「うさぎドロップ」#1【りんどうの女の子】ほんとに30歳かよ大吉。
週末アニメでチェックしていた三本の中で、
これが一番良かったので、感想書いておきます。
どっぷりハマる所までは行ってませんが
まぁ一番、私っぽくもあるよね、コレ。
主人公二人。
りんは可愛いけど、大吉はあんな冴えないオヤジでしょ?
30歳だけど、顔はオヤジだよねぇ。
言動も、とても30歳に思えぬオッサン臭さがあります。
全体的に、地味だよねぇ。
でも…イイよね、なんか。
原作も未読で、よく分かってませんが、
視聴は続けます。
感想も、書ける時は書こうかな~と
思い始めました。
りんと大吉のやりとりが、
面白いです。
これが一番良かったので、感想書いておきます。
どっぷりハマる所までは行ってませんが
まぁ一番、私っぽくもあるよね、コレ。
主人公二人。
りんは可愛いけど、大吉はあんな冴えないオヤジでしょ?
30歳だけど、顔はオヤジだよねぇ。
言動も、とても30歳に思えぬオッサン臭さがあります。
全体的に、地味だよねぇ。
でも…イイよね、なんか。
原作も未読で、よく分かってませんが、
視聴は続けます。
感想も、書ける時は書こうかな~と
思い始めました。
りんと大吉のやりとりが、
面白いです。
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あらすじは公式HPより。
あらすじ 第1話 「りんどうの女の子」
30歳、独身のサラリーマン河地大吉は、祖父・宋一の
葬儀で見知らぬ女の子・りんと出会う。
その6歳の少女は、なんと祖父の隠し子だった。
子供が苦手な大吉だったが、親戚たちの、りんへの
よそよそしい態度に違和感を募らせていく。
そしてとうとう、りんの引き取り先を決める親戚会議
が始まって…。
小さな女の子と手を繋いで歩いてる男性。
それが誰なのか、顔がはっきりしないまま
大吉は目覚めた。
夢を見ていたようだ。
公式とか見た時思ったし、
他のブロガー様の所でも始まる前から
しばしば同様のコメントを見たけども
ほぉんと、主人公コレで30歳って
老けすぎだって!
40代も半ばじゃないの?この顔。
まぁ30代以上になると、環境で随分見た目年齢って
変わってくるのは確か。
でも大吉って独身でしょ?
なんでここまで老けてるかな…。
ほんと冴えないオジサンって感じなんですけど…。
わー。
ほぉ…このアニメ、水彩画みたいなのね。
昨夜、母方の祖父が亡くなったらしい。
あんな夢を見たのはそのせいかと思う大吉。
-ありゃ、祖父さんと…母ちゃんか?
あれはお告げだったと思うよ、大吉。
祖父さんがアンタに託そうと思ったんじゃ
ないかと思う、彼女をさ。
祖父さんの家を訪ねる。
久しぶりに来たのが葬式ってのは、
ありがちだよね。
ふと風が吹いて庭へと視線をやると
りんどうの花を持った小さな女の子が立っていた。
一瞬二人だけの世界に~。
「ん…?」
可愛い声を小さくあげた少女に、
「あ?…」
なんじゃ、大吉!
そのおっさん臭い声は…。
あ…逃げた。
OPは、「SWEET DROPS」
PUFFYって久しぶりだなぁ。
なんか海外で活躍してたのは知ってるし
CMでは…ヨーグルトのCM、やってたよね?
あれ、よく見かけたけども。
OPの画は可愛いね~。
でも主人公達、全く出てこないんだね。
ちと寂しい
台所で洗い物してる母に、
来たよと声を掛ける大吉。
あ、大吉って背が高いんだ。
ここの母子の会話が、なんかアニメというより
ドラマみたいな感じ。
昼間じゃなくて、深夜にやる短い、
ちょっとマニアックな感じのドラマ。
(表現細かいのー
)
人ん家の台所って使いにくいものだけど
確か母方の祖父さんって言ってたよね。
じゃあ母ちゃんの実家じゃんよ。
昔は使ってたんじゃないの?
あー…でも私も既に実家の台所、
使いにくくなってるか。はは。
大吉?79歳で大往生とは言わないよ?
90歳過ぎでしょ普通は。
大吉がさっきあった女の子、りんを、
彼は従姉妹、春子の娘の麗奈かと
思ったみたいだが、違うのよね。
「あの子、お祖父ちゃんの
隠し子みたいなの」
「…はぁ!?」
驚くよねぇ…。
で、あの子を産んだ愛人さんは
居なくなっちゃったようですよ。
「もう恥ずかしいやら情けないやら」
あの子は母ちゃんの妹にあたり、大吉の叔母さんだ。
なかなか、笑えるな。
大吉が線香立てて、祖父さんの遺影に手を合わせる。
あぁ…大吉って祖父さんと似てるんだね。
りんが大吉の事、気になって見ているよ。
そわそわしたり戸惑うような動きが可愛いね。
ここらは漏れる声だけの演技ですが、
りん役の松浦愛弓ちゃっんて、声優さんじゃなくて
人気の子役さんなんでしょ?
声優業じゃない方が声を当てる事に
余り前向きじゃない私ですが、
りんは良いかも、と思いました。
器用な役者さんが演じるよりも。
…なんていうとジブリの方針に賛同するみたいですけど
あくまでもケースバスケースです。
お寺さんにいくら渡すのか相場聞いてるわー。
これ笑えないよ私。
なにしろ今年は年明けそうそう、
初めて葬儀を行う立場ってのを経験しちゃった
からねぇ。葬式の大変さを思い知りましたよ。
春子んトコの麗奈は、コレか。
この子はしつけがなってないなー。
あー、でも今時の子供ってもっと大人しくて
要領良くて変に大人びている子、多いけどな。
「お前、お祖父ちゃんに似てたんだなぁ」
伯父さんに言われちゃったよ。
うん、確かに似てると思う。
母ちゃんは祖父ちゃんにそんなに似てない気が
しますが…。
大吉が何か動くたび、りんが様子を覗くのが
可愛いなぁ。
「なーんだよ?」
この言い方がまた良いね。
くふふ、ほんと土田さんが冴えない声出してて
おかしいやら勿体無いやら。
土田さん、良い声してるから橘のチェックリストに
入ってる方ですからね。
最初にチェックしたのは、並足ライドウ(NARUTO)で、
その後、時雨(夏目友人帳)とかノエイ(花咲ける青少年)とか
橘のツボ突きまくってくれてる。
あやとりの手の動き、細かいね。
りんはあやとりが上手い。
祖父さんに教えてもらったのかな。
りんの手から、あやとりの"ハシゴ"をそのまま
指で受けて、自分が作ったように振舞う麗奈。
居るよねー、こういう子。
てか、大人になっても居るな。
人のした事を横取りして、さも自分がやったみたいに
平気で振舞える人。
でもそれって絶対、ボロが出るものよね、後に。
それを一部始終見ていた大吉は、りんの事がちょっと
気になりだしたようです。ふふ。
11時。壁の時計が鳴ってる。
懐かしいなぁ。
自分もちっちゃい頃、お祖母ちゃん家に確かあったよ、
こういうの。
風呂に入ってきた大吉は、居間で居眠りしてる伯父に
線香の番、やるからと声を掛ける。
りんも起きて見ていようと思ってるのか
眠い眼を必死にこすって起きてるよ。
うわぁ、ぐらんぐらんしてる…。
「お前も向こうで寝てきな」
「ん…大丈夫…」
なんていってましたが、やっぱり寝ちゃったわね。
…大吉の手に頭乗っけて。
大吉の「なんだかなぁ」って顔が笑えるわ。
翌日の葬儀。
最後のお別れってことで、
白い菊の花を皆が棺に入れる。
春子が麗奈を呼んで、入れさせようとするけど
お花畑にするんだと言って、残ってる花を
棺に投げ入れ始めましたよ…。
やっぱりしつけがなってないぞこの子…。
部屋の隅で一人あやとりしているりんに気づき、
「お前もこっち来てお別れしな」
大吉がりんにも花を入れさせようとする。
でもりんは差し出された菊の花に首を振る。
庭に靴下のまま飛び降りたりんは、
そこに咲いてるりんどうの花を手折り、
戻ってくる。
廊下にも畳みにも泥の足跡がつく。
でも…
りんどうは祖父さんの好きな花。
大吉も、それは知っていた。
「祖父さん、この花が一番喜ぶよな」
りんが棺にりんどうの花を入れて口を開く。
「もう…起きないの?」
「あぁ…もう…起きない」
りんは大吉の腕を掴んで、嗚咽を上げ
…涙を流した。
-お前、本当に祖父さんの子なんだな。
なんか土田さんの声がしみじみしてて
キュンとクルよ。
りんの背中に手を当ててる大吉、優しいな。
あ…時計が9時5分で止まってる…。
ネジ式か、これ。
焼き場から戻ってきたのね。
台所に立つ、大吉の母と妹。
大吉も入り口で煙草吸ってたけど、
りんが来たので手の位置を慌てて上げる。
そう、腕を下に垂らしていたら
子供がまるまる煙を吸ってしまうし位置で
火も危ない。
りんは椅子を取りに来たようです。
それを持って時計の下へ行きますが、
椅子使っても届かないよ…キミの身長では。
あぁでも…いつも祖父さんがそうやって
椅子持って来てネジ巻いていたのね、きっと。
手の届かぬ時計を見上げていたら
長い腕が伸びて楽々と振り子の窓を開け
手を入れている。
大吉がネジを巻いてくれました。
なんか…ほのぼの、ほっこりするなぁ。
そのまた翌日、かな?
ほんとだ母子手帳がある。
りんの母親の名は吉井正子というのね。
子供を置いて逃げた母親を例え見つけたとしても
どうにもならないだろうと読む伯父さん。
あぁ誰が引き取るかって話ですか…。
少し離れてお茶を飲んでた大吉に、
麗奈がぬいぐるみをぶつけて来る。
こ・の・子はーっ!!
「あの子ねぇ、喋れないんだよ。
困ったねぇ、まだ歯も抜けてないし!」
とか言う麗奈に
「喋れるよ!困んねぇよ!」
ムキになって応える大吉が楽しい。
「喋れないよぅ!だからねぇ麗奈はねぇ
つまんないのぉー!!」
うーん、そういやぁ従姉妹んトコのこまっしゃくれた
娘がこんな雰囲気の時、あったような気がしてきた。
ふむ。
麗奈は小憎ちゃらしいが、子供声出せる大人声優さん
ではなく、本当に子供役者ちゃんにやらせるのは
正解かもしれないと思う。
子供描写が、主人公の子供時代の回想…とか
そういう短い場面であるのではなく、
子供がドラマの中心にあるわけだしね。
お菓子全部やるから向こう言ってろって言う
大吉の気持ち分かるわー。
「ゴメン、大ちゃん」
ずるずる引っ張ってく春子が笑える。
当面だれがりんの面倒を見るか。
大吉の母ちゃんは専業主婦のようですが、
無理に決まってると拒否。
そんなに暇じゃないそうで。
だいたい子供を育てるのがどれだけ大変か
分かっているのか。
それ言われると耳痛いわー。
産んだことないし(汗)。
「半端な事やっても可哀想なだけだよ」
まぁ妹の意見は一理あるかもだけど…。
そもそも本当に祖父さんの子かどうかも分からない
と母ちゃんがぼやき始める。
時計が4時を知らせてる。
「とりあえず…
すぐにでも受け入れてくれる施設を
当たってみよう」
伯父のその言葉に、大吉はカッとなって立ち上がり
つかつかと皆の座る所に近づいた。
ダンッと茶碗を机に置く。
「な、なによ…」
ビックリしてる妹や親戚の視線には応えず、
大吉は縁側まで歩くと、彼女の名を呼ぶ。
腹からの声で。
「りん!」
このドラマ始まって以来、初の、
大吉の良い声だ。
靴を履いて庭に出て、りんに近づく。
りんは立ち上がって、大吉を見上げていた。
「俺んち、来るか」
これには彼の母と妹が驚いた。
でもそれには構わず、大吉はりんの顔をじっと見てる。
りんの足が、大吉に向けて、
…跳ねた。
ここのBGMが、ちょっとジブリっぽい。
ジブリの良いシーンで掛かるような曲調。
というかピアノが久石譲っぽいと言うか。
(橘は彼がジブリやり始めるちょい以前から、
けっこう彼の創る曲やピアノが好き)
で、ついに二人暮らしが始まったわけね。
いきなり1つの布団で寝てて、うげっと思ったよ。
りんが起きて大吉を揺する。
「おじさん、お腹減った」
「お、あ…おじ…おじさんとか言うな!」
「ん~?」
「どっちかっつうと、お前が叔母さんだからな!」
違いない。
あはは。
庭にリンドウ植えたんだねぇ。
EDもメルヘンチックだね。
曲は、カサリンチュの「High High High」
あ、りんが出てきた。
タッチの違う感じのりん。
ちょっと…ニノさん思い出したわ。
その寂しげな表情とかのせいで
余計似て見えたかも。
おっCパートあるんだ。
「美味い?」
「うん…」
ご飯食べてるのね。
おかずは見当たらないけど…。
そっと差し出す茶碗。
「お代わり?」
「うん」
「おかず、もうねぇよ」
「おにぎりにするから」
「おにぎりの具もねぇよ」
「塩!」
「塩?」
なんか二人のやりとりが面白いねぇ。
お茶碗に入れて
ちゃぶ台に持って来たご飯。
りんは、塩かけて握ろうとする。
「おい、まだ熱いって」
心配しておろおろ気味の大吉が可笑しい。
「でも、優しい味になるんだよ」
ほぉ…。
「はい、お祖父ちゃん!
…間違えた、大吉!」
呼び捨てですか…、
で、口に無理矢理押し込んでるし…。
-大吉も変だろう。
そうは思っても、あからさまに否定してやらないのは
やっぱり大吉が優しいからだな。
りんが作った丸いおにぎりを食べて
「…美味いよ」
何気ない口調で言う大吉。
りんがうふって
ちょっと照れくさそうに、
笑った。
むふふー、なんか良い感じじゃないですか。
次回も楽しみになってきました。
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あらすじ 第1話 「りんどうの女の子」
30歳、独身のサラリーマン河地大吉は、祖父・宋一の
葬儀で見知らぬ女の子・りんと出会う。
その6歳の少女は、なんと祖父の隠し子だった。
子供が苦手な大吉だったが、親戚たちの、りんへの
よそよそしい態度に違和感を募らせていく。
そしてとうとう、りんの引き取り先を決める親戚会議
が始まって…。
小さな女の子と手を繋いで歩いてる男性。
それが誰なのか、顔がはっきりしないまま
大吉は目覚めた。
夢を見ていたようだ。
公式とか見た時思ったし、
他のブロガー様の所でも始まる前から
しばしば同様のコメントを見たけども
ほぉんと、主人公コレで30歳って
老けすぎだって!
40代も半ばじゃないの?この顔。
まぁ30代以上になると、環境で随分見た目年齢って
変わってくるのは確か。
でも大吉って独身でしょ?
なんでここまで老けてるかな…。
ほんと冴えないオジサンって感じなんですけど…。
わー。
ほぉ…このアニメ、水彩画みたいなのね。
昨夜、母方の祖父が亡くなったらしい。
あんな夢を見たのはそのせいかと思う大吉。
-ありゃ、祖父さんと…母ちゃんか?
あれはお告げだったと思うよ、大吉。
祖父さんがアンタに託そうと思ったんじゃ
ないかと思う、彼女をさ。
祖父さんの家を訪ねる。
久しぶりに来たのが葬式ってのは、
ありがちだよね。
ふと風が吹いて庭へと視線をやると
りんどうの花を持った小さな女の子が立っていた。
一瞬二人だけの世界に~。

「ん…?」
可愛い声を小さくあげた少女に、
「あ?…」
なんじゃ、大吉!
そのおっさん臭い声は…。
あ…逃げた。
OPは、「SWEET DROPS」
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PUFFYって久しぶりだなぁ。
なんか海外で活躍してたのは知ってるし
CMでは…ヨーグルトのCM、やってたよね?
あれ、よく見かけたけども。
OPの画は可愛いね~。
でも主人公達、全く出てこないんだね。
ちと寂しい
台所で洗い物してる母に、
来たよと声を掛ける大吉。
あ、大吉って背が高いんだ。
ここの母子の会話が、なんかアニメというより
ドラマみたいな感じ。
昼間じゃなくて、深夜にやる短い、
ちょっとマニアックな感じのドラマ。
(表現細かいのー

人ん家の台所って使いにくいものだけど
確か母方の祖父さんって言ってたよね。
じゃあ母ちゃんの実家じゃんよ。
昔は使ってたんじゃないの?
あー…でも私も既に実家の台所、
使いにくくなってるか。はは。
大吉?79歳で大往生とは言わないよ?
90歳過ぎでしょ普通は。
大吉がさっきあった女の子、りんを、
彼は従姉妹、春子の娘の麗奈かと
思ったみたいだが、違うのよね。
「あの子、お祖父ちゃんの
隠し子みたいなの」
「…はぁ!?」
驚くよねぇ…。
で、あの子を産んだ愛人さんは
居なくなっちゃったようですよ。
「もう恥ずかしいやら情けないやら」
あの子は母ちゃんの妹にあたり、大吉の叔母さんだ。
なかなか、笑えるな。
大吉が線香立てて、祖父さんの遺影に手を合わせる。
あぁ…大吉って祖父さんと似てるんだね。
りんが大吉の事、気になって見ているよ。
そわそわしたり戸惑うような動きが可愛いね。
ここらは漏れる声だけの演技ですが、
りん役の松浦愛弓ちゃっんて、声優さんじゃなくて
人気の子役さんなんでしょ?
声優業じゃない方が声を当てる事に
余り前向きじゃない私ですが、
りんは良いかも、と思いました。
器用な役者さんが演じるよりも。
…なんていうとジブリの方針に賛同するみたいですけど
あくまでもケースバスケースです。
お寺さんにいくら渡すのか相場聞いてるわー。
これ笑えないよ私。
なにしろ今年は年明けそうそう、
初めて葬儀を行う立場ってのを経験しちゃった
からねぇ。葬式の大変さを思い知りましたよ。
春子んトコの麗奈は、コレか。
この子はしつけがなってないなー。
あー、でも今時の子供ってもっと大人しくて
要領良くて変に大人びている子、多いけどな。
「お前、お祖父ちゃんに似てたんだなぁ」
伯父さんに言われちゃったよ。
うん、確かに似てると思う。
母ちゃんは祖父ちゃんにそんなに似てない気が
しますが…。
大吉が何か動くたび、りんが様子を覗くのが
可愛いなぁ。
「なーんだよ?」
この言い方がまた良いね。
くふふ、ほんと土田さんが冴えない声出してて
おかしいやら勿体無いやら。
土田さん、良い声してるから橘のチェックリストに
入ってる方ですからね。
最初にチェックしたのは、並足ライドウ(NARUTO)で、
その後、時雨(夏目友人帳)とかノエイ(花咲ける青少年)とか
橘のツボ突きまくってくれてる。
あやとりの手の動き、細かいね。
りんはあやとりが上手い。
祖父さんに教えてもらったのかな。
りんの手から、あやとりの"ハシゴ"をそのまま
指で受けて、自分が作ったように振舞う麗奈。
居るよねー、こういう子。
てか、大人になっても居るな。
人のした事を横取りして、さも自分がやったみたいに
平気で振舞える人。
でもそれって絶対、ボロが出るものよね、後に。
それを一部始終見ていた大吉は、りんの事がちょっと
気になりだしたようです。ふふ。
11時。壁の時計が鳴ってる。
懐かしいなぁ。
自分もちっちゃい頃、お祖母ちゃん家に確かあったよ、
こういうの。
風呂に入ってきた大吉は、居間で居眠りしてる伯父に
線香の番、やるからと声を掛ける。
りんも起きて見ていようと思ってるのか
眠い眼を必死にこすって起きてるよ。
うわぁ、ぐらんぐらんしてる…。
「お前も向こうで寝てきな」
「ん…大丈夫…」
なんていってましたが、やっぱり寝ちゃったわね。
…大吉の手に頭乗っけて。
大吉の「なんだかなぁ」って顔が笑えるわ。
翌日の葬儀。
最後のお別れってことで、
白い菊の花を皆が棺に入れる。
春子が麗奈を呼んで、入れさせようとするけど
お花畑にするんだと言って、残ってる花を
棺に投げ入れ始めましたよ…。
やっぱりしつけがなってないぞこの子…。

部屋の隅で一人あやとりしているりんに気づき、
「お前もこっち来てお別れしな」
大吉がりんにも花を入れさせようとする。
でもりんは差し出された菊の花に首を振る。
庭に靴下のまま飛び降りたりんは、
そこに咲いてるりんどうの花を手折り、
戻ってくる。
廊下にも畳みにも泥の足跡がつく。
でも…
りんどうは祖父さんの好きな花。
大吉も、それは知っていた。
「祖父さん、この花が一番喜ぶよな」
りんが棺にりんどうの花を入れて口を開く。
「もう…起きないの?」
「あぁ…もう…起きない」
りんは大吉の腕を掴んで、嗚咽を上げ
…涙を流した。
-お前、本当に祖父さんの子なんだな。
なんか土田さんの声がしみじみしてて
キュンとクルよ。
りんの背中に手を当ててる大吉、優しいな。
あ…時計が9時5分で止まってる…。
ネジ式か、これ。
焼き場から戻ってきたのね。
台所に立つ、大吉の母と妹。
大吉も入り口で煙草吸ってたけど、
りんが来たので手の位置を慌てて上げる。
そう、腕を下に垂らしていたら
子供がまるまる煙を吸ってしまうし位置で
火も危ない。
りんは椅子を取りに来たようです。
それを持って時計の下へ行きますが、
椅子使っても届かないよ…キミの身長では。
あぁでも…いつも祖父さんがそうやって
椅子持って来てネジ巻いていたのね、きっと。
手の届かぬ時計を見上げていたら
長い腕が伸びて楽々と振り子の窓を開け
手を入れている。
大吉がネジを巻いてくれました。
なんか…ほのぼの、ほっこりするなぁ。

そのまた翌日、かな?
ほんとだ母子手帳がある。
りんの母親の名は吉井正子というのね。
子供を置いて逃げた母親を例え見つけたとしても
どうにもならないだろうと読む伯父さん。
あぁ誰が引き取るかって話ですか…。
少し離れてお茶を飲んでた大吉に、
麗奈がぬいぐるみをぶつけて来る。
こ・の・子はーっ!!
「あの子ねぇ、喋れないんだよ。
困ったねぇ、まだ歯も抜けてないし!」
とか言う麗奈に
「喋れるよ!困んねぇよ!」
ムキになって応える大吉が楽しい。
「喋れないよぅ!だからねぇ麗奈はねぇ
つまんないのぉー!!」
うーん、そういやぁ従姉妹んトコのこまっしゃくれた
娘がこんな雰囲気の時、あったような気がしてきた。
ふむ。
麗奈は小憎ちゃらしいが、子供声出せる大人声優さん
ではなく、本当に子供役者ちゃんにやらせるのは
正解かもしれないと思う。
子供描写が、主人公の子供時代の回想…とか
そういう短い場面であるのではなく、
子供がドラマの中心にあるわけだしね。
お菓子全部やるから向こう言ってろって言う
大吉の気持ち分かるわー。
「ゴメン、大ちゃん」
ずるずる引っ張ってく春子が笑える。
当面だれがりんの面倒を見るか。
大吉の母ちゃんは専業主婦のようですが、
無理に決まってると拒否。
そんなに暇じゃないそうで。
だいたい子供を育てるのがどれだけ大変か
分かっているのか。
それ言われると耳痛いわー。
産んだことないし(汗)。
「半端な事やっても可哀想なだけだよ」
まぁ妹の意見は一理あるかもだけど…。
そもそも本当に祖父さんの子かどうかも分からない
と母ちゃんがぼやき始める。
時計が4時を知らせてる。
「とりあえず…
すぐにでも受け入れてくれる施設を
当たってみよう」
伯父のその言葉に、大吉はカッとなって立ち上がり
つかつかと皆の座る所に近づいた。
ダンッと茶碗を机に置く。
「な、なによ…」
ビックリしてる妹や親戚の視線には応えず、
大吉は縁側まで歩くと、彼女の名を呼ぶ。
腹からの声で。
「りん!」
このドラマ始まって以来、初の、
大吉の良い声だ。
靴を履いて庭に出て、りんに近づく。
りんは立ち上がって、大吉を見上げていた。
「俺んち、来るか」
これには彼の母と妹が驚いた。
でもそれには構わず、大吉はりんの顔をじっと見てる。
りんの足が、大吉に向けて、
…跳ねた。
ここのBGMが、ちょっとジブリっぽい。
ジブリの良いシーンで掛かるような曲調。
というかピアノが久石譲っぽいと言うか。

(橘は彼がジブリやり始めるちょい以前から、
けっこう彼の創る曲やピアノが好き)
で、ついに二人暮らしが始まったわけね。
いきなり1つの布団で寝てて、うげっと思ったよ。
りんが起きて大吉を揺する。
「おじさん、お腹減った」
「お、あ…おじ…おじさんとか言うな!」
「ん~?」
「どっちかっつうと、お前が叔母さんだからな!」
違いない。
あはは。
庭にリンドウ植えたんだねぇ。
EDもメルヘンチックだね。
曲は、カサリンチュの「High High High」
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あ、りんが出てきた。
タッチの違う感じのりん。
ちょっと…ニノさん思い出したわ。
その寂しげな表情とかのせいで
余計似て見えたかも。
おっCパートあるんだ。
「美味い?」
「うん…」
ご飯食べてるのね。
おかずは見当たらないけど…。
そっと差し出す茶碗。
「お代わり?」
「うん」
「おかず、もうねぇよ」
「おにぎりにするから」
「おにぎりの具もねぇよ」
「塩!」
「塩?」
なんか二人のやりとりが面白いねぇ。
お茶碗に入れて
ちゃぶ台に持って来たご飯。
りんは、塩かけて握ろうとする。
「おい、まだ熱いって」
心配しておろおろ気味の大吉が可笑しい。
「でも、優しい味になるんだよ」
ほぉ…。
「はい、お祖父ちゃん!
…間違えた、大吉!」

で、口に無理矢理押し込んでるし…。
-大吉も変だろう。
そうは思っても、あからさまに否定してやらないのは
やっぱり大吉が優しいからだな。
りんが作った丸いおにぎりを食べて
「…美味いよ」
何気ない口調で言う大吉。
りんがうふって
ちょっと照れくさそうに、
笑った。
むふふー、なんか良い感じじゃないですか。
次回も楽しみになってきました。
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