「夏目友人帳 参」#10【割れた鏡】妖の動きが、良いわ~。
今回のお話はHC8巻に掲載されてる
原作28・29話【銅鏡の章】です。
アニメでは、
第10話「割れた鏡」
第11話「映すもの」
の前後編で見せるってことで、
10話は、原作28話をまるまるやるかなと
思ったら、29話の動きを先に少し
入れましたね。
その分次回、時間取れるから、
じっくり見せてくれるのか、
膨らませてくれるのか…。
これは原作読んだ時から、
堀江さんが演じて動いてる田沼を
早く見たい、絶対見たいと思ったものです。
念願かなって、感慨深いものがありましたわ~。
まだ次週続きがあるので、
そこらへんに関しては、
次週合わせて語った方が良いかしらね。
今週は、さらっと…にしておきます。
橘の原作感想は、こちら。
コミックス「夏目友人帳」8巻 -銅鏡の章- 田沼を堪能♪
※注意
思い切りネタバレしてます。
感想書くにあたり、あらすじをほとんど
舐めつつ進んでます。
更に原作話は思い切り原作比較も
入れてしまってますので、
そういうのがお嫌いな方は、
読み進まれませんよう、ご注意ください。
原作28・29話【銅鏡の章】です。
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アニメでは、
第10話「割れた鏡」
第11話「映すもの」
の前後編で見せるってことで、
10話は、原作28話をまるまるやるかなと
思ったら、29話の動きを先に少し
入れましたね。
その分次回、時間取れるから、
じっくり見せてくれるのか、
膨らませてくれるのか…。

これは原作読んだ時から、
堀江さんが演じて動いてる田沼を
早く見たい、絶対見たいと思ったものです。
念願かなって、感慨深いものがありましたわ~。
まだ次週続きがあるので、
そこらへんに関しては、
次週合わせて語った方が良いかしらね。
今週は、さらっと…にしておきます。

橘の原作感想は、こちら。
コミックス「夏目友人帳」8巻 -銅鏡の章- 田沼を堪能♪
※注意
思い切りネタバレしてます。
感想書くにあたり、あらすじをほとんど
舐めつつ進んでます。
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そういうのがお嫌いな方は、
読み進まれませんよう、ご注意ください。
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あらすじは
テレビ東京あにてれ「夏目友人帳 参」公式サイトより。
あらすじ 第十話「割れた鏡」
森の木の上に何か光るものを見つけた瞬間、その光が夏目の
目の中に!何者かがやって来る気配と共に突風に襲われるが、
居合わせた田沼がとっさに夏目をかばう。
その翌日学校を休んで以降、何か夏目を避けているような様子
の田沼が気になっていた夏目は、学校の裏庭でうずくまり穴を
掘っている田沼の姿を目にする。やはり何かおかしいと田沼を
追おうとすると、夏目の目に激痛が走る。
OP~。
ぶはははははっ。
ちょっ!しょっぱなからこの顔ですかっ!!
窓ガラスに顔くっ付けて、稲妻見てる先生。
ちょっと妖怪みたいだよっ顔がっ!
って、
…妖怪だった。
もう先生は、先生っていうカテゴリーで、
なんか妖怪という括りからはみ出してる感じでさー。
脂肪もはみ出してるけど。
ぬふぬふ言ってる先生が、楽しすぎる。
ほんと和彦さんと先生ってもう一心同体だよねぇ。
見てみろと夏目を呼ぶも、夏目は今、宿題の最中。
うるさそうにシャープペンで頭掻いてる。
「お?くぉ~わ(怖)いのか?」
あ、この顔、ガリガリ君のあたりくじが出て、
貰って来いって夏目に差し出した
1話の顔と同系デッサンだ。
(細かい…
)
最近、先生のデッサン数種類あって
雰囲気ころころ変わりますよね。
この1話系の可愛いのと、
原作寄りの招き猫っぽいのと
まだ他にもちょこちょこある。
気が散るからカーテン閉めてと夏目が言った時、
デカイ雷が森に落ちました。
ここまでの部分はアニメオリジナルです。
原作はこの後の散歩シーンからなんだ。
でもこれ入れたのは良かったですよ。
のっけから凄いインパクトだったし、
先生の顔。
前夜に雷を観察してる先生の姿が
本当はあった筈だから、原作補完って感じだわ。
スタッフ様、
今日の押し花も素敵です♪
いつもの散歩コースとは違い
学校近くの森へと向かう。
「雷が落ちた木を探しに行くのだ」
酔狂だな、と呆れ声の夏目に
「無知め」
と先生。
雷の落ちた古い木からはこの世のものならぬ酒が
湧き出る事が多いらしい。
「妖ものの間ではメジャーな話だ」
夏目は妖ものじゃないから知らんわよ。
「それにタダ酒のチャンスなんだぞっ」
すげぇ嬉しそう、先生ったら。
くんくん匂い嗅いで、場所が分かったようで
「あっちだ!走れ夏目!!」
リードつけたまま、森の中にすっ飛んで行きましたよ。
先生を探して歩いていた夏目の耳に声が聞こえてきた。
木の上、光ってる、あれは、ひょっとして…。
ぼそぼそと聞こえるそれは、
姿は確認出来ないが、
恐らくこのあたりに居る妖怪たちのもの。
夏目が木の上を見上げると
確かに何かが光っています。
それがコロンと落ちてきて、
同時に夏目は右目に痛みを覚えた。
何かが目に入ったようで、
片目をぱしぱしやってると…
「夏目?」
こんなところで何やってるんだと声を掛けたのは田沼。
彼が通りかかったのは、
この森を横切ると近道だから。
「それに…昨日から何だかこの辺りから声が
聞こえる気がしてさ」
声と言われて、そういえばさっき小物な妖怪達が
何か騒いでいたと夏目は思い出す。
「へぇ…夏目は本当にすごいな…」
でもそういう感じではないらしい。
「切羽詰るというか、
何かを探しているような声だった」
ねぇ、田沼もなんだか感度良くなってるんじゃないの?
ちょっと私事ですが…
私は昔から、霊感が強くなったり
弱くなったりの繰り返しでして、
一時期かなり敏感だった時期があったんですが、
その頃って、友人知人に霊感の強い子が
けっこう揃っちゃってたんですよね。
私の場合は最大でも田沼以下の感度ですが、
見えちゃう子とか、祓える子とか居ました…。
で、なんか相乗効果であの当時は
自分も感度良くなっちゃってた気がする。
ほんと、あんまり有難くなかったです。
良い事に勘が働くのは助かるのだけど
余分な事がね…障りがあるのが困った。
凄い不便だったんだ。
通れない道とか、行けない病院とか、
会えない友達とかあって。
見えはしないのだけど、
頭が割れるように痛くなったりしてねぇ。
田沼にちょっと近いや。
後にも先にも、あんなに酷かったのは
あの頃だけで
今は、ほけほけですけどね。
金縛りも、めっきり会わなくなったし…。
(う、…この間、一回だけあったけど)
話がそれてすみません。
つまりね、田沼にとって、傍に妖力の強い者が
居る状態って初めてだと思うんだ。
妖力の強い夏目や陰陽師もどきの血を引く多軌
大妖であるニャンコ先生とも
もうすっかり打ち解けてて、
そういう中に居りゃ、自ずと感度って
良くなるんじゃないか、とね、
思うわけだ。
かさかさかさかさかさ…
何かが早足で近づいて来る音がします。
「ニャンコ先生?」
返事は無い。先生では無いというわけだ。
動きが軽くて早い音だもの、
まず先生じゃないと思うが。(あ)
-違う!
風が大きく舞い上がる。
周囲の木切れや葉や草を巻き込んで。
「夏目!!」
田沼が夏目の前に
庇うように立っちゃうんだもんなぁ。
原作でも、ここ、
ひゃーっ!!って、万歳して驚いちゃった。
(なんで万歳
)
「田沼、大丈夫か!?」
「あ、あぁ何だ?今の…ただの突風か?」
この、突風か…といった時の田沼が、
原作では髪で目は見えないんだけど
なんかとても雰囲気が良いというか大人っぽくて
好きなのですよ。
この見せ方は漫画だから良いのであって
アニメは同じ事やっても同じ雰囲気にならないのは
想像つくので、再現しなくて良いです。
でも、田沼好き~♪って方は、銅鏡の章は
原作読んでみて欲しいです。
つまりは、
8巻買ってくれ!
「ありがとう田沼、
でも庇うなんてやめてくれ。
何かあったら大変だ」
原作ほどあわあわじゃなく、
夏目は真剣な面持ちで言う。
「ああ。でも夏目に何かあっても
大変なんだからな」
「あ…ああ」
顔見合わせた2人…テレテレ。
2人同時に、
-あれ…何かこっ恥ずかしいな…。
ぷぷぷ。
背景こんな色になってるし、ちょっとBL?とか
思った方もいるかなぁ。
なんかでも、夏目と田沼って、BL…という想像には
ならないんだよな、少なくとも原作は。
少女漫画っぽくないけど、LaLaですしねぇ。
-隠し事の余り無い友人は
お互い始めてで
かえって距離感が掴みにくい。
そこに、低木の茂みから、
ずぼっと顔出した先生。
「ヒック。うぃ~っ美味だ~美味であったぁ~」
いいなー、私も飲んでみたいよ、その幻の酒。
「うわっタヌキの妖怪!!」
「だーれがタヌキだー!」
「あ、夏目ん家のポン…ニャンタ先生!」
「覚える気が無いなら先生と呼べっ!」
ぴょんぴょん跳ねて抗議する先生が可愛い。
ぷぷぷぷっ。
いやいや、ポン太で良いよ。
田沼のポン太呼び、好きなんだもん。
それはそれで、田沼の先生への愛着感じるし
堀江さんの愛も混ざりやすい。(あ)
「まったく」
「ん?」
「どこ行ってたんだ?ニャンコ先生」
ここの「ん?」の時の顔、
ちょっと酔っ払って赤くなって
とろんと眼が眠そうなこの顔…
和彦さんに見える。
(どんなだ)
和彦さん、こんな顔してたよね…。
(どころへんがだ)
どんどん溶けて境目が分からなくなるよ。
酒を飲んでいたに決まってるという先生を
摘み上げて、顔ぷにー。
「この酔っ払い!」
いやぁ、酒目指して走っていったんだし
そら酒飲んでて当たり前かと思いますが…。
ちなみにここはオリジナル。
夏目、名取とやる事似てきましたね。
「酒飲んで酔っ払わんヤツは化けもんだ」
「妖怪が化け物言うなー」
…確かに。
ジタバタしてるけど、名取の時と違うのは、
夏目が掴んでる手を離してないところね。
だから後ろ足で蹴るしかない。
「じゃ、俺こっちだから」
行こうとする田沼に夏目も立ち上がって
「じゃあな」
先生おとなしく胸に抱かれました。
「また明日」
去っていく田沼を見つめる夏目と先生。
って、先生が手ぇ振ってるーっ。可愛い。
ここの先生は原作寄り。
足のそのポーズも原作の先生っぽい。
-相変わらず、妖怪に悲鳴をあげる日々だけど
知ってくれる友人が居るだけで
少し嬉しい。
田沼にとってもそうならいいな…。
夏目と別れて歩いていた田沼は
突然頭痛に襲われて頭を押える。
-嫌な気配がする…。
翌朝、学校の廊下で多軌が夏目を見つけ
おはようと声を掛けた。
丁度、文化祭の写真を渡そうと思っていたんだと
取り出した写真は…
ホストばりな多軌。
ふっと笑った夏目の口が、河童みたいで可愛いや。
これは間違い。
「無理やり撮られたの」
多軌は、照れてますが、なかなかですよ、それ。
慌てて、渡すはずだった夏目の写真と
取り替えました。
原作より可愛く写ってるな夏目。
こりゃこっそり焼き増ししてっていう女子、
いるんじゃない?
田沼が舞台裏で口あけて寝てる写真もあり。
「それ、渡しておいてくれる?」
「おぅまかせろ」
夏目が田沼を探しに彼の教室に行くと、
今日は休みだと北本。
「風邪だってさ」
「風邪?」
心配になって見舞いに行きますが、
移ると大変だからと会わせてもらえません。
明日は出席出来ると思うという田沼父の言葉にも
夏目はガッカリ顔。
せめてひと目でも見て、安心したかったんだよね。
帰り道。空がまるまるオレンジ色だ。
山々も秋色に染まりつつあって、
自然が綺麗ですねー。
で!
こんなポーズで猫抱いて歩くって、
普通ないよねぇ。
どっから見てもぬいぐるみとか巨大貯金箱とか
そういう丸み。
「田沼は妖怪に当てられやすいからなぁ。
昨日妖怪に近づき過ぎたからじゃないだろうか…」
「そうかもしれんが、それはあいつが
軟弱なのであってお前のせいではないだろうが」
夏目はいつも考えすぎちゃうし、
なんでも自分のせいにしちゃうから
これは先生なりの優しさだったと思うんですけども、
「でも俺を庇ってくれたんだ。
用心棒が飲んだくれてる間に」
ここの、ちろっと上見てる先生の眼が可愛いっ。
それとぷいっとした夏目の表情も良いね。
先生からはぐれた夏目が悪いんだってさ。
ちなみに、原作での会話は夏目の
「なんだと!」
までです。
「このデブ猫!」
「あんな虚弱体質は、ほっとけばいいのだ」
「虚弱って、言うな!」
「虚弱虚弱ー」
…なんかアドリブ入ってる気がする…
特に後半。
翌朝登校した夏目は田沼の姿を発見。
大丈夫かと声を掛けるが、
まだ治ってないから近づかない方が良いと
早々に離れていく。
ここの、
「じゃあなー」
と両手挙げて後ろ足で去ってくのが
男子高生っぽいなーと思った。
原作ではこうじゃなくて
雰囲気かなり違うんですが
アニメのコレ、男の子っぽいリアクションで、
良いなと思った。
夏目、ちょっと溜息。
手を拭いているということはトイレ帰り?
廊下でガラスの割れる音と先生の驚いた声。
壁の鏡が割れて粉々になってる。
先生によると、急に割れたらしい。
「老朽化だな」
にしてはちょっと不自然じゃないかい?
ホウキを取って来ると言いかけた夏目の目に
物騒な物を持った人影が映った。
慌てて追いかけたけど、階段に姿は無し。
気のせいだったのかと思う。
-駄目だな…
最近は何でも
妖怪のせいに考えてしまって…
田沼の風邪も、早く良くなるといいな…
で、翌日、翌々日、翌々々日と、
田沼に振られつづけの夏目…。
笑顔三連発が笑えた。
廊下でふと嘆息する。
なにげなく眼をやると校庭で地面を掘ってる
田沼の姿があった。
素手でガリガリと掘る姿って、
ちょっと怖いよね。
おかしいと思って、夏目は下へと走り出す。
先ほどまで彼が居た場所には
掘った穴が開いているだけ。
息整えて、周囲を見回す動き、いいじゃないですか。
夏目の顔も可愛いな。
穴なんか掘って何をしようとしたのか。
その時、何か違和感とキィンという音を感じた夏目、
右眼がまた急に痛んで地面に倒れる。
そこにゆらゆらと歩きながら、近づく影。
「見つけた」
妖怪が重そうに金槌を振り上げ
夏目めがけて振り下ろした。
真ん中アイキャッチはバウンド先生の続き…。
ほぉんと、よく跳ねることで。
ふらりふらりと変な歩き方で裏庭まで来た田沼。
眼の光が違ってる。
憑依状態ですねー、これは。
ふと正気に返った彼は、何故こんな所に居るのか
不思議そう。
そして自分の手が泥だらけであることに
気づいて驚く。
怖いよね、意識無くこんな状態って。
…血だらけ、よりはマシだけど。
そんな田沼の耳に夏目の悲鳴が届き、
「夏目ーっ!」
叫びながら走っていく。
それを認めた妖怪は、田沼が到着する前に退散。
どうしたと心配そうに田沼が駆け寄る。
「いや…目が痛くて」
眼も眼だけど、金槌妖怪でしょこの場合。
隠さなくても、いいのにぃ。
そんな夏目が、
「何隠してんだ田沼。
困ってるならちゃんと話してくれ」
なんて人には言えちゃうから凄いわ。
それ!田沼も多軌も北本も西村も藤原夫妻も!
みいんな、
君に対して思ってることだよ夏目!!
「あぁ…そうだな」
ここで人のこと言えるんかーって
責めない所が素晴らしいよ、田沼。
避けるつもりは無かったと田沼は言う。
あの森で突風くらって以来、
身体が重いらしい。
でも取り憑かれている証拠もないし
夏目を煩わせることもないかと思った。
本当に風邪かもしれないし。
でもさっきの泥だらけの手は、
田沼的にもショックだったよね。
「こんなのはじめてだ」
「そうか…」
あ、ここの夏目のモノローグはカットか。
「で、夏目は?」
「俺は…」
「確かに聞いてもらうと楽になるし
1人で悩まれると気分が良くないもんだな」
「…そうだな」
夏目が苦笑する。
実はあの日…
夏目も話す事にしたようです。
「ふんふん~イカ焼き、イッカがぁ~。
イッカ焼き、うぉんちゅー…」
鼻歌歌いながら校庭歩いてた先生の身体が
あれれれれ?急に宙に浮きましたよ。
「ぬおっ!?」
抱き上げたのは…そら、この人だ。
にんまり笑顔で、
「うぉんちゅー」
多軌ったらぁ。
怖いよその笑顔。
キタキタキタ。
熱烈歓迎すりすり、もふもふ、ふにふに…。
は、激しすぎるわ~多軌。
気持ちは分かるが、落ち着け!
夏目もあの森で目に何か入り、
さっき急に痛み出したが今は痛みが引いている。
後は金槌を持った妖怪がうろついていると
全部田沼に話しました。
その時、パリンとガラスの割れる音がした。
2人は音のした方へ駆け出す。
「金槌の妖怪かもしれない」
「お前は帰れ、なんて言うなよ?」
「あぁ…言わないよ」
むふふふふ。
なんかこんな風に走って現場に向かいながら
こういうこと言うのって、
ちょっとヒーローものとかのノリみたい。
ちなみにここの会話はオリジナル。
あたりをつけた部屋の扉を少し開けて覗く。
下がっててくれと言われた田沼は後ろから
覗きますが、
「なんだよ、下がってくれって言ったろ?」
ぷぷ。夏目が文句垂れてる。
「下がってるよ。ただ俺の方がちょっとだけ
背が高いってだけだ」
それ、嫌味にならんかえ?
こんなポーズで覗くのは原作通りですが、
ここの台詞は追加挿入ですな。
ミシンがいっぱい並んでる。
鏡がある場所ってことで、家庭科室ですか。
鏡も姿見か、なるほど。
家庭科室ならあっても違和感無い。
原作では普通に部屋に丸い鏡があって、
部屋の中もガランとして何も無いんだよねー。
緑川先生、背景はけっこう
さっぱりしてますもんね。
でもアニメじゃそうはいかないからな。
なかなか考えましたね。
姿見を割ったのは、金槌妖怪。
一度こちらへ振り向いたけど、窓からひゅんっと
逃げて行きました。
動きが、いいね。不気味で。
ゆ~ったりと緩慢な動きをした後で、
しゅしゅっと急に機敏に動くから余計怖い。
この間のカクラの動きも凄くて怖かったけど
ほんと妖の動き、上手いなと思うわぁ。
てか、進化してる気がする。
1期2期経て、この3期で。
ニャンコ先生の見せ方とか、妖の動かし方とか。
田沼にはモヤのような状態だけど
何かが居るのは見えたみたい。
2人は割れた鏡に近づきますが、
夏目の眼に、また激痛が走る。
砕けて散らばる鏡の欠片に何か光るものを見つけ
拾うと眼の痛みは治まった。
「…銅鏡の欠片…かな?
田沼これ…」
振り返った夏目に、
田沼がゆらりと立ち上がってつぶやく。
「「かえせ。かえせ。それをよこせ。
見つけたぞ、私の鏡」」
田沼の瞳が藤色に光ってる。
声も女性の声と重なってる。
-田沼!
違う、田沼に憑いてる妖怪か!?
「かえせ!」
夏目の顔を手で掴んでギリギリ力を込める。
ここからは妖怪の声だけになった。
どういう演出にするかなぁと思ってたんだ。
原作ではこの手前までが、
噴出しの中が白黒グラデになってて、
声が混ざってる感じはしてたのよ。
ほんとに混ざらせたのね。
同じリズムで台詞言わなきゃいけないから
お2人は大変でしたな。
プロだから慣れてる?
でも、そうそうやる機会無いだろうしね。
あ、それともあれかな。
生天目さんの台詞を先に録って
後からなぞるように堀江さんの声を収録とか?
どっちにしても、大変そうだけど、
良い感じじゃないですか、堀江さん生天目さん。
田沼を引っぱたいて倒れさせ、
すまんと謝る夏目。
身体は田沼のものだから、複雑よね。
田沼の身体からゆらりと
霊体のようなものが出てきました。
「ちっ人の子のくせに生意気な程の力だな」
妖怪さん、アニメで顔が少し若返ってますね。
だから声も若いのか。
いや予告でちらっと声を聞いた時にね、
え~なんか想像よりもずいぶん若い声だなぁと
正直思ったのよ。
そうか、このぐらいの顔ならな。
ていうか、原作顔がみんな老け気味なんだよな~。
田沼ももっと大人っぽいしね。
名取、的場に至っては、
とても20代には見えませんし。
この妖怪、友人を探す途中、
雷に打たれてしまい、
持っていた大事な鏡が砕けて
この辺りに散ってしまった。
欠片を探したくても、
雷に打たれたのでは回復が遅いので、
田沼を依代にさせてもらったと
いうことらしい。
いやーんっ田沼の顔で、
そんなニヤリ顔~っ。
夏目に背を向けた状態で
こっそりそんな顔してたのかっ!
ちなみにここらの回想画は追加挿入。
原作では銅鏡が割れた画ぐらいしかありません。
ここもアニメで補完ですね。
田沼に穴を掘らせたのも当然この妖怪の仕業。
欠片は光るモノに溶け込み、姿を隠している。
「そしてどうやらひとつは
お前の目の中に落ち、
隠れているようだ。
他の欠片が近づくと
拾ってくれと共鳴して
痛むんだろう」
さあかえしておくれと妖怪が夏目の目に
手を伸ばす。
「その眼を私におくれ」
妖怪の手が夏目に触れそうになった時、
「待てい!!」
すぱぁんと窓が開いて外から先生…と多軌。
ぶはは、ここは見事再現ね。
窓開ける方向が逆なのと、
片手だったのが、両手になってるけどね。
慌てて妖怪が田沼の身体に戻る。
「「まぁ何にしろ、しばらく
この身体に宿らせてもらうぞ」」
多軌がびっくりして外を走り出した。
入り口に回って、この部屋に駆けつける為ね。
アニメでは、お行儀良いことで。
原作では多分ここ、
多軌ってば、窓から入ったと思うよ。
それはまずいとの判断かな。
「「安心しろ。
そう長くは意識を
乗っ取れはしない。
しかし無事にこいつを
かえしてほしければ…
協力しろ、小僧」」
田沼の課が小僧とか言われちゃうと
複雑ねぇ。
鏡の入った眼があれば欠片集めも容易いはず。
鏡さえ戻れば去ると妖怪は言う。
「勝手な事を」
おっ先生。
「これ以上厄介ごとに
付き合わされてたまるか!
さぁ出て行くがいい!!」
先生のピカーッ!に、憑依が解けそうになるが…
鏡を集めるまでは…と
グッと根性で戻りやがったよ。
「むぅ…私の光でも放れぬとは
何と執念深い奴」
田沼に駆け寄る夏目と多軌。
妖怪に身体を乗っ取られてる間も、
やりとりは聞こえていたようで、
話が早い。
「鏡の欠片を集めれば
出て行くんだな」
「「あぁそうだよ」」
突然切り替わると不気味だねぇ。
それが一番安全だと先生も賛同。
「さっきは出て行けとか
勇ましいことを言っていたのに」
「私が全力を出せば、
この程度の妖、
祓えんでもない。
だが無理にやれば、
こやつの精神が危うくなる。
それでもいいのか?」
もーっ先生ったら、いけず。
妖怪の意識が沈んで、田沼が身体を取り戻しても
なんかまだ身体が自分のものじゃないような
気がするらしい。
心配だよね、こんな状態。
早くお引取り願わねば。
「夏目、すまないが鏡集め、
付き合ってくれないか?」
もちろんですよ、そんなもの!
多軌も手伝わせてくれと言う。
欠片の見つけ方は、さっき妖怪から聞いた通り。
あれ…欠片探し、もう始めるのか。
田沼が穴を掘ってた辺りで痛んだから…と
さっきの場所に戻ると、やはりまた痛み出す右目。
「ここだここ!」
「ここか?ここを掘ればいいのか?」
まるでここ掘れわんわんだね。
「待ってろ夏目!今、見つけてやる」
あぁ愛情感じるなぁ。
変な意味じゃなく。
こんな彼らの行動は周囲には奇妙に映るでしょう。
でも1人じゃないから、かつてのような、
"せんせー、夏目君が変なこといってますー"
じゃなくなる。
何やってるんだ?あいつら。
劇の練習?
てな感じになる。有難いわね。
いいね、仲間が居るって。
掘ったところにはビンのガラスが埋まっていて
欠片はその下にありました。
なんでそんな下まで潜っていっちゃったんだろ…。
多軌と田沼には見えないけど、夏目が手に取ると
右目の痛みは治まっていく。
「そうか、良かった」
安堵の笑みを浮かべる田沼。
また泥だらけになった手に、夏目の視線が落ちる。
こんなに必死になって…。
キュンとクルよ田沼ぁ。
今のは、妖怪の為とか
自分の身体を返してもらう為とかじゃなく
夏目の痛みを早く取り除いてやりたくて
頑張って、急いで掘ったんだよね。
それが分かるから、
夏目は礼を言う。
「うん…ありがとう」
欠片を合わせると自然とくっつきました。
といっても、多軌と田沼にゃ見えませんが。
うわー、田沼ったら木登りまでしたのー?
原作よりハード。
花壇準備地も、ザカザカやるのよね。
ここなんだけどね…。
多軌がシャベルで、田沼がスコップって
普通逆だよね…。
どんだけ男前なの多軌…。
これは原作もこうなんだけどね。
まだ劇の練習やってると思われてるよ。
この2人が再登場とは…。
今日のところはここまでですか。
欠片探しを二回入れるのかな。
プールは次週持ち越しなのか、
不採用なのか…。
帰る道、田沼は
取り憑かれているせいか妖怪の気持ちが
少し分かるのだと夏目に打ち明ける。
「凄く、大切な鏡らしい」
友人が病気らしく、その病気を祓う力を
あの鏡は持っているそうな。
そして田沼の中の妖怪が
警告もしていると言う。
「その鏡はとても強い力を持っていて
欠片を狙ってくる妖怪も居るようだから
気をつけろと言っている」
もう既に襲われましたよね…。
遠のいていく夏目達の後ろ姿、
そして…
画面手前に急に現れる金槌。
ザンッ…。
ひぃーっ!!
演出、良い良い。
怖いって、それ。
ED♪
エンドカードは、この顔ですか。
ぶははは。
「イカ焼き、イッカがぁ~。
イッカ焼き、うぉんちゅー…」
楽しいねー、先生。
次週、田沼が怪獣になりますよ。
原作通りならばね。
あそこ、どう描くかな。
楽しみ~。
前回の感想
#1
「夏目友人帳 参」#1【妖しきものの名】笑えるぐらい、すんなり自然な第一話。
#2
「夏目友人帳 参」#2【浮春の郷(さと)】オリジナルでもこの安定♪
#3
「夏目友人帳 参」#3【偽りの友人】すみません、我が侭言います。
#4
「夏目友人帳 参」#4【幼き日々に】これ見たかったんだよ~。
#5
「夏目友人帳 参」#5【蔵にひそむもの】カクラの動きがすごかった…(汗)
#6
「夏目友人帳 参」#6【人ならぬもの】やっと的場に会えましたね。
#7
「夏目友人帳 参」#7【祓い屋】名取と先生のコント、最高♪
#8
「夏目友人帳 参」#8【子狐のとけい】子狐、大きくなったねぇ。
#9
「夏目友人帳 参」#9【秋風切って】
聴きたかった台詞が、やっと聴けた…。
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テレビ東京あにてれ「夏目友人帳 参」公式サイトより。
あらすじ 第十話「割れた鏡」
森の木の上に何か光るものを見つけた瞬間、その光が夏目の
目の中に!何者かがやって来る気配と共に突風に襲われるが、
居合わせた田沼がとっさに夏目をかばう。
その翌日学校を休んで以降、何か夏目を避けているような様子
の田沼が気になっていた夏目は、学校の裏庭でうずくまり穴を
掘っている田沼の姿を目にする。やはり何かおかしいと田沼を
追おうとすると、夏目の目に激痛が走る。
OP~。
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ぶはははははっ。
ちょっ!しょっぱなからこの顔ですかっ!!
窓ガラスに顔くっ付けて、稲妻見てる先生。
ちょっと妖怪みたいだよっ顔がっ!
って、

もう先生は、先生っていうカテゴリーで、
なんか妖怪という括りからはみ出してる感じでさー。
脂肪もはみ出してるけど。
ぬふぬふ言ってる先生が、楽しすぎる。
ほんと和彦さんと先生ってもう一心同体だよねぇ。

見てみろと夏目を呼ぶも、夏目は今、宿題の最中。
うるさそうにシャープペンで頭掻いてる。
「お?くぉ~わ(怖)いのか?」
あ、この顔、ガリガリ君のあたりくじが出て、
貰って来いって夏目に差し出した
1話の顔と同系デッサンだ。
(細かい…

最近、先生のデッサン数種類あって
雰囲気ころころ変わりますよね。
この1話系の可愛いのと、
原作寄りの招き猫っぽいのと
まだ他にもちょこちょこある。
気が散るからカーテン閉めてと夏目が言った時、
デカイ雷が森に落ちました。
ここまでの部分はアニメオリジナルです。
原作はこの後の散歩シーンからなんだ。
でもこれ入れたのは良かったですよ。
のっけから凄いインパクトだったし、
先生の顔。

前夜に雷を観察してる先生の姿が
本当はあった筈だから、原作補完って感じだわ。
スタッフ様、
今日の押し花も素敵です♪
いつもの散歩コースとは違い
学校近くの森へと向かう。
「雷が落ちた木を探しに行くのだ」
酔狂だな、と呆れ声の夏目に
「無知め」
と先生。
雷の落ちた古い木からはこの世のものならぬ酒が
湧き出る事が多いらしい。
「妖ものの間ではメジャーな話だ」
夏目は妖ものじゃないから知らんわよ。
「それにタダ酒のチャンスなんだぞっ」

くんくん匂い嗅いで、場所が分かったようで
「あっちだ!走れ夏目!!」
リードつけたまま、森の中にすっ飛んで行きましたよ。
先生を探して歩いていた夏目の耳に声が聞こえてきた。
木の上、光ってる、あれは、ひょっとして…。
ぼそぼそと聞こえるそれは、
姿は確認出来ないが、
恐らくこのあたりに居る妖怪たちのもの。
夏目が木の上を見上げると
確かに何かが光っています。
それがコロンと落ちてきて、
同時に夏目は右目に痛みを覚えた。
何かが目に入ったようで、
片目をぱしぱしやってると…
「夏目?」
こんなところで何やってるんだと声を掛けたのは田沼。
彼が通りかかったのは、
この森を横切ると近道だから。
「それに…昨日から何だかこの辺りから声が
聞こえる気がしてさ」
声と言われて、そういえばさっき小物な妖怪達が
何か騒いでいたと夏目は思い出す。
「へぇ…夏目は本当にすごいな…」
でもそういう感じではないらしい。
「切羽詰るというか、
何かを探しているような声だった」
ねぇ、田沼もなんだか感度良くなってるんじゃないの?

ちょっと私事ですが…
私は昔から、霊感が強くなったり
弱くなったりの繰り返しでして、
一時期かなり敏感だった時期があったんですが、
その頃って、友人知人に霊感の強い子が
けっこう揃っちゃってたんですよね。
私の場合は最大でも田沼以下の感度ですが、

見えちゃう子とか、祓える子とか居ました…。
で、なんか相乗効果であの当時は
自分も感度良くなっちゃってた気がする。
ほんと、あんまり有難くなかったです。
良い事に勘が働くのは助かるのだけど
余分な事がね…障りがあるのが困った。
凄い不便だったんだ。
通れない道とか、行けない病院とか、
会えない友達とかあって。
見えはしないのだけど、
頭が割れるように痛くなったりしてねぇ。
田沼にちょっと近いや。
後にも先にも、あんなに酷かったのは
あの頃だけで
今は、ほけほけですけどね。
金縛りも、めっきり会わなくなったし…。
(う、…この間、一回だけあったけど)
話がそれてすみません。
つまりね、田沼にとって、傍に妖力の強い者が
居る状態って初めてだと思うんだ。
妖力の強い夏目や陰陽師もどきの血を引く多軌
大妖であるニャンコ先生とも
もうすっかり打ち解けてて、
そういう中に居りゃ、自ずと感度って
良くなるんじゃないか、とね、
思うわけだ。
かさかさかさかさかさ…
何かが早足で近づいて来る音がします。
「ニャンコ先生?」
返事は無い。先生では無いというわけだ。
動きが軽くて早い音だもの、
まず先生じゃないと思うが。(あ)
-違う!
風が大きく舞い上がる。
周囲の木切れや葉や草を巻き込んで。
「夏目!!」
田沼が夏目の前に
庇うように立っちゃうんだもんなぁ。

原作でも、ここ、
ひゃーっ!!って、万歳して驚いちゃった。
(なんで万歳

「田沼、大丈夫か!?」
「あ、あぁ何だ?今の…ただの突風か?」
この、突風か…といった時の田沼が、
原作では髪で目は見えないんだけど
なんかとても雰囲気が良いというか大人っぽくて
好きなのですよ。
この見せ方は漫画だから良いのであって
アニメは同じ事やっても同じ雰囲気にならないのは
想像つくので、再現しなくて良いです。
でも、田沼好き~♪って方は、銅鏡の章は
原作読んでみて欲しいです。
つまりは、
8巻買ってくれ!

「ありがとう田沼、
でも庇うなんてやめてくれ。
何かあったら大変だ」
原作ほどあわあわじゃなく、
夏目は真剣な面持ちで言う。
「ああ。でも夏目に何かあっても
大変なんだからな」
「あ…ああ」
顔見合わせた2人…テレテレ。
2人同時に、
-あれ…何かこっ恥ずかしいな…。
ぷぷぷ。
背景こんな色になってるし、ちょっとBL?とか
思った方もいるかなぁ。
なんかでも、夏目と田沼って、BL…という想像には
ならないんだよな、少なくとも原作は。
少女漫画っぽくないけど、LaLaですしねぇ。
-隠し事の余り無い友人は
お互い始めてで
かえって距離感が掴みにくい。
そこに、低木の茂みから、
ずぼっと顔出した先生。
「ヒック。うぃ~っ美味だ~美味であったぁ~」
いいなー、私も飲んでみたいよ、その幻の酒。
「うわっタヌキの妖怪!!」
「だーれがタヌキだー!」
「あ、夏目ん家のポン…ニャンタ先生!」
「覚える気が無いなら先生と呼べっ!」
ぴょんぴょん跳ねて抗議する先生が可愛い。

ぷぷぷぷっ。
いやいや、ポン太で良いよ。
田沼のポン太呼び、好きなんだもん。
それはそれで、田沼の先生への愛着感じるし
堀江さんの愛も混ざりやすい。(あ)
「まったく」
「ん?」
「どこ行ってたんだ?ニャンコ先生」
ここの「ん?」の時の顔、
ちょっと酔っ払って赤くなって
とろんと眼が眠そうなこの顔…
和彦さんに見える。
(どんなだ)
和彦さん、こんな顔してたよね…。
(どころへんがだ)
どんどん溶けて境目が分からなくなるよ。
酒を飲んでいたに決まってるという先生を
摘み上げて、顔ぷにー。
「この酔っ払い!」
いやぁ、酒目指して走っていったんだし
そら酒飲んでて当たり前かと思いますが…。
ちなみにここはオリジナル。
夏目、名取とやる事似てきましたね。
「酒飲んで酔っ払わんヤツは化けもんだ」
「妖怪が化け物言うなー」
…確かに。
ジタバタしてるけど、名取の時と違うのは、
夏目が掴んでる手を離してないところね。
だから後ろ足で蹴るしかない。
「じゃ、俺こっちだから」
行こうとする田沼に夏目も立ち上がって
「じゃあな」
先生おとなしく胸に抱かれました。
「また明日」
去っていく田沼を見つめる夏目と先生。
って、先生が手ぇ振ってるーっ。可愛い。

ここの先生は原作寄り。
足のそのポーズも原作の先生っぽい。
-相変わらず、妖怪に悲鳴をあげる日々だけど
知ってくれる友人が居るだけで
少し嬉しい。
田沼にとってもそうならいいな…。
夏目と別れて歩いていた田沼は
突然頭痛に襲われて頭を押える。
-嫌な気配がする…。
翌朝、学校の廊下で多軌が夏目を見つけ
おはようと声を掛けた。
丁度、文化祭の写真を渡そうと思っていたんだと
取り出した写真は…
ホストばりな多軌。
ふっと笑った夏目の口が、河童みたいで可愛いや。

これは間違い。
「無理やり撮られたの」
多軌は、照れてますが、なかなかですよ、それ。

慌てて、渡すはずだった夏目の写真と
取り替えました。
原作より可愛く写ってるな夏目。
こりゃこっそり焼き増ししてっていう女子、
いるんじゃない?
田沼が舞台裏で口あけて寝てる写真もあり。
「それ、渡しておいてくれる?」
「おぅまかせろ」
夏目が田沼を探しに彼の教室に行くと、
今日は休みだと北本。
「風邪だってさ」
「風邪?」
心配になって見舞いに行きますが、
移ると大変だからと会わせてもらえません。
明日は出席出来ると思うという田沼父の言葉にも
夏目はガッカリ顔。
せめてひと目でも見て、安心したかったんだよね。
帰り道。空がまるまるオレンジ色だ。
山々も秋色に染まりつつあって、
自然が綺麗ですねー。
で!
こんなポーズで猫抱いて歩くって、
普通ないよねぇ。
どっから見てもぬいぐるみとか巨大貯金箱とか
そういう丸み。
「田沼は妖怪に当てられやすいからなぁ。
昨日妖怪に近づき過ぎたからじゃないだろうか…」
「そうかもしれんが、それはあいつが
軟弱なのであってお前のせいではないだろうが」
夏目はいつも考えすぎちゃうし、
なんでも自分のせいにしちゃうから
これは先生なりの優しさだったと思うんですけども、
「でも俺を庇ってくれたんだ。
用心棒が飲んだくれてる間に」
ここの、ちろっと上見てる先生の眼が可愛いっ。
それとぷいっとした夏目の表情も良いね。
先生からはぐれた夏目が悪いんだってさ。
ちなみに、原作での会話は夏目の
「なんだと!」
までです。
「このデブ猫!」
「あんな虚弱体質は、ほっとけばいいのだ」
「虚弱って、言うな!」
「虚弱虚弱ー」
…なんかアドリブ入ってる気がする…
特に後半。

翌朝登校した夏目は田沼の姿を発見。
大丈夫かと声を掛けるが、
まだ治ってないから近づかない方が良いと
早々に離れていく。
ここの、
「じゃあなー」
と両手挙げて後ろ足で去ってくのが
男子高生っぽいなーと思った。
原作ではこうじゃなくて
雰囲気かなり違うんですが
アニメのコレ、男の子っぽいリアクションで、
良いなと思った。

夏目、ちょっと溜息。
手を拭いているということはトイレ帰り?
廊下でガラスの割れる音と先生の驚いた声。
壁の鏡が割れて粉々になってる。
先生によると、急に割れたらしい。
「老朽化だな」
にしてはちょっと不自然じゃないかい?

ホウキを取って来ると言いかけた夏目の目に
物騒な物を持った人影が映った。
慌てて追いかけたけど、階段に姿は無し。
気のせいだったのかと思う。
-駄目だな…
最近は何でも
妖怪のせいに考えてしまって…
田沼の風邪も、早く良くなるといいな…
で、翌日、翌々日、翌々々日と、
田沼に振られつづけの夏目…。
笑顔三連発が笑えた。
廊下でふと嘆息する。
なにげなく眼をやると校庭で地面を掘ってる
田沼の姿があった。
素手でガリガリと掘る姿って、
ちょっと怖いよね。

おかしいと思って、夏目は下へと走り出す。
先ほどまで彼が居た場所には
掘った穴が開いているだけ。
息整えて、周囲を見回す動き、いいじゃないですか。
夏目の顔も可愛いな。
穴なんか掘って何をしようとしたのか。
その時、何か違和感とキィンという音を感じた夏目、
右眼がまた急に痛んで地面に倒れる。
そこにゆらゆらと歩きながら、近づく影。
「見つけた」
妖怪が重そうに金槌を振り上げ
夏目めがけて振り下ろした。
真ん中アイキャッチはバウンド先生の続き…。
ほぉんと、よく跳ねることで。
ふらりふらりと変な歩き方で裏庭まで来た田沼。
眼の光が違ってる。
憑依状態ですねー、これは。
ふと正気に返った彼は、何故こんな所に居るのか
不思議そう。
そして自分の手が泥だらけであることに
気づいて驚く。
怖いよね、意識無くこんな状態って。
…血だらけ、よりはマシだけど。
そんな田沼の耳に夏目の悲鳴が届き、
「夏目ーっ!」
叫びながら走っていく。
それを認めた妖怪は、田沼が到着する前に退散。
どうしたと心配そうに田沼が駆け寄る。
「いや…目が痛くて」
眼も眼だけど、金槌妖怪でしょこの場合。
隠さなくても、いいのにぃ。
そんな夏目が、
「何隠してんだ田沼。
困ってるならちゃんと話してくれ」
なんて人には言えちゃうから凄いわ。

それ!田沼も多軌も北本も西村も藤原夫妻も!
みいんな、

「あぁ…そうだな」
ここで人のこと言えるんかーって
責めない所が素晴らしいよ、田沼。
避けるつもりは無かったと田沼は言う。
あの森で突風くらって以来、
身体が重いらしい。
でも取り憑かれている証拠もないし
夏目を煩わせることもないかと思った。
本当に風邪かもしれないし。
でもさっきの泥だらけの手は、
田沼的にもショックだったよね。
「こんなのはじめてだ」
「そうか…」
あ、ここの夏目のモノローグはカットか。
「で、夏目は?」
「俺は…」
「確かに聞いてもらうと楽になるし
1人で悩まれると気分が良くないもんだな」
「…そうだな」
夏目が苦笑する。
実はあの日…
夏目も話す事にしたようです。
「ふんふん~イカ焼き、イッカがぁ~。
イッカ焼き、うぉんちゅー…」
鼻歌歌いながら校庭歩いてた先生の身体が
あれれれれ?急に宙に浮きましたよ。
「ぬおっ!?」
抱き上げたのは…そら、この人だ。
にんまり笑顔で、
「うぉんちゅー」
多軌ったらぁ。
怖いよその笑顔。
キタキタキタ。
熱烈歓迎すりすり、もふもふ、ふにふに…。
は、激しすぎるわ~多軌。
気持ちは分かるが、落ち着け!
夏目もあの森で目に何か入り、
さっき急に痛み出したが今は痛みが引いている。
後は金槌を持った妖怪がうろついていると
全部田沼に話しました。
その時、パリンとガラスの割れる音がした。
2人は音のした方へ駆け出す。
「金槌の妖怪かもしれない」
「お前は帰れ、なんて言うなよ?」
「あぁ…言わないよ」
むふふふふ。
なんかこんな風に走って現場に向かいながら
こういうこと言うのって、
ちょっとヒーローものとかのノリみたい。
ちなみにここの会話はオリジナル。
あたりをつけた部屋の扉を少し開けて覗く。
下がっててくれと言われた田沼は後ろから
覗きますが、
「なんだよ、下がってくれって言ったろ?」
ぷぷ。夏目が文句垂れてる。
「下がってるよ。ただ俺の方がちょっとだけ
背が高いってだけだ」
それ、嫌味にならんかえ?
こんなポーズで覗くのは原作通りですが、
ここの台詞は追加挿入ですな。
ミシンがいっぱい並んでる。
鏡がある場所ってことで、家庭科室ですか。
鏡も姿見か、なるほど。
家庭科室ならあっても違和感無い。
原作では普通に部屋に丸い鏡があって、
部屋の中もガランとして何も無いんだよねー。
緑川先生、背景はけっこう
さっぱりしてますもんね。

でもアニメじゃそうはいかないからな。
なかなか考えましたね。
姿見を割ったのは、金槌妖怪。
一度こちらへ振り向いたけど、窓からひゅんっと
逃げて行きました。
動きが、いいね。不気味で。
ゆ~ったりと緩慢な動きをした後で、
しゅしゅっと急に機敏に動くから余計怖い。
この間のカクラの動きも凄くて怖かったけど
ほんと妖の動き、上手いなと思うわぁ。
てか、進化してる気がする。
1期2期経て、この3期で。
ニャンコ先生の見せ方とか、妖の動かし方とか。
田沼にはモヤのような状態だけど
何かが居るのは見えたみたい。
2人は割れた鏡に近づきますが、
夏目の眼に、また激痛が走る。
砕けて散らばる鏡の欠片に何か光るものを見つけ
拾うと眼の痛みは治まった。
「…銅鏡の欠片…かな?
田沼これ…」
振り返った夏目に、
田沼がゆらりと立ち上がってつぶやく。
「「かえせ。かえせ。それをよこせ。
見つけたぞ、私の鏡」」
田沼の瞳が藤色に光ってる。
声も女性の声と重なってる。
-田沼!
違う、田沼に憑いてる妖怪か!?
「かえせ!」
夏目の顔を手で掴んでギリギリ力を込める。
ここからは妖怪の声だけになった。
どういう演出にするかなぁと思ってたんだ。
原作ではこの手前までが、
噴出しの中が白黒グラデになってて、
声が混ざってる感じはしてたのよ。
ほんとに混ざらせたのね。

同じリズムで台詞言わなきゃいけないから
お2人は大変でしたな。
プロだから慣れてる?
でも、そうそうやる機会無いだろうしね。
あ、それともあれかな。
生天目さんの台詞を先に録って
後からなぞるように堀江さんの声を収録とか?
どっちにしても、大変そうだけど、
良い感じじゃないですか、堀江さん生天目さん。

田沼を引っぱたいて倒れさせ、
すまんと謝る夏目。
身体は田沼のものだから、複雑よね。
田沼の身体からゆらりと
霊体のようなものが出てきました。
「ちっ人の子のくせに生意気な程の力だな」
妖怪さん、アニメで顔が少し若返ってますね。
だから声も若いのか。
いや予告でちらっと声を聞いた時にね、
え~なんか想像よりもずいぶん若い声だなぁと
正直思ったのよ。
そうか、このぐらいの顔ならな。
ていうか、原作顔がみんな老け気味なんだよな~。
田沼ももっと大人っぽいしね。
名取、的場に至っては、
とても20代には見えませんし。

この妖怪、友人を探す途中、
雷に打たれてしまい、
持っていた大事な鏡が砕けて
この辺りに散ってしまった。
欠片を探したくても、
雷に打たれたのでは回復が遅いので、
田沼を依代にさせてもらったと
いうことらしい。
いやーんっ田沼の顔で、
そんなニヤリ顔~っ。

夏目に背を向けた状態で
こっそりそんな顔してたのかっ!
ちなみにここらの回想画は追加挿入。
原作では銅鏡が割れた画ぐらいしかありません。
ここもアニメで補完ですね。
田沼に穴を掘らせたのも当然この妖怪の仕業。
欠片は光るモノに溶け込み、姿を隠している。
「そしてどうやらひとつは
お前の目の中に落ち、
隠れているようだ。
他の欠片が近づくと
拾ってくれと共鳴して
痛むんだろう」
さあかえしておくれと妖怪が夏目の目に
手を伸ばす。
「その眼を私におくれ」
妖怪の手が夏目に触れそうになった時、
「待てい!!」
すぱぁんと窓が開いて外から先生…と多軌。
ぶはは、ここは見事再現ね。
窓開ける方向が逆なのと、
片手だったのが、両手になってるけどね。
慌てて妖怪が田沼の身体に戻る。
「「まぁ何にしろ、しばらく
この身体に宿らせてもらうぞ」」
多軌がびっくりして外を走り出した。
入り口に回って、この部屋に駆けつける為ね。
アニメでは、お行儀良いことで。
原作では多分ここ、
多軌ってば、窓から入ったと思うよ。
それはまずいとの判断かな。
「「安心しろ。
そう長くは意識を
乗っ取れはしない。
しかし無事にこいつを
かえしてほしければ…
協力しろ、小僧」」
田沼の課が小僧とか言われちゃうと
複雑ねぇ。
鏡の入った眼があれば欠片集めも容易いはず。
鏡さえ戻れば去ると妖怪は言う。
「勝手な事を」
おっ先生。
「これ以上厄介ごとに
付き合わされてたまるか!
さぁ出て行くがいい!!」
先生のピカーッ!に、憑依が解けそうになるが…
鏡を集めるまでは…と
グッと根性で戻りやがったよ。

「むぅ…私の光でも放れぬとは
何と執念深い奴」
田沼に駆け寄る夏目と多軌。
妖怪に身体を乗っ取られてる間も、
やりとりは聞こえていたようで、
話が早い。

「鏡の欠片を集めれば
出て行くんだな」
「「あぁそうだよ」」
突然切り替わると不気味だねぇ。
それが一番安全だと先生も賛同。
「さっきは出て行けとか
勇ましいことを言っていたのに」
「私が全力を出せば、
この程度の妖、
祓えんでもない。
だが無理にやれば、
こやつの精神が危うくなる。
それでもいいのか?」
もーっ先生ったら、いけず。
妖怪の意識が沈んで、田沼が身体を取り戻しても
なんかまだ身体が自分のものじゃないような
気がするらしい。
心配だよね、こんな状態。
早くお引取り願わねば。
「夏目、すまないが鏡集め、
付き合ってくれないか?」
もちろんですよ、そんなもの!
多軌も手伝わせてくれと言う。
欠片の見つけ方は、さっき妖怪から聞いた通り。
あれ…欠片探し、もう始めるのか。
田沼が穴を掘ってた辺りで痛んだから…と
さっきの場所に戻ると、やはりまた痛み出す右目。
「ここだここ!」
「ここか?ここを掘ればいいのか?」
まるでここ掘れわんわんだね。
「待ってろ夏目!今、見つけてやる」
あぁ愛情感じるなぁ。
変な意味じゃなく。
こんな彼らの行動は周囲には奇妙に映るでしょう。
でも1人じゃないから、かつてのような、
"せんせー、夏目君が変なこといってますー"
じゃなくなる。
何やってるんだ?あいつら。
劇の練習?
てな感じになる。有難いわね。
いいね、仲間が居るって。
掘ったところにはビンのガラスが埋まっていて
欠片はその下にありました。
なんでそんな下まで潜っていっちゃったんだろ…。
多軌と田沼には見えないけど、夏目が手に取ると
右目の痛みは治まっていく。
「そうか、良かった」
安堵の笑みを浮かべる田沼。
また泥だらけになった手に、夏目の視線が落ちる。
こんなに必死になって…。
キュンとクルよ田沼ぁ。
今のは、妖怪の為とか
自分の身体を返してもらう為とかじゃなく
夏目の痛みを早く取り除いてやりたくて
頑張って、急いで掘ったんだよね。
それが分かるから、
夏目は礼を言う。
「うん…ありがとう」
欠片を合わせると自然とくっつきました。
といっても、多軌と田沼にゃ見えませんが。
うわー、田沼ったら木登りまでしたのー?
原作よりハード。
花壇準備地も、ザカザカやるのよね。
ここなんだけどね…。
多軌がシャベルで、田沼がスコップって

普通逆だよね…。

どんだけ男前なの多軌…。

これは原作もこうなんだけどね。
まだ劇の練習やってると思われてるよ。
この2人が再登場とは…。
今日のところはここまでですか。
欠片探しを二回入れるのかな。
プールは次週持ち越しなのか、
不採用なのか…。
帰る道、田沼は
取り憑かれているせいか妖怪の気持ちが
少し分かるのだと夏目に打ち明ける。
「凄く、大切な鏡らしい」
友人が病気らしく、その病気を祓う力を
あの鏡は持っているそうな。
そして田沼の中の妖怪が
警告もしていると言う。
「その鏡はとても強い力を持っていて
欠片を狙ってくる妖怪も居るようだから
気をつけろと言っている」
もう既に襲われましたよね…。
遠のいていく夏目達の後ろ姿、
そして…
画面手前に急に現れる金槌。
ザンッ…。
ひぃーっ!!

演出、良い良い。
怖いって、それ。
ED♪
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エンドカードは、この顔ですか。
ぶははは。
「イカ焼き、イッカがぁ~。
イッカ焼き、うぉんちゅー…」
楽しいねー、先生。
次週、田沼が怪獣になりますよ。

原作通りならばね。
あそこ、どう描くかな。
楽しみ~。
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前回の感想
#1
「夏目友人帳 参」#1【妖しきものの名】笑えるぐらい、すんなり自然な第一話。
#2
「夏目友人帳 参」#2【浮春の郷(さと)】オリジナルでもこの安定♪
#3
「夏目友人帳 参」#3【偽りの友人】すみません、我が侭言います。
#4
「夏目友人帳 参」#4【幼き日々に】これ見たかったんだよ~。
#5
「夏目友人帳 参」#5【蔵にひそむもの】カクラの動きがすごかった…(汗)
#6
「夏目友人帳 参」#6【人ならぬもの】やっと的場に会えましたね。
#7
「夏目友人帳 参」#7【祓い屋】名取と先生のコント、最高♪
#8
「夏目友人帳 参」#8【子狐のとけい】子狐、大きくなったねぇ。
#9
「夏目友人帳 参」#9【秋風切って】
聴きたかった台詞が、やっと聴けた…。
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