「青の祓魔師」#17【誘惑】どっちなんだ…。
前回の京都行きの部分って
オリジナルだったんですよね?
あの流れ見てると、子猫丸以外は
今の燐も受け入れたかのように
見えたのよね。
でも今日の態度は、半々な感じで
よくわかんなかった。
竜士の
「馴れ合うつもりはない」って台詞は
原作通りなのかしら。
アバンの燐に起きろと叫んだり
殺そうとしてるエンジェルに
突っ込んだりした竜士は
どっちの竜士なんだ?
なんか竜士が定まってないように見えた。
彼自身揺れていて、わざとそうなのか、
はたまたオリジナル入れたことで
そうなっちゃったのか。
後者なら今後が心配かな。
オリジナルだったんですよね?
あの流れ見てると、子猫丸以外は
今の燐も受け入れたかのように
見えたのよね。
でも今日の態度は、半々な感じで
よくわかんなかった。
竜士の
「馴れ合うつもりはない」って台詞は
原作通りなのかしら。
アバンの燐に起きろと叫んだり
殺そうとしてるエンジェルに
突っ込んだりした竜士は
どっちの竜士なんだ?
なんか竜士が定まってないように見えた。
彼自身揺れていて、わざとそうなのか、
はたまたオリジナル入れたことで
そうなっちゃったのか。
後者なら今後が心配かな。
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あらすじは公式HPより↓

あらすじ 第17話「誘惑」
長引く懲戒審問の中、騎士團は燐の処分を決めかねていた。
メフィストが燐を「魔神に対抗し得る武器」と主張したた
めである。そこに燐との再戦を果たそうと、アマイモンが
乱入!シュラとエンジェルが対抗するものの、強力な地の
王の攻撃を前に苦戦。メフィストは危機に動揺するグリ
ゴリの胸中を見透かし、燐を解放してアマイモンを撃退
するよう進言。グリゴリがそれを了承した直後、修復した
降魔剣を手にした勝呂たちが駆けつける!!
京都で降魔剣を修復すべく打っていると、
燐がピクリと反応した?
やっぱ繋がってるのね。
それだけで覚醒するんじゃと
ビビるグリゴリ達が笑えます。
メフィストになんとかしろ、だってさ。
情けな~い。
しがない被告人の身では何も出来ません。
「難しい話ではありません。
私にこう
命じて下さればよいのです」
芝居がかった身振り手振りと声色がピッタリ。
神谷さんのメフィストっぷりが楽しい。
だんだんシンクロ率あがってる気がするよ。
「サタンの子を解き放ち
ヴァチカンを守護する
武器とせよ、と」
アマイモンが現れる前に、
まずは小鬼(ホブゴブリン)が、わらわらわらわら。
これはなんとか銃で全滅させたのかな。
でも続いて現れたアマイモンとベヒモスには、
全く効きません。
エンジェルが前に立ち、シュラも続く。
二人の手によりベヒモスは消滅。
おぉ凄いな。
でもアマイモン、お怒りですよ。
巨大土人形の一部となって
エンジェルとシュラを蹴散らしながら
中に入ってきちゃいましたよ。
「みぃつけた♪」
燐に手を伸ばすも、
結界で弾かれたアマイモン合体土人形、
床をぶっ叩いて結界壊す。
結晶に閉じ込められていた燐が床に落下し、
彼も解放されました。
「さぁ投票時間はまもなく終了。
のるかそるか、いますぐご決断を!」
メフィストの思惑通りって感じですね。
エンジェルが悔しそう。
でもグリゴリの安全を優先させねばね。
合体土人形の手で、燐を掴んでほっぺを
ぷにぷにするのが、
なんかちょっと可愛かった。
その手を銃で撃たれ、土くれだからボロボロこぼれて
燐も落下。
邪魔されてアマイモンが怒ってますよ。
順番に殺してあげるから
大人しくしていてってさ。
「フェレス卿、
どんな手段でも構いません。
そこに居る悪魔を排除しなさい」
その言葉を待ってたよねメフィスト。
「かしこまりました!」
パチンとメフィストが指を鳴らす。
それで眼を覚ますの?燐。
「奥村!!」
竜士が降魔剣持って飛び込んできたよ。
「いつまで寝とんねん!
早よ起きろや!!」
倶利伽羅、もう修復出来たのか。早っ。
竜士から志摩、出雲とパスして最後は雪男の手に。
アマイモンに邪魔されて背中を打ちながらも、
這って燐の元へと近づく。
「起きて…兄さん!
起きろーっ!!」
雪男ぉ…。
なんか最近、福山さんの雪男声が堪らん。
すんごい雪男なんだもん。
まだ燐は目覚めてないのに燐の身体は
降魔剣と共に青い炎に包まれている。
-ここは…何処だ?
何も見えねぇ。
何も感じねぇ。
俺は、死んだのか?
いや…聞こえる
俺の…
俺の…
眼を閉じたまま、燐がゆらりと立ち上がり
降魔剣を抜く。
-俺はまだ。死んでねぇ!!
土人形の腕を切り刻みながら駆け上り
左目に合体してたアマイモンを剣で貫く。
ええーっ簡単過ぎやしませんかーっ。
「嘘だ…地の王のこの僕が
…負けるはずが…」
だよねー、こんな瞬殺は無いよねぇ。
「兄上ーっ!!」
なんかアマイモンが哀れだわ…。
柿原さんのアマイモンっぷりがツボだったので
もう見れないのは寂しい。
やるだけやって倶利伽羅を鞘に戻したら
燐はまた失神。
「兄さん!」
「燐!」
雪男としえみが心配して叫ぶ中、
エンジェルは彼の剣を燐の首に当てる。
剣がこんな形してるから、まんまギロチンだね。
「ちょっ!何してんねん!」
竜士が突っ込んでくれて嬉しかったわ。
サタンの血はこの場で断ち切るというエンジェル。
それを止めたのはグリゴリ。
「我々はフェレス卿の賭けに乗ったのだ」
物質界(アッシャー)の救世主になるのか
はたまた破滅をもたらす魔王になるのか。
グリゴリは見守ることにしたようです。
剣をどかすエンジェルの表情が
やるせない…。
OP
翌日の学園では、緊急職員会議。
ヴァチカン本部から連絡があり、
今日からサタンの息子、奥村燐を正十字学園で
正式に預かることになったと
メフィストが職員達に報告している。
先日の森林火災も燐の仕業だと聞いている。
危険は無いのかと井ノ川が問う。
無いとは言い切れないが再び暴走するような事があれば
その時は殺せと命じられてると、
さらっと言うメフィストが憎たらしい。
リスクが大きすぎる。
そうまでして預からねばいけない理由があるのか。
「ぶっちゃけありませんっ」
メフィスト!そこで可愛いこぶるなーっ。
ええーっという職員達の声がおもろいね。
でもメフィストは賭けてみたいのだと言う。
燐の持ってる可能性というものに。
会議を終えて戻っていくメフィストを追いかけ
雪男が呼び止める。
「本当に信じているんですか。
兄が物質界の救世主になると」
「信じるしかありませんよ。
奥村燐の存在をヴァチカンに
認めさせる為にはね」
「無謀な、賭けだ」
雪男が低い声を落す。
自分達は、グリゴリが提示してきた2つの条件に
従うしかない。
一つは半年後の祓魔師認定試験に合格させる事。
「無理です!!!」
雪男が、思い切り否定したーっ!!
ま…そうだよなぁ。
もう一つは、万が一の場合に備えて24時間体制で
燐を監視すること。
この監視は雪男とシュラが受け持つこと決定。
「それも無理です!!」
これまた力強く否定。
でも、やるしかないんだよね。
「ゲームは既に始まっているのですから」
ゲーム扱いな所は気に入らないけど、
でも燐を生かす為には、これしかないんだよね。
メフィストの傘、ひゅんひゅん回すと
おもろい音すんのね。
このぷっくり傘を見ると、千年伯爵(Dグレ)思い出すわ。
雪男の携帯が鳴り、メールが届いてました。
メールはシュラから。
びびりメガネへ
ちょっと遅れるんで
もろもろよろしく
「どいつもこいつも…」
あははは。
雪男、諦めな。
アンタはそういう星の下に生まれたんだよ。
間違いない。
燐は部屋で降魔剣を見つめ、考え込んでる。
あら、燐は吉国に直に会ったのか。
修復はしたけど次はどうなるか分らない。
倶利伽羅に悪魔の心臓を移植するなんて
ありえない。
どんな不具合が起きてもサポート対象外だってさ。
『うちのご先祖が京の都に跳梁跋扈する怨霊を
斬るために鍛えた降魔剣です。
大切に使ってください』
あ、そうそう、この吉国役の声優さん、
京都出身の方らしいですね。
前回、彼女の京都弁に違和感感じるって
書いたんですが、
非公開コメントでご指摘頂きまして。
※ご指摘ありがとうございました。
ほんとはね、
その前に、自分が書いた後
ブロガー様のとこ巡ってて、
そのことは知ったんですけどね。
次回の感想の時にコメントするかーと
あぐらかいてまして…すみません。
で、結局修正入れる時間なくて、
やっぱり次回感想の時、つまり今、
になっちゃったわけですが…。
京都出身なんだけどこの吉国役が
デビューらしいですね。
その土地の方でも、演技、台詞となると
また違うんだろうなと思います。
違和感は、京都弁云々じゃなく、
台詞慣れしてるかどうかってところかな。
「燐、時間いいのか?」
クロに言われてハッとする。
もう塾に行く時間。
留守番頼んだぞと言われて
「いってらっしゃーい」
と応えるクロが可愛い。
クロ…留守番なのか。
いつも一緒がいいな…。
(なんでお前がそれを言う)
夏休み最後の日ですが、塾生達は
魍魎(コールタール)駆除ですか。
子猫丸はまだ左手ギプスみたいですね。
「まだ痛むんでしょ?少し休んだら?」
と、出雲。
へぇ優しいじゃん。
「ほな、僕も…」
「アンタはもっと働きなさい!」
「あの…僕も肋骨
イッてもうてるんですけど」
だよねぇ、樹に叩き付けられたもんねぇ志摩。
「おいっすー」
ドア開けて入ってきた燐に、子猫丸がギクリとしてる。
「おはよう燐」
しえみは変わらぬ声で燐を迎えますが…。
雑巾どこかと訊いても
「さぁ…そのへんに余ってない?」
志摩ですらギクシャク。
そらみんな…やっぱ構えるよね…。
ゴミを捨てにいこうとする子猫丸。
手伝うという燐を拒否。
「おい、待てよ」
不思議そうな燐の声に、出雲が答えをくれる。
「ビビってんのよ。
アンタが悪魔の子だから」
たった一晩で世界中の祓魔師を殺したサタンの息子。
いつ本性をむき出しにして暴れ出すか分らない。
言われてカッとなった燐は壁に拳を叩きつけ、
それだけで止め具が外れて配管がガタガタと落ち
その影響で魍魎がごっそり、しえみと出雲の居るあたりの
天井から落ちてきた。
「しえみから離れろ!」
こらーっもうすぐ炎を出すー。
炎がしえみまで包みますが
しえみは熱くなかったみたいよ?
竜士は慌てて止めに行く。
「その青い炎は人を殺せるんや!
俺の祖父さんも!
志摩の一番上の兄貴も!
子猫丸のおとんやおかんも!
皆、サタンに!
お前の親父に殺されたんや!」
親父って言わないで。
燐の親父は藤本なんだから。
サタンの血は流れてるけど、
サタンは燐を育ててないもん
親じゃないもん。
燐は知らなかったんだよね。
青い夜の時、亡くなった人たちの中に
彼等の家族も含まれていたことを。
ヴァチカンがどんな判断を下したか知らない。
だけど…
「俺等はお前と
馴れ合うつもりは無いんや!」
えーと…倶利伽羅直しに京都言ったり、
燐がサタンの子なのにサタンを倒すなんて
けったいな事言う理由を訊くまで死ねないとか
言ってませんでした?貴方…。
竜士の燐への気持ちがころころ変わって見える。
下手にオリジナル展開入れた余波かしら。
「もし、お前が俺のツレを
傷つけるような事があったら
俺は容赦なくお前を殺す!」
「俺は…俺はサタンとは違う!
俺を信じろ!」
今の燐じゃ無理だよ。
アンタ覚えてないだろうけど
暴走してるアンタを彼等は見ちゃってるもん。
説得力皆無だ。
「はい、そこまで!」
雪男が入ってきて、燐は特別授業だからと
連れて行きました。
あ…尻尾、出したままなのね。
もう隠す事無いから?
でも紳士は外に出しちゃいけないらしいぞ。
燐には時間が無い。
今日から猛特訓ですよ。
半年以内に認定試験に合格しなかったら殺される。
燐もそれは分ってるみたいですが
特訓なんかしなくても資格は取れると
思い込んでる所が呆れます。
「これまで何度も悪魔は退治してきたし」
「それ、ただのまぐれでは?」
うん、そうとも言うようなぁ。
さっき竜士に言った、信じろ。
信頼は実績を積み重ねることでしか得られない。
今の燐にはそれがまるで無い。
雪男の言うとおり…とやって来たシュラ。
格好が凄いんですが…。
雪男によると、寝巻きのまま来ただけ…らしい。
サタンの血を引く燐はサラブレット。
元々の潜在能力が高いから、
これまではなんとかやってこれた。
だが持って産まれた力その力を
自由に使いこなせなければ
聖騎士どころか祓魔師にすらなれない。
そこで特訓、です。
ロウソク三本並べて、両端の2本に
同時に火を点す訓練。
…こういうの、燐は絶対向いてないよね。
「お前、雑どころの騒ぎじゃねぇなぁ」
…ですね。
これを毎日一時間×3セットだって。
出来るようになるまで続けろってことです。
剣は使わないのかと燐は不思議がる。
アマイモンとの戦いで燐が自分を見失ったのは
燐がビビってるから。
だから炎に飲まれる。
「炎に慣れて自信を付けろ。
降魔剣を抜くのは
それからだ」
悔しいけどシュラの言うとおりだと
燐は理解する。
言ってる傍からロウソク三本ぼーぼーで
キーッとなってるけどね…。
頑張れ…。
シュラはチラリと隣を見て、
相変わらず辛気臭い顔をしてるとからかう。
胃に穴は…とっくに開いてそうだよ。
気晴らしに付き合えと言うシュラに
「嫌です」
即答だね。しかも慣れた速さ。
昔はよくこのバッティングマシーンで昼飯かけて
戦ったらしい。
おっ回想。
『にゃっはー♪あったしっの16連勝~!!』
まだ少女っぽいシュラ。可愛いね。
声も今より高めだ。
『おいシュラ!小学生相手に本気出すんじゃねぇよ』
藤本~っ。
また会えて嬉しい。
勝負の世界は厳しいことを教えてやってるんだと
言うシュラ。
『おいピリー、明日の昼飯、お前のおごりだからなー』
『人の事を外国人みたいに呼ばないで下さい』
にゃははと笑いながら行ってしまうシュラ。
『完全にカモにされてるなぁ雪男』
『くそっ…』
『お?今くそって言った?珍しい』
あ、父ちゃん、ちょっと喜んでるな。
実力あるのにいつもへらへらして、
真面目にやってる方が
バカに思えてくる。
その気持ちは分るよ雪男。
でもね…。
『そう四角く考えるな。
ああ見えて、意外と色々考えてるかもしれねぇぞ』
雪男の頭に手を置く藤本。
シュラねぇ…考えてないようで考えてるようで
考えてないかもしれないけど(おい)
でも彼女、肝心な所はちゃんと押さえてるんだよね。
雪男が勝ったらもうびびり眼鏡と呼ぶのを
辞めてもらうという条件で二人は対戦。
無限モードで先に集中力か欠けた方が負け。
ふ、二人ともすげーっ。
燐ったら、観戦モードになってるぞ。
お前は自分のトレーニングをしろっての。
飛んでくる球をことごとく落しつつ、
雪男にそのまま聞けとシュラが言う。
南側の柱の影に気配を消して監視してるヤツがいる。
ヴァチカンの手の者。
でも見られてるのは燐だけじゃない。
雪男も対象のようです。
ヴァチカンから見れば、雪男も同じく危険人物。
力も受け継いでないし自分は違うという雪男ですが
だったらどうして毎日検査を受けているのか。
「怯えてるんじゃねぇの?
自分にもいつか燐と同じ
悪魔の力が
発現するんじゃないかって」
そう…なのか…? 雪男…。
それとも逆かとシュラ。
燐と同じ悪魔の力を手に入れたい…。
雪男の、燐に対する複雑な感情を思えば
それも無いとは言えないですね。
ほら鋭い所を突いてくる、シュラは。
そうやって心を乱そうったって無駄だと
雪男は平常心保って銃を撃ち続ける。
「だったらいいけどな。
気をつけろ、
お前みたいなヤツの方が、
悪魔落ちしやすいから」
「えっ!?」
うん…私もそれが心配。
怖いんだよ。
雪男&シュラと自分とのレベルの差を
思い知らされた燐。
くそっ!って力んだだけで
二人を炎で包んでしまってるし…。
おいおいおい。
「何やってるんだ、兄さん」
綺麗にパンツ一丁ですよ、二人とも。
服は燃えたのに中身とバンツは燃えてないって
どういう器用な燃やし方…。
ていうか、サタンの炎はひょっとして
エッチなんじゃ。
「これってひょっとして
コントロール出来てるって
ことじゃないの?」
「そんなわけないだろ」
雪男がこわーい。
「そうっすよねー、てへっ」
燐ったらー、もぉー。
「聖水取ってきます」
「あぁ…頼む」
って、ええっ!?
何今の!
雪男の脇に密集したホクロがっ!?
…じゃない、痣?
染みみたいな…なにこれ…。
やっぱり雪男、アンタ…。
竜士は夜中まで暗記の練習。
根詰めたら身体壊すと心配する子猫丸が良いね。
「俺は勝ちたいんや」
「神木さんですか?」
「アホぬかせ。奥村に、や」
十分勝ってると子猫丸は言う。
でもそれは知識の方。
実践で役に立たなかったら
知識だけあっても意味は無い。
「今回の騒ぎで、それが身に沁みた」
一日も早く、一人前の祓魔師になる。
じゃないと子猫丸の両親にも顔向けが出来ない。
「坊は強いな…」
一人、夜空を見上げて子猫丸は呟いた。
悪魔モードでアマイモンと戦う、
あんな燐を見た後でも、燐に対抗意識を
持てるなんて、と。
-僕にはとても付いていかれへん。
「怖いか…」
ダメだ子猫丸!
ネガティブになっていては、悪魔が付け入る。
「また失うことになるぞ。
愛するものを、大切なものを…」
耳を貸しちゃダメだよー。
「さぁ…受け入れるんだ」
子猫丸ーっ!!
燐は未だ成功出来ないでいるのね。
そこに出雲がやって来た。
燐がやってる特訓の内容を聞いて、
自分の体験を重ねる。
朴がグールに襲われた時、心に迷いがあったせいで、
稲荷神達は出雲に従わなかった。
「炎も同じじゃない?
恐れなければ、必ず応えてくれる筈」
なるほどと納得した燐。
「でもなんでだよ。
どうしてお前、
わざわざそんな事、
俺に教えてくれるんだ?
お前、俺の事怖くないのか?」
別に怖くないらしい。
燐は知らないだろうが、悪魔と人間の血縁者なんて
珍しい話じゃないんだって。
「むしろ祓魔師の間ではザラなんだから」
ええーっそうなんですかー?
「だから自分の血筋がどうだとか、
気にする事なんてないのよ。
言いたいヤツには言わせておけばいい…ん
だか…ら…」
燐、瞳、きらっきらっしてるー。
「眉毛!お前やっぱり良いヤツだな!」
変なあだ名つけるなといわれ、
今度はちゃんと名前で呼ぶ。
「ありがとな出雲、
お陰でやっとヤル気が
出てきたよ」
なんてマジに言われちゃったら
照れるよねーっ出雲!!
きゃーっ赤くなってるー。うししし。
「べっ別に励ましたわけじゃ
ないんだからねっ」
うはははは。
ツンデレのテンプレ台詞だねー。
っと、出雲の背後から風が吹いてきた。
「気をつけて!何か居る」
嫌な感じですよ。
あー…さっきの子猫丸に話しかけてたヤツだね…。
ってここで続くー?
予告…。
なんか悪い方向へ転びそう?
前回までの感想。
#1
「青の祓魔師」#1【悪魔は人の心に棲む】似てねー双子だこと。
#2
「青の祓魔師」#2【虚無界の門(ゲヘナゲート)】藤原さんキャラの宿命?
#3
「青の祓魔師」#3【兄と弟】私も祓魔塾で訓練ちぅ♪けっこう楽しい。
#4
「青の祓魔師」#4【天空の庭】悪魔というよりわんこ?
#5
「青の祓魔師」#5【祟り寺の子】岡本さんの燐っぷりがツボ♪
#6
「青の祓魔師」#6【まぼろしの料理人】不意打ちは反則だ~。うるうる。
#7
「青の祓魔師」#7【友千鳥】ニーちゃん、可愛い♪
#8
「青の祓魔師」#8【此に病める者あり】イゴールって一体…。
#9
「青の祓魔師」#9【おもひで】雪男が切ない…。
#10
「青の祓魔師」#10【黒猫(ケットシー)】クロと一緒に泣きました。
#13
「青の祓魔師」#13【証明】カッコ良過ぎだよ藤本。
#14
「青の祓魔師」#14【愉しいキャンプ】やっと仲間というものを得た燐ですが…。
#15
「青の祓魔師」#15【やさしい事】嘘つき続けるの、無理だもんね燐(泣)。
#16
「青の祓魔師」#16【賭】ちょっと皆、理解ありすぎじゃない?
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あらすじ 第17話「誘惑」
長引く懲戒審問の中、騎士團は燐の処分を決めかねていた。
メフィストが燐を「魔神に対抗し得る武器」と主張したた
めである。そこに燐との再戦を果たそうと、アマイモンが
乱入!シュラとエンジェルが対抗するものの、強力な地の
王の攻撃を前に苦戦。メフィストは危機に動揺するグリ
ゴリの胸中を見透かし、燐を解放してアマイモンを撃退
するよう進言。グリゴリがそれを了承した直後、修復した
降魔剣を手にした勝呂たちが駆けつける!!
京都で降魔剣を修復すべく打っていると、
燐がピクリと反応した?
やっぱ繋がってるのね。
それだけで覚醒するんじゃと
ビビるグリゴリ達が笑えます。
メフィストになんとかしろ、だってさ。
情けな~い。

しがない被告人の身では何も出来ません。
「難しい話ではありません。
私にこう
命じて下さればよいのです」
芝居がかった身振り手振りと声色がピッタリ。
神谷さんのメフィストっぷりが楽しい。
だんだんシンクロ率あがってる気がするよ。

「サタンの子を解き放ち
ヴァチカンを守護する
武器とせよ、と」
アマイモンが現れる前に、
まずは小鬼(ホブゴブリン)が、わらわらわらわら。
これはなんとか銃で全滅させたのかな。
でも続いて現れたアマイモンとベヒモスには、
全く効きません。

エンジェルが前に立ち、シュラも続く。
二人の手によりベヒモスは消滅。
おぉ凄いな。
でもアマイモン、お怒りですよ。
巨大土人形の一部となって
エンジェルとシュラを蹴散らしながら
中に入ってきちゃいましたよ。
「みぃつけた♪」
燐に手を伸ばすも、
結界で弾かれたアマイモン合体土人形、
床をぶっ叩いて結界壊す。
結晶に閉じ込められていた燐が床に落下し、
彼も解放されました。
「さぁ投票時間はまもなく終了。
のるかそるか、いますぐご決断を!」
メフィストの思惑通りって感じですね。
エンジェルが悔しそう。
でもグリゴリの安全を優先させねばね。
合体土人形の手で、燐を掴んでほっぺを
ぷにぷにするのが、
なんかちょっと可愛かった。

その手を銃で撃たれ、土くれだからボロボロこぼれて
燐も落下。
邪魔されてアマイモンが怒ってますよ。
順番に殺してあげるから
大人しくしていてってさ。
「フェレス卿、
どんな手段でも構いません。
そこに居る悪魔を排除しなさい」
その言葉を待ってたよねメフィスト。
「かしこまりました!」
パチンとメフィストが指を鳴らす。
それで眼を覚ますの?燐。
「奥村!!」
竜士が降魔剣持って飛び込んできたよ。
「いつまで寝とんねん!
早よ起きろや!!」
倶利伽羅、もう修復出来たのか。早っ。
竜士から志摩、出雲とパスして最後は雪男の手に。
アマイモンに邪魔されて背中を打ちながらも、
這って燐の元へと近づく。
「起きて…兄さん!
起きろーっ!!」
雪男ぉ…。
なんか最近、福山さんの雪男声が堪らん。
すんごい雪男なんだもん。
まだ燐は目覚めてないのに燐の身体は
降魔剣と共に青い炎に包まれている。
-ここは…何処だ?
何も見えねぇ。
何も感じねぇ。
俺は、死んだのか?
いや…聞こえる
俺の…
俺の…
眼を閉じたまま、燐がゆらりと立ち上がり
降魔剣を抜く。
-俺はまだ。死んでねぇ!!
土人形の腕を切り刻みながら駆け上り
左目に合体してたアマイモンを剣で貫く。
ええーっ簡単過ぎやしませんかーっ。
「嘘だ…地の王のこの僕が
…負けるはずが…」
だよねー、こんな瞬殺は無いよねぇ。
「兄上ーっ!!」
なんかアマイモンが哀れだわ…。
柿原さんのアマイモンっぷりがツボだったので
もう見れないのは寂しい。

やるだけやって倶利伽羅を鞘に戻したら
燐はまた失神。
「兄さん!」
「燐!」
雪男としえみが心配して叫ぶ中、
エンジェルは彼の剣を燐の首に当てる。
剣がこんな形してるから、まんまギロチンだね。
「ちょっ!何してんねん!」
竜士が突っ込んでくれて嬉しかったわ。
サタンの血はこの場で断ち切るというエンジェル。
それを止めたのはグリゴリ。
「我々はフェレス卿の賭けに乗ったのだ」
物質界(アッシャー)の救世主になるのか
はたまた破滅をもたらす魔王になるのか。
グリゴリは見守ることにしたようです。
剣をどかすエンジェルの表情が
やるせない…。
OP
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翌日の学園では、緊急職員会議。
ヴァチカン本部から連絡があり、
今日からサタンの息子、奥村燐を正十字学園で
正式に預かることになったと
メフィストが職員達に報告している。
先日の森林火災も燐の仕業だと聞いている。
危険は無いのかと井ノ川が問う。
無いとは言い切れないが再び暴走するような事があれば
その時は殺せと命じられてると、
さらっと言うメフィストが憎たらしい。

リスクが大きすぎる。
そうまでして預からねばいけない理由があるのか。
「ぶっちゃけありませんっ」
メフィスト!そこで可愛いこぶるなーっ。
ええーっという職員達の声がおもろいね。
でもメフィストは賭けてみたいのだと言う。
燐の持ってる可能性というものに。
会議を終えて戻っていくメフィストを追いかけ
雪男が呼び止める。
「本当に信じているんですか。
兄が物質界の救世主になると」
「信じるしかありませんよ。
奥村燐の存在をヴァチカンに
認めさせる為にはね」
「無謀な、賭けだ」
雪男が低い声を落す。
自分達は、グリゴリが提示してきた2つの条件に
従うしかない。
一つは半年後の祓魔師認定試験に合格させる事。
「無理です!!!」
雪男が、思い切り否定したーっ!!
ま…そうだよなぁ。
もう一つは、万が一の場合に備えて24時間体制で
燐を監視すること。
この監視は雪男とシュラが受け持つこと決定。
「それも無理です!!」
これまた力強く否定。
でも、やるしかないんだよね。
「ゲームは既に始まっているのですから」
ゲーム扱いな所は気に入らないけど、
でも燐を生かす為には、これしかないんだよね。
メフィストの傘、ひゅんひゅん回すと
おもろい音すんのね。
このぷっくり傘を見ると、千年伯爵(Dグレ)思い出すわ。
雪男の携帯が鳴り、メールが届いてました。
メールはシュラから。
びびりメガネへ
ちょっと遅れるんで
もろもろよろしく

「どいつもこいつも…」
あははは。
雪男、諦めな。
アンタはそういう星の下に生まれたんだよ。
間違いない。
燐は部屋で降魔剣を見つめ、考え込んでる。
あら、燐は吉国に直に会ったのか。
修復はしたけど次はどうなるか分らない。
倶利伽羅に悪魔の心臓を移植するなんて
ありえない。
どんな不具合が起きてもサポート対象外だってさ。
『うちのご先祖が京の都に跳梁跋扈する怨霊を
斬るために鍛えた降魔剣です。
大切に使ってください』
あ、そうそう、この吉国役の声優さん、
京都出身の方らしいですね。
前回、彼女の京都弁に違和感感じるって
書いたんですが、
非公開コメントでご指摘頂きまして。
※ご指摘ありがとうございました。
ほんとはね、
その前に、自分が書いた後
ブロガー様のとこ巡ってて、
そのことは知ったんですけどね。
次回の感想の時にコメントするかーと
あぐらかいてまして…すみません。
で、結局修正入れる時間なくて、
やっぱり次回感想の時、つまり今、
になっちゃったわけですが…。

京都出身なんだけどこの吉国役が
デビューらしいですね。
その土地の方でも、演技、台詞となると
また違うんだろうなと思います。
違和感は、京都弁云々じゃなく、
台詞慣れしてるかどうかってところかな。
「燐、時間いいのか?」
クロに言われてハッとする。
もう塾に行く時間。
留守番頼んだぞと言われて
「いってらっしゃーい」
と応えるクロが可愛い。
クロ…留守番なのか。
いつも一緒がいいな…。
(なんでお前がそれを言う)
夏休み最後の日ですが、塾生達は
魍魎(コールタール)駆除ですか。
子猫丸はまだ左手ギプスみたいですね。
「まだ痛むんでしょ?少し休んだら?」
と、出雲。
へぇ優しいじゃん。
「ほな、僕も…」
「アンタはもっと働きなさい!」
「あの…僕も肋骨
イッてもうてるんですけど」
だよねぇ、樹に叩き付けられたもんねぇ志摩。
「おいっすー」
ドア開けて入ってきた燐に、子猫丸がギクリとしてる。
「おはよう燐」
しえみは変わらぬ声で燐を迎えますが…。
雑巾どこかと訊いても
「さぁ…そのへんに余ってない?」
志摩ですらギクシャク。
そらみんな…やっぱ構えるよね…。
ゴミを捨てにいこうとする子猫丸。
手伝うという燐を拒否。
「おい、待てよ」
不思議そうな燐の声に、出雲が答えをくれる。
「ビビってんのよ。
アンタが悪魔の子だから」
たった一晩で世界中の祓魔師を殺したサタンの息子。
いつ本性をむき出しにして暴れ出すか分らない。
言われてカッとなった燐は壁に拳を叩きつけ、
それだけで止め具が外れて配管がガタガタと落ち
その影響で魍魎がごっそり、しえみと出雲の居るあたりの
天井から落ちてきた。
「しえみから離れろ!」
こらーっもうすぐ炎を出すー。
炎がしえみまで包みますが
しえみは熱くなかったみたいよ?
竜士は慌てて止めに行く。
「その青い炎は人を殺せるんや!
俺の祖父さんも!
志摩の一番上の兄貴も!
子猫丸のおとんやおかんも!
皆、サタンに!
お前の親父に殺されたんや!」
親父って言わないで。
燐の親父は藤本なんだから。
サタンの血は流れてるけど、
サタンは燐を育ててないもん
親じゃないもん。

燐は知らなかったんだよね。
青い夜の時、亡くなった人たちの中に
彼等の家族も含まれていたことを。
ヴァチカンがどんな判断を下したか知らない。
だけど…
「俺等はお前と
馴れ合うつもりは無いんや!」
えーと…倶利伽羅直しに京都言ったり、
燐がサタンの子なのにサタンを倒すなんて
けったいな事言う理由を訊くまで死ねないとか
言ってませんでした?貴方…。
竜士の燐への気持ちがころころ変わって見える。
下手にオリジナル展開入れた余波かしら。
「もし、お前が俺のツレを
傷つけるような事があったら
俺は容赦なくお前を殺す!」
「俺は…俺はサタンとは違う!
俺を信じろ!」
今の燐じゃ無理だよ。
アンタ覚えてないだろうけど
暴走してるアンタを彼等は見ちゃってるもん。
説得力皆無だ。
「はい、そこまで!」
雪男が入ってきて、燐は特別授業だからと
連れて行きました。
あ…尻尾、出したままなのね。
もう隠す事無いから?
でも紳士は外に出しちゃいけないらしいぞ。
燐には時間が無い。
今日から猛特訓ですよ。
半年以内に認定試験に合格しなかったら殺される。
燐もそれは分ってるみたいですが
特訓なんかしなくても資格は取れると
思い込んでる所が呆れます。
「これまで何度も悪魔は退治してきたし」
「それ、ただのまぐれでは?」
うん、そうとも言うようなぁ。
さっき竜士に言った、信じろ。
信頼は実績を積み重ねることでしか得られない。
今の燐にはそれがまるで無い。
雪男の言うとおり…とやって来たシュラ。
格好が凄いんですが…。
雪男によると、寝巻きのまま来ただけ…らしい。
サタンの血を引く燐はサラブレット。
元々の潜在能力が高いから、
これまではなんとかやってこれた。
だが持って産まれた力その力を
自由に使いこなせなければ
聖騎士どころか祓魔師にすらなれない。
そこで特訓、です。
ロウソク三本並べて、両端の2本に
同時に火を点す訓練。
…こういうの、燐は絶対向いてないよね。
「お前、雑どころの騒ぎじゃねぇなぁ」
…ですね。

これを毎日一時間×3セットだって。
出来るようになるまで続けろってことです。
剣は使わないのかと燐は不思議がる。
アマイモンとの戦いで燐が自分を見失ったのは
燐がビビってるから。
だから炎に飲まれる。
「炎に慣れて自信を付けろ。
降魔剣を抜くのは
それからだ」
悔しいけどシュラの言うとおりだと
燐は理解する。
言ってる傍からロウソク三本ぼーぼーで
キーッとなってるけどね…。
頑張れ…。
シュラはチラリと隣を見て、
相変わらず辛気臭い顔をしてるとからかう。
胃に穴は…とっくに開いてそうだよ。
気晴らしに付き合えと言うシュラに
「嫌です」
即答だね。しかも慣れた速さ。
昔はよくこのバッティングマシーンで昼飯かけて
戦ったらしい。
おっ回想。
『にゃっはー♪あったしっの16連勝~!!』
まだ少女っぽいシュラ。可愛いね。
声も今より高めだ。
『おいシュラ!小学生相手に本気出すんじゃねぇよ』
藤本~っ。
また会えて嬉しい。
勝負の世界は厳しいことを教えてやってるんだと
言うシュラ。
『おいピリー、明日の昼飯、お前のおごりだからなー』
『人の事を外国人みたいに呼ばないで下さい』
にゃははと笑いながら行ってしまうシュラ。
『完全にカモにされてるなぁ雪男』
『くそっ…』
『お?今くそって言った?珍しい』
あ、父ちゃん、ちょっと喜んでるな。
実力あるのにいつもへらへらして、
真面目にやってる方が
バカに思えてくる。
その気持ちは分るよ雪男。
でもね…。
『そう四角く考えるな。
ああ見えて、意外と色々考えてるかもしれねぇぞ』
雪男の頭に手を置く藤本。
シュラねぇ…考えてないようで考えてるようで
考えてないかもしれないけど(おい)
でも彼女、肝心な所はちゃんと押さえてるんだよね。
雪男が勝ったらもうびびり眼鏡と呼ぶのを
辞めてもらうという条件で二人は対戦。
無限モードで先に集中力か欠けた方が負け。
ふ、二人ともすげーっ。
燐ったら、観戦モードになってるぞ。
お前は自分のトレーニングをしろっての。
飛んでくる球をことごとく落しつつ、
雪男にそのまま聞けとシュラが言う。
南側の柱の影に気配を消して監視してるヤツがいる。
ヴァチカンの手の者。
でも見られてるのは燐だけじゃない。
雪男も対象のようです。
ヴァチカンから見れば、雪男も同じく危険人物。
力も受け継いでないし自分は違うという雪男ですが
だったらどうして毎日検査を受けているのか。
「怯えてるんじゃねぇの?
自分にもいつか燐と同じ
悪魔の力が
発現するんじゃないかって」
そう…なのか…? 雪男…。
それとも逆かとシュラ。
燐と同じ悪魔の力を手に入れたい…。
雪男の、燐に対する複雑な感情を思えば
それも無いとは言えないですね。
ほら鋭い所を突いてくる、シュラは。
そうやって心を乱そうったって無駄だと
雪男は平常心保って銃を撃ち続ける。
「だったらいいけどな。
気をつけろ、
お前みたいなヤツの方が、
悪魔落ちしやすいから」
「えっ!?」
うん…私もそれが心配。
怖いんだよ。
雪男&シュラと自分とのレベルの差を
思い知らされた燐。
くそっ!って力んだだけで
二人を炎で包んでしまってるし…。
おいおいおい。
「何やってるんだ、兄さん」
綺麗にパンツ一丁ですよ、二人とも。
服は燃えたのに中身とバンツは燃えてないって
どういう器用な燃やし方…。
ていうか、サタンの炎はひょっとして
エッチなんじゃ。
「これってひょっとして
コントロール出来てるって
ことじゃないの?」
「そんなわけないだろ」
雪男がこわーい。
「そうっすよねー、てへっ」
燐ったらー、もぉー。
「聖水取ってきます」
「あぁ…頼む」
って、ええっ!?
何今の!
雪男の脇に密集したホクロがっ!?
…じゃない、痣?
染みみたいな…なにこれ…。
やっぱり雪男、アンタ…。
竜士は夜中まで暗記の練習。
根詰めたら身体壊すと心配する子猫丸が良いね。
「俺は勝ちたいんや」
「神木さんですか?」
「アホぬかせ。奥村に、や」
十分勝ってると子猫丸は言う。
でもそれは知識の方。
実践で役に立たなかったら
知識だけあっても意味は無い。
「今回の騒ぎで、それが身に沁みた」
一日も早く、一人前の祓魔師になる。
じゃないと子猫丸の両親にも顔向けが出来ない。
「坊は強いな…」
一人、夜空を見上げて子猫丸は呟いた。
悪魔モードでアマイモンと戦う、
あんな燐を見た後でも、燐に対抗意識を
持てるなんて、と。
-僕にはとても付いていかれへん。
「怖いか…」
ダメだ子猫丸!
ネガティブになっていては、悪魔が付け入る。
「また失うことになるぞ。
愛するものを、大切なものを…」
耳を貸しちゃダメだよー。
「さぁ…受け入れるんだ」
子猫丸ーっ!!
燐は未だ成功出来ないでいるのね。
そこに出雲がやって来た。
燐がやってる特訓の内容を聞いて、
自分の体験を重ねる。
朴がグールに襲われた時、心に迷いがあったせいで、
稲荷神達は出雲に従わなかった。
「炎も同じじゃない?
恐れなければ、必ず応えてくれる筈」
なるほどと納得した燐。
「でもなんでだよ。
どうしてお前、
わざわざそんな事、
俺に教えてくれるんだ?
お前、俺の事怖くないのか?」
別に怖くないらしい。
燐は知らないだろうが、悪魔と人間の血縁者なんて
珍しい話じゃないんだって。
「むしろ祓魔師の間ではザラなんだから」
ええーっそうなんですかー?
「だから自分の血筋がどうだとか、
気にする事なんてないのよ。
言いたいヤツには言わせておけばいい…ん
だか…ら…」
燐、瞳、きらっきらっしてるー。
「眉毛!お前やっぱり良いヤツだな!」
変なあだ名つけるなといわれ、
今度はちゃんと名前で呼ぶ。
「ありがとな出雲、
お陰でやっとヤル気が
出てきたよ」
なんてマジに言われちゃったら
照れるよねーっ出雲!!
きゃーっ赤くなってるー。うししし。
「べっ別に励ましたわけじゃ
ないんだからねっ」
うはははは。
ツンデレのテンプレ台詞だねー。
っと、出雲の背後から風が吹いてきた。
「気をつけて!何か居る」
嫌な感じですよ。
あー…さっきの子猫丸に話しかけてたヤツだね…。
ってここで続くー?
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予告…。
なんか悪い方向へ転びそう?
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前回までの感想。
#1
「青の祓魔師」#1【悪魔は人の心に棲む】似てねー双子だこと。
#2
「青の祓魔師」#2【虚無界の門(ゲヘナゲート)】藤原さんキャラの宿命?
#3
「青の祓魔師」#3【兄と弟】私も祓魔塾で訓練ちぅ♪けっこう楽しい。
#4
「青の祓魔師」#4【天空の庭】悪魔というよりわんこ?
#5
「青の祓魔師」#5【祟り寺の子】岡本さんの燐っぷりがツボ♪
#6
「青の祓魔師」#6【まぼろしの料理人】不意打ちは反則だ~。うるうる。
#7
「青の祓魔師」#7【友千鳥】ニーちゃん、可愛い♪
#8
「青の祓魔師」#8【此に病める者あり】イゴールって一体…。
#9
「青の祓魔師」#9【おもひで】雪男が切ない…。
#10
「青の祓魔師」#10【黒猫(ケットシー)】クロと一緒に泣きました。
#13
「青の祓魔師」#13【証明】カッコ良過ぎだよ藤本。
#14
「青の祓魔師」#14【愉しいキャンプ】やっと仲間というものを得た燐ですが…。
#15
「青の祓魔師」#15【やさしい事】嘘つき続けるの、無理だもんね燐(泣)。
#16
「青の祓魔師」#16【賭】ちょっと皆、理解ありすぎじゃない?
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