「テガミバチ REVERSE」#10【ベリタブリィー修道院】お待ちかねのラグ女装回だねっ♪
今回はラグの女装が目玉だったと思うけど、
橘的にはザジがすんごい美味しくて、
画面の前で小躍りでしたよー。
もちろんラグの女装は可愛くて、
お気に入りですよ。
でもここらへん、とにかく原作8巻は
ザジがカッコ良いわ、楽しいわで
ザジファンにはたまらない所なのよね。
ザジのあんな台詞やこんな台詞を
ちゃんと声で聴けて
原作以上に二枚目顔で、
表情もたっぷり見れて
幸せでしたー。
あぁでも好きな所だから原作話も多めになって
普段以上に長いよきっと。
長文苦手な方は、無理しないでくださいね。
※注意:感想は原作比較及び原作語りが
かなり入ってしまいます。
一応原作話部分は色を変え、
黄緑色の文字で書いていますが
ちらっとでも眼に触れるのを避けたい方は、
読み進まれませんよう、お願いいたします。
◆DVD
4巻の画も出ましたねっ。4巻はニッチと姉さんだー。
DVDのジャケ画、みんな素敵だね。
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テレビ東京 あにてれ 「テガミバチ REVERSE」公式HP
原作の公式HP「テガミバチ」
あらすじ 第十話「ベリタブリィー修道院」
摩訶が守る「精霊の庭」に傷ついたニッチを残し、ハチノスへと帰ることに
したラグは、途中、ザジと合流し、コナーのいるラメントの町へ立ち寄るこ
とにする。ふたりはそこで、倒れているコナーを発見し驚くが、コナーは
サニーという修道女が焼いたクッキーを食べ過ぎただけだった。そんな中
ラグは、サニーが暮らす修道院でノワールのディンゴ、ロダが、テガミの
束を受け取るのを見てしまう。ここがリバースの拠点のひとつだと確信した
ラグは、変装し、潜入を試みる。
OPはやっとアマゾンも画が出ました。
こっちがアニメジャケの方
こっちがDVD付きの初回限定版。
洞窟に入り、氷の柱を一本、心弾で砕いたノワール。
閉じ込められていた生物は動きはじめる。
『"こころ"が欲しいか…チビ』
まだ幼虫だからチビ、って呼んでるんだよね。
ノワールは後ずさりながら地面に心弾を撃っていく。
チビは-とてもチビとは呼びたくない大きさだが
-
地面にばら撒かれた餌を食いつつ、
出口まで誘導されたという事ですね。
そしてノワールはチビをあのヘラジカ頭の角のような氷柱に
しがみつくよう仕向け、
もしくは身体の変化からチビが自ら
しがみつき、(そこまでの描写はないので不確定)
チビの背に心弾をぶち込んだ。
心弾を立て続けに撃ったことでふらつくノワールを
ロダが支える。
『大丈夫…行きましょうロダ…』
歩きはじめると、クーとかグゥーとか腹の虫が鳴るような声で
空高く飛んでいく鎧虫の姿があった。
チビが羽化したんですね。
ハッと目覚めたザジ。
そう、これはノワールに心弾撃たれたザジに見えた光景
なんだよね。
原作ではあのままこのシーンにつながるのだけど
アニメでは順番変えたりしてるので、
離れちゃいました。
「あれはっ!」
思いっきり起き上がったら、ラグに頭突き…。
丁度顔を覗き込んでたんだねきっと。
ザジが「痛てぇ…」とおでこさすりながら
視線を落とすとラグが床に大の字で転がってました。
ここ、倒れてるラグは、原作では
おでこに膨れた焼餅みたいなたんこぶできて
ぐるぐる眼を見開いて、口から流血してるんですが、
アニメではちょっとおでこ赤くなってるぐらいですね。
誇張表現を避けて自然にした感じ?
アニメなんだし、時には誇張しても良いんじゃ…と
思うのだが。
アニメは比較的、綺麗に見せますね。
ニッチが寝てるとき出してる鼻ちょうちんも
ことごとくカットしてるし。
ここはピアスの町。
「帰館途中に寄ったらBEEが倒れて
運び込まれてるっていうから…
一体何があったの?ザジ」
あ、ヴァシュカの事は触れてくれないの?ラグ。
ヴァシュカは表にいるけど元気がないんだ。
どよーんとしてる。
無理もないよね、ザジは守れなかったわ、
自分も心弾撃たれちゃうわで、
心身ともに凹んでるでしょう。
「ノワールに…テガミを奪われた…」
「ゴーシュに!?ゴーシュにあったの!?」
本当ならテガミバチとして、
このザジの言葉で反応すべきは
"テガミを奪われた"って部分なんでしょうけど、
ラグとっては、やっぱゴーシュに会ったって事の方が
先に来ちゃうんだよなぁ。
ザジも分かってるから、そこはあえて突っ込まないんだね。
ここのザジの横顔とか、素敵だ~。
相変わらずザジの作画はリキ入ってますよねぇ。
表情描写が、また良くて。
「そしてノワールの記憶で鎧虫を見た。
鎧虫は脱皮して空を飛んで行ったように見えた。
あんなヤツ初めてだぜ」
押さえ気味に低く話すザジの声が
いつもより少し大人っぽいね。
いやん♪
どきどきしちゃう。(え…)
「その鎧虫って…あの洞窟から出てきた…」
ここで思い出すのはニッチ姉に教えられたこと。
先週丸々カットされたので心配していたシーン、
早々に挿入でホッとしました。
ただ…先週の流れで、余分に話した箇所があるように
思えなかったのが、気になるところ。
本当なら、ここで少し余分に話したんだと分かるような
ぼかし描写を先週入れといた方が
良かったんじゃないかと思うんですよ…。
って、細かすぎますか?私…。
氷の柱に閉じ込められてる生物の事を
ラグが姉さんに聞き、摩訶が世界の秩序を
乱さぬようこの地に閉じ込めている所までは
先週語りました。
そのままその話には続きがある。
そもそもあれが、なんなのか…。
『あれはお前が眼に宿すものと同じ
精霊虫の、成れの果てなのだ』
遙かなる太古、精霊虫は大地の霊的なエネルギー存在が
小さな虫と融合して生まれた選ばれた生き物だった。
しかし命を終えて肉体から"こころ"が抜け落ちると
精霊虫とはまったく異なる生物へと変化を遂げた。
『失くした"こころ"をもとめるだけの、哀れな器。
鎧虫という生物に』
自分の眼の中にテガミバチの天敵が居るのかと
愕然とするラグ。
『お、お姉さん…!それはっ僕の精霊虫も
いつか鎧虫に変化するっていうことですか…!?
BEE達の持つ精霊虫も!?』
うーん、それはとても怖ぁい想像だねラグよ。
一瞬私もぞっとしたよ。
"こころ"が抜け落ちる前に琥珀となれば、
そのエネルギーは琥珀の中に閉じ込められる。
そうなれば鎧虫にはほぼ変化しないらしい。
『良かったぁ~~』
ペタンとその場に座り込むラグ。
ここはジャボーンと水面に前倒しに倒れるんだがな。
それだけ緊張した(自分の眼の中の精霊虫に対して)って
事で、あの描写でも良かったと思うんだけど…。
ラグってけっこうオーバーリアクションな子なんだし。
大袈裟な所は全部"並み"なリアクションに変えられてるな…。
この眼の精霊琥珀は、ラグが産まれた時かかった病気を
治す為に母親がくれたもの。
ラグはこの石の力をもらって生きることが出来た。
『ずっと一緒の…母がくれた大切な眼…。
僕の命を救ってくれた精霊が"こころ"を失って
鎧虫になってしまったら…悲しいです…』
じっとラグを見つめて話を聞いていた姉さんが、
ふ…と笑う。
この時の姉さんの顔には、ちょいと母性みたいなものも
感じられるんだよね。
『その精霊虫には今もお前を助け、
共に生きている。
良い母をもったな』
良いことを言ってくれますねぇ姉さん。
ここも原作読んで、
ちょいとうるっと来たところ。
贅沢言えば、ここは原作通り姉さんの綺麗な顔のアップで
この台詞聞きたかったな。
良い顔してるんだよここの姉さん。とっても美人で。
個人的にここの表情好きなもんだから…。
ラグのは大丈夫、だが琥珀化せずこの地で眠ってる
全てが鎧虫として目覚めたなら
世界が大変な混乱に陥るのは間違いない。
あれ…説明の一部が飛んだ。
奴らは鎧虫化が始まると何度も変態を遂げて
成虫となる。
摩訶は幼虫の状態で凍らせてそれを止めている。
つまりノワールが促した脱皮、
あれを何度も繰り返して
今、BEE達の天敵となってる、
グレン・キース、フォア・ローゼス
アブサン等の成虫になるってことなんだよね。
省いてもそんなに支障無いと言えば無いが、
あった方がより雰囲気掴みやすいんじゃないかと思う。
あっと思い出して、黒づくめの男がやってこなかったかと
ラグが姉さんに聞く。
『その男は何をっ!?』
『幼虫を一体目覚めさせ連れ去って行った』
『えっとっ…止めたりしないんですかそういうの!』
ふむ…リアクションがやっぱりおとなしい。
原作じゃ背景に稲妻走って、身振り手振りで
顎はずして大騒ぎで吐いた台詞なんだがな。
一体ごときは物の数に入らないと姉さんは言う。
この地には数千からの精霊虫が眠っているのだから。
『摩訶はこの地を精霊の庭と呼んでいる』
『精霊の…庭…』
あー、ここでラグが姉さんの身体が実は傷だらけで
ある事に気づくんですよね。
幼虫達を氷漬けにするのも大変なんでしょう。
姉さんのあの凄い髪技の数々、
戦闘能力の高さから見て、
幼虫相手に戦って氷に閉じ込めてるってことなんだろう。
摩訶と姉さんは世界を護ってくれている。
姉さんはそんな寛大ではないと返す。
自分達は自分達を守ってるに過ぎないと。
でもそのおかげで自分達"人"は、助かっている。
さすが摩訶とニッチのお姉さんだとラグに褒められ、
姉さんはムッフーと例の鼻息荒いテレ顔をして
髪の先をピコッと上げるのよね。
こうして姉さんと摩訶のここでの仕事を知ったからこそ
先週終盤にあった、ラグの
「何百年もごくろうさまです」
って言葉が出るわけなんだけどね。
それをはしょってしまうと…この言葉の意味が
正しく伝わらない気がしますよね。
回想部分は、姉さんに言われた事をラグがザジに
話したという形でも使用。
うんうん、それは良いかも。
これでザジにも情報が伝わった、と。
「問題はノワールが目覚めさせたあの鎧虫が、
どこへ飛んでいったのか、
奴らがテガミを略奪していることも
なんか関係がありそうだ」
「ザジ…」
「お?」
「この国は僕らの知らないことばっかりだね。
僕らを雇うAG政府や首都がどんな所かも
本当のことは何もしらされていないんだ…」
ラグのザジ…と呟いた声に彼への甘えが少し感じられて
良い感じでした~。
お?と顔をラグに向けるザジにもどきどき。
突然腕が伸びてきて、ラグの首をぐいっと絞める。
「わかんねーこと気にしてても仕方ねーだろって」
ちょっ!!
じたばたするラグを開放した後の、
ザジのこの二枚目顔はなに!?
スタッフさん、どんだけザジ好きなのーっ!!
深夜に叫んでしまいましたよ。
「それよりコナーとテガミが心配だ。
いくぞラグ!」
ええっとね…。ほんとはノワールに襲われる前に
ザジがヴァシュカにコナーの事を話してたのを
聞かれた可能性があったから、次に狙われるのは
多分コナーだってことで、コナーの向かった町へ
向かうわけですが、アニメではヴァシュカとの会話の中に
コナーのこと、入ってなかったのよね…。
だからアニメしか知らなかったら、
なんでいきなりコナー?って思うんじゃないかな。
馬車でラメントの町へ向かう。
ここから8巻ですよ。
もう、この8巻がねー、この間購入して読んだわけですが、
橘的にはうはうはで。
も~ほんと色々堪らなかった。
8巻の感想上げたい気分だった。
でもすぐにアニメでここに突入するので、
織り交ぜながら書けば良いか、と
我慢してました。
アニメでこの先あのシーンやこのシーンを
再現していってくれるかと思うと心躍ります。
おっ馬車の屋根にちゃんとヴァシュカ乗ってるな。
よしよし。
そういえば手紙弾に込めるテガミは書けたのかと
ザジがラグに訊く。
うんと明るく応えたラグは
一昨日ピアスの町に着く前に書いたのだと手紙弾を見せる。
「おっし!そいつをノワールにぶち込めば…」
くーっここのザジの顔も良いなぁ。
絶対主役よりリキ入ってると思うぞ…。
「でも自信ないんだ。僕のテガミがゴーシュの"こころ"に
届くかどうか」
そんな弱気なラグに、
「届くさ!」
言い切ってやるザジは良いヤツだ。(ほろり)
「じゃなきゃ俺がヤツに
悪意の心弾ぶち込んで
ぐちゃぐちゃヘコましてやっからよぉ」
くふふふ。ザジがちゃんと猫顔になってるぅ~。
言い方も可愛いよ、良いよ~岸尾さぁんっ!!
「この前の礼は千倍にして返さねえとなーっ」
えーと…ラグ的にはそれは困るよね。
たしなめるようにラグがザジ…と言った時、
のえぇぇぇぇーっと妙な泣き声が…。
ミス・マスカラトカゲです。
このルートは鎧虫ポイントもないし安全なのに
凶暴で足の遅いマスカラトカゲを連れいてる荷馬車。
よほど大事な物を運んでいるのかとみなす二人。
ラグ達の馬車は、この荷馬車を追い越して
ラメントの町に着きました。
「ラグ!居たぞ!倒れてる!」
噴水の縁に仰向けで寝ているコナーを見て、
ザジが泡くって駆け寄る。
「コナー!!どうした!?しっかりしろ!!
ノワールに襲われたのか?
テガミは無事か!?」
ザジがコナーの腹を揺する。
うんうん、もうちょっと揺すってやると消化を助けるかも
しれませんな。
「ラ…グ…ザ…ジ…」
僕たちが分かるんだねと喜ぶラグの横で、
ザジは自分の鞄の中を探る。
「しっかりしろコナー!ほらっリンゴ!!」
リンゴに視線を向けたコナー、
「…いらない」
ぬあ~~!と衝撃受ける二人の顔が最高におもろい。
ラグは、ガックリ膝をつく。
唖然と固まったままのザジにお金貸してよと呟くコナー。
「クッキー買うから」
その言葉に膝を付いたラグが噴水の前の
てんこもりになってるゴミに視線を向ける。
全部同じタイプの粗末な菓子袋で、
修道院クッキーと書かれています。
これを全部食べたからお腹一杯なんだよね。
げふっとゲップをするコナー。食いすぎだよ。
「リンゴは後で食べるよ」
そう言ったコナーが、5秒も経たずに
「そろそろ食べようかな」
「「早っ」」
ここの三人の息ピッタリ漫才ぶりが楽しい。
久(きゅー)ちゃんのそろそろたべようかなの言い方
良かったわー。
「ええーっ」
「あぁ~?修道女を好きになったぁ?」
ちょいと省かれたので捕捉を…。
この町に集配に来たコナーは、役場で修道院クッキーが
究極にシンプルだけど優しい味だと訊いて
期待に胸を膨らませてクッキーを買いに行ったのです。
この町に着き、修道院にクッキーを買いにいったコナー。
クッキーはバター、シナモン、コーヒーの三種類があり
それぞれ3袋ずつ購入しました。
『はい、お釣りはお布施に』
コナーったらなかなか気が利いてますよね。
ここ、へぇと思ったんだ。
『あなた…BEE…?』
『はい!集荷しにきました。
テガミあるなら持っていきますよ』
『今はありませんので…どうぞ』
差し出されたクッキーよりも、コナーの視線は
渡してくれた女の子に釘付けとなった。
『ありがとうBEEの人。修道院クッキーの優しい味をどうぞ』
コナーは顔真っ赤。
一目ぼれでしたねぇ…。
あーあ…ロダなのに…。
コナーは知らないからなぁ。
で、その修道女に会いたくて、コナーは何日も修道院で
作ってるクッキーを買っている。
「くっだらね~っ心配して損した」
くすくすっ。でもさ、そんなに心配したんだよね。
もうザジってば、良いヤツなんだからっ。
ここの岸尾さんの言い方も、楽しい~。
「でも…その綺麗な子に会えたのは最初だけで、
その後はずっと赤毛のマトリョーシカみたいな子なんだ」
「「マトリョーシカ?」」
ぷぷぷっ。確かにねぇ似てるかも。
それにしても…この世界にもある設定ってことなのね、
マトリョーシカ。
かくして三人揃って修道院に行ってみました。
「あらコナーさん、また来てくれたんですか?」
「やぁサニー」
「今日もう三回目ですよ!」
一日三回って食事代わりに食ってる?
ふむ…サニーの声は思ったより可愛い綺麗な声だね。
もちっと田舎臭さがあるかなと思っていたが。
素朴な子なのでね。
でもま、可愛いし、良いか。
「あの女の子、居る?」
「何度も言うように、あの子はあの時だけなのですよ。
クッキー作りは私の担当なので…いくつですか?」
がっかり顔のコナーだけど、すぐに3袋!と笑顔で答える。
そんで振り返って
「ザジお金」
ぷぷぷっ。
「まだ食うのかよっ」
お目当ての子が居ないんだから、最低量にしときゃいいのに
3袋なのは変えないコナーが、
ちょいと男前だなと思いましたよ。
食いすぎで見ててこっちもゲップが出ますがね。
「さすがに飽きたけど…あーん」
その場で食うのかよっ!?
しかも袋からざらざらと口に流し込み!?
豪快にも程があるー。
「でも美味しいものは、美味ぁ~い!!」
「あたりめーだ」
ザジがっくり…。
そんな彼らをくすくすと楽しそうに笑って見てるサニー。
ふと、ラグが彼女に話しかける。
「ここにその女の子を呼んでもらうことは
出来ないんですか?」
ここは女帝様を信仰する厳格な修道院だから
こうして話をするのも本当はいけない事らしい。
名乗ることも本当は駄目なのだが、コナーはこの数日
通ってくれてるのでつい教えてしまったようです。
「もういいだろコナー。あきらめろよ。
今はそれどころじゃねえんだ」
ザジがそんな事を口にすると、サニーが不安げに
質問する。
BEEが三人も、このラメントの町にどんな用事なのか…。
「ちょっとした行き違いでね。
もうユウサリに戻るよ」
ザジが応えて三人は歩き始める。
その背にサニーが叫ぶ、
「コナーさんもユウサリに?」
もう一日居る予定と返すと、サニーはとても嬉しそうに笑う。
「ではまた明日。
クッキーたくさん作っておきますね」
-あの子…
もしかしてコナーのこと…
ですねぇ…。
コナーがロダ目当てで通ってることは分かっていても、
純粋にコナーの人柄に惹かれたんですね。
ふとまたマスカラトカゲの鳴き声がして、
ラグが視線を向ける。
さっきラグ達の馬車が追い越した荷馬車です。
修道院の裏口で、荷物を受け取っているのは…ロダ!!
ラグが立ち止まって何か見てるものだから、
先を歩いてた筈のザジが戻ってきて覗く。
「ザ~ジャ~!!」
ラグ、その叫び笑える。
ロダの瞳がきらーん。
こりゃ完璧気づかれたな…。
修道院がリバースの拠点、間違いないとラグが
ザジに話します。
「コナーが好きになった色の白い子って、
もしかしたら…」
そう言うなりラグは駆け出します。
「あぁおい、どこ行くんだよラグ!?」
ラグは振り返ると旅人のふりして修道院に潜入すると
小声で伝える。
「リバースはこの町で何かをやろうとしている!!
調べなくちゃ!!」
ロダが居るならゴーシュもきっとここに現れる。
ラグとしては、じっとなんかしてられませんわな。
「よし!!ザジは帰館!!!
館長の指示を仰ぐんだぁーっ!」
ビシッと決めたつもりでしょうが、
そのポーズ、笑えますよラグ。
ザジは顔ヒクヒク。
帽子掴んでぐいっと前へずらし、ため息ひとつ。
「ゴーシュさんのことになると、
すぐにムキになりやがって…」
それも内心ちょっと面白くなさそうね、ザジ?
ふふふふふ。
「どうやって潜入すんだよ。
あそこは男子禁制の女子修道院だぜ?」
あおぐんだーポーズのままだったラグが
「…え?」
ぷぷぷぷっ。
ほんとラグったら。
やっぱりザジが居ないと駄目ね。くふふ。
来ました!来ましたよっ!!ラグの女装~っ!
可愛いよーっ。
修道院のドアをノックすると、
どなた?と扉を開けたのはサニー。
これさぁ、サニーじゃなかったら
入れてくれなかったでしょうね。
「す…すみません…僕…いえっ私…
燃料石を売りながら教会や聖堂を巡礼している
者なのですが…きょっ今日泊まる所がなくて…」
うはぁ~、いかにも少年が裏声使って女の子の振り
してる風なうわずった声だね沢城さんっ。
実際は女性だってのに、またややこしいことで。
でも実に良い感じですよ。
話を聞いたサニーは自分と歳も変わらぬ子が
ヨダカを巡礼とはなんと立派な…と、中に入れてくれました。
なんとか掛け合ってくれるそうです。
「すげぇ…。
ラグのヤツ、何もあやしまれず
あっちゅー間に中入っちまった…、
異様なまでに似合うな、あいつ」
ぷぷぷ。岸尾さんの言い方がまた笑える~っ。
あーでも「マジかよ…かわいいじゃん…」の呟きも
ついでに言って欲しかったなぁ。
ちなみにこの服はそこらに居た女の子に譲ってもらったみたいで
原作ではこのカットの中に、札束手にしてほくほく顔な
女の子の姿がちらっと描かれています。
修道院の中に無事入れたラグ。
サニーに名前を聞かれて、
「ラ…え、えーと…ラ…ララです」
くふふふっ、最後の「ララです」の声って
折笠さんがルキア役で、とぼけたり、
学校で同級生相手に上品な振りをする時の
うわずった声にちょっと似てるわ。
これから大事な祈りの刻(とき)なので、
少しの間、ここで待っていてくれといわれるラグ…
いやララ(笑)
「戻ったら空いてるベッドを探しますね」
ええ子やねぇ。
駆けていくサニーを見送って、
あんな優しい子もリバースの一員なのかと
ラグは胸中で呟く。
でも今はそれを考えてる場合じゃない。
建物の中を調べるチャンスは今しかありません。
こっそりサニーの後を追うラグですが、
スカートを初めてはいて、下がスースーするのが
慣れないようです。
そうだろうねぇ。気持ち、分かるよっ。
私もここ数年は仕事の時、まずスカートはかないので、
休日のお出かけとかでスカートはくと
スースーして居心地悪いんだー。
(お前ほんとに女か?)
サニーを付けて行った先には見張りまで居て、
そこにはたくさんの人が集まっていました。
皆の前に立って話始めたのはロダです。
「町に最後のテガミが運び込まれました。
このラメントの町での人柱が成功すれば
我々リバースの計画は政府やBEEにも止めることは
出来なくなるでしょう」
シスター姿の大人達の中にサニーが混ざって両手を
合わせている。
人柱は世界を救う礎。
首都政府によって失われていく世界の"こころ"を
救うのだとロダ。
「あなた方、人柱が救うのです」
それは…彼女達全員に死ねと、
犠牲になれと言ってるんだよね。
それもどうなの…と思うんだが…。
「アンバーグラウンドを再生せよ!!
我々は、リバース!!!」
「「「我々は、リバース」」」
「全てを正しき形へ!リバース!!」
「「「リバース!リバース!リバース!…」」」
こういう光景は、ちょっと怖いですね。
さてこちらはコナーとザジ。
ザジが説明したみたいだけど、修道院がリバースの隠れ処
だというザジの言葉を、コナーは一向に信じません。
「そんなのあるわけない。
毎日クッキーを買いに行ってるけど
おかしな所なんて何もないよ」
コナーは帽子のツバを掴んで目深にする。
おや?頬が赤いよ?
「それに、あんな綺麗で優しそうな女の子が
テガミを盗んだり…そんな悪い事出来る筈が
ないじゃないか…!!」
コナーは免疫なさそうだし、騙されやすいだろうなぁ。
「奴らは正しいと思ってやってんだっての。
ったく、アホか!俺は報告しに帰館するからな。
コナーは修道院をしっかり見張ってろよ」
ロダよりサニーの方が純粋だと思うけど
彼女だって正しいと思ってやってるわけですからねぇ。
優しくて良い子が悪いことはしないってのは、この場合
当てはまらないわけよコナー。
ラグは?と訊かれたザジ、あぁ…と少し考える。
-"僕も女装して潜入したぁい"とか
言い出しかねねえな…
ちょっ!岸尾さぁん!
コナーの真似上手過ぎるーっ!!
超ウケました。顔まで真似してるんだもん。
ぷぷぷぷっ。
コナー女装の妄想図はカットなのね。
まぁ…あんま見なくても良いか…とは思う、うん。
「えっあっ、ラグも別の場所で見張ってら。じゃあな」
焦ってるザジが笑える。
「今のラグにはニッチが居ねえんだ。
何かあればお前だけが
頼りなんだぜ?コナー!
たのんだぞ!」
ザジにそういわれて、フンっと鼻を鳴らすコナー。
お前だけが頼り、なんて言われたら
男だったら嬉しいと思うんだよね。
でも自分の好きな女の子をザジは疑ってるから
ちょいと皮肉れて、フンッて感じかな。
そういえば、ピアスの町でザジとラグが顔を合わせ
コナーが心配だからとラメントに向かおって時に、
ラグったらザジに、
「え!?ニッチいねえの!?
じゃラグはこなくていいや!!」
なんて言われてたよ。
なにげに酷いなザジ。
ま、それだけ彼がニッチを評価し
頼もしく思っているって事
なんだろうけど。
こちらはロダの演説の後、様子を探っているラグ。
皆は一斉にどこかに向かっているようですが、
どこに行くつもりなのか…。
リバースが首都や政府の何を知っていて
何をするつもりなのか確かめなくちゃと
内心はドキドキしつつも使命感に燃えます。
その時、後ろから声を掛けられました。
「そこのあなた…
この通路は修復中で通れませんよ」
声をかけたのはロダです。
女装してたって、顔見ればロダには分かるよねぇ…。
「初めて見る顔ですね」
ビクビクしながらラグは旅のものだと応える。
今日はここで休ませてもらうことになったが、
サニーとはぐれてしまって…と作った声で打ち明ける。
「向こうを探してみます…」
ドキドキ加減が声に出てるよ、すばらしいね。
俯いてロダの横をすり抜けようとしたのに、
ラグの顔の前にロダの手が伸びる。
「綺麗…この髪は銀色?」
「は…はい…」
「眼は…琥珀色かしら…」
「あ…はい…」
「可愛いのね…」
いきなりずいっとロダの顔が近づく。
それこそ鼻と鼻がぶつかりそうなぐらい、近くに。
「あっ…あのっ…」
どぎまぎしてるラグに、
「逆らっては…だめ…」
ラグは緊張の中、こわごわ呼吸する。
「テガミバチではなにも救えないの。
ラグ・シーイング」
ほぉらバレてた。
ラグの首元に細身のナイフを向けられました。
ラグを知らない人から見たら、
普通に可愛い女の子でしょうけど
知ってる人にはバレるよねぇ。
ラグはナイフを避けて心弾銃を構えますが、
ロダがすばやく銃を足で蹴る。
ロダ、動きが良いなぁ。
あれ…一瞬見えたけどロダのはいてるパンツって
パンツというか、貴族がドレスの下に
はいてるような…ドロワーズかな?
…をはいてるんだね。
「あなたに、邪魔はさせない」
「ロダ、何をするつもりなんだ…」
「あなたこそ、
そんな格好で何をするつもり?」
あはははは。それを言われると辛いわね。
「スカートの中まで丸見えよ」
慌てて俯いて隠してる場合じゃないですよ。
ロダの言葉に乗ってどうする。
「ラグロケットー!」
おお、君にはそんな技が。
原作以上にロケットらしいぞ。
あ…そういえば前にサンダーランドJr博士がらみで
使ったような気もするな、この技。
あれはアニメオリジナルだっけ?
記憶が少々あいまいなので、後で確認しときます。
心弾銃を取りに走ると、頭上をふわりとロダが飛んで先回り。
「本当に可愛いのね。なにも知らない政府の働き蜂」
高いエネルギーを持った"精霊"という生物を人の手で
作り出す計画。
首都でロダはいくつもの生き物と融合された。
「失敗作の烙印を押され
捨てられた私には
融合以前の記憶はない。
私の持つこの"こころ"は、
どの生き物のものだったのか
わからない」
首都アカツキは哀れな"こころ"を食い物にして
繁栄している。
「でももうすぐそれも終わる」
建物が急に揺れ始めました。
建物といってもここは地下だから、地響きが伝わってくる
感じか。
「首都は奴が全て食い尽くす…」
「奴!?」
修道院のシスター達が岩肌が突き出した
岬のような場所へと向かっている。
くうーと鳴き声を上げて、例の羽化したトンボ型の
チビが飛んでいく。
「お前達は一体!リバースは何をするつもりなんだ!?」
EDもかなりクセになったなぁ。
このまま進めば次回はザジのあの台詞もこの台詞も
聴けるんですね。
うーっ楽しみで仕方ないよー。
コナー初のカッコ良いシーンも次回に入る?
もうこの先は当分、橘がきゃーきゃー叫びながら
見るだろうシーンが盛りだくさん。
今から、ドキドキしますっ。
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原作の公式HP「テガミバチ」
あらすじ 第十話「ベリタブリィー修道院」
摩訶が守る「精霊の庭」に傷ついたニッチを残し、ハチノスへと帰ることに
したラグは、途中、ザジと合流し、コナーのいるラメントの町へ立ち寄るこ
とにする。ふたりはそこで、倒れているコナーを発見し驚くが、コナーは
サニーという修道女が焼いたクッキーを食べ過ぎただけだった。そんな中
ラグは、サニーが暮らす修道院でノワールのディンゴ、ロダが、テガミの
束を受け取るのを見てしまう。ここがリバースの拠点のひとつだと確信した
ラグは、変装し、潜入を試みる。
OPはやっとアマゾンも画が出ました。
こっちがアニメジャケの方
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洞窟に入り、氷の柱を一本、心弾で砕いたノワール。
閉じ込められていた生物は動きはじめる。
『"こころ"が欲しいか…チビ』
まだ幼虫だからチビ、って呼んでるんだよね。
ノワールは後ずさりながら地面に心弾を撃っていく。
チビは-とてもチビとは呼びたくない大きさだが

地面にばら撒かれた餌を食いつつ、
出口まで誘導されたという事ですね。
そしてノワールはチビをあのヘラジカ頭の角のような氷柱に
しがみつくよう仕向け、
もしくは身体の変化からチビが自ら
しがみつき、(そこまでの描写はないので不確定)
チビの背に心弾をぶち込んだ。
心弾を立て続けに撃ったことでふらつくノワールを
ロダが支える。
『大丈夫…行きましょうロダ…』
歩きはじめると、クーとかグゥーとか腹の虫が鳴るような声で
空高く飛んでいく鎧虫の姿があった。
チビが羽化したんですね。
ハッと目覚めたザジ。
そう、これはノワールに心弾撃たれたザジに見えた光景
なんだよね。
原作ではあのままこのシーンにつながるのだけど
アニメでは順番変えたりしてるので、
離れちゃいました。
「あれはっ!」
思いっきり起き上がったら、ラグに頭突き…。
丁度顔を覗き込んでたんだねきっと。
ザジが「痛てぇ…」とおでこさすりながら
視線を落とすとラグが床に大の字で転がってました。
ここ、倒れてるラグは、原作では
おでこに膨れた焼餅みたいなたんこぶできて
ぐるぐる眼を見開いて、口から流血してるんですが、
アニメではちょっとおでこ赤くなってるぐらいですね。
誇張表現を避けて自然にした感じ?
アニメなんだし、時には誇張しても良いんじゃ…と
思うのだが。
アニメは比較的、綺麗に見せますね。
ニッチが寝てるとき出してる鼻ちょうちんも
ことごとくカットしてるし。
ここはピアスの町。
「帰館途中に寄ったらBEEが倒れて
運び込まれてるっていうから…
一体何があったの?ザジ」
あ、ヴァシュカの事は触れてくれないの?ラグ。
ヴァシュカは表にいるけど元気がないんだ。
どよーんとしてる。
無理もないよね、ザジは守れなかったわ、
自分も心弾撃たれちゃうわで、
心身ともに凹んでるでしょう。
「ノワールに…テガミを奪われた…」
「ゴーシュに!?ゴーシュにあったの!?」
本当ならテガミバチとして、
このザジの言葉で反応すべきは
"テガミを奪われた"って部分なんでしょうけど、
ラグとっては、やっぱゴーシュに会ったって事の方が
先に来ちゃうんだよなぁ。

ザジも分かってるから、そこはあえて突っ込まないんだね。
ここのザジの横顔とか、素敵だ~。

相変わらずザジの作画はリキ入ってますよねぇ。
表情描写が、また良くて。
「そしてノワールの記憶で鎧虫を見た。
鎧虫は脱皮して空を飛んで行ったように見えた。
あんなヤツ初めてだぜ」
押さえ気味に低く話すザジの声が
いつもより少し大人っぽいね。
いやん♪

「その鎧虫って…あの洞窟から出てきた…」
ここで思い出すのはニッチ姉に教えられたこと。
先週丸々カットされたので心配していたシーン、
早々に挿入でホッとしました。
ただ…先週の流れで、余分に話した箇所があるように
思えなかったのが、気になるところ。
本当なら、ここで少し余分に話したんだと分かるような
ぼかし描写を先週入れといた方が
良かったんじゃないかと思うんですよ…。
って、細かすぎますか?私…。

氷の柱に閉じ込められてる生物の事を
ラグが姉さんに聞き、摩訶が世界の秩序を
乱さぬようこの地に閉じ込めている所までは
先週語りました。
そのままその話には続きがある。
そもそもあれが、なんなのか…。
『あれはお前が眼に宿すものと同じ
精霊虫の、成れの果てなのだ』
遙かなる太古、精霊虫は大地の霊的なエネルギー存在が
小さな虫と融合して生まれた選ばれた生き物だった。
しかし命を終えて肉体から"こころ"が抜け落ちると
精霊虫とはまったく異なる生物へと変化を遂げた。
『失くした"こころ"をもとめるだけの、哀れな器。
鎧虫という生物に』
自分の眼の中にテガミバチの天敵が居るのかと
愕然とするラグ。
『お、お姉さん…!それはっ僕の精霊虫も
いつか鎧虫に変化するっていうことですか…!?
BEE達の持つ精霊虫も!?』
うーん、それはとても怖ぁい想像だねラグよ。
一瞬私もぞっとしたよ。
"こころ"が抜け落ちる前に琥珀となれば、
そのエネルギーは琥珀の中に閉じ込められる。
そうなれば鎧虫にはほぼ変化しないらしい。
『良かったぁ~~』
ペタンとその場に座り込むラグ。
ここはジャボーンと水面に前倒しに倒れるんだがな。
それだけ緊張した(自分の眼の中の精霊虫に対して)って
事で、あの描写でも良かったと思うんだけど…。
ラグってけっこうオーバーリアクションな子なんだし。
大袈裟な所は全部"並み"なリアクションに変えられてるな…。
この眼の精霊琥珀は、ラグが産まれた時かかった病気を
治す為に母親がくれたもの。
ラグはこの石の力をもらって生きることが出来た。
『ずっと一緒の…母がくれた大切な眼…。
僕の命を救ってくれた精霊が"こころ"を失って
鎧虫になってしまったら…悲しいです…』
じっとラグを見つめて話を聞いていた姉さんが、
ふ…と笑う。
この時の姉さんの顔には、ちょいと母性みたいなものも
感じられるんだよね。
『その精霊虫には今もお前を助け、
共に生きている。
良い母をもったな』
良いことを言ってくれますねぇ姉さん。
ここも原作読んで、

贅沢言えば、ここは原作通り姉さんの綺麗な顔のアップで
この台詞聞きたかったな。
良い顔してるんだよここの姉さん。とっても美人で。
個人的にここの表情好きなもんだから…。
ラグのは大丈夫、だが琥珀化せずこの地で眠ってる
全てが鎧虫として目覚めたなら
世界が大変な混乱に陥るのは間違いない。
あれ…説明の一部が飛んだ。
奴らは鎧虫化が始まると何度も変態を遂げて
成虫となる。
摩訶は幼虫の状態で凍らせてそれを止めている。
つまりノワールが促した脱皮、
あれを何度も繰り返して
今、BEE達の天敵となってる、
グレン・キース、フォア・ローゼス
アブサン等の成虫になるってことなんだよね。
省いてもそんなに支障無いと言えば無いが、
あった方がより雰囲気掴みやすいんじゃないかと思う。
あっと思い出して、黒づくめの男がやってこなかったかと
ラグが姉さんに聞く。
『その男は何をっ!?』
『幼虫を一体目覚めさせ連れ去って行った』
『えっとっ…止めたりしないんですかそういうの!』
ふむ…リアクションがやっぱりおとなしい。
原作じゃ背景に稲妻走って、身振り手振りで
顎はずして大騒ぎで吐いた台詞なんだがな。
一体ごときは物の数に入らないと姉さんは言う。
この地には数千からの精霊虫が眠っているのだから。
『摩訶はこの地を精霊の庭と呼んでいる』
『精霊の…庭…』
あー、ここでラグが姉さんの身体が実は傷だらけで
ある事に気づくんですよね。
幼虫達を氷漬けにするのも大変なんでしょう。
姉さんのあの凄い髪技の数々、
戦闘能力の高さから見て、
幼虫相手に戦って氷に閉じ込めてるってことなんだろう。
摩訶と姉さんは世界を護ってくれている。
姉さんはそんな寛大ではないと返す。
自分達は自分達を守ってるに過ぎないと。
でもそのおかげで自分達"人"は、助かっている。
さすが摩訶とニッチのお姉さんだとラグに褒められ、
姉さんはムッフーと例の鼻息荒いテレ顔をして
髪の先をピコッと上げるのよね。
こうして姉さんと摩訶のここでの仕事を知ったからこそ
先週終盤にあった、ラグの
「何百年もごくろうさまです」
って言葉が出るわけなんだけどね。
それをはしょってしまうと…この言葉の意味が
正しく伝わらない気がしますよね。
回想部分は、姉さんに言われた事をラグがザジに
話したという形でも使用。
うんうん、それは良いかも。
これでザジにも情報が伝わった、と。
「問題はノワールが目覚めさせたあの鎧虫が、
どこへ飛んでいったのか、
奴らがテガミを略奪していることも
なんか関係がありそうだ」
「ザジ…」
「お?」
「この国は僕らの知らないことばっかりだね。
僕らを雇うAG政府や首都がどんな所かも
本当のことは何もしらされていないんだ…」
ラグのザジ…と呟いた声に彼への甘えが少し感じられて
良い感じでした~。
お?と顔をラグに向けるザジにもどきどき。
突然腕が伸びてきて、ラグの首をぐいっと絞める。
「わかんねーこと気にしてても仕方ねーだろって」
ちょっ!!
じたばたするラグを開放した後の、
ザジのこの二枚目顔はなに!?

スタッフさん、どんだけザジ好きなのーっ!!
深夜に叫んでしまいましたよ。
「それよりコナーとテガミが心配だ。
いくぞラグ!」
ええっとね…。ほんとはノワールに襲われる前に
ザジがヴァシュカにコナーの事を話してたのを
聞かれた可能性があったから、次に狙われるのは
多分コナーだってことで、コナーの向かった町へ
向かうわけですが、アニメではヴァシュカとの会話の中に
コナーのこと、入ってなかったのよね…。
だからアニメしか知らなかったら、
なんでいきなりコナー?って思うんじゃないかな。
馬車でラメントの町へ向かう。
ここから8巻ですよ。
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もう、この8巻がねー、この間購入して読んだわけですが、
橘的にはうはうはで。
も~ほんと色々堪らなかった。
8巻の感想上げたい気分だった。
でもすぐにアニメでここに突入するので、
織り交ぜながら書けば良いか、と
我慢してました。
アニメでこの先あのシーンやこのシーンを
再現していってくれるかと思うと心躍ります。
おっ馬車の屋根にちゃんとヴァシュカ乗ってるな。
よしよし。

そういえば手紙弾に込めるテガミは書けたのかと
ザジがラグに訊く。
うんと明るく応えたラグは
一昨日ピアスの町に着く前に書いたのだと手紙弾を見せる。
「おっし!そいつをノワールにぶち込めば…」
くーっここのザジの顔も良いなぁ。
絶対主役よりリキ入ってると思うぞ…。
「でも自信ないんだ。僕のテガミがゴーシュの"こころ"に
届くかどうか」
そんな弱気なラグに、
「届くさ!」
言い切ってやるザジは良いヤツだ。(ほろり)
「じゃなきゃ俺がヤツに
悪意の心弾ぶち込んで
ぐちゃぐちゃヘコましてやっからよぉ」
くふふふ。ザジがちゃんと猫顔になってるぅ~。
言い方も可愛いよ、良いよ~岸尾さぁんっ!!

「この前の礼は千倍にして返さねえとなーっ」
えーと…ラグ的にはそれは困るよね。
たしなめるようにラグがザジ…と言った時、
のえぇぇぇぇーっと妙な泣き声が…。
ミス・マスカラトカゲです。
このルートは鎧虫ポイントもないし安全なのに
凶暴で足の遅いマスカラトカゲを連れいてる荷馬車。
よほど大事な物を運んでいるのかとみなす二人。
ラグ達の馬車は、この荷馬車を追い越して
ラメントの町に着きました。
「ラグ!居たぞ!倒れてる!」
噴水の縁に仰向けで寝ているコナーを見て、
ザジが泡くって駆け寄る。
「コナー!!どうした!?しっかりしろ!!
ノワールに襲われたのか?
テガミは無事か!?」
ザジがコナーの腹を揺する。
うんうん、もうちょっと揺すってやると消化を助けるかも
しれませんな。
「ラ…グ…ザ…ジ…」
僕たちが分かるんだねと喜ぶラグの横で、
ザジは自分の鞄の中を探る。
「しっかりしろコナー!ほらっリンゴ!!」
リンゴに視線を向けたコナー、
「…いらない」
ぬあ~~!と衝撃受ける二人の顔が最高におもろい。
ラグは、ガックリ膝をつく。
唖然と固まったままのザジにお金貸してよと呟くコナー。
「クッキー買うから」
その言葉に膝を付いたラグが噴水の前の
てんこもりになってるゴミに視線を向ける。
全部同じタイプの粗末な菓子袋で、
修道院クッキーと書かれています。
これを全部食べたからお腹一杯なんだよね。
げふっとゲップをするコナー。食いすぎだよ。
「リンゴは後で食べるよ」
そう言ったコナーが、5秒も経たずに
「そろそろ食べようかな」
「「早っ」」
ここの三人の息ピッタリ漫才ぶりが楽しい。
久(きゅー)ちゃんのそろそろたべようかなの言い方
良かったわー。

「ええーっ」
「あぁ~?修道女を好きになったぁ?」
ちょいと省かれたので捕捉を…。
この町に集配に来たコナーは、役場で修道院クッキーが
究極にシンプルだけど優しい味だと訊いて
期待に胸を膨らませてクッキーを買いに行ったのです。
この町に着き、修道院にクッキーを買いにいったコナー。
クッキーはバター、シナモン、コーヒーの三種類があり
それぞれ3袋ずつ購入しました。
『はい、お釣りはお布施に』
コナーったらなかなか気が利いてますよね。
ここ、へぇと思ったんだ。

『あなた…BEE…?』
『はい!集荷しにきました。
テガミあるなら持っていきますよ』
『今はありませんので…どうぞ』
差し出されたクッキーよりも、コナーの視線は
渡してくれた女の子に釘付けとなった。
『ありがとうBEEの人。修道院クッキーの優しい味をどうぞ』
コナーは顔真っ赤。
一目ぼれでしたねぇ…。
あーあ…ロダなのに…。
コナーは知らないからなぁ。

で、その修道女に会いたくて、コナーは何日も修道院で
作ってるクッキーを買っている。
「くっだらね~っ心配して損した」
くすくすっ。でもさ、そんなに心配したんだよね。
もうザジってば、良いヤツなんだからっ。
ここの岸尾さんの言い方も、楽しい~。

「でも…その綺麗な子に会えたのは最初だけで、
その後はずっと赤毛のマトリョーシカみたいな子なんだ」
「「マトリョーシカ?」」
ぷぷぷっ。確かにねぇ似てるかも。
それにしても…この世界にもある設定ってことなのね、
マトリョーシカ。
かくして三人揃って修道院に行ってみました。
「あらコナーさん、また来てくれたんですか?」
「やぁサニー」
「今日もう三回目ですよ!」
一日三回って食事代わりに食ってる?
ふむ…サニーの声は思ったより可愛い綺麗な声だね。
もちっと田舎臭さがあるかなと思っていたが。
素朴な子なのでね。
でもま、可愛いし、良いか。
「あの女の子、居る?」
「何度も言うように、あの子はあの時だけなのですよ。
クッキー作りは私の担当なので…いくつですか?」
がっかり顔のコナーだけど、すぐに3袋!と笑顔で答える。
そんで振り返って
「ザジお金」
ぷぷぷっ。
「まだ食うのかよっ」
お目当ての子が居ないんだから、最低量にしときゃいいのに
3袋なのは変えないコナーが、
ちょいと男前だなと思いましたよ。
食いすぎで見ててこっちもゲップが出ますがね。

「さすがに飽きたけど…あーん」
その場で食うのかよっ!?
しかも袋からざらざらと口に流し込み!?
豪快にも程があるー。
「でも美味しいものは、美味ぁ~い!!」
「あたりめーだ」
ザジがっくり…。
そんな彼らをくすくすと楽しそうに笑って見てるサニー。
ふと、ラグが彼女に話しかける。
「ここにその女の子を呼んでもらうことは
出来ないんですか?」
ここは女帝様を信仰する厳格な修道院だから
こうして話をするのも本当はいけない事らしい。
名乗ることも本当は駄目なのだが、コナーはこの数日
通ってくれてるのでつい教えてしまったようです。
「もういいだろコナー。あきらめろよ。
今はそれどころじゃねえんだ」
ザジがそんな事を口にすると、サニーが不安げに
質問する。
BEEが三人も、このラメントの町にどんな用事なのか…。
「ちょっとした行き違いでね。
もうユウサリに戻るよ」
ザジが応えて三人は歩き始める。
その背にサニーが叫ぶ、
「コナーさんもユウサリに?」
もう一日居る予定と返すと、サニーはとても嬉しそうに笑う。
「ではまた明日。
クッキーたくさん作っておきますね」
-あの子…
もしかしてコナーのこと…

コナーがロダ目当てで通ってることは分かっていても、
純粋にコナーの人柄に惹かれたんですね。
ふとまたマスカラトカゲの鳴き声がして、
ラグが視線を向ける。
さっきラグ達の馬車が追い越した荷馬車です。
修道院の裏口で、荷物を受け取っているのは…ロダ!!
ラグが立ち止まって何か見てるものだから、
先を歩いてた筈のザジが戻ってきて覗く。
「ザ~ジャ~!!」
ラグ、その叫び笑える。
ロダの瞳がきらーん。
こりゃ完璧気づかれたな…。
修道院がリバースの拠点、間違いないとラグが
ザジに話します。
「コナーが好きになった色の白い子って、
もしかしたら…」
そう言うなりラグは駆け出します。
「あぁおい、どこ行くんだよラグ!?」
ラグは振り返ると旅人のふりして修道院に潜入すると
小声で伝える。
「リバースはこの町で何かをやろうとしている!!
調べなくちゃ!!」
ロダが居るならゴーシュもきっとここに現れる。
ラグとしては、じっとなんかしてられませんわな。
「よし!!ザジは帰館!!!
館長の指示を仰ぐんだぁーっ!」
ビシッと決めたつもりでしょうが、
そのポーズ、笑えますよラグ。

ザジは顔ヒクヒク。
帽子掴んでぐいっと前へずらし、ため息ひとつ。
「ゴーシュさんのことになると、
すぐにムキになりやがって…」
それも内心ちょっと面白くなさそうね、ザジ?
ふふふふふ。

「どうやって潜入すんだよ。
あそこは男子禁制の女子修道院だぜ?」
あおぐんだーポーズのままだったラグが
「…え?」
ぷぷぷぷっ。
ほんとラグったら。
やっぱりザジが居ないと駄目ね。くふふ。
来ました!来ましたよっ!!ラグの女装~っ!
可愛いよーっ。

修道院のドアをノックすると、
どなた?と扉を開けたのはサニー。
これさぁ、サニーじゃなかったら
入れてくれなかったでしょうね。

「す…すみません…僕…いえっ私…
燃料石を売りながら教会や聖堂を巡礼している
者なのですが…きょっ今日泊まる所がなくて…」
うはぁ~、いかにも少年が裏声使って女の子の振り
してる風なうわずった声だね沢城さんっ。
実際は女性だってのに、またややこしいことで。
でも実に良い感じですよ。
話を聞いたサニーは自分と歳も変わらぬ子が
ヨダカを巡礼とはなんと立派な…と、中に入れてくれました。
なんとか掛け合ってくれるそうです。
「すげぇ…。
ラグのヤツ、何もあやしまれず
あっちゅー間に中入っちまった…、
異様なまでに似合うな、あいつ」
ぷぷぷ。岸尾さんの言い方がまた笑える~っ。

あーでも「マジかよ…かわいいじゃん…」の呟きも
ついでに言って欲しかったなぁ。
ちなみにこの服はそこらに居た女の子に譲ってもらったみたいで
原作ではこのカットの中に、札束手にしてほくほく顔な
女の子の姿がちらっと描かれています。
修道院の中に無事入れたラグ。
サニーに名前を聞かれて、
「ラ…え、えーと…ラ…ララです」
くふふふっ、最後の「ララです」の声って
折笠さんがルキア役で、とぼけたり、
学校で同級生相手に上品な振りをする時の
うわずった声にちょっと似てるわ。
これから大事な祈りの刻(とき)なので、
少しの間、ここで待っていてくれといわれるラグ…
いやララ(笑)
「戻ったら空いてるベッドを探しますね」
ええ子やねぇ。
駆けていくサニーを見送って、
あんな優しい子もリバースの一員なのかと
ラグは胸中で呟く。
でも今はそれを考えてる場合じゃない。
建物の中を調べるチャンスは今しかありません。
こっそりサニーの後を追うラグですが、
スカートを初めてはいて、下がスースーするのが
慣れないようです。
そうだろうねぇ。気持ち、分かるよっ。
私もここ数年は仕事の時、まずスカートはかないので、
休日のお出かけとかでスカートはくと
スースーして居心地悪いんだー。
(お前ほんとに女か?)
サニーを付けて行った先には見張りまで居て、
そこにはたくさんの人が集まっていました。
皆の前に立って話始めたのはロダです。
「町に最後のテガミが運び込まれました。
このラメントの町での人柱が成功すれば
我々リバースの計画は政府やBEEにも止めることは
出来なくなるでしょう」
シスター姿の大人達の中にサニーが混ざって両手を
合わせている。
人柱は世界を救う礎。
首都政府によって失われていく世界の"こころ"を
救うのだとロダ。
「あなた方、人柱が救うのです」
それは…彼女達全員に死ねと、
犠牲になれと言ってるんだよね。
それもどうなの…と思うんだが…。

「アンバーグラウンドを再生せよ!!
我々は、リバース!!!」
「「「我々は、リバース」」」
「全てを正しき形へ!リバース!!」
「「「リバース!リバース!リバース!…」」」
こういう光景は、ちょっと怖いですね。
さてこちらはコナーとザジ。
ザジが説明したみたいだけど、修道院がリバースの隠れ処
だというザジの言葉を、コナーは一向に信じません。
「そんなのあるわけない。
毎日クッキーを買いに行ってるけど
おかしな所なんて何もないよ」
コナーは帽子のツバを掴んで目深にする。
おや?頬が赤いよ?
「それに、あんな綺麗で優しそうな女の子が
テガミを盗んだり…そんな悪い事出来る筈が
ないじゃないか…!!」
コナーは免疫なさそうだし、騙されやすいだろうなぁ。
「奴らは正しいと思ってやってんだっての。
ったく、アホか!俺は報告しに帰館するからな。
コナーは修道院をしっかり見張ってろよ」
ロダよりサニーの方が純粋だと思うけど
彼女だって正しいと思ってやってるわけですからねぇ。
優しくて良い子が悪いことはしないってのは、この場合
当てはまらないわけよコナー。
ラグは?と訊かれたザジ、あぁ…と少し考える。
-"僕も女装して潜入したぁい"とか
言い出しかねねえな…
ちょっ!岸尾さぁん!
コナーの真似上手過ぎるーっ!!
超ウケました。顔まで真似してるんだもん。
ぷぷぷぷっ。
コナー女装の妄想図はカットなのね。
まぁ…あんま見なくても良いか…とは思う、うん。
「えっあっ、ラグも別の場所で見張ってら。じゃあな」
焦ってるザジが笑える。
「今のラグにはニッチが居ねえんだ。
何かあればお前だけが
頼りなんだぜ?コナー!
たのんだぞ!」
ザジにそういわれて、フンっと鼻を鳴らすコナー。
お前だけが頼り、なんて言われたら
男だったら嬉しいと思うんだよね。
でも自分の好きな女の子をザジは疑ってるから
ちょいと皮肉れて、フンッて感じかな。
そういえば、ピアスの町でザジとラグが顔を合わせ
コナーが心配だからとラメントに向かおって時に、
ラグったらザジに、
「え!?ニッチいねえの!?
じゃラグはこなくていいや!!」
なんて言われてたよ。
なにげに酷いなザジ。
ま、それだけ彼がニッチを評価し
頼もしく思っているって事
なんだろうけど。
こちらはロダの演説の後、様子を探っているラグ。
皆は一斉にどこかに向かっているようですが、
どこに行くつもりなのか…。
リバースが首都や政府の何を知っていて
何をするつもりなのか確かめなくちゃと
内心はドキドキしつつも使命感に燃えます。
その時、後ろから声を掛けられました。
「そこのあなた…
この通路は修復中で通れませんよ」
声をかけたのはロダです。
女装してたって、顔見ればロダには分かるよねぇ…。
「初めて見る顔ですね」
ビクビクしながらラグは旅のものだと応える。
今日はここで休ませてもらうことになったが、
サニーとはぐれてしまって…と作った声で打ち明ける。
「向こうを探してみます…」
ドキドキ加減が声に出てるよ、すばらしいね。
俯いてロダの横をすり抜けようとしたのに、
ラグの顔の前にロダの手が伸びる。
「綺麗…この髪は銀色?」
「は…はい…」
「眼は…琥珀色かしら…」
「あ…はい…」
「可愛いのね…」
いきなりずいっとロダの顔が近づく。
それこそ鼻と鼻がぶつかりそうなぐらい、近くに。
「あっ…あのっ…」
どぎまぎしてるラグに、
「逆らっては…だめ…」
ラグは緊張の中、こわごわ呼吸する。
「テガミバチではなにも救えないの。
ラグ・シーイング」
ほぉらバレてた。
ラグの首元に細身のナイフを向けられました。
ラグを知らない人から見たら、
普通に可愛い女の子でしょうけど
知ってる人にはバレるよねぇ。
ラグはナイフを避けて心弾銃を構えますが、
ロダがすばやく銃を足で蹴る。
ロダ、動きが良いなぁ。
あれ…一瞬見えたけどロダのはいてるパンツって
パンツというか、貴族がドレスの下に
はいてるような…ドロワーズかな?
…をはいてるんだね。
「あなたに、邪魔はさせない」
「ロダ、何をするつもりなんだ…」
「あなたこそ、
そんな格好で何をするつもり?」
あはははは。それを言われると辛いわね。
「スカートの中まで丸見えよ」
慌てて俯いて隠してる場合じゃないですよ。
ロダの言葉に乗ってどうする。
「ラグロケットー!」
おお、君にはそんな技が。
原作以上にロケットらしいぞ。
あ…そういえば前にサンダーランドJr博士がらみで
使ったような気もするな、この技。
あれはアニメオリジナルだっけ?
記憶が少々あいまいなので、後で確認しときます。
心弾銃を取りに走ると、頭上をふわりとロダが飛んで先回り。
「本当に可愛いのね。なにも知らない政府の働き蜂」
高いエネルギーを持った"精霊"という生物を人の手で
作り出す計画。
首都でロダはいくつもの生き物と融合された。
「失敗作の烙印を押され
捨てられた私には
融合以前の記憶はない。
私の持つこの"こころ"は、
どの生き物のものだったのか
わからない」
首都アカツキは哀れな"こころ"を食い物にして
繁栄している。
「でももうすぐそれも終わる」
建物が急に揺れ始めました。
建物といってもここは地下だから、地響きが伝わってくる
感じか。
「首都は奴が全て食い尽くす…」
「奴!?」
修道院のシスター達が岩肌が突き出した
岬のような場所へと向かっている。
くうーと鳴き声を上げて、例の羽化したトンボ型の
チビが飛んでいく。
「お前達は一体!リバースは何をするつもりなんだ!?」
EDもかなりクセになったなぁ。
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このまま進めば次回はザジのあの台詞もこの台詞も
聴けるんですね。
うーっ楽しみで仕方ないよー。
コナー初のカッコ良いシーンも次回に入る?
もうこの先は当分、橘がきゃーきゃー叫びながら
見るだろうシーンが盛りだくさん。
今から、ドキドキしますっ。
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