「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」#5【トンネル】暴落株が終盤一気に高値付けたっ!!

駄目だ…どんどん感想が長くなるー。
日付変わっちゃったじゃないか。

ちょっとかなり入れ込んでますよ、「あの花」
久々にカテゴリーも作っちゃった。
これだけはなんとか感想も完走したいと
思っております。

DVDとかもほしくなって来たよ。
ちゃんと取って置きたい、
残したいと思える作品だねぇ。
私がそこまで思うのって
とても珍しいんですけども…。

注意:感想の文中では、彼らの名は
 松雪以外は、下の名で書いています。
  (松雪は、集って、なんか違う気がするんで名字)
 約一名、あだ名を書きづらい子がいるもので。
 ぽっぽだけは、ぽっぽと呼びたい所なんだが…。
 一応、統一ってことで。


あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
(2011/06/29)
入野自由、茅野愛衣 他

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あらすじは公式HP↓より。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。


第5話 「トンネル」
「ゆきあつ」が見たという「めんま」は
「ゆきあつ」自身が女装した姿だった。
その事実に戸惑いを隠せない「じんたん」
たち。「じんたん」は倒れたまま動かない
「ゆきあつ」に声を掛けるが…。


OP好きだぁ~。
青い栞青い栞
(2011/06/15)
Galileo Galilei

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「気をつけろよ!じんたん!」
松雪が転んで座り込んでる所まで仁太が降りていく。
なにしろ夜ですしね。
懐中電灯の明かりだけでは足元も不安。
ずりっと、滑る音に、
「宿海!?」
鳴子がすかさず心配して声掛ける。
「大丈夫!」

仁太が近づく。
手前に落ちいてるのは銀色長髪のカツラ。
どこで見つけて来たんでしょうね、コレは。
どっちかってぇと、色的にはコスプレ系の
ショップだろうな。

仁太が手に持ってた懐中電灯を点ける。
これもやっぱ左手だね。
「ゆきあつ…その…ワンピース…」
芽衣子が着てるのと似てると胸中で思う仁太。
似ているのを探したんでしょうね。

「ど…どうしてそんな格好…」
それは訊いてやるなってば…。 
「ぁあ…の…大丈夫か?」
差し出した仁太の手を、振り払うかと思ったら
がっちり手首を掴んだよ。
「大丈夫に…見えるか?」
仁太を引き倒し、地面に押し付け馬乗り。
仁太は引きこもってて体力腕力無いから
こうなると弱いわよねぇ。

「良く見ろよ!おい!」
これはマズイと見た鉄道が、止めに行こうとするけど
彼のシャツをむんずと掴む手がありました。
知利子です。
「お願い、あのまま」
「え…?で、でも…」
「チャンスなのよ。
これ逃しちゃったら、きっと…もう…」

「つるこ…?」

そうだね、ここで松雪は吐き出した方が良い。
吐き出す相手は仁太しか居ない。
仁太じゃなきゃいけない。
知利子は本当に、良く分かってるね。

「なぁ…めんまに見えるか?
めんまがお前には、見えてるんだよな?
俺…めんまに見えるか?」
見えませんよ、松雪。
子供の頃ならいざ知らず、知利子が言ってたように
こんな男らしい体つきになった今では
無理ありますって。

「俺のせいなんだよ。
あの日、めんまが死んだのは
俺のせいなんだ」
「何言ってんだよ。
お前のせいなんかじゃねぇよ。
つか、俺の…」
「俺のせいだって言ってんだろが!」
どーいうこと?

「俺がめんまに
あんな事を言わなければ…
めんまは死ななかった。
俺がめんまを死なせたんだよ!」

仁太の顔に、ボタボタと松雪の涙が降りかかる。
芽衣子が出てくるのなら、
自分の所に出る筈だと松雪は言う。
「化けてでも!呪ってでも!
俺の…俺の前に!」


違うんだ松雪。
芽衣子はさ、恨んで出てきた訳じゃないんだ。
それに君の事も、恨んでなんかいない。

ほら、今後ろに立ってるよ。
悲しそうな、困ったような顔で。

「でも…めんまは出てこなかった…俺の前には」
ドキッとするよね芽衣子。
俺の前には…と言う瞬間に、真ん前に居るって。
「だから…めんまはもう居ないんだ。
何処にも!居ないんだよ!」

ここに居るのに…と言いたそうに、顔を上げて
松雪見ていた芽衣子の表情が凍り…
瞳に涙が沸いた。
「居るよ…」
小さくつぶやいた芽衣子が、こっくり仁太に
合図送って、仁太が了解する。

「めんまが…ここに居るよって、言ってる」
「…お前…まだそんな…」
仁太の元へと歩いた芽衣子が、何か囁いて、
仁太はそれも付け加える。
「め、めんまが…ゆきあつに、
ぱ、パッチンありがとう。
…ごめんねって」


これにはハッとしましたね。
それはきっと、仁太が知るはずの無い事実だったんでしょ?
仁太も何のことか分かんないって雰囲気の口調だった。
これで少しは、認めませんか?
芽衣子がここに居るってことを。

何か言わなきゃと言葉捜して喋る仁太を残し
松雪は戻っていく。
知利子の横を通る時にぽつり。
「満足か…」
知利子は、君をやりこめようとか
恥をかかせようとか
そんなんじゃなかったんだよ。
君を救いたかったんだ。
どうでも良い相手なら、こんな事はしない。
大切だからこそ。
でも君は、知利子の気持ちには、
全く気づいて居ないんだな。

基地に戻った4人。
コーヒーもすっかり冷めちゃいましたね。
あ、黄色のカップって、下のほうにパンダが
覗くみたいにしてくっ付いてるのね。
黒猫のは、尻尾が持ち手になってるのか。
ほほぉ、なかなか面白い。

「痒…」
だからー、 山でその格好は無いってば、鳴子。
「じゃ…お疲れ」
席を立ち、帰ろうとする知利子に
「知ってたのか?」
俯いたままの鉄道が言葉をぶつける。
「お前…」
あら鉄道がちょっと怒ったような顔。
ほんと友達思いだな君は。
苦笑した知利子は、なんとなくだけどと返す。

あら、確信あったわけじゃないのね。

学校帰りに、知利子は良く買い物付き合わされてた。
「居もしない彼女に
プレゼントする振りして
女物の白い、
リボンの付いたワンピース」

松雪が学ラン、知利子も制服違うから、中学時代だね。
そんな頃に彼女へのプレゼントでワンピースってね。
どんだけませてるのって感じ。

本人が着たりしてる…とまでは、
知利子も最初は思わなかったんでしょう。
でも芽衣子の為に買ってるというか
居ない芽衣子の身代わりというか
慰めとして買い求めてる…程度の認識はあったんだな。

「あれで良かったのか?」
「ええ。膿は出し切った方が良いし。
ただ…アイツ、性根から腐ってるから、
膿、全部出し切っちゃったら、
何も残らないかもしれないけど」

うわ、凄いはっきりいうなぁ。

でも出て行く間際に、
「…ありがと」
仁太にぽつりと礼を言った。
仁太には、嫌な思いもさせたし、
痛い思いもさせたわけですが
文句言わないもんな。
やっぱり仁太は優しい。
知利子も本気で感謝してるね、これには。

松雪はボロボロになったあのワンピースを
それでも捨てずにベッドにもたれさせてる。
「パッチン…ありがとう…ごめんね」
仁太が伝えた芽衣子の言葉を復唱してる。
その言葉には、心当たりがあるんだね。
引き出しを開けると、
ピンクの花の付いたパッチンが入ってる。
「めんま…」

あの日-。
基地を飛び出した仁太を追いかけて
芽衣子も飛び出した。
『待ってじんたん!じんたーん!』
その芽衣子を、
松雪が待ってと呼び止めていた。
『どうして?待てないよ。
じんたんが行っちゃう』

芽衣子にとって、仁太が行ってしまう事は
一大事だったんだよね。
とてもとても悲しくて困ってしまうこと。
だけど…、
『行かせればよいよ、あんなヤツ』
意外な言葉を吐かれて、芽衣子の足が止まった。

『めんまは、ブスなんかじゃない』
松雪はポケットからパッチンを出して差し出した。
芽衣子に似合うと思って、芽衣子にあげたくて。
『俺の!大好きなめんまに!!』
既に告ってたとは思いませんでした。
芽衣子もボッと顔赤くして固まり、
『う…うううう…ぁあああ…』
返答に困って唸り声を小さく上げていた。
なんかポーズ的に、
お見合いカップルイベントの告白タイムみたいね。
お願いしますっ!って花束とか手とか差し出して、
ごめんなさいって断られたりするヤツ…。

『ごめん!』
あら、振られちゃった。
『えっ!?』
振られるとは全く思ってなかったのか松雪。
『じ、じんたん行っちゃうから。
め、めんま、
じんたん追いかけないと、だからっ
また後でっ!!』

そのまた後、は永遠に来なかったわけですが…。
皆、随分心残りな別れ方してるんだなぁ。

松雪も、根っこの部分はこの当時から変わってないんだな。
悔しくて握り締めたパッチンを草むらに投げ捨ててる。
で、それをまた拾ったってこと?
手に取ってあの時の事を思い出してる松雪。
これは2人しか知らないエピソード。

カツラにパッチンをつけてみる。
こんな風に、芽衣子の髪を飾ってやりたかった。
付けた姿を見たかったよね。

机に付して声を漏らしながら松雪は泣いた。

俺のせいで、俺があんな事言わなければ
めんまは死ななかったと松雪はさっき言ってたね。
誰も、直接原因では無いけど、
自分のせいと思えるだけの
状況を持ってはいる。
松雪の場合は、仁太を追いかける芽衣子を
引きとめたこと。
芽衣子は仁太との距離の差が出来て、
きっと余計焦って追いかけただろうからね。
松雪の告白に動揺したってのは、
申し訳ないけど、そんなに響いてないと思うわ。

この過去シーン見てても思うけど、
芽衣子はほんとに仁太の事、
大事だったんだなと思う。
先週書いたように、子供の頃の好きってのは
大人の言う好きとは、ちょっと違うと思うけど
仁太は芽衣子の世界になくてはならない
存在だったんだなって、つくづく思う。

おや…知利子が引き出し開けると、
古い少し痛んだパッチンが…。
こっちが本物か。
松雪が投げ捨てたのを、君は拾ったんだね。
てことは、松雪の後を付けて、君も2人のやりとりを
見ていたわけか。

こりゃまた切ないねぇ。

自分の髪に付けてみる。
鏡の中の自分を見て、眼鏡掛けてるといまいちだと感じる。
でも眼鏡外したら…
「…見えないわね」
なかなかユニークだね、知利子さん。 

芽衣子はベランダで花壇(中身すっかり枯れてないかこれ)
に腰掛け月を見上げてます。
「おい、めん…」
声を掛けようとして止めたのは、芽衣子がなんだか
マジ顔だからかな。
「めん…ま」
仁太もマジ顔になる。

「ん~?」
首傾げポーズ、可愛いな芽衣子。
へらっと笑うクセも、あの頃のままだね。

「お前なんか食うか?」
幽霊に訊く台詞じゃないなぁ仁太。
まぁでも芽衣子、どういうわけだが
食べれるんだから仕方ないけど。

「えっとねぇ…健ちゃんラーメン!」
予告のアレはこういう事だったのか。
「ウチには無いな…。そもそも最近、見ないし、それ」
芽衣子の流行は、亡くなった時点での流行ですものね…。

代わりに何が良いか考えてる芽衣子を見て
「買ってくる」
優しいねぇ。
「良いよわざわざ。お家にあるもので…じんたん?」

-めんまは死んだ。
 だけどここに居る。
 ゆきあつじゃなく、俺の所に。
 幽霊でも妄想でも
 なんだって良い。
 そう思ってた。
 でも…
 考えるのを避けてたんだ。

 
何故、現れたのかって事を、ですか?

芽衣子も考えていた。

-皆と居るのが、
 楽しくて
 じんたんと居るのが、
 楽しくて
 だからって、
 ちゃんと考えなくても良いやって
 どこか思ってた。


思うものがなくてコンビニ梯子ですか仁太。


-めんまは、
 どうしてここに居るんだろう。


松雪が言ってたように、魂が成仏せずにこの世に
留まり続けるのは、
普通は恨みがあったり心残りがあったりするから。
芽衣子の場合は後者なわけですが、
でも亡くなってすぐじゃなく、
何故今なのかってのは、謎ですよね。

鳴子は写真立てを手に取り、
写真の中で笑ってる幼い芽衣子を
指で弾く。
「もてすぎだぞ、お前」
しょうがないよねぇ実際可愛いもん。
お人形さんみたいに可愛くて、
でも気取ってなくて性格も良くて
もてないはずが無いわな。

携帯が鳴ってる。
多分、春菜たちだよね。
出なくて大丈夫?
もう君の気持ちがそっちに無いのは分かるけど
学校で仲間はずれにされると困るよね。

電話に出ないと分かると今度はメールか。
鳴子の眉が寄る。
遊びの誘いかな。

「うわぁ~」
芽衣子が瞳キラッキラさせてるよー。
飲み物は、ペプシになっちゃん。
アイスはガリガリ君。
ラーメンはとろみ野菜しおラーメンとしょうゆラーメン。
お菓子は、ポッキー…じゃない、ロッキーですか。
堅あげポテト。おさつスナック、ピザポテト、
さやえんどうスナック…。
盛りだくさんだね。

健ちゃんラーメンが無かったから
代わりに買ってきたって事だけど…。
全身で喜んでた芽衣子の顔が、
スッと真面目になった。
「ほら…いいから早く座って…」
「じんたん…お話があるの」
「話って…」
仁太はずっと、視線外してる。
芽衣子と眼を合わせてない。
怖くなった?
また彼女を失うのが。

永遠に失った筈の"明日"が、
突然引き伸ばされた。
その"明日"が、このままずっと続けば良いと
思い始めてしまった?
こんな、奇妙な形であっても…。

「あ、それよりほら、ガリガリ君、
と、解けちまうぞ」
テーブルに伸ばした仁太の手が止まる。
「めんまのお願い、叶えて欲しいの」
「ん…なんだよ今更。
俺だって俺なりにはやってるだろう?
その…色々と」
うんと芽衣子は頷く。
特に色々もやってないと思うがな。

「俺だって、俺なりに忙しいんだよ。
お前の事ばっかかまけてる暇ねーの」
「…じんたん」
忙しい筈ないでしょー?
学校も行ってなくて、時間は有り余ってるよね。
なかなか言い訳苦しいぞ、仁太。

そこにただいまと父ちゃんが帰ってきた。
机いっぱいのお菓子やらを見て、
パーティでもするのと明るい声。
「あっは、ガリガリ君!かわい~」
いやガリガリ君は別に可愛かないだろ。 

掴んだら…解けてたよ、やっぱ。
「え…あ…可愛くない…」
もともと可愛くないって、それ。

-なんだよ…
 俺なりって
 何が忙しいんだよ。


あ、自分で突っ込みいれてたか。

-飯食って ネットして
 寝て ゲームして
 寝て 飯食って
 その繰り返しだろ

 なのに…


芽衣子はお菓子をサクサク食べてますよ。
これ、他の人にはどう見えてるのかしら。
ポッキーが宙に浮いて…徐々に消えてくのかな。
シュールねぇ。

-なのに…。

私もGWはそんな感じでしたよ仁太。
風邪引きで活発に動けなかったからだけど。
普段、生活掛かってるから嫌でも出勤するけど、
そうじゃなかったら家でダラダラしていたいよなぁ。

さてこちらは鳴子。
えー、教室の端に直座りですか。
最近の学生って、けっこう直に座ってるよね。
電車のホームとか車内とか。

鳴子は今日のお誘い、一度はメールで断ったみたい。
今でも隙見て断ろうとしてるみたいだけど、
そんなのこの子達、分かってるんだよね。
分かっててわざと、来てくれて良かった~なんて
言っちゃったりしてるのよね。
最近付き合い悪いから、友達やめようかって
言ってたとか冗談めかして言ってるけど
釘刺してるんだよねコレ。
怖いよー、ほんと。 

松雪はちゃんと学校行って、知利子もいつもどおり。
授業中に女装松雪描いてるあたり、
知利子もけっこう病んでるちゃー病んでるな。

電車は行っちゃいました。
次は30分後?本数少ないのねー。
知利子はさっさとホームの椅子に座って読書。
なにもそんな、端と端に座らなくたって…。

松雪が、知利子を横目でチラリと見る。
「普段通りだな、お前。
普段通りすぎて、気味悪い」
「じゃあどうして欲しいわけ?」
「え?」
「女装男、とか罵って欲しい?」
その方が有難いかも、と松雪が返す。
あぁその気持ちはちょっと分かるかな。

「自尊心のバランス取る為に
都合よく使わないでもらえる?」

なかなかキツイことで。
でも松雪には、これぐらいで丁度良いのかも。

「お前のお蔭で、色々踏みとどまれたよ。
ありがとな」

あら、ちゃんと礼を言ってるよ。
松雪もこうしてマシになって行くのかな。

向こうのホームに入ってきた電車から鳴子が降りてきた。
互いに気づいたみたいだけど、鳴子は気まずそうに顔を背けて
行ってしまう。
学校帰りにわざわざ電車に乗って街まで出てきて
でかいショップの袋を
肩から下げているってのは…。
「着替えでしょ?貴方と同じにね。
衣装やらで何かに変わらなきゃ、
やりすごせないんでしょ?色々」

知利子ったら、ほんと良く分かってるわね。
鳴子とも今回の事で久々の再会だった筈なのに
よく掴んでる。

まぁ基本、この子達は芽衣子の事があって、
時間が止まっちゃってる所があるから、
"中身けっこう変わって無く"て、
互いのこと、分かりやすいのかもですか。

おや…松雪が鞄持って、改札へと戻って行きましたよ。
へぇ…、そう。
そういう気持ちは持ち合わせてるのアナタ。
知利子、膿出し切っても残ってるもの、
あったみたいだよ。
性根から腐ってるわけでは無かったようで。

最安値まで落ちた松雪株に、買い注文が出始めましたよ。
(ちょっと[C]と混ざってるぞお前)

今日遊んでる相手は社会人で仕事終わるの7時とか
言ってましたな、そういえば。
ネクタイ締めたサラリーマンが、
高校生とねぇ。

あら片方の男は鳴子狙い?
抜けようかと誘って2人で離脱。
これ、計画的犯行では?

春菜達が事前に仕込んでたりしてね。
途中で鳴子、お持ち帰りして良いよって。

鳴子は背伸びしてるけど、
実際摺れてるわけじゃないからさ。
"抜ける"意味も分かってない。
当然のようにラブホへと向かわれて焦ってる。

相手は社会人ですしね。手馴れてますよね。
「なぁに勿体付けてんの。
どうせ、真っ黒なんでしょう?」

うわーするっと下にずらす手がいやらしい~。

抵抗してジタバタする鳴子ですが、
大人の男の力の前じゃ効果なし。
「てめぇ!離せぇぇ!!」
鳴子の声が響き渡った所で、
松雪の声。
「あれ…?安城?」
良いタイミングだね松雪。
「今、宿海らと遊んでんだよ。
お前も混ざれば?」


宿海らと?
ヤダ、ちょっと泣きそうになったわ松雪。

「おーい、皆、こっち」
皆を呼ぶ振りをする松雪。
「あーあ、なんだよこの茶番」
男はシラけて行ってしまいました。
明日、春菜達に叱られそうだなー鳴子。
でもとにかくこの場は助かったね。

松雪株、一気に上昇だな。
凄いなぁ、冒頭女装だったのに
終盤こんなイケメンぶりで盛り返すとは…。

「男に絡まれる女を助ける、
俺の人生の中で
もっともベタな出来事だな」
「助けるって、あれが?
殴って引っ張ってくれる
とかじゃないの?」

おいおい、鳴子、とりあえず助かったんだから
そこは感謝しとけよ。
「頭も顔も良いけど、残念ながら腕力には乏しい」
…松雪がこういうヤツだから、いいか。
「なにそれ」
鳴子が笑う。馬鹿にしてる風でもない。
笑ってる。

「それにしても…かなり痛いなお前」
顔を真っ赤にした鳴子が反撃。
「アンタに言われたくないわよ!この女装男!」
言ってから、鳴子は固まる。
「あ…ゴメン」
「やっぱり、そう言ってもらった方がラクだな」
そうかもしれないわね。
ずばずば言えるのも仲間内だからっての
あるだろうし。
知利子にも、そう言って欲しかった?

知利子も多分他の連中には、容赦ない。
仁太や鳴子にも、ズバッと言ってましたよね。
でも彼女はさ、君に対してはちと複雑なんだよ。
"めんま"しか見てない君は、
ちっとも分かってないと思うけど。

「お前、処女なの?」
 ゆーきあつー!
(あ、思わずゆきあつ呼びしちゃったやん)
アンタ、なにストレートに訊いてんねん。
「えっ!?…あ…な、なななな…なにか問題が?」
戸松さん、良い演技やなぁ。

「俺と、付き合ってみるか?」
…なんでそーなる。

「アンタ!めんまの事好きなんでしょ?」
「まぁそうだけど」
しれっと応える所が、なんとも櫻井さんだなぁ。
そんなの無理だとしどろもどろの鳴子に、
「宿海か?」
分かりやすいよね、鳴子は。
「あんなのの、何処が良いんだ?」
失礼な。仁太は優しいぞ。
「皆のリーダーで?頭良くて運動も出来て?
全部昔の話だろ?」

優しい所あるし、髪もちゃんとしたら、平成ジャンプの
山ちゃんにちょっと似てる、か。
うん、髪整えたら、仁太けっこうイケると思うよ。
ジャニ系かも。ふふ。

「好きとか…わかんないよ。
ただ宿海の事が、気になるだけ」
気になる、ねぇ。

芽衣子が死んで、仁太の母親も亡くなって、
鳴子は仁太と話し辛くなった。
同じ学校に入れると分かった時、
鳴子は、ちょっと嬉しかった。
だけど、仁太は芽衣子の事が忘れられない。

「めんまの事、忘れられない宿海を
お前は忘れられない」
「さっきさ…。ゆきあつ、さっき、宿海の名前出したよね。
一緒に遊んでたって」
あ、鳴子もそこ反応しましたか。
さすがだね。

多分、無意識だったと思うんだ。
とっさに装った、一緒に仲間が居るという設定。
一緒に遊ぶという言葉に続く名は、仁太しかいない。

松雪にとって、仁太ってやっぱ特別なんだと思う。
鳴子が芽衣子の事を大好きだけど大嫌いで大好きだったみたいにね。
男同士だから、鳴子のそれとはちょっと違うだろうけど。
あんなヤツといいながら、馬鹿にしながら、
仁太を超意識してる。

特急の通過待ちですか。
あー、お盆で親戚の家へ行く時とか、電車使うので
しばしばあるよ、こういうの。

「俺達は取り残されちまってるんだ…」

そうだね、皆ずっとあそこから動けないでいるよね。
だから芽衣子は現れたんじゃないの?
動けないでいる原因は、芽衣子だから。

芽衣子の願いはきっと、皆があの頃のまま、
仲良く一緒に居ること。
でもそれは、あそこから動けない君たちじゃなくて、
今を生きる君たちが、共にって事なんだよね。

芽衣子は皆の事が大好きだったから
(仁太の事は、特に、でしょうけど)
成仏出来ないとしたら、皆と離れたくないってのも
あるんでしょうけど。


鉄道は、牛乳瓶に挿した花を取り替えて
「よしっと…ぽくぽくぽく、
ちーん!!」
それ…ひょっとして芽衣子の為のお参り?

で、
「うんめーっ!!」
仁太の家で鉄道、飯食ってます。
服が違うから翌日?
山菜を持って来て、天ぷらにしたみたい。
よいねぇ採りたての山菜を天ぷらかぁ。

「あ、そうだ!めんま、居る?」
「はぁい、居ますよー」
返事しても、鉄道には見えないし聞こえないのだがねぇ。
「めんまも食えよ、天ぷら」
仁太と芽衣子は驚いて互いの顔を見る。
「お、お前…本気で信じてるのか、めんまの事」
「言ったじゃねーか、こないだー」
それはそうだけど…。

またしても考えたんだと鉄道。
「よく分かんねぇけど、
めんまがここに居るって事は、
多分良いことじゃないよな」

成仏出来ないって事は、一般的には
そういう事なんだけども…。

「じょう…ぶつ…」
仁太がチラリと隣の芽衣子を見る。
仁太が避けたくて態度おかしくなったのも
それを意識し始めたから…ですよね。

願いを叶えたら、芽衣子は行ってしまう。
成仏してしまうのだろうから。

「わっ…分かんないよ…そんな…
そんなの…めんま!!」

思わず立ち上がった芽衣子を、仁太が見る。
仁太の視線が不自然だから、
鉄道はそこに芽衣子が居るのだと気づいた。

よっしゃと鉄道は芽衣子に話掛ける…
って、おい…。
 股間に話しかけてどうする。

あ…そうか、鉄道の知ってる芽衣子は、
子供のままだから、子供目線のつもり?

「なぁめんま、ちょっとでもさ…ヒント、くんねぇ?
俺、ぽくぽくちーん、すっからさ。
願い事、あんだよな?
なぁ、俺の事も頼っちゃってくれよ。
俺、お前のこと、成仏させてやりてぇんだ」
それは…ちょっと違うよ、駄目だよ鉄道。
確かに迷える魂は成仏させてあげなきゃ
いけないのだけど、芽衣子はさ…。

「なぁめんま、教えてよ、お願い。
そんでもって、じんたんだけじゃなくてさ、
俺の前にも現れてくれよぉ…駄目?おーい」
それを芽衣子に言うのは酷だなぁ。
まぁ鉄道に罪はないのだけど。

「そんなの…めんまだって…
皆とお喋りしたいよ」

芽衣子、ぼろぼろ泣き出してしまいました。
EDがまた、被るし…堪らんね。
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♪10年後の8月 また出会えるのを信じて~
歌詞がコレだしねぇ。

「でも分かんないんだもん」
「なぁめんま、皆で一緒にいっぱい考えようぜ」
「お願いの事とか…成仏とかそういうの…分かんないよ」
床が芽衣子の涙で濡れて行くけど、鉄道にはそれは
見えてないのか?
うずくまり泣く芽衣子を仁太が見てる。
鉄道は、芽衣子へ話しかけるのをやめない。

「ぽっぽ!」
鉄道には、泣いてる芽衣子は見えてないから
仁太は辛いよね。
「…止めてやってくれないか…」
「え?」
「頼むから…止めてやってくれ…」

仁太の様子から、何か察してくれたかな、鉄道。
鉄道だって、芽衣子を泣かしたいわけじゃない。
やろうとしてることも、ほんとは間違ってない。
だけど…。

仁太の声が優しくて、芽衣子を労わる気持ちが
凄い伝わってきて、こっちまで泣けたよ。
やっぱ、仁太な入野君、すげぇ良いな。

-分かんねぇ…。
 …分かんねぇよ。


この歌がまた沁みる沁みる

くーっやっぱ堪らんねぇ「あの花」は。
1話の頃は感情移入できたの仁太だけだったけど
いまや皆にそれぞれ感情移入出来る。
それぞれの気持ちが、じわじわ伝わってきて
凄く心揺らされる。


また一週間、待ち遠しいです。
早く、見たい~。
あ、鳴子が苛められそうで、ちょっと心配だけど。

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前回までの感想

#1
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」#1【超平和バスターズ】
 最後の数分間にヤラれたよ。

#2
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」#2【ゆうしゃめんま】
ぽっぽが良いね。

#3
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」#3【めんまを探そうの会】
 めんまの願いは…。

#4
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」#4
 【白の、リボンのワンピース】ぽっぽに、めっさ泣かされた~っ。


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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第5話「トンネル」

俺達は、取り残されちまってんだ――。 あの夏の日、めんまが居なくなってから、止まった時。 仁太たち今だに抜けれないトンネルの中に…。 ▼ あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第5話「トンネル...

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 05話『トンネル』

「気をつけろよー。じんたん!」

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」第5話

飯能駅と西武秩父線、登場 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201105130000/ あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray] posted with amazlet at 11.05.11 アニプレッ?...

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第5話「トンネル」

『「ゆきあつ」が見たという「めんま」は「ゆきあつ」自身が女装した姿だった。その事実に戸惑いを隠せない「じんたん」たち。「じんたん」は倒れたまま動かない「ゆきあつ」に声を掛けるが…。』 女装して...

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橘 瑞来

Author:橘 瑞来
4年続けた他ブログから
引っ越してきて、
5周年を迎える所なのに
未だ未整理で
申し訳ない限り(汗)
本宅notresは
2014年5月8日を持ち
閉鎖いたしました。


創作以外では、音楽、
アニメ、ゲーム、
声優サン好きで
美味しん坊デス。
現在ハマってるものは、
音楽は、OLDCODEX、
NCIS、theHIATUS、
GRANRODEO、VAMPS、
ONE OK ROCK。
アニメ、ゲーム、漫画系は、
新たにハマってるのは
刀剣乱舞。
どっぷりハマってるのが
夏目友人帳、うた☆プリ♪
後、最近は、進撃の巨人、
ハイキュー!!、七つの大罪
などが好きです。

※仕事が不定休に
なりました。
更新が更にまちまちに
なりそうです。(汗)

※当ブログで一部使用
している画像の著作権は、
作者、製作者、出版社、
放送局にあります。

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