橘の部屋2

あらすじは、アニメ「Fate/Zero」公式サイトより。

第十五話「黄金の輝き」
キャスターが召喚した悪しき海魔と戦う英霊たち。
その裏でもう一人、命を懸ける男がいた。間桐雁夜は
遠坂葵や間桐桜の悲しみを生み出す原因になった
「魔術」そのものに対する憎悪を遠坂時臣にぶつける。
目の前の敵と対峙し、己が信念を貫くとき、それぞれ
の戦いに見えるものは……。

セイバーがぜぇぜぇ言ってますなー。
斬っても斬ってもすぐ再生しちゃうんでは
無駄に体力&魔力消耗するだけよね。
「どうするんだよ、ライダー」
ウェイバーの問いに、ライダーは渋い顔。
これはさすがにね…。

船上で煙草に火をつける切嗣。
ライターのぽぅっとした灯りで顔が照らされるのが
なんか良いですね。

ギルと狂犬君の追いかけっこは続いてる。
バーサーカー、ほんと、バーサーカーと言うより
狂犬ですよね…。
声もせっかく置鮎さんだってのに、
唸り声しか発してませんし…。しくしく。

雁夜は顔から血が噴出していて、
もう見てられないよぅ。
「時臣…殺して…やる…」
でも攻撃、全く効いてない。
火属性相手に虫で攻撃してもね…。
相手が悪かったね、雁夜。

無駄と知りつつ、それでも斬るかセイバーよ。
触手に捕まってぐるぐる巻きになりましたが、
今度はライダーが助けてくれたよ。

「攻めあぐんでいるな…」
ランサーがぽつり。
その彼のゲイ・ボウにチラリと視線を送るアイリ。
セイバーの左手が使えたら、
なんとかなるのに、恨めしいわよね。

OP♪

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OPのキャスターと龍之介のシーン見て、
何故か切なくなったよ。
切嗣が水底に沈んでいくのも、
彼のもとにアイリがふわりと降りてきて
頬擦りするのも、
泣きたくなるわ。

セイバーがバイクで走ってる映像のアングルと
空と雲の描写が凄く良いなぁ。



このままでは埒が明かないから一旦引こうと
ライダーがセイバーを呼ぶ。
彼には考えがあるそうだ。

「いいか皆の衆、
この先どういう策を講じるにしろ
まずは時間稼ぎが必要だ」
とりあえずライダーが
【王の軍勢（アイオニオン・ヘタイロイ）】に
キャスター入りの海魔を引きずり込む。
とはいえアレを殺しつくすのは無理。
固有結界の中で足止めするのが関の山。

「その後はどうする」
訊ねるランサーに、ライダーは、
「分からん」
「はぁ?」
ライダー、貴方のマスターが口あけてますよ。

持って数分ですか。
「その間にどうにかして…英霊達よ、
勝機を掴みうる策を見出して欲しい」
そりゃ残った方も責任重大だよねぇ…。
それとも、セイバーの腕の事を知ってる?
いや、知らないはずよね。

「おい、坊主、貴様もこっちに残れ」
え…連れて行かないの?
ひょいとつまんで眼の高さまで上げて…
まるで悪戯した飼い猫摘んで窘めてる飼い主みたいだな。

いざ結界を展開したら、ライダーには外の状況が
分からなくなる。
「坊主、何かあったら
強く念じて余を呼べ。
伝令を差し遣わす」
ウェイバーは、やや緊張を持って頷く。

ここ2人の関係、ほんと良い。
ウェイバーはどうしたって頼りないけど、
ライダーはこうして、彼を信頼し、
重大な任務も託す。
お陰でウェイバーは、成長していくんだよね。

「セイバー、ランサー、後は頼むぞ」
ほんとライダーはカッコ良いよ。

おーい、ギルと狂犬は、まだやってんのか。
川の様子がおかしいと、ますます人が集まって来てるよ。
野次馬心理も分からなくないけど、
見るからにやばそうなんだからさ、
近づくなよ、と言いたい。

あーあ、ほら皆見ちゃった。
巨大ゲソ。
うー、ゲソ食えなくなるからやめてー。
ここまで目撃されちゃうと、
隠蔽無理じゃないかい?璃正。

ライダーが固有結界を展開、海魔が包まれて行く。
上空ではギルと狂犬がまだ遊んでるよ。
汚物に頭から突っ込めってよー。

下降した狂犬…今ひょっとしてセイバーを
見つけちゃいました?
ターゲットが変わる予感…。

時臣と雁夜の方も続いてる。
掌からも血が垂れ、顔からも噴出して…
雁夜ぁ、もうやめてー。
見てられない。

「雁夜、私からの温情だと思え」
ひぃぃーっその炎は、本物の火ですか?
雁夜が火達磨になっちゃった…。
ジリジリ焼ける音がリアルでゾッとするよ。

雁夜は川へと身を投げる。
うんうんとりあえず消火せねば。

「どうする?」
こちらは後を任されたセイバー達。
時間稼ぎの間に何も策が思いつかなかったら
元の木阿弥です。
アイリに何か良い手は無いかとウェイバーが聞きますが
アイリはほんとはマスターじゃないから、
ここで発言するのもはばかれるよね。
本当は、打開策を持ってるけど、
ランサーが頷けばの話しですし
アイリの口からは、言えないでしょ。

そんな彼女のピンチを見てたかのように携帯が鳴る。
どうやれば話せるのか分かってない所が可愛いね。
「これどうするのかしら」
ウェイバーに差し出して、溜息混じりに彼が受ける。
「アイリか」
「いや、僕は…じゃなくて…」
切嗣は電話に出たのがライダーのマスターだと
瞬時に悟り、丁度いい、と話を続ける。

キャスターを消したのは、ライダーの仕業であると
確認を取った後、質問をぶつける。
「ライダーの固有結界、あれを解除した時に、
中身を狙った場所に落とせるか」
少し押し黙ったウェイバーが、ある程度、
せいぜい100mの範囲だろうが可能と応える。
外に再出現する時の主導権は
ライダーにあるだろうから。

切嗣は了承し、後でタイミングを計って信号弾を打ち上げるから
その真下でキャスターを解放しろと指示。
「出来るな?」
「出来る…と思う…多分…」
うん、頑張れ、ウェイバー。

もうひとつ、切嗣はウェイバーに
そこにいるランサーへの伝言を託す。
セイバーの左手には、対城宝具がある、と。
(たいじょう宝具のたいじょうって、漢字わかんないです)

意味が分からないウェイバーでしたが、
それをそのままランサーに伝えると彼はハッとする。
このタイミングでこう言えば、ランサーの性格なら
呪いを解くと読んでますよねぇ切嗣。
策士やわぁ。

本当なのかと確認するランサー。
「それは…、キャスターのあの怪物を、
一撃で仕留めうるものなのか」
可能と応えた上でセイバーはランサーに笑顔を向ける。
「わが剣の重さは誇りの重さだ。
貴方と戦った結果の傷は、誉れであっても
枷ではない」
気持ちは分かるが、そんなこと言ってる場合でも
ないっしょセイバー。

セイバーのこういうとこ、ちょっと苛付く。

「なぁセイバー、俺はあのキャスターが許せない」
騎士の誓いにかけて、あれは看過できない悪。
ひぃーっランサーったら、ゲイ・ボウを折っちゃったよー。
良いヤツ過ぎるわアナタ。

「我が勝利の悲願を
騎士王の一刀に託す。
頼んだぞ、セイバー」
く～っ!ランサー男前～。

キタキタ、セイバーのエクスカリバー。
さぁこれでイケる…と思ったのに、
狂犬が気づいて飛んできたよ。
もー、アンタはギルと遊んでなさい!!

呻き声を上げながら、セイバーに銃弾を
雨のごとく浴びせる。

「雑種の分際で俺に背を向けるか」
ほらほら、ギルが怒ってるわよ。
ギルよりセイバーに興味があるなんて、
彼のプライドが許さないっしょ。
「不敬な!!」
いやでも不敬といわれてもね、
狂犬君は、別にアナタを敬う義理ないんだし。

あれ?ギル、やられた?
こんな事でたいしたダメージにはならんだろうけど
一瞬動けなくなる時間作っただけでも
凄いかもね。

あくまでもセイバーですか、狂犬君。
「なんなんだよ、バーサーカーのヤツ!!」
ふふ、ウェイバーが可愛い♪

う…瀕死の雁夜が路地裏で倒れてる。
そこに近づく影は綺礼。
髪を掴んで顔を上げ、雁夜だと確認すると
チャリ…と指に挟んだ三本の剣を向ける。
そんな彼の脳裏に響く、ギルの声。

自覚は無くても、魂は本能的に愉悦を追い求める。
綺礼は切嗣に対してのみ、入り組んだ事情が
見えてくるほどの調査を、アサシンに命じた。
『お前自身の無自覚な興味によってな』

綺礼は雁夜を殺すつもりだったんだろうに
その手を止めて、彼を仰向けにした。
掌を雁夜の腹に当て…雁夜は苦しんでるけど
多分これは治癒魔術だよね。
彼は出来るはずなので。
雁夜が苦しんでいるのは、彼の体内の内臓自体が
既に普通の状態ではないせいもあるかな。

綺礼の口元が笑ってる。不気味だね。
アナタ、雁夜をここで生かすのは、
使い道を考えての事なのでしょう?

切嗣がゴムボートで移動。
信号弾を打つんだな。
「まだ早い…」
振動が伝わってましたが、あれはライダーの
固有結界が限界に来ている予兆のようです。

ウェイバーはライダーを思い、念じる。
するとライダー、イスカンダルの親衛隊である
ミトリネスが伝令として現れた。
「王の身に成り代わりまして、
はせ参じてございます」
ミトリネスもなかなか良い男やないの。

「こっ…これから合図を待って、
指定された場所にキャスターを放り出せるように
結界を解いて欲しい。出来るな?」
可能だが、事は一刻を争う、とミトリネス。

「分かってる。分かってるんだよっ」
狂犬君さえこんな邪魔してなきゃ、
スタンバイOKなのにねー。

なんとかならないのか、とぼやくウェイバーに
「俺が行こう」
そうそう、ランサーも共闘の筈が、働いてなかったのは
何か意味あるのかい?
そういえばランサーは、マスターが来てないよね。
そこらへんも関係あるかな。

瞬時に狂犬君のもとへ移動し、変形してるF-15戦闘機に
ゲイ・ジャルグを突き立てる。
あぁそうか。こっちの槍は接触してる物の魔力を打ち消すから。
魔力で妙な姿になっちゃったこの戦闘機も
元に戻るか…。
って、中のパイロットはー?
仰木ぃ。
いや、あんだけハチャメチャに飛ばれてたんじゃ
既に別の原因でこの世を去ってますわね。
可哀想に。

セイバーに向かって落ちてきた狂犬君を、
セイバーは剣を持って迎え撃とうとしますが
途中でギルがバラバラにカットしてくれました。

セイバーを助けたというより、プライドよね。
あれ、フンとか言ってる。
ツンデレ?

なにはともあれお陰で助かったわ。
切嗣は信号弾を撃ち、
「あの真下!」
「御意」
あれ、ミトリネス、今結構呆けた顔になってたね。
さっきはあんなに男前だったのに。

うわー出てきた出てきた巨大イカ。
何を手間取って…と少々ぼやきつつ現れたライダーですが
セイバーの剣に、
「うおっ?」
反応してる。ふふ。

「さぁセイバーよ、示すが良い。
お前の英霊としての輝きの真価を
この俺が見定めてやる」
どこまでいっても、偉そうねぇギル、
アナタって人は。

ん?この曲は聞き覚えある。
前作の時も使ってた曲かな。

なんかあらゆるものの持つ光がセイバーの剣に
集まっていく感じですね。蛍みたい。
綺麗だねー。

エクスカリバーの威力、確かにすげー。
巨大イカの身体を裂き、中に居たキャスターは光を見る。
「この光は…」
手を伸ばした先に立っていたのは本物のジャンヌ。
キャスターは涙する。

「間違いない、この光は、
ジャンヌと共に歓喜の祝福を得た輝き」
振り向いたジャンヌが、キャスターに向けて
手を差し伸べる。
「私は…一体…」
何を勘違いしてたんでしょうねぇ。
でも顔、似てましたね。

会えて良かったねキャスター。
こんな人ですが、それでもジャンヌへの思いは
まっすぐだった訳で、
そこは憎めないというかなんというかね。
キモいキャラでしたが、最後はちょっとしんみりしたよ。

あ、ギルがちよっと楽しそう?
「見届けたか?征服王」
後ろで見てたのかライダー。
「あれがセイバーの輝きだ」
ライダーの表情は、何故かすっきりしてませんね。
「あれだけの光を見せられても尚、
お前はヤツを認めぬのか」
ていうより、眩しいがゆえに痛々しいってさ。

「あんなモノを背負わされたのが、
ただの夢見る小娘だったと知ってはな」
そんな娘が蝶よ花よと愛でられる事も
恋に焦がれることも無く、理想という呪いに
憑かれた果ての姿があれ。
「痛ましくて見るに耐えん」
そうか、ライダーったらウェイバーの父親代わりも
やってるけど、セイバーの事も父親目線なのね。
良い男過ぎるわー。

「なればこそ、愛いではないか」
セイバーが抱いていた身に余る夢は
きっと最後には抱いた当人をも焼き果たしたに違いない。

「その散り際の慟哭の涙、
舐めればさぞ甘かったであろうなぁ」
…変態。

「やはり貴様とは相容れんな。
バビロニアの英雄王」
ギルが誰か、知ったわけね。

じゃここで一発バトルかとギルが訊ねるが
ライダーは遠慮する。
ギル相手となると、今のライダーは、
固有結界使ったせいで消耗してるからキツイ。
「むろん、見逃す手はないと突っかかってくるなら
相手にせんわけにもイカンがな」
ほぉんと、男ですねーライダーは。

「構わぬ。逃亡を許すぞ征服王」
かーっ!憎らしいねこの男はっ!
「お前は十全の状態で潰さねば
俺の気もおさまらぬ」
それを聞いて、ははんと笑うライダーがいいな。
ギルだって狂犬君との戦いでダメージ受けてんじゃんね。

とりあえず2人のバトルは次の機会に持ち越しです。

えー、なんかギルがぶつぶつ言ってるけど、
ちょっとスルーしていいかなぁ。
え?なんだって?
なんか遠まわしに言ってるけど、
セイバーにときめいちゃったの?アナタ…。

なんでしょねー、やっとストーカーが一人
消滅したと思ったら…。

ED～♪

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次回予告。
なんかこの先、どんどん辛くなりそうだな。
次回はきっと…。
分かってましたが…。ううう。

◆グッズ

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前回までの感想
※#4は、PC故障の為、#11～13は諸事情で感想書けてません。

#1
「Fate/Zero」#1【英霊召喚】初心者お断りですかー?
#2
「Fate/Zero」#2【偽りの戦端】３０分早かったよ…。
#3
「Fate/Zero」#3【冬木の地】笑えるコンビだねぇ、約１組。
#5
「Fate/Zero」#5【凶獣咆吼】fateなのに笑える～楽しい～♪
#6
「Fate/Zero」#6【謀略の夜】癒しコンビ不在だと、重いなぁ…。
#7
「Fate/Zero」#7【魔境の森】惚れる～っ!!
#8
「Fate/Zero」#8【魔術師殺し】ちょっとモヤモヤ…。
#9
「Fate/Zero」#9【主と従者】ライダーに泣かされた。
#10
「Fate/Zero」#10【凛の冒険】どこまでも切ないな、雁夜…。
#14
「Fate/Zero」#14【未遠川血戦】さよなら龍之介。

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