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「夏目友人帳 参」#4【幼き日々に】これ見たかったんだよ~。

ずっと待ってたんだよ。
いつかやってくれると信じて。
でも本当に夏目三期で、
草々にこれをやってくれるとはね~。
念願叶いましたわ。

3話の感想や、LaLa9月号情報でも書きましたが
このお話は、HC4巻に収録されている
16Pの短編、夏目観察帳②です。

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初めて読んだ時からお気に入りだったので
アニメでも見たいと思っていました。

原作では、再会は、
夏目が用事で近くに来たから寄ってみた、
となっていました。
でも実際は、用事って…何?って事に
なりますよね。
原作は16Pしか無いので、
どうせその部分は書けないわけで
突っ込みませんが、アニメじゃそうは行かない。
だからアニメでは、あの地の近くへ行く"理由"が
必要になってくる。

それで、西村、北本、笹田と
電車に乗って、美術館へ…。

更に、唐突に話を進めるよりはと
塔子の事情を創り、そことシンクロさせて来ましたね。

アニメで30分間で見せるには必要な事と
分かっては居ますが、
多分この話は、あまり余分な人達を絡めない方が
感動しただろうな~とは思います。

ま、仕方ないですね。
あんまり贅沢言ってると私、
夜中にニャンコ先生に踏まれるかも…。 

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あらすじは 
テレビ東京あにてれ「夏目友人帳 参」公式サイトより。

あらすじ 第四話「幼き日々に」
中間テストも終わり、西村・北本・笹田と
出かけることになった。
電車から眺めていた景色が、親戚中を
たらいまわしにされていた頃、
住んでいたことがあったあたりだと
気付いた夏目。自分には懐かしい思い出が
ないと感じていた夏目だったが、
そんな風景を前に、そこに住んでいた頃を思い出し…


OP~。
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中間テストの最終日ですか。
西村?鉛筆転がして答えを決めないように。

チャイムが鳴り、試験終了。
廊下の窓でガックリうな垂れている西村に
終わってしまえばこっちのもの、どこか行こうと
切り替え早い北本が誘う。
釣でも行くか…って話になりましたが、

「はーい、はぁい、はい、はぁい~」
笹田が乱入。
そうね、オリジナル部分あらば、絡ませないとね。
笹田ファンももけっこう居らっしゃるからね。
笹田ファンというより沢城さんファンかもだけど。
「その相談、私もまぁぜて!」

「笹田…」
北本が何故かトーンダウンしてますよ。
男同士で遊びたい気分なのね、きっと貴方は。

良いものあげるから、と笹田が見せたのは
父親が知り合いから貰ったという、
美術館のチケット。
「「美術館かぁ~」」
更にトーンダウンする北本西村。
確かにキミら、そういうタイプじゃないよねぇ。
夏目は普通にOKだと思うけど。

場所も遠いみたいですよ。
遠い方が、笹田的にはヨッシャ! だよね。
道中長く、一緒に居れるわけだし。

ただいまと帰宅した夏目。
珍しく塔子さんのお帰りの声が無いなと思ったら
ダイニングのテーブルに何かを広げて眺め
溜息を付いています。

台所覗いて、どうしたんだろう…みたいな顔の夏目が
少し遠慮気味にもう一度、ただいまと声を掛けるのが
彼らしくて良いね。
この「ただいま」の声加減が良いわー神谷さんっ。

「あ、お帰りなさい、貴志くん」
返ってきた声は明るく、いつもの塔子だ。

小学校の同窓会の葉書が来たのね。
それで懐かしくなって、
卒業アルバムをひっぱり出して来たわけだ。

そうやって二人で写真覗き込んでると
ほんとの母子に見えますよ。
うん、良い感じ。

「はっ!でも、私こんなおばちゃんになっちゃって!」
塔子ったら。
そうそう、同級生なら歳一緒だから、
みんなおじちゃんおばちゃんですよ。
でも多分、皆全然違う人生を生きて来ての再会だから
実年齢より若く見える人、老けて見える人、
色々だろうねぇ。

「本当はね、ちょっとね、
この辺に、引っかかってることがあるの。
聞いてくれる?貴志君」
「はい」

小学校の時、仲良し五人組でプレゼント交換をしたことがあった。
各自手作りのものを持ち寄って。
塔子には栗山の手作りクッキーが回ってきた。
その栗山に丁度塔子の作った押し花カードが渡ったのだが
こんなの欲しくなかった、クッキー返してと言ったらしい。

うーん、相当嫌な子ね…。
まぁ小学生ぐらいだと、こういうトコはっきりしてて
思ったそのまま、言っちゃう…かなぁ。
相手が傷つくとか、そういう所に気が回らず…。

急に恥ずかしくなってしまったと塔子は言う。
自分から謝れば良かった、とも。
いやぁだって、それは別に謝ることじゃないのでは?

もうそんな事は、当の本人も他の友達も
誰も覚えちゃ居ないだろうけど、
塔子はしこりになっていたのね。
栗山はその後、引越してしまいそれっきりだったから
尚更…。

あぁ、そのシチュは夏目の方のエピとシンクロしますね。
掛けてるんだな。

同窓会で栗山に会ったら、その話をしたいって
訳じゃない。
ただ、元気な彼女の顔を見たら、
胸のしこりがすーっと消えるのではと
塔子は思うのだ。

夏目はそんな塔子の話を聞きつつ、
少し羨ましさを感じていた。
懐かしいなんて思い出せる思い出が、
彼には無いから。

「わぁ~か、らぁん!
びーじゅつかんなんぞ、
何しにいくんだか、
さぁっぱり、わぁからぁん~」

 …予告のゴロゴロはコレでしたか。

別に先生、誘ってませんよ。
付いてこなくて良いって。

「あぁ、そういえば笹田が近くに
美味しいラーメン屋があるとか言ってたな」
「んにぃ?ラーメン!?
ラーメン!ラーメン、ラーメン
らぁめぇ~ん」

…先生…。
どんだけ食い気。

じーっと夏目を見て、んふんふ甘え声出す先生。
ちょっとキモいぞ。 
「行くっ!」
「行かないって言ったろ?」
行く行くと先生は、夏目の背中をよじ登る。
大人しく留守番してろと言われても
「留守番、やー!行くっ。ラーメン!行くぅ!」
と叫んでますよ…。

創り手が先生でつい遊びたくなるのは分かるし
実際、視聴者の皆さんも、
先生の面白いトコ見たがるから
良いっちゃ良いのかもしれないけど…。
うーん。
先生ってあんま、夏目にこびるような甘えるような事
しない気がするんだよなぁ。
食べ物系でも、「買って来い」「わたしにも食わせろ」
ってこう…上から来る感じで。
だから、ここは、ちょっとあれ?と思った。

原作の先生だったら、まずやんないかな。
アニメの先生と夏目なら、
あり…なのかもしれんけど…。
ちょっと違いますからね。雰囲気。

さてようやく今回のメイン、木の上の妖さん登場。

「静かだな…夏が来たか」
夏だからと言って、特別な事は無い。
夏休みの子供達が三人、木の下を通りかかり、
妖はぶらんと逆さにぶら下がって脅してみるが
子供達は彼女の身体を通り抜けていく。

見えないから、触れないから、無いも同じ。

見えないって言うのは、間抜けなもの。
人間なんて、季節と同じ、
ただ通り過ぎていくだけのもの。
そして彼女は思い出す。
あれはこんな夏の日だったか、
一人だけ居た。
見えるヤツが。

ここからが、やっと原作スタートです。
季節違うし、台詞も違ってるとこありますが。

妖の木の下をカップルが通りかかり、
緑が綺麗だという彼女。
「ほんとだ、どれ…」
彼氏が枝をポキリと折ります。
誰も見ていないから平気。

いやいや、この木の妖が見てますよー。
怒って脅かそうとしますが、
見えないから意味無し。

あれ…この彼氏って、木村さん?

「あぁぁ~っ!
なんたる傲慢、なんたる無礼!
高貴なる私を感じる事も出来ない、
無神経な下等生物め!」

あははは。
「このアホ!ハナゲっ!」
あ、ハナゲ採用ですか。 
原作でさー、妖がムカついて叫んでるんだけど
なんでハナゲ?と思ったものさ。

こんなムナクソ悪い日々を送っていた妖。
何かスカッとする事は無いものかと木の上で頬杖をつく。

嘘つきが来るぞと子供二人が笑いながら歩いてる。
その後ろ、少し離れた所を歩いているのは、ちび夏目。
「アイツに近づくと嘘つきがうつるからなー」
あれ…この声も沢城さんか?オレンジパーカーの方。

-子のうちから
 人仲間(どうるい)をいびるとは
 なんと醜い…。


煩いガキどもだと妖は木幹を拳で叩く。
すると毛虫に似た芽がぼろぼろ落ちてきて
子供達はビックリして逃げて行きます。

これ、原作では木に花が咲いてたから、
本物の毛虫だったんだけどね、多分。
季節違うから似たモノで代用ね。

「あっはははは、ゆかいゆかい」
笑う妖を見上げる夏目。
妖はハッとなる。

夏目は走り去ってしまったけれど、
その背を見つつ呟く。
「今…眼が合った…気がしたが…」
それでもそんなはずは無いと己に言い聞かせる。
妖の存在に気づく人間など居るはずがないと。

-私の存在に
 気づく人など
 居るはずが…


語尾がそんな調子になるのは、
居たら嬉しいと思うからですね。
居たら楽しいのに、と。
人など下等な生き物といいながらも
どこか、願う気持ちがあるのでしょう?

次に夏目がこの下を通り掛かった時、
妖はぶら~んと逆さにぶら下がり
「わぁ!」
脅してみました。
夏目は驚いて後ずさりし…
「や、やっぱりお前…」
見えるのかと言いかけた妖の顔を
袋でぶったぁぁぁ!

"妖も木から落ちる"。
ぷぷぷ。

「なんたる無礼なガキだ!許さんぞ!」

それからというもの…
妖は待ち伏せし、夏目を見かけては、
脅かしてみる日々。

「待て、待てぇ~」
すっかり楽しんでら。

-私が脅かす、
 あの子が逃げる。
 そればかりのことだが…。
 うっふふ…何か、楽しい日々だ。


サトイモの葉を持って、とよんとよんと追いかける
妖が可愛い。 
原作でもここ、好きなんだ。

「さぁて、今日はあの子、どこに居る?」
そんな風に妖が夏目を探していた時のこと、
子供達の話が耳に入った。

夏目を見かけた同級生が、
彼の事を気味の悪い子らしいと話している。
お化けが見えると言って
気を引こうとしたり。
親が居なくて皆引き取りたがらないから
転校ばかりしてるという噂だと。
って、この少女もひょっとして沢城さん?

-いつも一人…
 見えると言う、ただそれだけの事で…


傍で小さな子が
「まぁま~」
母親に駆け寄って膝辺りに顔をうずめ
今日はぞうさん作ったんだよと報告してる
この子の声は確実に沢城さんだな。
いっぱいやってますねぇ。

そんな親子のやりとりを夏目が見てる。
きっと少し羨ましくて。
ここ、原作ではちび夏目の横顔が切なくて
台詞もモノローグもなくても
気持ちが伝わってきて痛いんだけどね。

「わっ!」
妖がまた脅かしては、夏目の反応に大喜びしている。
「なんで…」
初めて夏目が口をきいた。
「なんで俺なんかに構うの?
…ヒマなの?」

そうそう、暇なのよね。
でもそれを認めるのは、プライドが許さないわね。

「暇…だと?馬鹿を言えっ!」
たまたま行く方向が同じで、
自分ほどの妖はやる事がいっぱいなのだと
妖は反論する。
「お前ごときに構ったりなど
していない!」

 ツンデレさんめ。

「そうか…そう…」
ちび夏目は、この頃からそんな笑い方、
していたのね。

夏目はそれ以上何も言わず、
とぼとぼと帰っていった。
「な、なんだというんだ」
リアクションが気になった妖は
「ぶっ無礼者!ハナゲ!」
叫んでみますが、
夏目が振り返ることはありませんでした。

お、真ん中のアイキャッチ、この間と続いてるのかな?
アニメ夏目参#4資料2
ほんと、抱き枕先生の腹 ↑ と、そっくりですよねぇ。
私の寝相が悪いんで、最近朝起きると
ウチの先生はいつもこんな状態で転がってるよ。えへへ。

お腹出して寝転がっていた先生、トンボに気づいて
むくりと起き上がったよ。

さて今の夏目達に時間が戻ります。
美術館行くのに電車乗っていくって、
どんな遠いのー。
あぁでもそうか、夏目達の住んでる町って
田んぼと畑と山が盛りだくさんってことは
かなり田舎だもんな。
街まで出て行くって感じかしら。

先生は鞄から首だして、一番くじの
E賞 手のひらソフビフィギュアになってる。
アニメ夏目参#4資料1
こんな怒ってなくて、気持ちよさげな糸目だけど。
あ…寝てるのね。

窓からの景色を見ながら、
夏目は見覚えがあると気づく。
親戚中たらいまわしにされたから
何処が何処だったか余り覚えていない。
だがいつの頃だったか、なんとなく思い出したようです。

って事で、原作の続き。(笑)
当時預かってもらっていた家へ帰ると
伯父さんが電話で話しをしていた。

困っているのはこっち。
来週からはあの子を預かってもらわないと。
そういう約束だった。

何度も似たようなやりとりが
繰り返されたよね。
その言葉をまたこうして目の前で聞いて
夏目は悲しい顔をしている。

聞かれていたと分かり、バツが悪そうに
来週から兄の家で預かってもらう事にしたと
伯父が言う。
この家の息子は今年受験なのだそうだ。
それとどう関係があるのって思うけどね。
デリケートな時期だから、
あまりわずらわされたくないってか。

廊下にかけてあったコートをあげるといって
夏目のランドセルにほわりと置く。
「悪く…思わないでくれよ。
色々と…さ」
まぁこれでもこの人、夏目の親戚の中じゃ
マシな方だな。

貰ったコートは埃臭くて、
でも貰った事は少し嬉しかったんだよね。
原作ではここまで嬉しそうじゃないけど。

夏目はその夜、コートを抱いて眠った。

妖は少し後悔していた。
せっかく言葉を交わしたのに、
あんな事を言うつもりじゃなかったのに、と。

でもすぐに気を取り成す。
「不愉快だな。
なぜ私が人間ごときに
気を使わなくちゃならないんだ」

明日はいつもどおり脅かしてやろうと思う。
脅かしたら、また喋ってくれるかもしれない。

ほらほら、
喋ってくれたことが嬉しかったんじゃないか。
また夏目と喋りたいんじゃないか。
可愛い妖。

夏目が向こうからやってきました。
あのコートを着てる。
来た来た、と妖はいつものように
木からぶら下がって夏目を脅かしました。

驚いた夏目はよろめき、運悪く水たまりがあったから
滑って、一緒に居た男の子を巻き込んで転んでしまった。
水溜りの水で二人はびしょびしょ。
「どーしてくれるんだよ!お前!」
うな垂れる夏目。

-しまった!やりすぎた!

妖は慌てた。
「す、すまん…私はただ…」
謝る妖に、夏目は…
「あっちへ行け!…あっちへ行け!
俺が何したって言うんだ」

顔を手で覆って泣き出す夏目。
一緒に居た男の子は、自分が言われてると
思うよね。
「はぁ?」
怪訝な声をあげている。

「妖(おまえ)らなんか、大嫌いだ!」

翌日から夏目はここを通らず、
遠回りして学校へ行くようにしたらしい。

-もう私の言葉は届かないだろう。
 私の事は、見えないだろう。


妖が指で涙をぬぐう。

-それでも…

妖は猫に姿を変え、そこら中探して歩いた。

「にゃ?」
そしてやっと見つけた。
また一人でぼんやりしている、夏目の寂しい背中を。

-今日も、あの子はひとり…

ガサッと木の揺れる音にビックリした夏目が
振り返る。
「なんだ…ニャンコか。おいで…」
夏目の表情が柔らかくなる。
呼び寄せて胸に抱き、ふふと笑う。
「お前…なんだか甘い匂いがするね」

-こんな優しい顔も出来るのか。

猫に化けた妖は夏目の顔に顔を摺り寄せた。

-あぁ…暖かい。
 このままずっと傍に…


「お前はいいなぁ…
僕も早くひとりになりたいなぁ。
ひとりで生きていきたいなぁ」


小学生の男の子の願いが、
"早くひとりで生きていきたい"
だなんて、なんて悲しいことでしょう。

猫の瞳から涙がぽたり。

-私は妖で 
 人の心はよくわからない
 けれど…ひとりは悲しい事だよ
 それだけは分かるよ…
 それだけは知ってるよ…


貴女も、寂しかったから…だね。


数日後、夏目は遠い親戚に引き取られて行った。
唇と爪が真っ赤な女と目玉がよく動く男。
上品な家庭、でないことは確かですね。

-それから、二度と
 あの子に会うことはなかった。


ひとりの方がよっぽど良いとか言ってますけど
強がりですね、妖。
他の人間どもの事は、どうでも良いかもしれないけど
夏目の事は、ずっと、忘れられないのでしょう?

また春が来ました。
妖の木は花をたくさんつけている。
カップルが木の下を通り掛かり、
木の枝を折ろうとしましたが、
妖がその指を突付きました。

うーん、今度の男は久(きゅー)ちゃんね。

相変わらず人間どもは木の下で勝手なドラマを
繰り広げている。
それを腹だたしく見ていた妖は
「あぁ恨めしい、あぁ憎らしい。
自分のことしか考えない、醜いものどもめ!
みんな消えて居なくなってしまえぱ良い」

それからこの木の下を通ると怖い事が起きるという
噂が定着したようで…。

あぁこのあたり…
カップルその2以降はオリジナルね。

怖がった子供が転んで、煩いなと思った妖ですが
それでもちょっと気になったのか
猫に化けて近づいて見た。
でも夏目の時と、反応はまるで違って、
猫嫌いらしく石投げられてしまいました。

もうこれで人間には愛想がつきたようです。
何も思わない、何も考えない。
妖の時は止まった。

それでも思う。

-あの子はどうしているだろうか。
 優しい笑顔と
 悲しい望み。
 あの子は今、笑っているだろうか。


「あぁ、良かった。まだここに居てくれた」
妖が視線を下へ向ける。
木の下に立ち、見上げて妖を見ている青年が居ます。


-何度季節が巡ったのか知らない。
 忘れた事は無かったのだ。
 ずっと、…覚えていた。


「気になってたんだ。
変な別れ方をしてしまったから。
元気そうでよかった。
あの頃は誰かに当たることしか
出来なかったけど、
今ならあなたの優しさが
分かる気がするんだ」

そういって笑う夏目。
その顔を見て、

-あぁ…、
 優しい誰かに会えたんだね。
 そんな顔が出来るほどの。


妖がすぐに、そうと気づくのが
また泣けるんだ。

妖はふわりと飛び降りて、
夏目に抱きつく。
愛しい子を抱くように抱きしめる。

その瞬間、夏目はある事に気づいた。

-あぁ懐かしい匂いだ。

いっとき慰めになった、
あの猫の正体。
猫が甘い匂いしてたのは、この木の妖だから。

「僕は夏目貴志。
あなたの名前を教えてくれますか?」

夏目が帰ってきて家の前まで来た時、
塔子も同窓会から帰ってきたようで
後ろから声がかかる。

「お帰りなさ~い。…ただいま!」
両方言う塔子がお茶目で可愛い。
「ただいま。お帰りなさい」
良い笑顔だね、夏目。

おぉ茶柱立ってる。

塔子は栗山とちゃんと会えたらしい。
「貴志君は?楽しかった?」
「はい」
「そう良かった」

-居たんだ。俺にも。

美術館の帰り、夏目は会いたい人が居ると
北本達に告げて、途中下車したようです。

「昔の友人で、会えるかどうか分からないけど」
そう言った夏目に、行って来いと背中押す
北本達が良いですね。
ほんとは笹田だけは、残念がるんじゃないの?と
ちらっと思ったけどね。

-今なら分かる。
 会いたい人が居れば、きっと…
 もうひとりじゃないこと。


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あれ…EDにカップルの男女、キャストありますね。
でも全部で3カップルあったよね。
2カップルは兼役ってことで良いんだよね?

木の上の妖の声は、大浦冬華さんでした。
原作読んだ時、あんまり声は浮かんでなかったんだけど
アニメで第一声聞いた時は、思ったより若いな、と
思いました。

まぁでも、彼女の素顔って
風吹いたりすると、
眼がちらちら見えたりしますが
けっこう若いんだよね。
見た目で判断するなら、このくらいの声なのかも。

大浦さんと言えば私が名前覚えたのが
「鋼殻のレギオス」のナルキ。
それ以降は、見てるアニメキャラの
回想子供時代の声とかで、
しばしば聞く機会がありました。

で、当時は意識してなかったから
記憶に残ってなかったのだけど
大浦さん、もう既に夏目ファミリーだった…。 
名取の子供時代、大浦さんだったんですね。
分かってなかったよ、ごめんちゃい。

ちょっと見直して確認してみよう。
うーんと…しばらくはブログ作業溜まってるから
無理かもだけど…ううう。

次回は「蔵にひそむもの」
いよいよ多軌登場ですよー。

エンドカードは鞄に入った先生。
「ラーメン、ラーメン、らぁめぇん」
そういやぁ、ラーメン、食えたのか?先生。


前回の感想
#1
「夏目友人帳 参」#1【妖しきものの名】笑えるぐらい、すんなり自然な第一話。
#2
「夏目友人帳 参」#2【浮春の郷(さと)】オリジナルでもこの安定♪
#3
「夏目友人帳 参」#3【偽りの友人】すみません、我が侭言います。


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橘 瑞来

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ここ数年、仕事と体調が
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本宅notresは
2014年5月8日を持ち
閉鎖いたしました。


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