「ちはやふる」#5【よはのつきかな】千早の鼻水にはビックリだよ…。
「ちはやふる」の感想も久しぶりだー。
先週ラストのアレで、嫌な雰囲気になって行くかなと
今週見るのちょっと怖かったけど、
この作品のヒロインは、うじうじする前に行動!なので
そういう意味でも私はラクだわ。
女臭い子とか、どろどろする展開は好きじゃないので。
今の所まだ、「期待してなかったのに意外と面白い」
をキープしていますね、コレは。
PC壊れてて書けなかった3話4話を振り返って
書く暇が無いので、このまま飛ばして行きます。
ごめんなさいね。
それと今年は12月よりむしろ11月が忙しいので
(実家の行事、会社の行事、自分の家の事など)
感想はどのみち不定期になると思います。
面白かったものを優先で書いて行くつもりなので
ご容赦ください。
先週ラストのアレで、嫌な雰囲気になって行くかなと
今週見るのちょっと怖かったけど、
この作品のヒロインは、うじうじする前に行動!なので
そういう意味でも私はラクだわ。
女臭い子とか、どろどろする展開は好きじゃないので。
今の所まだ、「期待してなかったのに意外と面白い」
をキープしていますね、コレは。
PC壊れてて書けなかった3話4話を振り返って
書く暇が無いので、このまま飛ばして行きます。
ごめんなさいね。
それと今年は12月よりむしろ11月が忙しいので
(実家の行事、会社の行事、自分の家の事など)
感想はどのみち不定期になると思います。
面白かったものを優先で書いて行くつもりなので
ご容赦ください。
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あらすじは「ちはやふる」公式HPより
あらすじ 第5首「よはのつきかな」
新から「かるたはもうやってない」と告げられた千早は、
太一と二人で新の故郷、福井へ。
そこで新に会えた喜びから、また三人でかるたをしようと
提案する千早に対し、冷たくつき放つ新。
そこには昔の新はいない、真実を知りたい千早は―。
新がかるたを止めてしまっている予感はしてたけど
前話ラストの電話での新の言葉はショックだったよねー。
視聴者の我々も、「そんなぁ~」って思ったのに、
言われた本人はもっと落ち込んでるだろうと思いきや
いきなり福井へ行っちゃいますか。
さすが千早。
この物語のヒロインは、そんな柔じゃなかったね。
そこらの男の子達よりずっと、男前ですもんね。
『悪いけど、電話とかせんといて
かるたとか、もうやってへんから』
ようやくネズミ…もとい、細谷さんの
新の声を聞けたわけですが
ほぉんと、ちび新のまま成長した感じだねぇ。
まぁ方言がそのままってのもあるんだろうけど
喋り方や雰囲気、変わってないなぁと思った。
-今会わないと、もう会えない。
うん、女のそういう勘って当たるものよ。
千早ってそれでなくても直感で動くタイプよね。
OP~。
窓から富士山見て喜ぶ太一は、向かいに座る女子より
よっぽど乙女かも。
でも千早が反応しないからって足で蹴るなんて
ちぴの頃となんも変わってないね、キミも。
顔はかなりのイケメンになったのに。
「千早はさ、好きなヤツとかいんのかよ」
おっ、それ訊きますかっ。
でも千早ったら、両手を頬に添えて
「原田先生~」
はぁ~?
太一とハモっちまったじゃないかっ。
それは恋じゃないぞ千早ぁ。
恋はどんな物か。
一緒に居ても楽しくない?
んー、それは今のキミの微妙な気持ちを
述べてるのかね、太一よ。
苛々して、思い通りにいかなくて、
楽しくなくて、
それでも傍に居たい。
ほんとにキミは、昔からずっと
千早が好きなんだよねぇ。
ホームに降り立った二人。
芦原温泉、なんですね。
新の住む町。
地図で確認したら東尋坊の近くなんだー。
じゃあ通ったことあるかも。
東尋坊って、昔居た会社の慰安旅行を含め
なぜか4回くらい行ったことあるんだ。
高所恐怖症だし、ああいうトコ苦手なのにね。
千早は、勢いでここまで来たけど、
いざその地へ着いたと思ったら
大人しくなっちゃったね。
少し怖くなった?
それても、緊張?
新の家の玄関前でどっちがピンポンするかで
揉めてる太一と千早。
そんな二人を覗き見してる近所の子供らが、
「モデルさんみたい~」
確かにねぇ。
男の子だし、千早の事言ってるんだろうけど
太一もモデルやれそうよね。
隣の家の女の子、由宇が声をかける。
この時間なら新は駅前の本屋でバイトだって。
すぐに駅前まで走って戻ろうとする千早。
さすがだわ。
って、千早の走り方、おかしーっ。
顔もそれヒロインの顔じゃねーぞー。
「あたし…新に会いたいのかな。
…会いたくないのかな」
会いたいような、会いたくないような…って
ところですか。
電話であんな風に言われてるわけだし、
それを無理矢理こうして訪ねて来たりして
溝が深まらないとも限らんよね。
「俺は別にいいよ。このまま帰ったって」
太一はむしろ、そうして欲しいんでしょ。
拳ひとつ分位離れた隣を歩く。
太一の手は、千早の手を握りたいオーラを放ち
ゆっくりと近づき始めたのだけど、
丁度その時、彼らの横を通り過ぎた自転車。
太一、キミの運命は、千早には繋がっていないようだね。
スピードに乗ってその自転車は、
一瞬で通り過ぎて行ったのに、
千早は気づく。
それが誰か。
運命ってのは、こういうことなんだよ太一。
でもさ千早、走ってる自転車追いかけて、
背中掴んで引っ張るなんて、
なんて危ないことをー。
普通しないって!男の子だってしないよー。
もぉキミってば、ほんと顔にそぐわぬ
乱暴者なんだから。
で、千早は土手滑り落ちてどろどろ。
「大丈夫か千早!?」
太一のその声で、新は自分の下になってる女の子が
千早だと知る。
新は容姿まんまだけど、千早は言われなきゃ分かんない
変わりようだよね。
千早は泣きながら叫ぶ。
「会いたかった!会いたかった!
…会いたかった…」
うん…その一語に尽きるよね。
千早ったら新ん家でいきなりお風呂ですかー。
そこまで汚れたんか?
(後のシーンで分かりました。雨降りの後だったのね。
そりゃ土手転がったら泥だらけだ)
服は由宇が用意してくれた…。
この子って新の事、好きだったりしてね。
新も身長伸びて173㎝。
太一は1㎝負けたと内心ショック受けつつも
「へ、へー偶然…俺も173」
この嘘つきめ。
「ふーん。サバ読んでん。
おめ、卑怯なヤツやったもんな」
あははは。よく覚えてたね。
なんか福井訛りで言われると、余計さくーっと
切られた感じするねぇ。
風呂から上がった千早に
服は着てっていいから、髪乾いたら帰ってと新。
かちんと来た太一は、千早の腕を掴んで帰ろうとしますが
千早はちゃんと喋れないかもと
事前に用意しておいた手紙をカバンから出し、
カバンの底にあった百人一首に視線落として
手を止めた。
おーい、そんなの持ち歩いてるんかよキミってば。
トランプや花札と違って、重いしかさばるだろう、それ。
よもや普通に女の子のカバンに入ってるとは思わなかったよ。
「かるたしようよ、また三人で」
襖を開けて隣の座敷を借りようとする千早。
皆ばらばらになっても、新はかるたをやってると
千早は信じていた。
でもね、千早、人間、色々あるもんなんだよ。
ただ、私も新が足で札を蹴るなんてのは
見たくなかったなぁ。
そこまで変わってしまったの?新。
千早が振り返るとそこには仏壇があり、
祖父さんの遺影が置かれてる。
居間から続く奥の部屋って、
大抵仏間ってイメージだな。
親戚の家も、割とそういうトコ多い。
祖父さんが亡くなったから、かるた止めたんだろうとは
思ったけどさ、ちょっと歪んでる感じだな…新。
他にもなんかあった?
太一は新を突き飛ばし、荷物と千早をサクサク回収して
玄関へと向かう。
「かるた蹴る新なんか、見に来たんじゃない!
もう来ねぇよ!!」
あ…太一も新がかるた蹴ったの、ショックだったんだな。
引きずるように千早を連れて行く太一ですが、
腕力では適いませんでした…。
ほんと男女逆転だねキミら。
来た道を戻ろうと走る千早ですが、向こうから
由宇が走ってきた。
「こんなの!置いていかんといて!!」
かるたをつき返されたよ。
うわー。
しかも水溜りに落ちてるし…。
とりえや夢の無かった自分に、
新はかるたで日本一になれば
世界で一番になれると教えてくれたのだと千早は言う。
「あたしなんかでも世界一になれるものがあるんなら
なってみたいと思ったの」
千早をかるたに引き込んだのは新。
なのになぜ、新はかるたをやっていないのか。
「何があったの?!ねぇ!?」
千早の必死な問いに、
由宇はその場にしゃがみこんで泣く。
祖父さんが脳溢血で倒れて以降、
新はずっと介護を手伝っていて、
リハビリも一生懸命やってたらしい。
だが、新が留守番してるはずの日に祖父さんが
発作を起こしてしまって…
そのまま帰らぬ人となったわけか。
新はその日、大会に出ていた。
もし出ないで祖父さんの傍にいたら、
祖父さんは死なずに済んだと、自分を責めてるんだね。
だからかるたを続けるわけにはいかなくなったのか。
だけどさー、そんなのそれこそ祖父さん、
悲しむと思うんだよね。
当人にしたら、気持ち切り返れないのだろうけどさ。
祖父さんとちび新のツーショット、良いねぇ。
かるたを大好きになって、毎日毎日やっていると
時々かるたの神様が、
音の一歩先を教えてくれることがあると
祖父さんは言ってた。
-もし、本当に
かるたの神様が居るんやったら、
それはきっと
祖父ちゃんの形をしている。
あー。
新、ほんとに祖父さん大好きだったんだねぇ。
喪失感が半端無い感じだなぁ。
千早が置いていった手紙。
中からばらばらと落ちてきたのは饅頭の包み紙…。
饅頭食いながら、何メモってたんだ。
で、中にはちゃんとした手紙も、とりあえず入ってた。
『私は新を かるたの神様みたいに思ってます。
会えなければ会えないほど 神様になっていくみたいです』
おーい、千早。
前半は良いが、後半はなんじゃ。
神様なんかじゃない。
新は涙を落とし、あの日繋いだ手を、
三人で過ごした日々を、思い出す。
「神様じゃなくて…友達で居たいよ」
だったら、取り返しがつかなくなる前に
一歩、踏み出せ!
あー…。
帰りの電車の中、千早ったら魂抜けてるー。
ムーミン顔になってるー。
「千早!電車は公共の乗り物だ。
タコじゃなくて人間でいろ!」
あー、太一もねぇ、こんな千早には必要な存在。
でもなんていうか、太一は同性なんだよねぇ。
いや、太一が女っぽいってわけじゃなく、
千早が男より男だからなんだけど。
先週、大会で上がれた千早が、窓から身体乗り出して
太一に抱きついたけどさ。
あれ同性だから出来るハグって感じだった。
異性と意識してたら、出来ないよなーとか思ったり。
千早は会いに来た事を後悔し、太一に謝りながら顔を
手で覆って泣く。
けれど電車が走り出したら、千早は何かを耳にして、
窓にへばりついた。
窓の外、併走してる一台の自転車。
「千早ーっ!!太一ーっ!!」
いや、いくらなんでもコレは聞こえんやろ。
でも少女漫画だし、ここは夢を持って聞こえたことに
しておこうかね。
「来て欲しくなかった。
こんな自分を見せたくなかった。
でも…会いたかったよ…ずっと…」
そうでしょうねー。
キミにとって、宝でしょ?
こんな友達、これまでも、この先も、
そう持てるもんじゃない。
分かってるよね、そんなこと。
千早は座り込んでおいおい泣く。
って、鼻水そんなに垂らしてるヒロインって…。
しかもすするー?
銀魂じゃないんだから。
太一がかるた部、一緒にやってくれるって。
「新は必ず戻ってくるから、
俺達は日本一のかるた部を作ろう。
強くなって、あいつを待とう」
ったく、太一ったら良いトコあるじゃん。
おっ千早の貼ったポスターを見上げてみてる子が居るよ。
奏ちゃんですね。
ED~。
EDはまだアマゾンリンク、無いなー。
ちょっびっくり。
EDのクレジットを何気なく見ていたら、
背景に、スタジオジブリって…。
ジブリも手伝ってるの?
な、なんか…すげ…。
ちはやHOO!ですが…
入門編とか、なんか「ヒカ碁」思い出すなぁ。
で、なんでカイジの宣伝までいれるんだ。
前回までの感想
※PC故障につき#3、#4は感想書けてません。
#1
「ちはやふる」#1【さくやこのはな】新ってば、天然たらし?
#2
「ちはやふる」#2【からくれなゐに】千早が一番男前(笑)。
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あらすじ 第5首「よはのつきかな」
新から「かるたはもうやってない」と告げられた千早は、
太一と二人で新の故郷、福井へ。
そこで新に会えた喜びから、また三人でかるたをしようと
提案する千早に対し、冷たくつき放つ新。
そこには昔の新はいない、真実を知りたい千早は―。
新がかるたを止めてしまっている予感はしてたけど
前話ラストの電話での新の言葉はショックだったよねー。

視聴者の我々も、「そんなぁ~」って思ったのに、
言われた本人はもっと落ち込んでるだろうと思いきや
いきなり福井へ行っちゃいますか。

さすが千早。
この物語のヒロインは、そんな柔じゃなかったね。
そこらの男の子達よりずっと、男前ですもんね。
『悪いけど、電話とかせんといて
かるたとか、もうやってへんから』
ようやくネズミ…もとい、細谷さんの
新の声を聞けたわけですが
ほぉんと、ちび新のまま成長した感じだねぇ。
まぁ方言がそのままってのもあるんだろうけど
喋り方や雰囲気、変わってないなぁと思った。
-今会わないと、もう会えない。
うん、女のそういう勘って当たるものよ。
千早ってそれでなくても直感で動くタイプよね。
OP~。
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窓から富士山見て喜ぶ太一は、向かいに座る女子より
よっぽど乙女かも。

でも千早が反応しないからって足で蹴るなんて
ちぴの頃となんも変わってないね、キミも。

顔はかなりのイケメンになったのに。
「千早はさ、好きなヤツとかいんのかよ」
おっ、それ訊きますかっ。
でも千早ったら、両手を頬に添えて
「原田先生~」
はぁ~?

太一とハモっちまったじゃないかっ。
それは恋じゃないぞ千早ぁ。
恋はどんな物か。
一緒に居ても楽しくない?
んー、それは今のキミの微妙な気持ちを
述べてるのかね、太一よ。
苛々して、思い通りにいかなくて、
楽しくなくて、
それでも傍に居たい。
ほんとにキミは、昔からずっと
千早が好きなんだよねぇ。
ホームに降り立った二人。
芦原温泉、なんですね。
新の住む町。
地図で確認したら東尋坊の近くなんだー。
じゃあ通ったことあるかも。
東尋坊って、昔居た会社の慰安旅行を含め
なぜか4回くらい行ったことあるんだ。
高所恐怖症だし、ああいうトコ苦手なのにね。
千早は、勢いでここまで来たけど、
いざその地へ着いたと思ったら
大人しくなっちゃったね。
少し怖くなった?
それても、緊張?
新の家の玄関前でどっちがピンポンするかで
揉めてる太一と千早。
そんな二人を覗き見してる近所の子供らが、
「モデルさんみたい~」
確かにねぇ。
男の子だし、千早の事言ってるんだろうけど
太一もモデルやれそうよね。
隣の家の女の子、由宇が声をかける。
この時間なら新は駅前の本屋でバイトだって。
すぐに駅前まで走って戻ろうとする千早。
さすがだわ。
って、千早の走り方、おかしーっ。
顔もそれヒロインの顔じゃねーぞー。

「あたし…新に会いたいのかな。
…会いたくないのかな」
会いたいような、会いたくないような…って
ところですか。
電話であんな風に言われてるわけだし、
それを無理矢理こうして訪ねて来たりして
溝が深まらないとも限らんよね。

「俺は別にいいよ。このまま帰ったって」
太一はむしろ、そうして欲しいんでしょ。
拳ひとつ分位離れた隣を歩く。
太一の手は、千早の手を握りたいオーラを放ち
ゆっくりと近づき始めたのだけど、
丁度その時、彼らの横を通り過ぎた自転車。
太一、キミの運命は、千早には繋がっていないようだね。
スピードに乗ってその自転車は、
一瞬で通り過ぎて行ったのに、
千早は気づく。
それが誰か。
運命ってのは、こういうことなんだよ太一。
でもさ千早、走ってる自転車追いかけて、
背中掴んで引っ張るなんて、
なんて危ないことをー。

普通しないって!男の子だってしないよー。
もぉキミってば、ほんと顔にそぐわぬ
乱暴者なんだから。
で、千早は土手滑り落ちてどろどろ。
「大丈夫か千早!?」
太一のその声で、新は自分の下になってる女の子が
千早だと知る。
新は容姿まんまだけど、千早は言われなきゃ分かんない
変わりようだよね。
千早は泣きながら叫ぶ。
「会いたかった!会いたかった!
…会いたかった…」
うん…その一語に尽きるよね。
千早ったら新ん家でいきなりお風呂ですかー。
そこまで汚れたんか?
(後のシーンで分かりました。雨降りの後だったのね。
そりゃ土手転がったら泥だらけだ)
服は由宇が用意してくれた…。
この子って新の事、好きだったりしてね。
新も身長伸びて173㎝。
太一は1㎝負けたと内心ショック受けつつも
「へ、へー偶然…俺も173」
この嘘つきめ。
「ふーん。サバ読んでん。
おめ、卑怯なヤツやったもんな」
あははは。よく覚えてたね。
なんか福井訛りで言われると、余計さくーっと
切られた感じするねぇ。
風呂から上がった千早に
服は着てっていいから、髪乾いたら帰ってと新。
かちんと来た太一は、千早の腕を掴んで帰ろうとしますが
千早はちゃんと喋れないかもと
事前に用意しておいた手紙をカバンから出し、
カバンの底にあった百人一首に視線落として
手を止めた。
おーい、そんなの持ち歩いてるんかよキミってば。
トランプや花札と違って、重いしかさばるだろう、それ。
よもや普通に女の子のカバンに入ってるとは思わなかったよ。
「かるたしようよ、また三人で」
襖を開けて隣の座敷を借りようとする千早。
皆ばらばらになっても、新はかるたをやってると
千早は信じていた。
でもね、千早、人間、色々あるもんなんだよ。
ただ、私も新が足で札を蹴るなんてのは
見たくなかったなぁ。
そこまで変わってしまったの?新。
千早が振り返るとそこには仏壇があり、
祖父さんの遺影が置かれてる。
居間から続く奥の部屋って、
大抵仏間ってイメージだな。
親戚の家も、割とそういうトコ多い。
祖父さんが亡くなったから、かるた止めたんだろうとは
思ったけどさ、ちょっと歪んでる感じだな…新。
他にもなんかあった?
太一は新を突き飛ばし、荷物と千早をサクサク回収して
玄関へと向かう。
「かるた蹴る新なんか、見に来たんじゃない!
もう来ねぇよ!!」
あ…太一も新がかるた蹴ったの、ショックだったんだな。
引きずるように千早を連れて行く太一ですが、
腕力では適いませんでした…。
ほんと男女逆転だねキミら。
来た道を戻ろうと走る千早ですが、向こうから
由宇が走ってきた。
「こんなの!置いていかんといて!!」
かるたをつき返されたよ。
うわー。
しかも水溜りに落ちてるし…。

とりえや夢の無かった自分に、
新はかるたで日本一になれば
世界で一番になれると教えてくれたのだと千早は言う。
「あたしなんかでも世界一になれるものがあるんなら
なってみたいと思ったの」
千早をかるたに引き込んだのは新。
なのになぜ、新はかるたをやっていないのか。
「何があったの?!ねぇ!?」
千早の必死な問いに、
由宇はその場にしゃがみこんで泣く。
祖父さんが脳溢血で倒れて以降、
新はずっと介護を手伝っていて、
リハビリも一生懸命やってたらしい。
だが、新が留守番してるはずの日に祖父さんが
発作を起こしてしまって…
そのまま帰らぬ人となったわけか。
新はその日、大会に出ていた。
もし出ないで祖父さんの傍にいたら、
祖父さんは死なずに済んだと、自分を責めてるんだね。
だからかるたを続けるわけにはいかなくなったのか。
だけどさー、そんなのそれこそ祖父さん、
悲しむと思うんだよね。
当人にしたら、気持ち切り返れないのだろうけどさ。
祖父さんとちび新のツーショット、良いねぇ。
かるたを大好きになって、毎日毎日やっていると
時々かるたの神様が、
音の一歩先を教えてくれることがあると
祖父さんは言ってた。
-もし、本当に
かるたの神様が居るんやったら、
それはきっと
祖父ちゃんの形をしている。
あー。
新、ほんとに祖父さん大好きだったんだねぇ。
喪失感が半端無い感じだなぁ。
千早が置いていった手紙。
中からばらばらと落ちてきたのは饅頭の包み紙…。
饅頭食いながら、何メモってたんだ。
で、中にはちゃんとした手紙も、とりあえず入ってた。
『私は新を かるたの神様みたいに思ってます。
会えなければ会えないほど 神様になっていくみたいです』
おーい、千早。
前半は良いが、後半はなんじゃ。
神様なんかじゃない。
新は涙を落とし、あの日繋いだ手を、
三人で過ごした日々を、思い出す。
「神様じゃなくて…友達で居たいよ」
だったら、取り返しがつかなくなる前に
一歩、踏み出せ!
あー…。
帰りの電車の中、千早ったら魂抜けてるー。
ムーミン顔になってるー。
「千早!電車は公共の乗り物だ。
タコじゃなくて人間でいろ!」
あー、太一もねぇ、こんな千早には必要な存在。
でもなんていうか、太一は同性なんだよねぇ。
いや、太一が女っぽいってわけじゃなく、
千早が男より男だからなんだけど。
先週、大会で上がれた千早が、窓から身体乗り出して
太一に抱きついたけどさ。
あれ同性だから出来るハグって感じだった。
異性と意識してたら、出来ないよなーとか思ったり。
千早は会いに来た事を後悔し、太一に謝りながら顔を
手で覆って泣く。
けれど電車が走り出したら、千早は何かを耳にして、
窓にへばりついた。
窓の外、併走してる一台の自転車。
「千早ーっ!!太一ーっ!!」
いや、いくらなんでもコレは聞こえんやろ。
でも少女漫画だし、ここは夢を持って聞こえたことに
しておこうかね。
「来て欲しくなかった。
こんな自分を見せたくなかった。
でも…会いたかったよ…ずっと…」
そうでしょうねー。
キミにとって、宝でしょ?
こんな友達、これまでも、この先も、
そう持てるもんじゃない。
分かってるよね、そんなこと。
千早は座り込んでおいおい泣く。
って、鼻水そんなに垂らしてるヒロインって…。
しかもすするー?
銀魂じゃないんだから。
太一がかるた部、一緒にやってくれるって。
「新は必ず戻ってくるから、
俺達は日本一のかるた部を作ろう。
強くなって、あいつを待とう」
ったく、太一ったら良いトコあるじゃん。
おっ千早の貼ったポスターを見上げてみてる子が居るよ。
奏ちゃんですね。
ED~。
EDはまだアマゾンリンク、無いなー。
ちょっびっくり。
EDのクレジットを何気なく見ていたら、
背景に、スタジオジブリって…。
ジブリも手伝ってるの?
な、なんか…すげ…。
ちはやHOO!ですが…
入門編とか、なんか「ヒカ碁」思い出すなぁ。
で、なんでカイジの宣伝までいれるんだ。

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前回までの感想
※PC故障につき#3、#4は感想書けてません。
#1
「ちはやふる」#1【さくやこのはな】新ってば、天然たらし?
#2
「ちはやふる」#2【からくれなゐに】千早が一番男前(笑)。
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