「君に届け 2nd Season」#9 【告白】一週間が、またまた待ち遠しいっ。
爽子、よく頑張った!
褒めてあげるよ。
でもまだ、ちゃんと結ばれてないわけで、
来週に持ち越しだね…。
おめでとうって言葉は、
一週間仕舞っておくよ。
毎週毎週、はらはら、苛々して、
ようやくここまで来ました。
来週は我々も、やっとすっきり出来そうですね。
褒めてあげるよ。
でもまだ、ちゃんと結ばれてないわけで、
来週に持ち越しだね…。
おめでとうって言葉は、
一週間仕舞っておくよ。
毎週毎週、はらはら、苛々して、
ようやくここまで来ました。
来週は我々も、やっとすっきり出来そうですね。
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あらすじは公式HPから
episode. 9 「告白」
教室にいる風早のもとへ駆けていく爽子。風早を目の前にし、
緊張からふるえが止まらない。気持ちを伝える覚悟ができた
爽子は、教室のドア越しに、ひとことひとことを紡ぐように
言葉を押し出していく。自分の毎日を変えてくれた風早に、
『ありがとう』の言葉と、そして・・・。
教室目指して走る爽子。
龍が風早の居場所知ってて良かったね。
なんで知ってたかというと、
さっきまで二人で話してたからだそうで
何を話していたかは、秘密。
ふふ、男だねぇ龍。
『分かってもらえない事の方が
多かったと思う。
気持ちを言えない事の方が、
多かったと思う。
それでも、頑張る黒沼が好きだ。
俺も、諦めたくない…
好きなんだ…』
ひぃ~っなんかドキドキしちゃうじゃないか。
爽子、教室のドアの前に到着ですよっ。
ドキドキドキ。
-届いて欲しい…。
届け…
…届け…
あら~、爽子、美人さんだわぁ。
意を決してドアに手をかける。
わータイトル画が竹取物語~。
爽子、ハマり過ぎだっ!
可愛いよぉ。
少しだけ開いた教室の扉。
風早は龍が戻ってきたのかと思ったみたい。
風早ったら。
龍だったら、さっさと入ってくるでしょ?
返事がないから、
風早は足を向ける。ゆっくりと。
そしてガラス越しに、
そこに立っている人物を認めて、
ハッと足を止めた。
「…黒沼?」
細かいことですが、
ここの浪川さんの言い方、凄く良い。
まさに風早乗り移りだ。
顔赤くして固まってる爽子の顔がまた可愛いねぇ。
どくん…どくん…
これはどちらの心臓の音?
二人とも、かな。
息を呑む爽子。
あぁ~っもおっ!
こっちまで息苦しいだろがっ!!
-震えが…止まらないっ
でしょうねぇ。
-風早君に…気持ちを言う時が…
…来たっ
「ごめんな…」
「…ぇっ…」
「泣かせてゴメンな。
いっぱい…困らせてゴメン。
俺ばっか…言いたい事言って…ゴメンな」
風早…頼むからまた変なこと言わないでくれよ。
誤解招くようなことをさぁ。
「もし俺に言いたい事が出来たら、
その時は言って。
聞きたいんだ。どんな話でも」
それは今、だよ。
ちゃんと話せよ、互いの本当の気持ちをさー。
「俺の気持ちは変わらないから」
「……うん」
『俺の好きと黒沼の好きは、
違うね』
って、それを思い出すな、爽子ぉぉぉ。
もうキミ達ぃ、少しはうぬぼれてみろよ。
相手より自分の気持ちの方が重いと、
互いに思ってんじゃないわよ。
ったくもぉ。
「吉田と矢野だったら、多分、外…」
は?いきなり何?
あぁ…、爽子は二人を探しに来たんだと
思うわけだ。
風早君は。
「違うの!風早君に会いに来たの!」
よっしゃー!
爽子、良く言った!!
「風早君に、
言いたい事があって来たの!」
うほほ、風早が、圧倒されてるわ。
「違うの…良いの…良いの…
このままで良い…聞いて欲しい…」
爽子の切迫した必死さが、声に出てるなぁ。
こっちまで胸が詰まるっ。緊張するっ。
爽子は今まで、何かをしたら御免なさいって
謝られて来た。だから…。
風早に初めて会った時、
ありがとうと笑って言ってくれて
本当に嬉しかったんだ。
急に色が付いたように感じた。
風早は、爽子の世界を変えたんだ。
存在1つで、爽子の毎日が変わった。
「なのに…私、あの時の風早君と
全く逆のことしてた。
だから今度は…御免ねの代わりに
…聞いて…」
笑ってくれて、ありがとう。
話しかけてくれて、ありがとう。
優しくしてくれて、ありがとう。
今まで知らなかった気持ちを、
いっぱい教えてくれて、ありがとう。
なんか…
もうお別れみたいにも聞こえるぞ爽子…
大丈夫か?ちゃんと言うよな?
爽子の肩が震えて、声にも涙が混ざったような震え。
「違うの…」
「くろ…」
「好きなのっ!」
風早が愕然とする。
「好きなのっ!
好きなの…好きなの…
好きなの…」
爽子、良く言ったよ。
抱きしめて頭、撫でてやりたいね。
ぽろぽろとこぼれる涙も放置で、
爽子はその言葉を
何度も口にする。
「好きなの…好きなの…」
どれだけ吐き出しても沸いてくる、
そのどうしようもない熱い感情を。
-とても伝えられない。
この気持全部…
どうやって言葉で伝えて良いか
分からない
ただ…
好き
好きなの…
好き…好き…
風早が戸に近づき手を掛け、
開けさせまいと爽子が押さえる。
「あ…駄目!開けないで!い、今、私っ!ぁっ」
-顔…見られるの…
凄く、恥ずかしいっ
可愛いなぁ爽子。
そんなリアクション…。
もぉこりゃ風早、辛抱たまらんよ?
爽子の手に己の手を添えて…滑らせて…握り…
引っ張る。
うーん、この時の風早の表情が、
やけに色っぽい。
こういうシチュで無意識に本能で
身体動いてる感じよね。
男の顔になってらぁ。
へぇ~、そう。そうかぁ。
風早も男か、やっぱ。
むふふふふふ。
おー凄いや、抱き寄せてちゃんとドア閉めて。
手馴れてるように見えまっせ。
やるときゃ、やるもんだねぇ。
やだ、もぉにやにやしちゃう~。
さてグランドのあやね達。
「爽子…上手く話せたかな…」
保護者は心配そうに教室の窓を見上げてる。
うんうん、心配だよねぇ。
と、ジョーが風早探してますよ。
コイツまさか邪魔しに入らないだろうな。
「大丈夫でしょう、龍居るし」
…だと良いけど。
「あー、龍!かっぜはっや、は?」
「…ふっ」
きゃあ~龍!男前~。
…と思ったら即行こけしかよ。
こけし龍も、私、けっこう好きだったりするけど。
「風早は?」
「へっ」(にこ…)
「風早」
「うん…」(にこ…)
ぶははははっ。
口元だけ、ひょこっと上がってる~。
それにしても、「うん」とかそんな声だけでも
男前声で素敵だ~悠一さんっ。
っと、今度はピンが爽子を探してやってきた。
伝言なら伝えておくとあやねが少し焦り声で返すが
あやねと千鶴じゃ埒明かないらしい…。
「良いこと…思いついてよぉ」
…どーせロクでもない事ですね。
あ、千鶴とあやねも同じ意見ですか。
そうだよね。
教室へ向かおうとするピンの腕を掴み、
全力で止める二人が愛しい。
「そうだ!帰った!」
「帰りましたーっ!!」
何故先に言わないと突っ込まれ、
「うっわぁ~すれてたぁ」
「思い出したぁ」
ここの二人の台詞がまた息ピッタリなんだよね。
台詞のリズムが絶妙。素晴らしい。
うわーっピンは止めたけど、ジョーが向かっちゃったよー。
やめてくれーっ邪魔しないでくれーっ。
ここまで私たち、辛抱したってのにー。
もういい加減、すっきりさせてくれよぉ~。
あっ…でもけっこう良い感じじゃないですか。
教室の二人。
しっかり抱き合ってるー。
にひひひ。
風早が抱く腕に力を込めて…
言葉が無くても、風早の気持ち、凄く感じるよね。
爽子の右手が動いて、二人は身体を離す。
風早はしっかり、爽子の両肩に手を置いてるけどね。
「く…黒沼…」
我に返った爽子の顔が、熱湯浴びたみたいに真っ赤だ。
両手で顔を隠そうとするけど…
「待って!そらさないで!
こっち見て!」
ぐふふふふふ…。
あ、すいません、つい。
だってにやけちゃうよねぇ。
「ずっと…ちゃんと黒沼の事、
正面から見れてなかった気がするんだ」
爽子が風早のシャツを掴む。
あぁ良いね…良い感じ…。
無音で、
見詰め合って…
キス…する?
っていう緊張の中、
ガラッ!!
しっ、心臓止まるかと思った-っ!!
ジョー!この野郎、空気読め!!
風早を見つけてめっさ嬉しそう。
ついでに爽子を見つけて、ピンが探してたと
余計な情報を…。
「大事な用事だったっぽい」
お前どういう感性してるんだ。
あれの何処が大事な用に見えるんだ。
「ていうか…何してたの?」
おーまーえーっ!!
-なに…してたんだろう…
いやぁぁぁ爽子っ!せっかく雰囲気良かったのに、
なにも今、そんなギャグ顔にならなくたってぇ~。
先生が読んでるからと、爽子は走って行っちゃったよ。
「黒沼っ!!」
最悪ー。
何してたんだとジョーに再度突っ込まれた風早、
へたりこんで、
「大事な話だよ」
そんなことはどうでも良いけど、後で集まる時のおやつ
しょっぱい系7、甘い系3で良いかと訊くジョー。
それこそどーでも良いわ!!
失敗したと、爽子はあやねと千鶴に報告。
一応告白はしたものの、思ってることの
1/10も伝えられなかったと爽子。
いや、あれで十分やと思うぜ?
色んなことごちゃごちゃ言うよりも、
「好きっ」ってぶつける方が、効くやろ。
それで風早はなんて応えたのかと詰め寄る二人に
爽子、固まる…。
抱きしめられましたって言っちゃえよ。
あやねなら、それで正しい答えを出してくれるのに。
ちょっ!なんでピンがいきなり千鶴の部屋に
上がってきてるんだ。
仮装行列のソロの時に、爽子に何かやらせようとしてる
みたいですな。
でも爽子はさっき、あやねがピンに対して使った
下心って言葉に反応したままで、きいちゃーいません。
「わっ私…私、もう下心なしで
風早君の事、
見られませぇ~ん」
あははは。
「…え…?」
ぶははははっ。ピンの顔~っ!
それにその声、良いわー。
ええっと…小野友樹さん?
「よ…良かったな」
このシチュでその言葉選ぶピンは、嫌いじゃないかも。
「良くないですー」
しゃがんで顔を両手で覆い、いやいやしてる爽子、
可愛いー。足内股だし~。
気持ち変わらないって言われてるのにどうしたら良いのか。
「あわよくばです、あわよくば、あ~わわわわわ」
どうしよう、可愛すぎるぞ爽子。
ピンがやれやれって感じで息を吐き、
爽子の前にしゃがむ。
「あのな、お前は、
翔太や他の奴らには
下心なんか無いとでも
思ってんのか?」
「え?」
やっと顔上げた爽子の前で、ピンは己の親指を胸に当てる。
「心だ!持って当然だ!」
ちょっ!ピン…なんだよ、カッコ良いじゃん。
…と、見直してやろうと思ったのに…
「と、いうわけでだな…。
明日、これを審査員達皿の上に一個ずつな」
…おい。
思い切り上げ
て、思い切り落ちた
な、今。
爽子は魔法に掛かったままのようだが。
明日、今言ってたこと全部本人にぶちまけろってのは
良いアドバイスだけどさ。
走りつつ、今自分が物凄く良いこといったことに気づくピン。
そのまま風早のもとへ走ります。
男子達も頑張ってますが…ジョーはお菓子食ってるだけかよ。
龍は寝てるし…。
龍は仕方無いとしても、ジョー!
キミは駄目駄目だな。
女子の所にピンが来た情報は、男子達に流れました。
ピン襲来注意報だって。
風早はトイレ借りる振りして、爽子にメールしてる。
メールするだけで顔赤くなってるわー。
良いねぇ、若いって。(あ)
そこへピン登場。
「よぉ!風早下心のみ太君」
ほぉ…上手い事言うね。
翔太、だもんね。はめやすい。(そんな所で感心すんな)
男子から女子へ報告メールが届きました。
爽子、ほら、君の携帯も光ってるよ。
風早が、メッセージ、送ってるよ。
早く気づいて。見てあげて。
「爽子、明日いつ話しかけんの?」
「と、とりあえずパレード前には…」
「頑張れ」
二人の応援は、あったかいね。
-どきどき…
わくわく…
そわそわ…
明日がこんなに待ち遠しいのは、
いつ以来だろう…
風早が送ったメールは、
「明日 もう一回話させて」
うん、大事なことはちゃんと口でね。
メールじゃなくて。
もう、変に糸を絡めないでおくれよ。
-早く…
早く
-早く…
-会いたい
-会いたい
くーっ本チャンは来週持ち越しですかっ。
待ち遠しいよ。
あんた達にとっては一晩だが、
我々は一週間の我慢ですからねー。
はぁ…頑張って待つよ。
頑張れ、視聴者のみんな。
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episode. 9 「告白」
教室にいる風早のもとへ駆けていく爽子。風早を目の前にし、
緊張からふるえが止まらない。気持ちを伝える覚悟ができた
爽子は、教室のドア越しに、ひとことひとことを紡ぐように
言葉を押し出していく。自分の毎日を変えてくれた風早に、
『ありがとう』の言葉と、そして・・・。
教室目指して走る爽子。
龍が風早の居場所知ってて良かったね。
なんで知ってたかというと、
さっきまで二人で話してたからだそうで
何を話していたかは、秘密。
ふふ、男だねぇ龍。

『分かってもらえない事の方が
多かったと思う。
気持ちを言えない事の方が、
多かったと思う。
それでも、頑張る黒沼が好きだ。
俺も、諦めたくない…
好きなんだ…』
ひぃ~っなんかドキドキしちゃうじゃないか。

爽子、教室のドアの前に到着ですよっ。
ドキドキドキ。
-届いて欲しい…。
届け…
…届け…
あら~、爽子、美人さんだわぁ。

意を決してドアに手をかける。
わータイトル画が竹取物語~。
爽子、ハマり過ぎだっ!
可愛いよぉ。
少しだけ開いた教室の扉。
風早は龍が戻ってきたのかと思ったみたい。
風早ったら。
龍だったら、さっさと入ってくるでしょ?
返事がないから、
風早は足を向ける。ゆっくりと。
そしてガラス越しに、
そこに立っている人物を認めて、
ハッと足を止めた。
「…黒沼?」
細かいことですが、
ここの浪川さんの言い方、凄く良い。
まさに風早乗り移りだ。
顔赤くして固まってる爽子の顔がまた可愛いねぇ。
どくん…どくん…
これはどちらの心臓の音?
二人とも、かな。
息を呑む爽子。
あぁ~っもおっ!
こっちまで息苦しいだろがっ!!
-震えが…止まらないっ
でしょうねぇ。
-風早君に…気持ちを言う時が…
…来たっ
「ごめんな…」
「…ぇっ…」
「泣かせてゴメンな。
いっぱい…困らせてゴメン。
俺ばっか…言いたい事言って…ゴメンな」
風早…頼むからまた変なこと言わないでくれよ。
誤解招くようなことをさぁ。
「もし俺に言いたい事が出来たら、
その時は言って。
聞きたいんだ。どんな話でも」
それは今、だよ。
ちゃんと話せよ、互いの本当の気持ちをさー。
「俺の気持ちは変わらないから」
「……うん」
『俺の好きと黒沼の好きは、
違うね』
って、それを思い出すな、爽子ぉぉぉ。

もうキミ達ぃ、少しはうぬぼれてみろよ。
相手より自分の気持ちの方が重いと、
互いに思ってんじゃないわよ。
ったくもぉ。
「吉田と矢野だったら、多分、外…」
は?いきなり何?
あぁ…、爽子は二人を探しに来たんだと
思うわけだ。
風早君は。

「違うの!風早君に会いに来たの!」
よっしゃー!
爽子、良く言った!!

「風早君に、
言いたい事があって来たの!」
うほほ、風早が、圧倒されてるわ。
「違うの…良いの…良いの…
このままで良い…聞いて欲しい…」
爽子の切迫した必死さが、声に出てるなぁ。
こっちまで胸が詰まるっ。緊張するっ。
爽子は今まで、何かをしたら御免なさいって
謝られて来た。だから…。
風早に初めて会った時、
ありがとうと笑って言ってくれて
本当に嬉しかったんだ。
急に色が付いたように感じた。
風早は、爽子の世界を変えたんだ。
存在1つで、爽子の毎日が変わった。
「なのに…私、あの時の風早君と
全く逆のことしてた。
だから今度は…御免ねの代わりに
…聞いて…」
笑ってくれて、ありがとう。
話しかけてくれて、ありがとう。
優しくしてくれて、ありがとう。
今まで知らなかった気持ちを、
いっぱい教えてくれて、ありがとう。
なんか…

もうお別れみたいにも聞こえるぞ爽子…
大丈夫か?ちゃんと言うよな?
爽子の肩が震えて、声にも涙が混ざったような震え。
「違うの…」
「くろ…」
「好きなのっ!」
風早が愕然とする。
「好きなのっ!
好きなの…好きなの…
好きなの…」
爽子、良く言ったよ。
抱きしめて頭、撫でてやりたいね。
ぽろぽろとこぼれる涙も放置で、
爽子はその言葉を
何度も口にする。
「好きなの…好きなの…」
どれだけ吐き出しても沸いてくる、
そのどうしようもない熱い感情を。
-とても伝えられない。
この気持全部…
どうやって言葉で伝えて良いか
分からない
ただ…
好き
好きなの…
好き…好き…
風早が戸に近づき手を掛け、
開けさせまいと爽子が押さえる。
「あ…駄目!開けないで!い、今、私っ!ぁっ」
-顔…見られるの…
凄く、恥ずかしいっ
可愛いなぁ爽子。
そんなリアクション…。
もぉこりゃ風早、辛抱たまらんよ?

爽子の手に己の手を添えて…滑らせて…握り…
引っ張る。
うーん、この時の風早の表情が、
やけに色っぽい。
こういうシチュで無意識に本能で
身体動いてる感じよね。
男の顔になってらぁ。
へぇ~、そう。そうかぁ。
風早も男か、やっぱ。
むふふふふふ。
おー凄いや、抱き寄せてちゃんとドア閉めて。
手馴れてるように見えまっせ。
やるときゃ、やるもんだねぇ。
やだ、もぉにやにやしちゃう~。
さてグランドのあやね達。
「爽子…上手く話せたかな…」
保護者は心配そうに教室の窓を見上げてる。
うんうん、心配だよねぇ。
と、ジョーが風早探してますよ。
コイツまさか邪魔しに入らないだろうな。
「大丈夫でしょう、龍居るし」
…だと良いけど。
「あー、龍!かっぜはっや、は?」
「…ふっ」
きゃあ~龍!男前~。

…と思ったら即行こけしかよ。
こけし龍も、私、けっこう好きだったりするけど。
「風早は?」
「へっ」(にこ…)
「風早」
「うん…」(にこ…)
ぶははははっ。
口元だけ、ひょこっと上がってる~。
それにしても、「うん」とかそんな声だけでも
男前声で素敵だ~悠一さんっ。
っと、今度はピンが爽子を探してやってきた。
伝言なら伝えておくとあやねが少し焦り声で返すが
あやねと千鶴じゃ埒明かないらしい…。
「良いこと…思いついてよぉ」
…どーせロクでもない事ですね。
あ、千鶴とあやねも同じ意見ですか。
そうだよね。
教室へ向かおうとするピンの腕を掴み、
全力で止める二人が愛しい。
「そうだ!帰った!」
「帰りましたーっ!!」
何故先に言わないと突っ込まれ、
「うっわぁ~すれてたぁ」
「思い出したぁ」
ここの二人の台詞がまた息ピッタリなんだよね。
台詞のリズムが絶妙。素晴らしい。
うわーっピンは止めたけど、ジョーが向かっちゃったよー。
やめてくれーっ邪魔しないでくれーっ。
ここまで私たち、辛抱したってのにー。
もういい加減、すっきりさせてくれよぉ~。

あっ…でもけっこう良い感じじゃないですか。
教室の二人。
しっかり抱き合ってるー。
にひひひ。
風早が抱く腕に力を込めて…
言葉が無くても、風早の気持ち、凄く感じるよね。
爽子の右手が動いて、二人は身体を離す。
風早はしっかり、爽子の両肩に手を置いてるけどね。
「く…黒沼…」
我に返った爽子の顔が、熱湯浴びたみたいに真っ赤だ。
両手で顔を隠そうとするけど…
「待って!そらさないで!
こっち見て!」
ぐふふふふふ…。
あ、すいません、つい。
だってにやけちゃうよねぇ。

「ずっと…ちゃんと黒沼の事、
正面から見れてなかった気がするんだ」
爽子が風早のシャツを掴む。
あぁ良いね…良い感じ…。
無音で、
見詰め合って…
キス…する?
っていう緊張の中、
ガラッ!!
しっ、心臓止まるかと思った-っ!!

ジョー!この野郎、空気読め!!
風早を見つけてめっさ嬉しそう。
ついでに爽子を見つけて、ピンが探してたと
余計な情報を…。
「大事な用事だったっぽい」
お前どういう感性してるんだ。
あれの何処が大事な用に見えるんだ。
「ていうか…何してたの?」
おーまーえーっ!!
-なに…してたんだろう…
いやぁぁぁ爽子っ!せっかく雰囲気良かったのに、
なにも今、そんなギャグ顔にならなくたってぇ~。
先生が読んでるからと、爽子は走って行っちゃったよ。
「黒沼っ!!」
最悪ー。
何してたんだとジョーに再度突っ込まれた風早、
へたりこんで、
「大事な話だよ」
そんなことはどうでも良いけど、後で集まる時のおやつ
しょっぱい系7、甘い系3で良いかと訊くジョー。
それこそどーでも良いわ!!

失敗したと、爽子はあやねと千鶴に報告。
一応告白はしたものの、思ってることの
1/10も伝えられなかったと爽子。
いや、あれで十分やと思うぜ?
色んなことごちゃごちゃ言うよりも、
「好きっ」ってぶつける方が、効くやろ。
それで風早はなんて応えたのかと詰め寄る二人に
爽子、固まる…。
抱きしめられましたって言っちゃえよ。
あやねなら、それで正しい答えを出してくれるのに。
ちょっ!なんでピンがいきなり千鶴の部屋に
上がってきてるんだ。
仮装行列のソロの時に、爽子に何かやらせようとしてる
みたいですな。
でも爽子はさっき、あやねがピンに対して使った
下心って言葉に反応したままで、きいちゃーいません。
「わっ私…私、もう下心なしで
風早君の事、
見られませぇ~ん」
あははは。
「…え…?」
ぶははははっ。ピンの顔~っ!
それにその声、良いわー。
ええっと…小野友樹さん?
「よ…良かったな」
このシチュでその言葉選ぶピンは、嫌いじゃないかも。
「良くないですー」
しゃがんで顔を両手で覆い、いやいやしてる爽子、
可愛いー。足内股だし~。
気持ち変わらないって言われてるのにどうしたら良いのか。
「あわよくばです、あわよくば、あ~わわわわわ」
どうしよう、可愛すぎるぞ爽子。
ピンがやれやれって感じで息を吐き、
爽子の前にしゃがむ。
「あのな、お前は、
翔太や他の奴らには
下心なんか無いとでも
思ってんのか?」
「え?」
やっと顔上げた爽子の前で、ピンは己の親指を胸に当てる。
「心だ!持って当然だ!」
ちょっ!ピン…なんだよ、カッコ良いじゃん。
…と、見直してやろうと思ったのに…
「と、いうわけでだな…。
明日、これを審査員達皿の上に一個ずつな」
…おい。
思い切り上げ


爽子は魔法に掛かったままのようだが。
明日、今言ってたこと全部本人にぶちまけろってのは
良いアドバイスだけどさ。
走りつつ、今自分が物凄く良いこといったことに気づくピン。
そのまま風早のもとへ走ります。
男子達も頑張ってますが…ジョーはお菓子食ってるだけかよ。
龍は寝てるし…。
龍は仕方無いとしても、ジョー!
キミは駄目駄目だな。
女子の所にピンが来た情報は、男子達に流れました。
ピン襲来注意報だって。
風早はトイレ借りる振りして、爽子にメールしてる。
メールするだけで顔赤くなってるわー。
良いねぇ、若いって。(あ)
そこへピン登場。
「よぉ!風早下心のみ太君」
ほぉ…上手い事言うね。
翔太、だもんね。はめやすい。(そんな所で感心すんな)
男子から女子へ報告メールが届きました。
爽子、ほら、君の携帯も光ってるよ。
風早が、メッセージ、送ってるよ。
早く気づいて。見てあげて。
「爽子、明日いつ話しかけんの?」
「と、とりあえずパレード前には…」
「頑張れ」
二人の応援は、あったかいね。
-どきどき…
わくわく…
そわそわ…
明日がこんなに待ち遠しいのは、
いつ以来だろう…
風早が送ったメールは、
「明日 もう一回話させて」
うん、大事なことはちゃんと口でね。
メールじゃなくて。
もう、変に糸を絡めないでおくれよ。
-早く…
早く
-早く…
-会いたい
-会いたい
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くーっ本チャンは来週持ち越しですかっ。
待ち遠しいよ。
あんた達にとっては一晩だが、
我々は一週間の我慢ですからねー。
はぁ…頑張って待つよ。
頑張れ、視聴者のみんな。
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