニメのザジは原作より元気。
ノワールに青棘を放ちました。
ロダの声で青棘を避け再度ザジに向けて
心弾を放つ。
後方へ飛ばされたザジに、降り注ぐコンペイトウ。
おいしそう…(腹へってんのか)
ヘラジカ頭の角に張り付いてる鎧虫を
心弾銃で撃った時の映像が映る。
「これは…ノワールの記憶…?」
ノワールはザジの胸倉…というかマフラーを掴んで起こす。
ちなみに原作では、ノワールの心弾受けるのも一回で
テガミを奪われそうになって「くそゴーシュ」と悪態ついた
すぐ後にこのシーンです。
両親の回想やラグにあんな思いは…云々はオリジナルです。
「へっ…なにがノワールだ。
アンタの"こころ"は、
ラグが取り戻すって言ってたぜ…」
ノワールはザジを少々放るように乱暴に離す。
ザジは地面にどさり。
「あ、痛て!」
ザジ、ずたぼろだねぇ…。
あー、「首洗って待ってるんだな」はカット?
この台詞好きなのに…。
「今日の所は俺の負けだ…今日の所はなっ!」
空に向けて放った青棘。花火みたいで綺麗です。(おい)
それに気づいて振り向いたニッチ。
ラグの姿が無い事を知ります。
「ラグ!どこだ!?」
ラグは穴の中で打ちひしがれてました。
でもその時、またゴーシュの声がした。
『君にも名前がないとな…ぼくがつけても構わないか?』
『はい』
『ロダ…ロダと呼ぼう。言葉の意味は分からないが
今ふと、頭に浮かんだ名だ…』
「ロダ…失くしてない
…わずかだけど覚えてる
…きっと取り戻せる!
ゴーシュは"こころ"を全て
失ったわけじゃないんだ!!」
ニッチが氷を金の剣で斬ってラグ救出。
ほーんと便利だよねーニッチって。
-薬莢に込められていたのはいままでの"こころ"だけ。
あの抜け殻のようなものが何なのかは見えなかった。
「よし、町へ行こう。ここでゴーシュが何をしていたのか聞くんだ」
「まち」
ニッチは逆の方へピョンピョン飛んで行きます。
「こっちのほうがいい。
むこうはこおりがもろくてあぶないぞ」
きょとんとするラグ。
「ニッチ…?なんでそんなこと知ってるの?」
「あのさとでニッチはうまれた
…にひゃくねんほどまえ」
ニッチ、実はラグよりものすごく年上でした。
来週が楽しみだな。ついに彼女に会えますね。
声はどうなるのかな。
◆グッズ
おぉBEEショルダーなるものが出るようだ。
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原作の公式HP「テガミバチ」
あらすじ 第七話 「フィルム・ノワール」
ヨダカ北の辺境で、ノワールらしき人物が目撃された。
ハチノス館長のラルゴ・ロイドから、ノワールの目的を探る
よう指示されたラグは、ニッチやステーキとともに現地に向
かう。そこで、鎧虫とよく似た巨大生物の抜け殻を発見。
ノワールが残したと思われる心弾銃の薬莢も見つける。
ラグはその薬莢に自分自身の心弾を撃ち込む!
※原作比較部分は文字を黄緑色にして区別してあります。
ラグとニッチが馬ならぬトドの引くソリ、トド便で
すっかり凍ってる道を行く。
この一帯は地熱が無く、永久氷河になっているらしい。
おー、ヘラジカ頭、なかなか綺麗です。
その先に町が見える。
「あれが、ブルー・ノーツ・ブルース」
この運転手はこの辺りでノワールをみかけたらしい。
彼が良く覚えているのは、徒歩の旅人など、
ここらじゃ見かけることなど無い筈だったから。
「あの鴉のような男と真っ白な娘は、
よぉく覚えとるよ」
あっ、ニッチ反応早っ!

ロダはもはや天敵ですね。
ラグが今、ここに来ているのは
この話をラルゴが耳にしたから。
エミューから得た情報はコレだったんですね。

ヨダカ北、ブルー・ノーツ・ブルース付近で、
「トド便」の運転手が、ノワールらしき男を目撃。
その後運転手は、男達が去った方向で
強い光が立ち上がるのを見た…という話。
時間は遡って、出立前のハチノスです。
館長室でラグ達はこの話をラルゴから聴かされた。
強い光とは、恐らく心弾の光。
「ノワールだとしたら、
北の辺境で何をしていたのか」
「貴方の"もの"に込められた"こころ"を
感知する能力なら
それを探ることが出来るかもしれない」
あら、ラルゴの台詞を半分アリアに喋らせたね。
(アリア風にしてあるから言葉は同じではないです)
まぁせっかく横に立ってるんだしね。
今すぐ北へ発ってくれと言われ、
テンション上がった声で、はいと応えるラグ。
「ん~相変わらず良い返事だねぇ」
コニたんのラルゴっぷりも良いねぇ。
ピシッと指示する凛々しい声も、こういうふにゃ声も、
ラルゴがコニたんって、ぴったりだよホント。
あれ?ブルー・ノーツ・ブルースとニッチの関わりを
館長室で喋らなかったーと思ったら、
きゃあ♪余分に博士出して喋らせてくれるのねっ。
これは嬉しいっ。
「ブルー・ノーツ・ブルース、
実に興味深い」
博士はまだステーキに未練あるのかしら。
頭、なでりなでりしてるよ。
ニッチは、シャキーン!!戦闘態勢です。
「あの町には摩訶の目撃証言が
残っているのだよ」
博士がなにやら本をラグに渡します。
「君のディンゴが、
身体に流れる摩訶の力を目覚めさせ
新たな大いなる力を、
ついに見せることにっ!」
博士、分かったからそんな怪しく身体揺らさないで
くれますー?

ニッチは町の名に記憶は無いようです。
「んー」
と悩む顔がかわいいよね。
ちょっと今のところニッチの作画、今日は今一歩なんだが…。

ハタと気づいた博士。
彼の手からやっと逃れたステーキが、ニッチの胸に飛び込んで
「ヌニィ~」
泣いてるのがかわいい。
「ま、摩訶の血の目覚め…私の研究…」
あーむらむらとして来ちゃったみたいね博士。
ここの博士の作画が良い♪
出立しようと玄関出た所でザジ&コナー鉢合わせ。
ここらもオリジナルです。
うん、どーせならアニメでザジ、コナー、ジギー、博士を
余分に絡めてくれよという橘の願いは、かなり聴き遂げて
頂いてるもよう。(いやお前のためじゃないし…)
2人はこれからラグが北に向かうと知ってました。
「おいラグ、俺の次の配達先も北だ。
ブルー・ノーツ・ブルースにも
俺が代わって行ってやる」
配達じゃなくてとラグが言いかけると、
「ノワールの目撃情報があるんだろ?
それでノワールに会ったらどうすんだよ」
ラグは"こころ"を取り戻すと返しますが、
手紙弾に入れるテガミは書けたのか?と
ザジに突っ込まれる。
「うっ!……かけてない」
ここの声かわいいよ沢城さん。
「あ?」
よく聞こえなくてザジが身を乗り出すと、
「書けてないんだよー!!」
毎晩徹夜して頑張ってるけど、いざ書こうとすると
あれもこれもと思って結局書けなくなるのだと
ぶちぶち言うラグの頭に、手が伸びる。
「ま、俺に任せろ」
ひゃー、ザジがラグの頭撫でてるー。
「"こころ"の無いノワールなんざ、
ぶっ倒してやるぜ」
あら、なにザジったら。お兄ちゃんぶってる。
「ダメだよ!ゴーシュの中には
まだこころが残ってるんだから!」
「…残ってるって、なんで分かる」
「僕は…ゴーシュを信じてるから…」
俯いてたラグはそのまま走って行ってしまう。
「ザジ、なんであんな意地悪言うんだよぉ」
コナーはザジを責めますが、
ザジは背を向けたまま帽子を少し目深にずらして
暗い顔…。
そうじゃないよね。
意地悪じゃない。
ザジは…これ以上ラグが傷つくのを
見たくないんでしょ?
ラグと再会したゴーシュ、ノワールは、
ラグをまるで覚えて無いどころか、
あろうことにラグを心弾で撃ったんだもの。
再び会って、また同じ事をされたら…
それに、ラグが手紙弾を撃って、
それでも"こころ"が戻らなかったら…
もうかつてのゴーシュが戻る事は無いのだと
思い知ってしまったら、
ラグがどれほどのダメージを受けるか。
それを思うと会わせたくないんだよね。
そんなにラグの事が、心配なんだよねザジ。
ヘラジカ頭に立つラグ。
氷がほんとにシカの角みたいです。
「ゴーシュはここで何のために心弾を…」
ニッチは鼻をピクピクさせて匂いかいでますね。
「あれが湖…なんか神秘的な所だね。
さすが摩訶の伝説が残る…」
ピクッとしたニッチは突然自分の髪をスキー板にして、
凍ってたシカの角もどきをジャンプ台に仕立てて
颯爽と飛ぶ…。すげ…。
追いかけたラグはすってんころりん氷の肌を…
ヘラジカ頭の後頭部から顔の方に、滑り落ちました。
「ニッチ…?」
ラグが起き上がるとそこには、角にしがみ付く形で
…死んでいる鎧虫?
背中が破れて脱皮した後の皮みたいだなと原作読んだ時も
思ったんですが、アニメで色がついたら、
色もそんな感じなので、なおさら脱皮後、みたいです。
あらすじでも抜け殻って書いてあるね。
やっぱそうなんだな。
ゴーシュの心弾はもしかしてこれに向けて放たれたのかと
想像するラグですが、それならばこれはバラバラになる筈、
と疑問が沸く。
それにしても大きな鎧虫で、
鎧虫百科事典でも見たことが無い。
トド便の運転手もこのことは言ってなかった。
それは上からじゃこの場所は見えないからですが
その呟きはカットされましたね。
そこに、氷に半分埋まった薬莢があった。
ゴーシュの心弾銃のものならば、
ここに"こころ"の欠片が残っている筈。
-見せてくれ…!
ゴーシュの"こころ"---。
「響け!!!赤針!!!!」
あっちゃー、地面に向けて撃ったから、
氷砕けてラグが埋まっちゃいましたよ…。
原作ではこんな展開になってませんが、
言われてみれば氷だからなぁ…。
砕けないことも無いかも。
っとこちらは北に集配に来ていたザジ。
いきなり7巻の終りに飛びました。
といっても、多分時間的には同時進行だった筈で
順番変えた感じですかね。
ザジの方を先に見せるわけですか。
集配に訪れた町で、ザジはテガミが盗まれた事を知る。
6つの町に寄って、集配出来たのは半分以下。
「気に入らねぇなぁ、ヴァシュカ」
ちゃんと応えるヴァシュカがかわいい。

「ラグ…ニッチが居るから
大丈夫だと思うけど、
あいつ…ゴーシュさんの事になると…」
くすっやっぱり心配なんだな。
にしてもニッチ、ザジに随分信頼されてるね。
ちなみに台詞の後半はオリジナル。
出立前のやりとりと対になる感じで、挿入ですね。
ヴァシュカがクッと顔を上げて、ザジも何かに気づきました。
うんと合図をしてヴァシュカが動く。
意思の疎通、凄いね。
「そこか…誰だか知らねーが、
俺は今機嫌が悪りぃんだ。
用があんなら10秒で出て来い!
いち、に、さん、45678910っ!!
ハイ!時間切れ!青棘!!」
くはははっ。原作では1234ゴニョ10でしたけどね。
気が短いのよねぇ。
ザジそれ10秒じゃないって。
おや青棘放ったところにロダが居た。
原作じゃ誰も居なくて、あれ?って思ったんだよねヴァシュカ。
同時にザジの後ろに現れたノワール。
ザジの首元に彼の心弾の銃口が向けられている。
「僕の名はノワール。
君のテガミ、略奪致します」
「なっ!…ざっけんな…!」
振り返ろうとしたザジをノワールが撃つ。
ロダに戦闘態勢取ってたヴァシュカが気づき、
ノワールに向かって駆け、牙をむく。
「響け、ジムノペデイ」
ノワールはヴァシュカにも心弾を放ち、ヴァシュカの体が
宙で跳ねる。
ひ、酷いよノワール…。

うーん、撃った後のノワールの作画がちょっと悪くて残念。
さてラグ達の方に戻ります。
氷が崩れて下敷きになった筈のラグでしたが、
なんか空井戸の底にいるような雰囲気。
なんでこんな上手くスペース出来てるのか疑問っす。
上に通気口もあるしね。
"こころ"の欠片シアターにはもってこいな個室ですよ。

Bパートは、そのこころの欠片シアターでいきなりスタート。
ゴーシュが目覚めると少女が手を差し出した。
『手を…』
その手を取って身体を起こす。
額も身体も包帯ぐるぐるで、身を起こすのもつらそうなゴーシュ。
『目覚めたな』
『っ!……貴方は?』
『覚えていないのだな。私はロレンス。
ゴーシュ・スエード、君の静観に祝福を捧げよう』
ゴーシュと呼ばれても、彼はその名に心当たりはなさそうだ。
ベッドと呼ぶにはお粗末な寝台から、ゴーシュが転げ落ちる。
『哀れな男だな。母の記憶だけでなく…
こころの全てを失ってしまったか…』
それでも喜ばしいことに変りはない。
ロレンス達と共に、世界を変える存在となるのだと
とロレンスは言う。
『光から生還したたった一人の人間なのだから…!!』
『ひ…か…り…?』
きゃ~倒れたまま上目遣いでロレンスを見てるゴーシュが
なんだか色っぽい。
ゴーシュの傍に立つロレンスと少女。
これからゴーシュの世話はこの少女の役目。
彼女はロレンスが以前居た所の生まれらしく
好きに使うが良いとゴーシュに言う。
ザジの方へ戻ります。
ノワールがテガミに手を伸ばすとザジがその腕を掴む。
「わたさ…ねぇ…ぞ…
くそゴーシュ…スエー…ド…」

至近距離で心弾撃たれたのにっ。
そんな苦しそうなのに、えらいよ…。
でも力入りませんからね、ノワールに振り払われて
しまいます。
「そのまま寝ていることだ」
テガミを奪って去って行くノワール。
ザジはそれでも起き上がり、重いものでも持ち上げるかのように
苦労して立ち上がる。
「俺は…"こころ"を全て失くしたらどうなるか知ってる。
俺の両親は鎧虫に"こころ"を食われた。
"こころ"を全て失ったら…取り戻すことは出来ない…」
そうか、それもあったね。
自分が体験済みだから尚更…。
「ラグにあんな思いはさせねぇ!
"こころ"を失くしたお前を、
ラグに近づけるかよ!」
あぁ…ザジ、やっぱりそうなんだね。
ラグを失望させたくないから
ゴーシュに会わせたくなくて、
だから自分が代わりに行くっていったんだよね。
ザジぃぃ。

"こころ"の欠片シアターの続き…。
『ここは…教会なのか?』
少し回復したらしいゴーシュがここに集ってる者達の姿を
眼にして傍らの少女に問う。
AGでは首都アカツキに住める選ばれた者だけが
人工太陽の光と豊かさを受け、
国の外側に向かうほど、世界は深い闇と貧困に
包まれているのだと彼女は説明する。
『なぜそんな理不尽がまかり通る』
『すべて政府が決めたこと。
貴方もその政府に仕えていた。
国家公務郵便配達人BEEとして』
『僕が…?』
ロレンスが集まった者達に向けて
もうすぐだと言葉を吐いた。
『もうすぐ我々が立ち上がる時が来る。
アカツキに住む思い上がった人間達を打ち倒し
真に平等な世界を築きあげる。
見よ!あのものは光から生還した、ただ一人の者だ。
我々に下された力だ!』
リバース!リバース!と拳を上げて叫びだした人々を
不思議そうな顔で見ているゴーシュ。
その顔には、定まらぬ幼さのようなものを感じる…。
記憶を失くしてこの世界の事も分からない、
赤子同然ですよね。
場面は変わり、荒野でゴーシュと少女は
人工太陽を見つめている。
『あの光の中で"こころ"を失くしたのか…
そういえば訊いてなかったな…君の名前…』
『名はありません』
見つめあい、ゴーシュはふと笑う。
『じゃ…僕と同じだ』
少女も微笑み返す。
そしてゴーシュは彼女に頼みごとをした。
自分がゴーシュ・スエードだった場所を
見せてくれ、と。
アリアともニアミス、シルベットともすれ違っていた。
でもそれで何か思い出すことも、心が動く事も
なかったんだね。
とある場所で少女が何かを察し、洞窟の中へと入って行く。
これは原作に無いオリジナルです。
半人半魚の女性が、洞窟奥の池から半身出して倒れていた。
ロレンス同様の引きつったような傷が、顔と腕にある。
アカツキではあらゆる物を人と掛け合わせ、
太古の精霊を作り出そうとする実験が行われている。
しかし全て失敗に終わり、失敗作は処分された。
やっと逃げ出しても、命を永らえることが出来る者は
ほとんど居ない。
この少女もロレンスも、その数少なく生き延びた者、
というわけだ。
原作ではこの説明は、ロレンスが集まった人々を前に
語っているのだけど、あれだと説明臭く&くどく
なりそうだから変えたのかな。
実際のサンプル見せて、ロダに語らせた方が
柔らかいものね。
『せめて、墓に埋めてやろう』
優しさは、残ってるじゃないかゴーシュ。
『ゴーシュ…君にこれを返していい頃だろう。
君の心弾銃、ジムノペディだ』
記憶が戻らなくとも"こころ"が回復すれば
また心弾が撃てるようになるかもしれないと
ロレンスは思ったようだ。
『その時こそ…』
言いかけたロレンスの背後で心弾銃の光が上がった。
驚き振り向いたロレンスに、ゴーシュは告げる。
『言ってくれ…僕は何をすればいい…?』
ロレンスは素晴らしいと彼の名を呼ぶが、
『やめろ…その名は二度と使うな。
ゴーシュ・スエードはもう居ないのだから』
凄むとちょっとルルちっくー。
(茶化すなコラ)
楽しそうに笑ったロレンスが、ならば自分がつけてやろうと
ノワールという名を彼に与えた。
『私の略奪者…マローダー』
『ノワール…闇か。…そうだ…光は僕の…敵だ』
映像を見て涙ぐんでいるのはラグ。
「ゴーシュ…本当に…"こころ"の全てを…?」
こちらはザジVSノワール(ちょっと違…)
アニメのザジは原作より元気。
ノワールに青棘を放ちました。
ロダの声で青棘を避け再度ザジに向けて
心弾を放つ。
後方へ飛ばされたザジに、降り注ぐコンペイトウ。
おいしそう…(腹へってんのか)
ヘラジカ頭の角に張り付いてる鎧虫を
心弾銃で撃った時の映像が映る。
「これは…ノワールの記憶…?」
ノワールはザジの胸倉…というかマフラーを掴んで起こす。
ちなみに原作では、ノワールの心弾受けるのも一回で
テガミを奪われそうになって「くそゴーシュ」と悪態ついた
すぐ後にこのシーンです。
両親の回想やラグにあんな思いは…云々はオリジナルです。
「へっ…なにがノワールだ。
アンタの"こころ"は、
ラグが取り戻すって言ってたぜ…」
ノワールはザジを少々放るように乱暴に離す。
ザジは地面にどさり。
「あ、痛て!」
ザジ、ずたぼろだねぇ…。
あー、「首洗って待ってるんだな」はカット?
この台詞好きなのに…。
「今日の所は俺の負けだ…今日の所はなっ!」
空に向けて放った青棘。花火みたいで綺麗です。(おい)
それに気づいて振り向いたニッチ。
ラグの姿が無い事を知ります。
「ラグ!どこだ!?」
ラグは穴の中で打ちひしがれてました。
でもその時、またゴーシュの声がした。
『君にも名前がないとな…ぼくがつけても構わないか?』
『はい』
『ロダ…ロダと呼ぼう。言葉の意味は分からないが
今ふと、頭に浮かんだ名だ…』
「ロダ…失くしてない
…わずかだけど覚えてる
…きっと取り戻せる!
ゴーシュは"こころ"を全て
失ったわけじゃないんだ!!」
ニッチが氷を金の剣で斬ってラグ救出。
ほーんと便利だよねーニッチって。
-薬莢に込められていたのはいままでの"こころ"だけ。
あの抜け殻のようなものが何なのかは見えなかった。
「よし、町へ行こう。ここでゴーシュが何をしていたのか聞くんだ」
「まち」
ニッチは逆の方へピョンピョン飛んで行きます。
「こっちのほうがいい。
むこうはこおりがもろくてあぶないぞ」
きょとんとするラグ。
「ニッチ…?なんでそんなこと知ってるの?」
「あのさとでニッチはうまれた
…にひゃくねんほどまえ」
ニッチ、実はラグよりものすごく年上でした。

来週が楽しみだな。ついに彼女に会えますね。
声はどうなるのかな。
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