「青の祓魔師」#3【兄と弟】私も祓魔塾で訓練ちぅ♪けっこう楽しい。
今回もちゃんと日曜日中には見たんですけどね。
日曜日は、鉄腕DASHも見てるし大河ドラマも見てるので
夕方から夜にかけてなかなか忙しいのよね。
月曜日のお弁当用のお惣菜の仕込みもあるし、
日曜日の夜、一週間分のご飯炊いて冷凍したりするしね…。
って、生活臭い話ですみません。
それで、なんとか昨日UPするつもりで頑張ってたんだけど
ちょいと無理だったので、本日となりましたー。
「青の祓魔師」の感想に関しては、
毎度こんな調子になるかも。
超簡易なら、日曜日中にあげれるけど、
気に入れば気に入るほど、感想長くなり時間掛かるのが
橘流でして…。
これもけっこう面白くなってきて、
今後は長くなりそうです。
なので、月曜日か火曜日、だな。
日曜日は、鉄腕DASHも見てるし大河ドラマも見てるので
夕方から夜にかけてなかなか忙しいのよね。
月曜日のお弁当用のお惣菜の仕込みもあるし、
日曜日の夜、一週間分のご飯炊いて冷凍したりするしね…。
って、生活臭い話ですみません。
それで、なんとか昨日UPするつもりで頑張ってたんだけど
ちょいと無理だったので、本日となりましたー。
「青の祓魔師」の感想に関しては、
毎度こんな調子になるかも。
超簡易なら、日曜日中にあげれるけど、
気に入れば気に入るほど、感想長くなり時間掛かるのが
橘流でして…。
これもけっこう面白くなってきて、
今後は長くなりそうです。
なので、月曜日か火曜日、だな。
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あらすじは公式HPより↓

あらすじ 第3話「兄と弟」
祓魔師への道を決意した燐は、獅郎の友人と名乗る謎の男
・メフィストに連れられて、雪男とともに正十字学園へ
入学。要塞のように巨大な校舎、雪男の主席入学…と、
燐にとって新たな環境は驚きの連続であった!
その後、燐は「魔神の落胤であることは秘密」とメフィストに
厳しく釘を刺されつつ、祓魔師の養成所・祓魔塾へ向かう。
年季の入った教室には、癖のありそうな塾生たち…。
そこに講師として現れたのは、何と雪男だった!
15年…かぁ。
つまりは生まれてから、ずっとここって事だよね。
母親は2人を産み落として亡くなったってところだろうし
乳飲み子状態で引き取ったんだよねぇ。
凄いな藤本。
『お前達!飯にするぞ!』
『うん!』『はい、お父さん』
かわいいなぁちびの頃。
藤本も若くて、修道士達も当然、
今のメンツじゃない。
『今日はカレーだぞぉ~』
楽しそうだ。良い親子してたんだよね。
ほろりと来ちゃうじゃないか。
藤本が死んだ時の事も、燐の事も
雪男は何も聞かない。
-アイツ、どう思ってんだろ。
修道士達はみんな酷い怪我をしてるけど
もう働いているのね。
出て行こうとしている燐に、寂しくなると声を掛ける。
「まぁ、でも、いつでも帰ってきな」
「ここはお前らの家なんだから」
良い人達だねぇ。
雪男は藤本の墓に来ている。
眼鏡の奥の眼が見えないから、
どんな表情してるかわかんないよ。
『うっうっ…怖いよ…』
両手で顔を覆って泣きじゃくってる幼い雪男。
『雪男』
藤本が優しく声を掛けて、頭に手を置いた。
顔を上げた雪男に、藤本は言った。
『雪男、父さんと一緒に…』
一緒に…、何でしょう。
でもその一言があったから、
今の雪男がある、そんな雰囲気ですね。
OP~。
前半は燐達の動きが曲のテンポと合わせてあるわけですが
♪要はリミットラインをすべて凌駕。
の所の、廉造、竜士、子猫丸の「凌駕」に合わせた
ポーズが笑える。
んで、この3人っさ、キャラの顔と中の人が
けっこう似てません?特にこのポーズの顔。
あぁ中井さんの場合は、
実際の顔より声のイメージがこんな顔、
なんですよねぇ。
この手のタイプ、大抵、中井さんに回っていくでしょ。
子猫丸は眼鏡外して髪伸ばしたら
けっこう可愛いと思うし。
燐はメフィストを待ってるようで。
けっこう暗いうちから門の所に居たよね、キミ。
もうすっかり明るくなってるけど、まだ来ないの?
って、変なピンクの長ぁい車が来たよ。
一応、リムジンなのかしらコレ。
色のセンスからいって、間違いなくメフィストのだね。
メフィストの表の顔は、正十字学園の理事長だってよ。
まぁなんかありがちと言えば、ありがち。
ということで、燐も学ぶ事になりましたとさ。
勉強とか、向かなそうだけどねぇこの子。
「お待たせしました。
嬉しいよ、兄さんと
離れ離れにならずに済んで」
えーっ何その笑顔。
胡散臭いー。
キミ、絶対、燐の事恨んだり憎んだりしてるよね。
それなのに、こんな態度?
「お世話になります。ファウストさん」
メフィストの表向きの名はヨハン・ファウスト5世だって。
ピンクリムジンで正十字学園へ向かう中、
朝、どこへ行ってたんだと燐が雪男に訊く。
「父さんの墓参りだよ。
兄さん、行ったの?」
「いや…」
「しょうがないな」
ほぉんと弟の方がしっかりしてます。
あー、あのOPで出てきてたハウルの城みたいなの、
正十字学園のある町だったのか…。
なんかここだけ別世界だよね。
門に着いてから学生服に着替えるって…。
「ネクタイ結ぶの、お上手ですな」
結べなかったんだよ、燐、ついこの間まで。
これも、ギリギリ藤本が教えてくれた事…。
ぐすん。
雪男が何にも訊かない事が面白くない燐。
訊かない方が怖いよね。
あの場で叫んで、なじって、責めてくれた方が
良かったんでしょ燐。
落ちこぼれの自分が雪男と同じ学園に入るなんて
驚いただろと話しかけたけど、雪男は聞いてなかったみたい。
「ゴメン…緊張してて」
実はこの後、大役があるから、その原稿を見てるわけだし
緊張は確かに少しはあるだろうけど
なんか、わざとって気がしたな。
なんか肝心な所に触れられるのを避けてる。
燐との直接対話を避けてる、そんな気が。
新入生代表として壇上に立つ雪男。
代表となるのは、入試でトップの成績だった者。
猫でも踏んづけたようなつぶれた声で驚く燐。
岡本さん、こういうつぶれ声、すっかりお得意ですよね。
-あの泣き虫で
苛められっ子だった雪男が…
女の子にもモテてますよ。
もうちゃっかり声掛けられてる。
子供の頃、七夕の短冊に、医者になりたいと
書いていた雪男。
燐に指摘されて、しどろもどろになったけど、
『すっげー!かっけー!
お前ならぜってぇなれるって』
何を根拠にか分からんが(汗)、
燐にそういわれて嬉しかったろうな雪男。
まぁだいたいからして雪男って、医者顔だよね、うん。
医者のサンプルみたいな顔だもん。
(なんのこっちゃ)
-そうだ…アイツは医者になるんだ。
何も知らない雪男を、
あんな世界に巻き込む事ない…
燐は燐なりに弟を大事に思ってる。
双子で産まれながら呪われた血は自分だけに流れ
ちょっと悔しがっても良い所だと思うんだが
雪男を巻き込むまい、
知らない方が良いと思えるのは
やっぱり優しいんだよね。
まぁ残念ながら、キミの弟は
キミに守ってもらわなきゃいけないような
タマじゃ、ないのだが。
まだ、キミの方こそ、知らないからな。
-あれは、俺の問題だ。
いやいや、もう家族の問題でしょう。
藤本もそのせいで亡くなったのだから。
校内の見学…燐がすっかりおのぼりさんになってて
はずかちい。
食堂はハリポタみたいだね。
テーブルの並びが違うけど。
あんまり思うまま口にしてるもんだから、
変な人扱いですよ燐。
授業は来週からのようです。
各自、寮に戻ることになりました。
燐はもともと中学を出て働くつもりで居た。
高校生活はどうでも良い。
-俺は、祓魔師(エクソシスト)になるだけだ。
ふと足を止めた燐。
「つか、寮って何処だよ」
この学校に入る事になったと知ったのは
数時間前だもんな。
そら、何も分かってませんよね。
お?燐の足元にワンコが…。
あ、でも藤本が持ってたみたいの、
…自分の胸を刺した、あれ、
首にくっつけてるね。
犬の後を追って外に出る。
この犬、なんとメフィストの化けた姿でした。
理事長が意味も無く学内をうろつくわけにも
いかないからだそうですが、
変身まで出来るとは思いませんでしたよ。
悪魔なら、あるいは出来るかもと思えますが…。
あ、祓魔師だからって変身出来るわけじゃなく
メフィストは特別なんだって。
てか、この人、ほんとに人間なの?
耳も悪魔ちっくだよね。
メフィストが燐に鍵を渡しました。
いつでもどこの扉からでも塾に行ける鍵。
どこでもドアならぬ、どこでも鍵ですか。
良いな、便利だ。
祓魔師になる為の塾。
ここでは高校生活を送りつつ、
放課後は塾へ通って祓魔師訓練生として学ぶ。
高等部の授業は週明けからだが、
塾は今日から始まる。
「覚悟は良いですね?」
「もちろんだぜ」
ただし1つ忠告があるとメフィスト。
燐がサタンの落胤である事は内緒。
「耳や歯、尻尾は誤魔化せても、
炎は洒落にならない。
自制してください」
うわ…それ、燐には厳しいんじゃない?
直情型で、怒り→炎で、すぐ点火しちゃうじゃん。
「あぁ…努力するよ」
あらら…燐、意志は固いのね。
本気なんだ。
試しにこの辺のドアをさきっの鍵で開けてみろって
事になりましたが…
ドスンッ「痛てっ」
…凄い音したよ燐。
もう少し、スマートにひらりと降りなきゃ。
アンタ、主人公なんだし。
うわー、中、凄いね。
祓魔師の塾というより…変な宗教か
どこか異国の民族の館みたい…。
「eins zwei drei」
メフィストが犬に化ける時の呪文はドイツ語で
いちにのさん、ですか。
固まった燐のちょっぴり縮んだ姿が可愛い♪
ほぉんと橘ったら、縮むと弱いんだから。
あらその扉、天井までのながーい扉かと思いきや
ステンドグラスの下部分だけなのね。
中には個性的な方々が、ぽつり…ぽつりと座ってる。
OPで出てくるメンバーね。
「奥村燐だ、よろしくな」
誰も反応無し。視線すら向けませんよ。
ここに居る訓練生達は、まだ魔障を受けていない子も居る。
「一度でも魔障を受けると、
悪魔を見る事が出来るので
祓魔師になるには、
通らなくてはならない道といえます」
燐には必要ないけどね。
悪魔なんだから。
講師が入ってきてビックリ。
雪男じゃないですか…。
「ぶるぅっ…ゆ、ゆゆきおぉぉーっ」
目ん玉、落ちそうだよ。
驚いたときの擬声語が素晴らしいわ岡本さん。
変な獣とか変人漫画家とか、演じた経験生きてるなぁ。
雪男は皆と同い年だが7歳からエクソシズムを学び
二年前に既に全課程を終了している。
だからここでは便宜上、先生と呼んでくれと告げる。
彼は歴代最年少で祓魔師の資格を得た天才だそうで。
寝耳に水、だよね燐。
一緒に暮らしてて、全く気づかなかったんでしょ?
ショックだろうな。
魔障を受けてないのは、
竜士と、朴朔子とフード被った子。
このフードの子は、公式のキャラ紹介にも居ないのよね。
OPにも居るのに。
雪男は魔障を受けてない子達の為の儀式をすべく
さくさく進めてますが、燐は頭ぐるぐるでしょうな。
巻き込むまいと思ってた雪男が、自分よりこの世界の事
詳しくて手馴れてて講師にまでなってて。
燐を無視して悪魔を呼び出す説明をしている雪男に
ちゃんと説明してくれと叫ぶ。
逆上してる燐を淡々と受けてる雪男は、
とても冷めてる。
説明しない限り授業を進めれないと悟った雪男は、
訓練生達に部屋の外で待ってくれるよう頼む。
彼らはちょっと不平を漏らしつつ…主に竜士ですが(笑)
廊下へ出て行く。
「それで?聞きたい事は、なに?」
うわー、ほんと冷たいね雪男。
こっちが本音ってとこ?
雪男が7歳から訓練を受け始めたのは藤本の勧めが
あったから。
雪男は、藤本の仕事をその歳からちゃんと分かっていたらしい。
「知らなかったのは兄さんだけだ。
なにしろ僕は、生まれた時に、
悪魔である兄さんから
魔障を受けたからね。
物心つくまえから
ずっと悪魔が見えてたんだ」
それはそれで、可哀想というか
気の毒だったね雪男。
双子なのに燐だけ悪魔の血を受け継ぐなんて、
燐が可哀想に思えていたけど、
片割れは片割れで大変だったんだ。
ゴメンよ雪男。
燐とは別の意味でグレるわな、そりゃ。
なんで今日までそれを黙っていたんだと
燐が雪男に迫り、
授業の為に用意していた試験管が落ちて割れた。
動物の腐った血が入った試験管。
この匂いを嗅ぐと、悪魔は興奮して凶暴化するのよね…。
これで燐が凶暴化するとかは無い?
いや、コイツも悪魔なんで…。
あ、燐はもともと凶暴か、失礼しました。
なに?燐の事、嫌いなのかって?
とんでもない。
橘的には、雪男より燐ですよ、むふふん♪
今んトコ藤本父ちゃんが一番だが(あ)
腐った血の匂いは、燐には
「ぁ…臭っさ」
だったよ。ちょいほっとした。
(お前、燐を信じてないのか)
で、こんなもんばら撒いちゃったもんだから、
小鬼(ホブゴブリン)がぁ~。
すかさず銃で撃つ雪男はカッコ良いね。
数が多い上に凶暴化させてしまった。
自分が駆除するから燐に部屋から出ているよう
雪男は告げますが、燐は聞いちゃーいません。
「話は終わってねぇぇぇーっ」
いやでもほら、小鬼がさ…。
雪男が右手左手交換しつつ、銃を撃ちまくるー。
すっげぇ。
でも燐の眼にはそんな弟の見慣れぬ姿も、
大量の小鬼も映ってない。
ひたすら”聞きたいこと”に集中だ、素晴らしい。
「つか、お前…今までずっと、
どう思ってたんだよ、俺のこと!」
「どう思っていたか?…決まってるだろ」
雪男ったら後ろにも眼があるのー。
背を向けたまま、後ろに向けて銃を放ち、
燐の背後にいた小鬼を駆除。
「兄さんが悪魔である以上、
危険対象だと思ってたさ。
もちろん今も…」
あぅ…そうだよね、そりゃ。
でもさ…。
うはー、今度は両手撃ち。
「バカだな、兄さん。
なんで祓魔師になりたいなんて
言い出したんだ。
復讐?それとも、
父さんへのせめてもの罪滅ぼしのつもりか。
もし本当にそう思っているなら、
大人しく騎士団本部に出頭するか
いっそ、死んでくれ」
あー。
これはキツいなぁ。
いやこの「いっそ死んでくれ」って台詞は、
予告やらで視聴者は耳にして知ってたわけですけどね。
「お前…ジジィが死んだのは、
俺のせいって思ってるのか」
「違うって言うの?
父さんはずっと兄さんを守ってきた。
僕はそれをずっと見てきたよ」
あー、それもまた雪男的には辛かったんだろうな。
藤本の愛情が、自分より燐への方が
重く見えていたでしょう。
藤本は、世界で唯一、サタンの憑依に頼る可能性
を持っていた。
常にサタンに身体を狙われていた。
それを15年間、強靭な精神で防いできたらしい。
「父さんは!最強の祓魔師だった!
何か精神的なダメージでも無い限り、
あんな形でサタンの浸入を許す筈が無い。
父さんに何か言ったんじゃないか」
あぁ、えーと…はい、言いました。
『俺の前で二度と父親ぶるな!』
でもその言葉がそれほどのダメージを藤本に与えた
ということは、それほど燐の事を愛しているという
証拠でもあり…なんとも切ないねぇ。
「父さんに弱みがあるとしたら、
それは…兄さんだ」
雪男は燐に銃を向ける。
向けれちゃうんだキミ、兄に銃を…。
「兄さんが父さんを殺したんだ!!」
燐により魔傷を受け、ちっちゃな頃から苦労して
父の愛も燐に向けられてたんじゃ、
心のどこかで燐を恨んで来ただろうし、
そこに来て父の死の原因が燐となれば、
憎むなってのが無理だよな、そら。
「俺は、お前の言う通りバカだから、
何言われても構わねぇ。けどな…」
燐の身体が青い炎に包まれる。
「兄貴に銃なんか、向けてんじゃねぇ」
あ、やっぱ、そこ突っ込む?
突っ込むよね。
「兄弟だろう!!」
だよね。
あら、言われてもまだ銃向けてるよこの子ったら。
天井から小鬼のデカイの出てきたよー。
「俺はジジィを
殺してなんかいない。
撃って気が済むんなら、
撃ってみろーっ!!」
燐は降魔剣を抜いて構え、雪男に向かって突進。
雪男を斬る気なんか無い事は、分かってましたけどね。
横を通り抜けて、後ろから現れたデカ小鬼を一刀両断。
さすがサタンの息子。
強いわー。
剣抜くと姿がより悪魔になっちゃうのが、
ちとマズイけどね。
「みくびんじゃねぇぞ。
俺は弟とは戦わない」
雪男はちょっとうな垂れる。
こういうトコ、敵わないよね。
燐より頭も良くて祓魔師として天才と言われても
正確には秀才、なんだよね。
努力して手にしたもの。
燐のように、生まれながらにして何か持ってるのは
違うから。
あ、悪魔だって事じゃなくてね。
「父さんの最期、…どんなだった」
やっと訊いたね、雪男。
「…カッコ良かったよ。
最後まで、俺を守って死んだ。
祓魔師になろうと思ったのも、
復讐とか、そんな難しいことじゃねぇんだ」
え…復讐って…
難しいことか?げふんごほん。
「ただ…俺は強くなりたい。
俺のせいで誰かが死ぬのは、もう嫌だ!」
燐の言葉に雪男はハッとする。
幼い頃、悪魔が見えて怖くて泣いていた雪男に
藤本が言った。
『父さんと一緒に戦わないか』
『え?』
『闇に怯えて生きるより、
強くなって人や兄さんを守りたくないか?』
『僕が…兄さんを?』
『あぁ…』
この時は純粋に、兄を自分が守れるならと
思ったんだろう。
藤本も、魔傷を受けて悪魔が見えてしまう雪男には
そのまま平凡に生活させるより、
燐の事もあるから、先のことも考えて、
雪男に力を付けさせようと思ったんだろうね。
それは藤本の、雪男への愛情でしょう。
ほんとに2人とも、愛されていたんだねぇ。
同じだ、と雪男は白状する。
自分も藤本に言われて、強くなりたくて祓魔師になった。
「兄さんと同じ思いで」
色々複雑な思いはあるけれど、
それでもやっぱり兄のこと
好きなのも事実なんだろうな、雪男。
この先、燐が祓魔師を目指す限り、
さっき雪男が言った言葉は付いて回る。
祓魔師からしたら、倒すべき相手。
ただの悪魔じゃなくて、サタンの息子ですもんねぇ。
常に祓魔師達から命を狙われる事になる。
「覚悟しておいた方が良い」
「はぁい、先生」
あらやだ、燐った ら。
可愛いんだから。
「皆さん、お待たせしました。
では授業を再開します」
訓練生達は教室に戻ったけど、部屋は酷い有様ですよね。
そら何があったんだーって思うわな。
寮は雪男と同室になりました。
まぁそうじゃないと困ると思うぞ、色々。
しかもこの寮、自分達2人しか居ないらしい。
「兄さんは危険だし、
僕がしっかり監視しないとね」
なにげにサラッとキツイな雪男。
「監視って…監獄か、ここはーっ」
「そう、僕が看守のね」
あーあー。その笑顔、怖いよ雪男。
「祓魔師になりたいんでしょー?
ならこれぐらい、我慢しなきゃ」
課題があることも燐は聞いてなかったようで、
「(溜息)聞いてなかった?」
雪男~っ声が冷たいよぉ。凍る凍る。
ふふふ。
なんかこの先、雪男がこんな風に
ちりちりと燐を苛めて
小さく鬱憤を晴らしていきそうね。
ま、それで良いんじゃないの。
藤本の為にも、兄弟力合わせてやっていって
ちょうだいね。
ED~。
よくよく見ていたら、サビの♪take offのトコで
振り付けで踊ってるの
2回目のはメフィスト+祓魔師達なんだね。
流れるの早いし、前回上手く止めれなくて女の子達なのかと
思ってたんだ。
1回目のは、燐+雪男と訓練生達ってのは分かったんだけど。
彼らが全部踊ってるバージョン、みたい気がする。
ほらよくMADで皆さん作るじゃない。
Cパート。
「兄さんでも分かる授業、考えなくては…」
苦労性だね、やっぱキミは。
次回はしえみと遭遇するみたいね。
今後は訓練生達との絡みが楽しみだわ。
中井さん、遊佐さん、梶さんだしね。ふふふ。
ところでただいま、私も
祓魔塾の訓練を受けております。
この間、チラリと話したと思いますが、
公式サイトの「スペシャル」に祓魔塾訓練所って
ページがありまして、
魍魎(コールタール)を撃って倒していくゲームです。
これ、100匹倒すとデカイ魍魎が現れて
右から左へ、のそのそと移動するんだよ。
コイツは残念ながら倒せないみたいですが。
※【PM1:57追記】
400匹め以降は左から右へのそのそと動くんですが、
これは倒せました。ひょっとして最初の3匹も倒せたのかも
しれません。失礼しました。
それでね、200匹倒したら、
そのデカ魍魎の、のそのそ移動する場所が
真ん中になり、300匹で画面の上の方を移動すんの。
おもしろいよ。
多分、200匹か、300匹倒したら、だと思うけど、
燐モードが増えました。
私、一度サイト閉じてしまったので、
続けて200匹なのか、累計300匹で、なのか
ちょい不明なんだけど。
燐モードだと、ヒットした時に
青い炎付きなのでカッコ良い。
で、燐モードで100匹倒すと燐の壁紙がもらえます。
200匹倒すとMISSION発令し、
30秒以内に魍魎を20匹倒せと言われます。
これがねー、頑張っても18匹ぐらいでねぇ。
何度もリトライしましたよ。
20匹倒せると、下からむくむくとボスの魍魎が出てきて、
それを斬りつけて行くとボスも倒れます。
ボスを倒すと、今度は雪男モードが増えました。
雪男だと武器が銃なので、ポインター合わせると
銃の照準になってて、更に撃つと薬莢が飛ぶんだよー。
凝ってるよねぇ、ビックリ。
撃った弾が、壁に当たって穴開いたりしてるしさ…。
雪男モードも100匹倒すと、壁紙もらえます。
まだそこまでしか進んでません。
興味のある方は是非、やってみてね。
前回までの感想。
#1
「青の祓魔師」#1【悪魔は人の心に棲む】似てねー双子だこと。
#2
「青の祓魔師」#2【虚無界の門(ゲヘナゲート)】藤原さんキャラの宿命?
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あらすじ 第3話「兄と弟」
祓魔師への道を決意した燐は、獅郎の友人と名乗る謎の男
・メフィストに連れられて、雪男とともに正十字学園へ
入学。要塞のように巨大な校舎、雪男の主席入学…と、
燐にとって新たな環境は驚きの連続であった!
その後、燐は「魔神の落胤であることは秘密」とメフィストに
厳しく釘を刺されつつ、祓魔師の養成所・祓魔塾へ向かう。
年季の入った教室には、癖のありそうな塾生たち…。
そこに講師として現れたのは、何と雪男だった!
15年…かぁ。
つまりは生まれてから、ずっとここって事だよね。
母親は2人を産み落として亡くなったってところだろうし
乳飲み子状態で引き取ったんだよねぇ。
凄いな藤本。
『お前達!飯にするぞ!』
『うん!』『はい、お父さん』
かわいいなぁちびの頃。
藤本も若くて、修道士達も当然、
今のメンツじゃない。
『今日はカレーだぞぉ~』
楽しそうだ。良い親子してたんだよね。
ほろりと来ちゃうじゃないか。

藤本が死んだ時の事も、燐の事も
雪男は何も聞かない。
-アイツ、どう思ってんだろ。
修道士達はみんな酷い怪我をしてるけど
もう働いているのね。
出て行こうとしている燐に、寂しくなると声を掛ける。
「まぁ、でも、いつでも帰ってきな」
「ここはお前らの家なんだから」
良い人達だねぇ。

雪男は藤本の墓に来ている。
眼鏡の奥の眼が見えないから、
どんな表情してるかわかんないよ。
『うっうっ…怖いよ…』
両手で顔を覆って泣きじゃくってる幼い雪男。
『雪男』
藤本が優しく声を掛けて、頭に手を置いた。
顔を上げた雪男に、藤本は言った。
『雪男、父さんと一緒に…』
一緒に…、何でしょう。
でもその一言があったから、
今の雪男がある、そんな雰囲気ですね。
OP~。
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前半は燐達の動きが曲のテンポと合わせてあるわけですが
♪要はリミットラインをすべて凌駕。
の所の、廉造、竜士、子猫丸の「凌駕」に合わせた
ポーズが笑える。

んで、この3人っさ、キャラの顔と中の人が
けっこう似てません?特にこのポーズの顔。
あぁ中井さんの場合は、
実際の顔より声のイメージがこんな顔、
なんですよねぇ。
この手のタイプ、大抵、中井さんに回っていくでしょ。
子猫丸は眼鏡外して髪伸ばしたら
けっこう可愛いと思うし。
燐はメフィストを待ってるようで。
けっこう暗いうちから門の所に居たよね、キミ。
もうすっかり明るくなってるけど、まだ来ないの?
って、変なピンクの長ぁい車が来たよ。
一応、リムジンなのかしらコレ。
色のセンスからいって、間違いなくメフィストのだね。
メフィストの表の顔は、正十字学園の理事長だってよ。
まぁなんかありがちと言えば、ありがち。
ということで、燐も学ぶ事になりましたとさ。
勉強とか、向かなそうだけどねぇこの子。

「お待たせしました。
嬉しいよ、兄さんと
離れ離れにならずに済んで」
えーっ何その笑顔。
胡散臭いー。
キミ、絶対、燐の事恨んだり憎んだりしてるよね。
それなのに、こんな態度?
「お世話になります。ファウストさん」
メフィストの表向きの名はヨハン・ファウスト5世だって。
ピンクリムジンで正十字学園へ向かう中、
朝、どこへ行ってたんだと燐が雪男に訊く。
「父さんの墓参りだよ。
兄さん、行ったの?」
「いや…」
「しょうがないな」
ほぉんと弟の方がしっかりしてます。
あー、あのOPで出てきてたハウルの城みたいなの、
正十字学園のある町だったのか…。
なんかここだけ別世界だよね。
門に着いてから学生服に着替えるって…。
「ネクタイ結ぶの、お上手ですな」
結べなかったんだよ、燐、ついこの間まで。
これも、ギリギリ藤本が教えてくれた事…。
ぐすん。

雪男が何にも訊かない事が面白くない燐。
訊かない方が怖いよね。
あの場で叫んで、なじって、責めてくれた方が
良かったんでしょ燐。
落ちこぼれの自分が雪男と同じ学園に入るなんて
驚いただろと話しかけたけど、雪男は聞いてなかったみたい。
「ゴメン…緊張してて」
実はこの後、大役があるから、その原稿を見てるわけだし
緊張は確かに少しはあるだろうけど
なんか、わざとって気がしたな。
なんか肝心な所に触れられるのを避けてる。
燐との直接対話を避けてる、そんな気が。
新入生代表として壇上に立つ雪男。
代表となるのは、入試でトップの成績だった者。
猫でも踏んづけたようなつぶれた声で驚く燐。
岡本さん、こういうつぶれ声、すっかりお得意ですよね。
-あの泣き虫で
苛められっ子だった雪男が…
女の子にもモテてますよ。
もうちゃっかり声掛けられてる。

子供の頃、七夕の短冊に、医者になりたいと
書いていた雪男。
燐に指摘されて、しどろもどろになったけど、
『すっげー!かっけー!
お前ならぜってぇなれるって』
何を根拠にか分からんが(汗)、
燐にそういわれて嬉しかったろうな雪男。
まぁだいたいからして雪男って、医者顔だよね、うん。
医者のサンプルみたいな顔だもん。
(なんのこっちゃ)
-そうだ…アイツは医者になるんだ。
何も知らない雪男を、
あんな世界に巻き込む事ない…
燐は燐なりに弟を大事に思ってる。
双子で産まれながら呪われた血は自分だけに流れ
ちょっと悔しがっても良い所だと思うんだが
雪男を巻き込むまい、
知らない方が良いと思えるのは
やっぱり優しいんだよね。
まぁ残念ながら、キミの弟は
キミに守ってもらわなきゃいけないような
タマじゃ、ないのだが。
まだ、キミの方こそ、知らないからな。
-あれは、俺の問題だ。
いやいや、もう家族の問題でしょう。
藤本もそのせいで亡くなったのだから。
校内の見学…燐がすっかりおのぼりさんになってて
はずかちい。
食堂はハリポタみたいだね。
テーブルの並びが違うけど。
あんまり思うまま口にしてるもんだから、
変な人扱いですよ燐。
授業は来週からのようです。
各自、寮に戻ることになりました。
燐はもともと中学を出て働くつもりで居た。
高校生活はどうでも良い。
-俺は、祓魔師(エクソシスト)になるだけだ。
ふと足を止めた燐。
「つか、寮って何処だよ」
この学校に入る事になったと知ったのは
数時間前だもんな。
そら、何も分かってませんよね。
お?燐の足元にワンコが…。
あ、でも藤本が持ってたみたいの、
…自分の胸を刺した、あれ、
首にくっつけてるね。
犬の後を追って外に出る。
この犬、なんとメフィストの化けた姿でした。
理事長が意味も無く学内をうろつくわけにも
いかないからだそうですが、
変身まで出来るとは思いませんでしたよ。
悪魔なら、あるいは出来るかもと思えますが…。
あ、祓魔師だからって変身出来るわけじゃなく
メフィストは特別なんだって。
てか、この人、ほんとに人間なの?
耳も悪魔ちっくだよね。
メフィストが燐に鍵を渡しました。
いつでもどこの扉からでも塾に行ける鍵。
どこでもドアならぬ、どこでも鍵ですか。
良いな、便利だ。
祓魔師になる為の塾。
ここでは高校生活を送りつつ、
放課後は塾へ通って祓魔師訓練生として学ぶ。
高等部の授業は週明けからだが、
塾は今日から始まる。
「覚悟は良いですね?」
「もちろんだぜ」
ただし1つ忠告があるとメフィスト。
燐がサタンの落胤である事は内緒。
「耳や歯、尻尾は誤魔化せても、
炎は洒落にならない。
自制してください」
うわ…それ、燐には厳しいんじゃない?
直情型で、怒り→炎で、すぐ点火しちゃうじゃん。
「あぁ…努力するよ」
あらら…燐、意志は固いのね。
本気なんだ。
試しにこの辺のドアをさきっの鍵で開けてみろって
事になりましたが…
ドスンッ「痛てっ」
…凄い音したよ燐。
もう少し、スマートにひらりと降りなきゃ。
アンタ、主人公なんだし。

うわー、中、凄いね。
祓魔師の塾というより…変な宗教か
どこか異国の民族の館みたい…。
「eins zwei drei」
メフィストが犬に化ける時の呪文はドイツ語で
いちにのさん、ですか。
固まった燐のちょっぴり縮んだ姿が可愛い♪
ほぉんと橘ったら、縮むと弱いんだから。
あらその扉、天井までのながーい扉かと思いきや
ステンドグラスの下部分だけなのね。
中には個性的な方々が、ぽつり…ぽつりと座ってる。
OPで出てくるメンバーね。
「奥村燐だ、よろしくな」
誰も反応無し。視線すら向けませんよ。
ここに居る訓練生達は、まだ魔障を受けていない子も居る。
「一度でも魔障を受けると、
悪魔を見る事が出来るので
祓魔師になるには、
通らなくてはならない道といえます」
燐には必要ないけどね。
悪魔なんだから。
講師が入ってきてビックリ。
雪男じゃないですか…。
「ぶるぅっ…ゆ、ゆゆきおぉぉーっ」
目ん玉、落ちそうだよ。
驚いたときの擬声語が素晴らしいわ岡本さん。
変な獣とか変人漫画家とか、演じた経験生きてるなぁ。

雪男は皆と同い年だが7歳からエクソシズムを学び
二年前に既に全課程を終了している。
だからここでは便宜上、先生と呼んでくれと告げる。
彼は歴代最年少で祓魔師の資格を得た天才だそうで。
寝耳に水、だよね燐。
一緒に暮らしてて、全く気づかなかったんでしょ?
ショックだろうな。
魔障を受けてないのは、
竜士と、朴朔子とフード被った子。
このフードの子は、公式のキャラ紹介にも居ないのよね。
OPにも居るのに。
雪男は魔障を受けてない子達の為の儀式をすべく
さくさく進めてますが、燐は頭ぐるぐるでしょうな。
巻き込むまいと思ってた雪男が、自分よりこの世界の事
詳しくて手馴れてて講師にまでなってて。
燐を無視して悪魔を呼び出す説明をしている雪男に
ちゃんと説明してくれと叫ぶ。
逆上してる燐を淡々と受けてる雪男は、
とても冷めてる。
説明しない限り授業を進めれないと悟った雪男は、
訓練生達に部屋の外で待ってくれるよう頼む。
彼らはちょっと不平を漏らしつつ…主に竜士ですが(笑)
廊下へ出て行く。
「それで?聞きたい事は、なに?」
うわー、ほんと冷たいね雪男。
こっちが本音ってとこ?
雪男が7歳から訓練を受け始めたのは藤本の勧めが
あったから。
雪男は、藤本の仕事をその歳からちゃんと分かっていたらしい。
「知らなかったのは兄さんだけだ。
なにしろ僕は、生まれた時に、
悪魔である兄さんから
魔障を受けたからね。
物心つくまえから
ずっと悪魔が見えてたんだ」
それはそれで、可哀想というか
気の毒だったね雪男。
双子なのに燐だけ悪魔の血を受け継ぐなんて、
燐が可哀想に思えていたけど、
片割れは片割れで大変だったんだ。
ゴメンよ雪男。
燐とは別の意味でグレるわな、そりゃ。
なんで今日までそれを黙っていたんだと
燐が雪男に迫り、
授業の為に用意していた試験管が落ちて割れた。
動物の腐った血が入った試験管。
この匂いを嗅ぐと、悪魔は興奮して凶暴化するのよね…。
これで燐が凶暴化するとかは無い?
いや、コイツも悪魔なんで…。
あ、燐はもともと凶暴か、失礼しました。
なに?燐の事、嫌いなのかって?
とんでもない。
橘的には、雪男より燐ですよ、むふふん♪
今んトコ藤本父ちゃんが一番だが(あ)
腐った血の匂いは、燐には
「ぁ…臭っさ」
だったよ。ちょいほっとした。
(お前、燐を信じてないのか)
で、こんなもんばら撒いちゃったもんだから、
小鬼(ホブゴブリン)がぁ~。
すかさず銃で撃つ雪男はカッコ良いね。
数が多い上に凶暴化させてしまった。
自分が駆除するから燐に部屋から出ているよう
雪男は告げますが、燐は聞いちゃーいません。
「話は終わってねぇぇぇーっ」
いやでもほら、小鬼がさ…。
雪男が右手左手交換しつつ、銃を撃ちまくるー。
すっげぇ。
でも燐の眼にはそんな弟の見慣れぬ姿も、
大量の小鬼も映ってない。
ひたすら”聞きたいこと”に集中だ、素晴らしい。
「つか、お前…今までずっと、
どう思ってたんだよ、俺のこと!」
「どう思っていたか?…決まってるだろ」
雪男ったら後ろにも眼があるのー。
背を向けたまま、後ろに向けて銃を放ち、
燐の背後にいた小鬼を駆除。
「兄さんが悪魔である以上、
危険対象だと思ってたさ。
もちろん今も…」
あぅ…そうだよね、そりゃ。
でもさ…。
うはー、今度は両手撃ち。
「バカだな、兄さん。
なんで祓魔師になりたいなんて
言い出したんだ。
復讐?それとも、
父さんへのせめてもの罪滅ぼしのつもりか。
もし本当にそう思っているなら、
大人しく騎士団本部に出頭するか
いっそ、死んでくれ」
あー。
これはキツいなぁ。
いやこの「いっそ死んでくれ」って台詞は、
予告やらで視聴者は耳にして知ってたわけですけどね。
「お前…ジジィが死んだのは、
俺のせいって思ってるのか」
「違うって言うの?
父さんはずっと兄さんを守ってきた。
僕はそれをずっと見てきたよ」
あー、それもまた雪男的には辛かったんだろうな。
藤本の愛情が、自分より燐への方が
重く見えていたでしょう。
藤本は、世界で唯一、サタンの憑依に頼る可能性
を持っていた。
常にサタンに身体を狙われていた。
それを15年間、強靭な精神で防いできたらしい。
「父さんは!最強の祓魔師だった!
何か精神的なダメージでも無い限り、
あんな形でサタンの浸入を許す筈が無い。
父さんに何か言ったんじゃないか」
あぁ、えーと…はい、言いました。
『俺の前で二度と父親ぶるな!』
でもその言葉がそれほどのダメージを藤本に与えた
ということは、それほど燐の事を愛しているという
証拠でもあり…なんとも切ないねぇ。
「父さんに弱みがあるとしたら、
それは…兄さんだ」
雪男は燐に銃を向ける。
向けれちゃうんだキミ、兄に銃を…。
「兄さんが父さんを殺したんだ!!」
燐により魔傷を受け、ちっちゃな頃から苦労して
父の愛も燐に向けられてたんじゃ、
心のどこかで燐を恨んで来ただろうし、
そこに来て父の死の原因が燐となれば、
憎むなってのが無理だよな、そら。
「俺は、お前の言う通りバカだから、
何言われても構わねぇ。けどな…」
燐の身体が青い炎に包まれる。
「兄貴に銃なんか、向けてんじゃねぇ」
あ、やっぱ、そこ突っ込む?
突っ込むよね。
「兄弟だろう!!」
だよね。
あら、言われてもまだ銃向けてるよこの子ったら。
天井から小鬼のデカイの出てきたよー。
「俺はジジィを
殺してなんかいない。
撃って気が済むんなら、
撃ってみろーっ!!」
燐は降魔剣を抜いて構え、雪男に向かって突進。
雪男を斬る気なんか無い事は、分かってましたけどね。
横を通り抜けて、後ろから現れたデカ小鬼を一刀両断。
さすがサタンの息子。
強いわー。
剣抜くと姿がより悪魔になっちゃうのが、
ちとマズイけどね。
「みくびんじゃねぇぞ。
俺は弟とは戦わない」
雪男はちょっとうな垂れる。
こういうトコ、敵わないよね。
燐より頭も良くて祓魔師として天才と言われても
正確には秀才、なんだよね。
努力して手にしたもの。
燐のように、生まれながらにして何か持ってるのは
違うから。
あ、悪魔だって事じゃなくてね。
「父さんの最期、…どんなだった」
やっと訊いたね、雪男。
「…カッコ良かったよ。
最後まで、俺を守って死んだ。
祓魔師になろうと思ったのも、
復讐とか、そんな難しいことじゃねぇんだ」
え…復讐って…
難しいことか?げふんごほん。
「ただ…俺は強くなりたい。
俺のせいで誰かが死ぬのは、もう嫌だ!」
燐の言葉に雪男はハッとする。
幼い頃、悪魔が見えて怖くて泣いていた雪男に
藤本が言った。
『父さんと一緒に戦わないか』
『え?』
『闇に怯えて生きるより、
強くなって人や兄さんを守りたくないか?』
『僕が…兄さんを?』
『あぁ…』
この時は純粋に、兄を自分が守れるならと
思ったんだろう。
藤本も、魔傷を受けて悪魔が見えてしまう雪男には
そのまま平凡に生活させるより、
燐の事もあるから、先のことも考えて、
雪男に力を付けさせようと思ったんだろうね。
それは藤本の、雪男への愛情でしょう。
ほんとに2人とも、愛されていたんだねぇ。
同じだ、と雪男は白状する。
自分も藤本に言われて、強くなりたくて祓魔師になった。
「兄さんと同じ思いで」
色々複雑な思いはあるけれど、
それでもやっぱり兄のこと
好きなのも事実なんだろうな、雪男。
この先、燐が祓魔師を目指す限り、
さっき雪男が言った言葉は付いて回る。
祓魔師からしたら、倒すべき相手。
ただの悪魔じゃなくて、サタンの息子ですもんねぇ。
常に祓魔師達から命を狙われる事になる。
「覚悟しておいた方が良い」
「はぁい、先生」
あらやだ、燐った ら。
可愛いんだから。

「皆さん、お待たせしました。
では授業を再開します」
訓練生達は教室に戻ったけど、部屋は酷い有様ですよね。
そら何があったんだーって思うわな。
寮は雪男と同室になりました。
まぁそうじゃないと困ると思うぞ、色々。
しかもこの寮、自分達2人しか居ないらしい。
「兄さんは危険だし、
僕がしっかり監視しないとね」
なにげにサラッとキツイな雪男。
「監視って…監獄か、ここはーっ」
「そう、僕が看守のね」
あーあー。その笑顔、怖いよ雪男。
「祓魔師になりたいんでしょー?
ならこれぐらい、我慢しなきゃ」
課題があることも燐は聞いてなかったようで、
「(溜息)聞いてなかった?」
雪男~っ声が冷たいよぉ。凍る凍る。
ふふふ。
なんかこの先、雪男がこんな風に
ちりちりと燐を苛めて
小さく鬱憤を晴らしていきそうね。
ま、それで良いんじゃないの。
藤本の為にも、兄弟力合わせてやっていって
ちょうだいね。
ED~。
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よくよく見ていたら、サビの♪take offのトコで
振り付けで踊ってるの
2回目のはメフィスト+祓魔師達なんだね。
流れるの早いし、前回上手く止めれなくて女の子達なのかと
思ってたんだ。
1回目のは、燐+雪男と訓練生達ってのは分かったんだけど。
彼らが全部踊ってるバージョン、みたい気がする。
ほらよくMADで皆さん作るじゃない。
Cパート。
「兄さんでも分かる授業、考えなくては…」
苦労性だね、やっぱキミは。
次回はしえみと遭遇するみたいね。
今後は訓練生達との絡みが楽しみだわ。
中井さん、遊佐さん、梶さんだしね。ふふふ。
ところでただいま、私も
祓魔塾の訓練を受けております。

この間、チラリと話したと思いますが、
公式サイトの「スペシャル」に祓魔塾訓練所って
ページがありまして、
魍魎(コールタール)を撃って倒していくゲームです。
これ、100匹倒すとデカイ魍魎が現れて
右から左へ、のそのそと移動するんだよ。
コイツは残念ながら倒せないみたいですが。
※【PM1:57追記】
400匹め以降は左から右へのそのそと動くんですが、
これは倒せました。ひょっとして最初の3匹も倒せたのかも
しれません。失礼しました。
それでね、200匹倒したら、
そのデカ魍魎の、のそのそ移動する場所が
真ん中になり、300匹で画面の上の方を移動すんの。
おもしろいよ。
多分、200匹か、300匹倒したら、だと思うけど、
燐モードが増えました。
私、一度サイト閉じてしまったので、
続けて200匹なのか、累計300匹で、なのか
ちょい不明なんだけど。
燐モードだと、ヒットした時に
青い炎付きなのでカッコ良い。
で、燐モードで100匹倒すと燐の壁紙がもらえます。
200匹倒すとMISSION発令し、
30秒以内に魍魎を20匹倒せと言われます。
これがねー、頑張っても18匹ぐらいでねぇ。
何度もリトライしましたよ。
20匹倒せると、下からむくむくとボスの魍魎が出てきて、
それを斬りつけて行くとボスも倒れます。
ボスを倒すと、今度は雪男モードが増えました。
雪男だと武器が銃なので、ポインター合わせると
銃の照準になってて、更に撃つと薬莢が飛ぶんだよー。
凝ってるよねぇ、ビックリ。
撃った弾が、壁に当たって穴開いたりしてるしさ…。
雪男モードも100匹倒すと、壁紙もらえます。
まだそこまでしか進んでません。
興味のある方は是非、やってみてね。
前回までの感想。
#1
「青の祓魔師」#1【悪魔は人の心に棲む】似てねー双子だこと。
#2
「青の祓魔師」#2【虚無界の門(ゲヘナゲート)】藤原さんキャラの宿命?
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