「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」#3【Knocking on the mind】ふむ、真斗も良いな(気が多いな…)。
すっかり楽しみになってますよ、うた☆プリ。
元は乙女ゲームだからーという気持ちもあり
所々無理があったり、ぶっとび設定でも、
単純に楽しめるわけです。
突然歌ったりするから恥ずかしいってコメントも
見たりしますが、
まぁ芸能学園が舞台なんだし、
愛の言葉囁く代わりに
歌で表現したって不思議は無い。
ミュージカルみたいなものと思えば
宜しいのでは?とか思ったり。
私的には歌のほうも興味ある声優さんが
プリンス達の中に含まれてるから
劇中の歌も楽しみにしてますよ。
次回は誰がメインなのかなぁ~。
元は乙女ゲームだからーという気持ちもあり
所々無理があったり、ぶっとび設定でも、
単純に楽しめるわけです。
突然歌ったりするから恥ずかしいってコメントも
見たりしますが、
まぁ芸能学園が舞台なんだし、
愛の言葉囁く代わりに
歌で表現したって不思議は無い。

ミュージカルみたいなものと思えば
宜しいのでは?とか思ったり。
私的には歌のほうも興味ある声優さんが
プリンス達の中に含まれてるから
劇中の歌も楽しみにしてますよ。
次回は誰がメインなのかなぁ~。
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今日はこの間のレコーディングテストの
結果発表だって。
春歌の点数は…87点!?
おーっ良い点ではないか。
てか87点の人多いのね…。
「やったー!二人とも合格だよっ!」
友千香が春歌に飛びつく。
プリンス達も当然合格だろうね。
「七海~っ!」
キタキタわんこが。
「ヤッタ!ヤッタね!」
音也のおかげだという春歌に、
春歌の曲だって良かったんだと音也。
「これでますますヤル気出たーっ!
滅茶苦茶出てきたーっ!!」
満面の笑顔で拳を振り上げる。
もぉ~、音也可愛い過ぎ~。
(>▽<)/ ←こんなだし。
好きだなぁ、コイツ。
不合格だった子は来週再テストだって。
まだ自信は無いけど、なんとかやっていけそう、と
思う春歌でした。
OP~♪
好きだなぁ、この曲。
「日向先生!」
廊下でトキヤが日向を呼び止める。
彼が何か言って来るだろう事は、
予測していたみたいね、日向。
「点数が、不服だったか?」
「あんなに評価が低いのは、納得行きません」
何点だったんだろ。
でも合格ラインではあるのよね?
「私は完璧に歌えていた筈です。
全て楽譜どおりに…」
そう、楽譜通りには歌えていたようです。
でも肝心なモノが欠けている。
「ハートってヤツがな」
これに関して言えば、トキヤが毛嫌いしている
HAYATOの新曲の方がまだマシ。
「このままじゃお前、Sクラスから落ちるぜ?」
あらあら、そこまで言っちゃう。
「悪ーりぃな。俺、嘘つけねぇから」
更に駄目押し…。ううう。
でもねー、確かに歌はハートあってのもの。
トレーニングすれば、
声はそれなりに良くなるだろうし
テクも付くだろうけど、こればっかりは
本人次第だからねぇ。
あと才能とセンスね。
歌に限らず、芸術関係は
それがないと駄目でしょう。
お、偶然春歌と出くわしました。
春歌はこの間の事を詫びる。
-うわぁ双子の弟と分かってても
やっぱりHAYATO様に
見えてしまう。
心の声がとっても素直ね、春歌。
そんな春歌に今更謝ってどうすると
突っ込むトキヤ。
「私に取り入って、兄に会うつもりですか」
友千香はそんな案を出していたけど、
春歌はそんな打算的な事、出来るタイプじゃない。
違うと否定する春歌に、
「結構です」
と告げて去っていくトキヤ。
結構ですって…この場合、どう解釈すれば良いのか。
春歌が教室に戻るとクラスメイトがしらっとした眼で
彼女を見る。黒板には嫌がらせの書き込み。
七海春歌
疑惑
コネ
譜面さえ読めない!!
ありえない
裏口
後から入ってきた音也と友千香が見つけて
黒板消しで必死に消す。
良い子達や~。
林檎先生が入ってきました。
今日から次の課題曲だそうです。
「前に上手く出来なかった子に、
セカンドチャンスをあげちゃおう」
ってことで…
「春ちゃん!
七海春歌ちゃぁん!!」
うわ…先生、タイミング悪っ。
林檎先生としては、春歌に汚名挽回させようと
思ったんだろうけど。
黒板の嫌がらせの後で、
周囲は相変わらずヒソヒソ話。
頭ぐるぐるになって
春歌の視界は揺れ、手元が歪む。
テストの曲だって誰かに作ってもらったのかも、
なんて声が聞こえてきて、
春歌は耳をふさぎ、教室を飛び出していく。
授業が終わってからだろう、
音也が林檎先生にとりなしてる。
教室中、春歌のデタラメな噂でいっぱい。
だから先生から注意をして欲しいという音也に
林檎先生は笑う。
「それは無理ねぇ~」
ここは普通の学校じゃないから。
「この世界で生きていきたけりゃ、
どんなことでも跳ね返さなきゃ。
駄目ならそれまで、ってこと」
確かにね。
芸能界なんて、実際スポット浴びるようになったら
もっと嫌がらせとか多いわけだし
この程度の事でつぶれるなら、
それこそ仕事にするには無理だろう。
そんなやりとりを
階段の途中で聞いていたのは真斗。
今回は真斗回ってことかな。
ちょっ!すげ…。
学園内に羊を放牧する敷地があるわけ…?
春歌は一人たそがれてる訳ですが
こんな時に現れるのが黒猫ですよ。
むふふ、鳥海さん、今日も「にゃあ」だけ?
春歌の指をぺろぺろと舐めてる。
可愛い♪
「私、強くなる。頑張るね、猫ちゃん」
いつまでも猫ちゃんでは可哀想かと気づいた春歌。
目の前で身体をぷるぷるっとする黒猫。
黒くてプルプルってしたから、クップルですかー。
春歌のネーミングセンスって…。
「な~お♪」
気に入ったらしい。
良かったね春歌。
クップルはお腹空いてるらしいです。
春歌は買出しに~。
学園内にコンビニあるんだね…。
そこで真斗と出くわす。
真斗が買うのはやっぱり筆なわけ?
「聖川さん…」
真斗の名字、そういえばそんなだったね。
忘れてた。
「大丈夫か」
気にかけていたんだね真斗も。
「辛いな…気にするなと言っても、
無理だろうが…」
あら…真斗ってこういうタイプだったのか。
自分にも他人にも厳しい人かと想像してた。
余計な事言わないだけで、
日々春歌を気にかけて、見守ってたって感じ?
甘かったのだと春歌は反省してる。
ここの生徒達は、ここに入るまでに多くのことを
既に学んで来て臨んでいる。
けれど自分はただ音楽が好きというだけで
この学校に入ってしまった。
別にそれは良いとおもうんだけどね。
入ってから学んだって。
まぁただ、前回も書いたけど
芸能専門学校なんだから
楽譜も読めずに入学できたってのは
ありえない気がしますけどね。
春歌はクップルを待たせてる事を思い出したのか
もう行かなきゃと去っていく。
その後ろ姿を見送る真斗の顔がなんともイケメンですね。
せっかくご飯買ってきたのに、
クップルはもう居ません。
残念…。
クップル、もちっと見たかった。
猫が好きってことではなく…
鳥海さんが猫ってのが
おもろいから。ぷぷぷ。
どこからか聞こえてくるSaxの音。
きゃあ~吹いてるのはレンですかーっ。
取り巻きの女の子達がきゃあきゃあ騒いでる。
今度の日曜日、また遊びに連れて行ってくれってさ。
「美しいレディが、
俺をときめかせてくれるならね」
くふふふ。
そんな甘い言葉を吐きながらレンは
回廊を歩く真斗に視線を送る。
ライバルとして、常に彼は気になる存在ってとこ?
それとも何か少し変化に気づいた?
春歌は部屋に戻り、ピアノの練習をしようと
鍵盤に指を置きますが、教室での嫌がらせと
ヒソヒソ話を思い出して手が固まる。
「指が…動かない…」
精神的なストレスで、こういう事ってありますよね。
でもこんなんじゃ、林檎先生じゃないけど
この先やってけないよー春歌。
友千香が部屋に戻って来た。
凄く心配してたみたいね。
「ありがとう。でも、もう大丈夫。
…大丈夫だから」
最後の大丈夫だからの言い方が、
とても沢城さんちっくですよね。
さっきも指動かなかったし全然大丈夫じゃ
ないっぽいのだけど…。
「よーし、これで完璧」
完璧って、エプロンしただけだと思うんだが、音也よ。
那月がケーキ創るの得意だから、一緒に作って
春歌にあげようと考えてるみたい。
皆に誤解されて凹んでるから、
「だから、なんとか
元気だしてもらいたくてさ」
良いヤツだよねぇ音也。
なんか癒されるわー。
トキヤはどうも理解できないみたい。
春歌の為に何故そこまでするのかってさ。
春歌は前向きでまっすぐで一生懸命で
でもそういう事、自分じゃ分かってない子。
だから応援したくなるんだって。
いや…それ以上の気持ち、
芽生えてないか?キミ。
ドアをノックする音。
「おまたせしました~」
那月がやって来ました。翔付きで。
「なんで俺が付き合わなきゃ
なんねぇんだよ!
はーなーせー!
俺は帰る!帰してくれっ頼むっ」
心底嫌そうですよ。
てか…嫌がり方が尋常じゃないので、
これは何かあるなーと思いました。
「お前、これから地獄を見るぞ」
翔が音也に忠告。
そしてそれは言葉どおりでしたね。
「まずは、卵さぁん」
え…?卵そのまま割ってミキサー?
へ?ケーキでしょ?
卵黄と卵白に分けて卵白泡立て…とかじゃ
なかったっけ?
私、ケーキ作った事ないけどさ。
「小麦粉さん、バターさん…」
小麦粉ふるいにかけんのかっ?
バターそのまま突っ込んだーっ。
砂糖にチョコって…ええー?
しかもチョコは銀紙も外の包装も付いたまま。
タバスコやラー油、納豆、塩辛まで入りました。
うげぇぇぇ。
確かにこれは地獄だね、翔。
普段はオーブンでこんがり焼くけど
ここは強火で一気にって…。
お菓子焼くのになんで眼を保護するゴーグル…。
「チョコレートの良い色が出てるー」
いやそれ炭でしょ、那月。
「まずは翔ちゃんから、
め~しあ~がれ~」
…いかん、清継となんら大差ないわ。
プリンスの筈なのに…紀章さん。
「後は任せた」
翔が音也を盾にして逃げたので、
音也の口に炭がぁ~。
あぁ真っ青になる音也の顔。
-ゴメンよ…七海。
ケーキ…あげられなくて…。
いやなんかそれ以前の問題では?
死ぬなーっ音也!
翔は外に飛び出しました。
おっ!流れ星☆キラーン。
「音也、お前の事は忘れないぜ」
殺してるし。
「翔ちゃああん、め~し、あ~がれ~」
パラシュートつけて窓から飛んで追いかけるなんて
どんだけーっ。
で、口に入れられてしまいました…。
深い群青色に染まる翔の顔、そして滝涙。
夜空に響く翔の断末魔の叫びと流れた☆。
翔よ、安らかに。(おい)
春歌が入ってきた部屋…。
グランドピアノが一台置いてあるだけですな。
練習室かな。
鍵盤に指を置き、
小さい頃から弾いているのだから大丈夫と
自分に言い聞かせる。
-弾ける。
弾けないわけが無い。
でも動かない。
怖いよね、心の問題って。
こんな風に病気じゃなくても影響が出る。
心と身体って繋がってるのよね。
そこに真斗が入ってくる。
「授業にも出ないで、自主練習か」
声が低いから責めてるようにも聞こえるんだけど
心配してるんだよね、この人。
真斗、春歌に自分を重ねていたのか。
子供の頃、父親の前で
ご飯食べれなかったんだって。
真斗の父親は厳格で、
親子といっても当主と跡取りの
関係しかない冷めたものだったようで。
ちび真斗が、むたむた可愛い~っ。
ますます日本(ヘタリア)みたい。
でも真斗には拠り所があった。
執事の爺が良くしてくれたのね。
おにぎり作ってくれたり、
ピアノを教えたり…
ええーっピアノまでっ?
ここの爺や、スペック高っ!!
春歌は身体が弱くて田舎の祖母の家で育った。
爺さん婆さんにピアノ教えてもらって、
似たもの同士ねキミたち。
真斗が片手でキラキラ星のメロディを叩く。
春歌の指も自然と鍵盤を叩いていました。
弾けた…と思った春歌ですが、
また鍵盤に置こうとすると手がこわばる。
その手に、真斗が自分の手を重ねる。
きゃあ~っ!ちょっと!
大人しそうなのに、
やるときゃやるのね真斗さんっ!!
レンとかがやるなら、はいはいって思うけど、
こういうキャラがやるとドキッとするね。
狙ってるなぁ。うんうん。
「大丈夫だ。
ピアノを弾き始めた頃の事を
思い出すんだ」
ええ男やないのぉ~。
あの頃、春歌はただただピアノを弾くのが楽しかった。
-ピアノを弾いているだけで
他には何も要らないくらい
大好きで…
春歌の顔をじっと見ていた真斗が、
そっと手を離す。
あの頃を思い出しながら、
春歌の指は無意識にキラキラ星を弾いていた。
「…弾けた。震えて…動かなかったのに…私っ」
礼を言う春歌を見つめる真斗の表情が、
いつもより少し柔らかいね。
真斗は以前、夢など持って居なかったという。
だが今は…。
真斗はピアノの前に座り、
春歌に出会って生まれたという曲を弾き、歌う。
♪涙を拭いて いつか動き出すから
雪解けのように
キラリ 未来 光る
夢はいつだって
Knocking on the mind
感じて…
へぇ…この歌の鈴村さん、ええ感じやね~。
で、歌はそのままで、春歌の復活劇へと行くわけだ。
また那月が変なもん作ったのね。
春歌に食わせようとしてるーっ逃げて~っ!
音也と翔が全力で止めてるよ。
うううっ良い子らや。
自分達は、食って一度、星になったのに。
春歌が授業でちゃんと弾けて、
生徒達が唖然としてるのが
気持ちよいね。
那月と音也、友千香がピースサイン。
良い子達だね。
今回の一番の功労者は真斗だけど。
本人は静かに見守ってますな。
これで疑いも晴れたでしょう。
春歌が真斗に改めて礼を言ってる。
でも真斗は、
「礼を言うのは俺の方だ」
学校で出会う前に、真斗は春歌を知ってたようです。
そうだよねー、ちょっと急展開過ぎるなと思った。
そんな仕込みがあったとは。(仕込み言うな)
親の引いたレールを進むべきかどうか悩んでいた頃、
公園で子供達にキラキラ星を歌わせてる春歌を見かけた。
春歌は心から楽しそうに歌っていて、
その暖かな歌声に心動かされたわけですな。
-俺に音楽の素晴らしさを
教えてくれたのは
お前だ…
うわー、真斗ったらそんな顔するんだね。
こりゃ…退学決定?
って、それを遠くから見ているのはレン。
こちらもなんだか切ない顔してますよ。
-そういうことか…
聖川…
ってどういうことですかっ。
何処から聞いてたのか、
いやこの距離なら聞こえないよねっ。
ただ単に、
そういうこと=お前も春歌狙いか
って感じなのか、いきさつまで理解したのか。
ここは分かりづらい。
ま、いいけどさ。
この歌、クセになる~。
エンドカードは、春歌に見せた真斗の珍しい表情♪
「うた☆ぷり、これからも宜しく頼む。
またな」
そんな顔で言われちゃね。
でも最後の「またな」は、
真斗というより鈴村さんっぽい?
あ~みんなのキャラソン、
欲しくなって来たーっ。
実はゲームから発展して既に出てるキャラソンは
TSUTAYAで見つけたのですよ。
今度借りてこようと思う。
これから出るヤツは、直ぐにはレンタルに
回らないかもだけど、
コーナー作ってあったしな。
期待してますよ、TSUTAYAさん!
前回の感想
#1
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」#1【七色のコンパス】
宮野君があまりに宮野君で吹いた。
#2
「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」#2【BRAND NEW MELODY】
犬っころ音也、良いヤツだ。
※現在右クリックは利かない設定になってますので、
TBをいただけるようでしたら、
お手数ですがプラウザのコピーを利用してください。
(文字ドラッグして、編集↓コピー)
結果発表だって。
春歌の点数は…87点!?

てか87点の人多いのね…。
「やったー!二人とも合格だよっ!」
友千香が春歌に飛びつく。
プリンス達も当然合格だろうね。
「七海~っ!」
キタキタわんこが。
「ヤッタ!ヤッタね!」
音也のおかげだという春歌に、
春歌の曲だって良かったんだと音也。
「これでますますヤル気出たーっ!
滅茶苦茶出てきたーっ!!」
満面の笑顔で拳を振り上げる。
もぉ~、音也可愛い過ぎ~。
(>▽<)/ ←こんなだし。
好きだなぁ、コイツ。
不合格だった子は来週再テストだって。
まだ自信は無いけど、なんとかやっていけそう、と
思う春歌でした。
OP~♪
![]() | オルフェ (2011/07/13) 宮野真守 商品詳細を見る |
好きだなぁ、この曲。
「日向先生!」
廊下でトキヤが日向を呼び止める。
彼が何か言って来るだろう事は、
予測していたみたいね、日向。
「点数が、不服だったか?」
「あんなに評価が低いのは、納得行きません」
何点だったんだろ。
でも合格ラインではあるのよね?
「私は完璧に歌えていた筈です。
全て楽譜どおりに…」
そう、楽譜通りには歌えていたようです。
でも肝心なモノが欠けている。
「ハートってヤツがな」
これに関して言えば、トキヤが毛嫌いしている
HAYATOの新曲の方がまだマシ。
「このままじゃお前、Sクラスから落ちるぜ?」
あらあら、そこまで言っちゃう。
「悪ーりぃな。俺、嘘つけねぇから」
更に駄目押し…。ううう。
でもねー、確かに歌はハートあってのもの。
トレーニングすれば、
声はそれなりに良くなるだろうし
テクも付くだろうけど、こればっかりは
本人次第だからねぇ。
あと才能とセンスね。
歌に限らず、芸術関係は
それがないと駄目でしょう。
お、偶然春歌と出くわしました。
春歌はこの間の事を詫びる。
-うわぁ双子の弟と分かってても
やっぱりHAYATO様に
見えてしまう。
心の声がとっても素直ね、春歌。
そんな春歌に今更謝ってどうすると
突っ込むトキヤ。
「私に取り入って、兄に会うつもりですか」
友千香はそんな案を出していたけど、
春歌はそんな打算的な事、出来るタイプじゃない。
違うと否定する春歌に、
「結構です」
と告げて去っていくトキヤ。
結構ですって…この場合、どう解釈すれば良いのか。
春歌が教室に戻るとクラスメイトがしらっとした眼で
彼女を見る。黒板には嫌がらせの書き込み。
七海春歌
疑惑
コネ
譜面さえ読めない!!
ありえない
裏口
後から入ってきた音也と友千香が見つけて
黒板消しで必死に消す。
良い子達や~。

林檎先生が入ってきました。
今日から次の課題曲だそうです。
「前に上手く出来なかった子に、
セカンドチャンスをあげちゃおう」
ってことで…
「春ちゃん!
七海春歌ちゃぁん!!」
うわ…先生、タイミング悪っ。
林檎先生としては、春歌に汚名挽回させようと
思ったんだろうけど。
黒板の嫌がらせの後で、
周囲は相変わらずヒソヒソ話。
頭ぐるぐるになって
春歌の視界は揺れ、手元が歪む。
テストの曲だって誰かに作ってもらったのかも、
なんて声が聞こえてきて、
春歌は耳をふさぎ、教室を飛び出していく。
授業が終わってからだろう、
音也が林檎先生にとりなしてる。
教室中、春歌のデタラメな噂でいっぱい。
だから先生から注意をして欲しいという音也に
林檎先生は笑う。
「それは無理ねぇ~」
ここは普通の学校じゃないから。
「この世界で生きていきたけりゃ、
どんなことでも跳ね返さなきゃ。
駄目ならそれまで、ってこと」
確かにね。
芸能界なんて、実際スポット浴びるようになったら
もっと嫌がらせとか多いわけだし
この程度の事でつぶれるなら、
それこそ仕事にするには無理だろう。
そんなやりとりを
階段の途中で聞いていたのは真斗。
今回は真斗回ってことかな。
ちょっ!すげ…。
学園内に羊を放牧する敷地があるわけ…?
春歌は一人たそがれてる訳ですが
こんな時に現れるのが黒猫ですよ。
むふふ、鳥海さん、今日も「にゃあ」だけ?
春歌の指をぺろぺろと舐めてる。
可愛い♪
「私、強くなる。頑張るね、猫ちゃん」
いつまでも猫ちゃんでは可哀想かと気づいた春歌。
目の前で身体をぷるぷるっとする黒猫。
黒くてプルプルってしたから、クップルですかー。
春歌のネーミングセンスって…。

「な~お♪」
気に入ったらしい。
良かったね春歌。
クップルはお腹空いてるらしいです。
春歌は買出しに~。
学園内にコンビニあるんだね…。
そこで真斗と出くわす。
真斗が買うのはやっぱり筆なわけ?
「聖川さん…」
真斗の名字、そういえばそんなだったね。
忘れてた。
「大丈夫か」
気にかけていたんだね真斗も。
「辛いな…気にするなと言っても、
無理だろうが…」
あら…真斗ってこういうタイプだったのか。
自分にも他人にも厳しい人かと想像してた。
余計な事言わないだけで、
日々春歌を気にかけて、見守ってたって感じ?
甘かったのだと春歌は反省してる。
ここの生徒達は、ここに入るまでに多くのことを
既に学んで来て臨んでいる。
けれど自分はただ音楽が好きというだけで
この学校に入ってしまった。
別にそれは良いとおもうんだけどね。
入ってから学んだって。
まぁただ、前回も書いたけど
芸能専門学校なんだから
楽譜も読めずに入学できたってのは
ありえない気がしますけどね。
春歌はクップルを待たせてる事を思い出したのか
もう行かなきゃと去っていく。
その後ろ姿を見送る真斗の顔がなんともイケメンですね。
せっかくご飯買ってきたのに、
クップルはもう居ません。
残念…。
クップル、もちっと見たかった。
猫が好きってことではなく…
鳥海さんが猫ってのが
おもろいから。ぷぷぷ。
どこからか聞こえてくるSaxの音。
きゃあ~吹いてるのはレンですかーっ。

取り巻きの女の子達がきゃあきゃあ騒いでる。
今度の日曜日、また遊びに連れて行ってくれってさ。
「美しいレディが、
俺をときめかせてくれるならね」
くふふふ。
そんな甘い言葉を吐きながらレンは
回廊を歩く真斗に視線を送る。
ライバルとして、常に彼は気になる存在ってとこ?
それとも何か少し変化に気づいた?
春歌は部屋に戻り、ピアノの練習をしようと
鍵盤に指を置きますが、教室での嫌がらせと
ヒソヒソ話を思い出して手が固まる。
「指が…動かない…」
精神的なストレスで、こういう事ってありますよね。
でもこんなんじゃ、林檎先生じゃないけど
この先やってけないよー春歌。
友千香が部屋に戻って来た。
凄く心配してたみたいね。
「ありがとう。でも、もう大丈夫。
…大丈夫だから」
最後の大丈夫だからの言い方が、
とても沢城さんちっくですよね。
さっきも指動かなかったし全然大丈夫じゃ
ないっぽいのだけど…。
「よーし、これで完璧」
完璧って、エプロンしただけだと思うんだが、音也よ。
那月がケーキ創るの得意だから、一緒に作って
春歌にあげようと考えてるみたい。
皆に誤解されて凹んでるから、
「だから、なんとか
元気だしてもらいたくてさ」
良いヤツだよねぇ音也。
なんか癒されるわー。
トキヤはどうも理解できないみたい。
春歌の為に何故そこまでするのかってさ。
春歌は前向きでまっすぐで一生懸命で
でもそういう事、自分じゃ分かってない子。
だから応援したくなるんだって。
いや…それ以上の気持ち、
芽生えてないか?キミ。
ドアをノックする音。
「おまたせしました~」
那月がやって来ました。翔付きで。

「なんで俺が付き合わなきゃ
なんねぇんだよ!
はーなーせー!
俺は帰る!帰してくれっ頼むっ」

てか…嫌がり方が尋常じゃないので、
これは何かあるなーと思いました。
「お前、これから地獄を見るぞ」
翔が音也に忠告。
そしてそれは言葉どおりでしたね。
「まずは、卵さぁん」
え…?卵そのまま割ってミキサー?
へ?ケーキでしょ?
卵黄と卵白に分けて卵白泡立て…とかじゃ
なかったっけ?
私、ケーキ作った事ないけどさ。
「小麦粉さん、バターさん…」
小麦粉ふるいにかけんのかっ?
バターそのまま突っ込んだーっ。
砂糖にチョコって…ええー?
しかもチョコは銀紙も外の包装も付いたまま。
タバスコやラー油、納豆、塩辛まで入りました。
うげぇぇぇ。

確かにこれは地獄だね、翔。
普段はオーブンでこんがり焼くけど
ここは強火で一気にって…。
お菓子焼くのになんで眼を保護するゴーグル…。
「チョコレートの良い色が出てるー」
いやそれ炭でしょ、那月。
「まずは翔ちゃんから、
め~しあ~がれ~」
…いかん、清継となんら大差ないわ。
プリンスの筈なのに…紀章さん。
「後は任せた」
翔が音也を盾にして逃げたので、
音也の口に炭がぁ~。
あぁ真っ青になる音也の顔。
-ゴメンよ…七海。
ケーキ…あげられなくて…。
いやなんかそれ以前の問題では?
死ぬなーっ音也!
翔は外に飛び出しました。
おっ!流れ星☆キラーン。
「音也、お前の事は忘れないぜ」
殺してるし。
「翔ちゃああん、め~し、あ~がれ~」
パラシュートつけて窓から飛んで追いかけるなんて
どんだけーっ。
で、口に入れられてしまいました…。
深い群青色に染まる翔の顔、そして滝涙。
夜空に響く翔の断末魔の叫びと流れた☆。
翔よ、安らかに。(おい)
春歌が入ってきた部屋…。
グランドピアノが一台置いてあるだけですな。
練習室かな。
鍵盤に指を置き、
小さい頃から弾いているのだから大丈夫と
自分に言い聞かせる。
-弾ける。
弾けないわけが無い。
でも動かない。
怖いよね、心の問題って。
こんな風に病気じゃなくても影響が出る。
心と身体って繋がってるのよね。
そこに真斗が入ってくる。
「授業にも出ないで、自主練習か」
声が低いから責めてるようにも聞こえるんだけど
心配してるんだよね、この人。
真斗、春歌に自分を重ねていたのか。
子供の頃、父親の前で
ご飯食べれなかったんだって。
真斗の父親は厳格で、
親子といっても当主と跡取りの
関係しかない冷めたものだったようで。
ちび真斗が、むたむた可愛い~っ。

ますます日本(ヘタリア)みたい。
でも真斗には拠り所があった。
執事の爺が良くしてくれたのね。
おにぎり作ってくれたり、
ピアノを教えたり…
ええーっピアノまでっ?
ここの爺や、スペック高っ!!
春歌は身体が弱くて田舎の祖母の家で育った。
爺さん婆さんにピアノ教えてもらって、
似たもの同士ねキミたち。
真斗が片手でキラキラ星のメロディを叩く。
春歌の指も自然と鍵盤を叩いていました。
弾けた…と思った春歌ですが、
また鍵盤に置こうとすると手がこわばる。
その手に、真斗が自分の手を重ねる。
きゃあ~っ!ちょっと!
大人しそうなのに、
やるときゃやるのね真斗さんっ!!

レンとかがやるなら、はいはいって思うけど、
こういうキャラがやるとドキッとするね。

「大丈夫だ。
ピアノを弾き始めた頃の事を
思い出すんだ」
ええ男やないのぉ~。

あの頃、春歌はただただピアノを弾くのが楽しかった。
-ピアノを弾いているだけで
他には何も要らないくらい
大好きで…
春歌の顔をじっと見ていた真斗が、
そっと手を離す。
あの頃を思い出しながら、
春歌の指は無意識にキラキラ星を弾いていた。
「…弾けた。震えて…動かなかったのに…私っ」
礼を言う春歌を見つめる真斗の表情が、
いつもより少し柔らかいね。
真斗は以前、夢など持って居なかったという。
だが今は…。
真斗はピアノの前に座り、
春歌に出会って生まれたという曲を弾き、歌う。
♪涙を拭いて いつか動き出すから
雪解けのように
キラリ 未来 光る
夢はいつだって
Knocking on the mind
感じて…
へぇ…この歌の鈴村さん、ええ感じやね~。
で、歌はそのままで、春歌の復活劇へと行くわけだ。
また那月が変なもん作ったのね。
春歌に食わせようとしてるーっ逃げて~っ!
音也と翔が全力で止めてるよ。
うううっ良い子らや。
自分達は、食って一度、星になったのに。
春歌が授業でちゃんと弾けて、
生徒達が唖然としてるのが
気持ちよいね。
那月と音也、友千香がピースサイン。
良い子達だね。
今回の一番の功労者は真斗だけど。
本人は静かに見守ってますな。
これで疑いも晴れたでしょう。
春歌が真斗に改めて礼を言ってる。
でも真斗は、
「礼を言うのは俺の方だ」
学校で出会う前に、真斗は春歌を知ってたようです。
そうだよねー、ちょっと急展開過ぎるなと思った。
そんな仕込みがあったとは。(仕込み言うな)
親の引いたレールを進むべきかどうか悩んでいた頃、
公園で子供達にキラキラ星を歌わせてる春歌を見かけた。
春歌は心から楽しそうに歌っていて、
その暖かな歌声に心動かされたわけですな。
-俺に音楽の素晴らしさを
教えてくれたのは
お前だ…
うわー、真斗ったらそんな顔するんだね。
こりゃ…退学決定?

って、それを遠くから見ているのはレン。
こちらもなんだか切ない顔してますよ。
-そういうことか…
聖川…
ってどういうことですかっ。
何処から聞いてたのか、
いやこの距離なら聞こえないよねっ。
ただ単に、
そういうこと=お前も春歌狙いか
って感じなのか、いきさつまで理解したのか。
ここは分かりづらい。
ま、いいけどさ。
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この歌、クセになる~。
エンドカードは、春歌に見せた真斗の珍しい表情♪
「うた☆ぷり、これからも宜しく頼む。
またな」
そんな顔で言われちゃね。
でも最後の「またな」は、
真斗というより鈴村さんっぽい?
あ~みんなのキャラソン、
欲しくなって来たーっ。
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実はゲームから発展して既に出てるキャラソンは
TSUTAYAで見つけたのですよ。
今度借りてこようと思う。
これから出るヤツは、直ぐにはレンタルに
回らないかもだけど、
コーナー作ってあったしな。
期待してますよ、TSUTAYAさん!
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前回の感想
#1
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」#1【七色のコンパス】
宮野君があまりに宮野君で吹いた。
#2
「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」#2【BRAND NEW MELODY】
犬っころ音也、良いヤツだ。
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