「坂道のアポロン」#2【サマータイム】ここまでマジに描いてくれるなんて感動♪
前回に引き続き、
今回も演奏シーンが素晴らしかった~。
ここまでマジに描いてくれると
感動しますね。
ジャズ初心者である薫のたどたどしい音も
巧みに表現されてて、脱帽です。
ほんと期待しちゃうよ、この作品。
キャラデザが苦手で、
ヒロインが芋臭くて、美人に見えなくても、
関係なくなっちゃいますね。
薫同様、律っちゃんのこと、
良い娘だな、可愛いなと思ってるよ。
スタッフさんは死ぬかもだけど、
またセッションシーン、
宜しくお願いします。
楽しみにしてます。
今回も演奏シーンが素晴らしかった~。
ここまでマジに描いてくれると
感動しますね。
ジャズ初心者である薫のたどたどしい音も
巧みに表現されてて、脱帽です。
ほんと期待しちゃうよ、この作品。
キャラデザが苦手で、
ヒロインが芋臭くて、美人に見えなくても、
関係なくなっちゃいますね。
薫同様、律っちゃんのこと、
良い娘だな、可愛いなと思ってるよ。
スタッフさんは死ぬかもだけど、
またセッションシーン、
宜しくお願いします。
楽しみにしてます。
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あらすじは、アニメ「坂道のアポロン」公式サイトより。
あらすじ 第2話「サマータイム」
千太郎のドラムプレイを目の当たりにした薫。その日から、
彼の頭のなかではジャズの響きが鳴り続けていた。
そんななか、クラスメイトである律子の父が営むレコード店
に、お客が訪れる。千太郎が「淳兄」と慕う桂木淳一を交え
て、地下のスタジオで始まる、突然のセッション。初めて
見る生のジャズセッションに、薫は興奮を隠しきれない。
おー、アバンは先週のおさらいね。
【Moanin'】のこのメロディねぇ、
おかげで先週から頭ん中、ぐるぐるしてる。
私も変な歩き方にならぬよう気をつけなきゃだわ。
OP~♪
薫は買ってきたレコードを何度も聴いて、
譜面に落としている。
耳コピで、譜面までしっかり書けるとは
さすが基礎ちゃんとやってる人ね。
私も昔は耳コピやりましたが、
譜面はかけましぇん。
今ならCDで、一時停止も巻き戻して再生も簡単ですが
レコード時代は大変ですねぇ。
叔母が夕食の買出しに出かける1時間が勝負。
薫はリビングに駆け込み、ピアノに向かう。
濁った和音とシンコペーションと独特のアクセントね。
そうそう、クラシック一筋で来てる人に、
いきなりこれは壁だろうなぁ。
部屋とリビングを行ったりきたりの薫が涙ぐましい。
頭では分かっていても再現するのは難しいよね。
グルーヴとかって、身体から出てくるもんだしな。
あー、そこ!まだまだ硬いなぁ。
そーじゃなくてー。
「あーっ!!」
薫は頭をくしゃくしゃくしゃ。
溜息です。
『こいつジャズば、まーったく分かっとらんし、
センスもなか』
千太郎の馬鹿にした笑みが浮かぶー。
「くっそ!意地でもアイツに
一泡吹かせてやるんだ!」
ぷぷぷ。まり子がずーっと見てますね。
学校で廊下歩いてても、左手は腿を鍵盤に動いてるし
授業中も机の上で空いてる右手が無意識に動いてる。
後ろで大あくびした千太郎が、それに気づいてる。
うふふ。
一日でも早くマスターして千太郎と律っちゃんの前で
披露したい。
薫は授業が終わると坂道を走って帰ります。
妄想図の薫が笑えるー。
勝手に妄想してニヤニヤしてた薫を呼び止めたのは同級生。
あぁこの間、律っちゃんと廊下で話してた時、
遠目に見てたヤツだね。
あー、やっぱこういう展開になりましたか。
拉致して苛めね。
連れて行かれる所を律っちゃんが見かけました。
ハッとして周囲をきょろきょろ。
そして走り出しました。
多分千太郎を呼びに行くんだろうなー。
階段の下は神社だったのね。
薫は狛犬さんに縄で縛られちゃいました。
寝違えて首が痛いんだってさ。
それで気分が悪いから楽しませてもらおうと思ってって
どんな理由やねん。
「それにキミ、最近ちょっと目障りだしねぇ」
そっちが理由でしょ。
剣道部の子が竹刀で脅す。
あのさ、剣道部の子が竹刀使って暴力とかすると
退部になったり部活禁止になったり、
色々処分されるでしょ。
一般の子より、武道やってる子に対しての方が
こういうこと厳しいんじゃないの?
あぁこの時代は、そういうのも緩かったのかしら。
あ、やっぱり千太郎を呼びに行きましたね、
律っちゃん。
竹刀でスイカ割りよりも、ズボン脱がす方が
面白いと考えたようです。
ここは女子高の生徒達も通るし、良い見世物になる。
はぁ…くだらないなぁ。
群れなきゃ何も出来いヤツが、
自分の欲求が満たされないってだけで、
他者をいたぶって憂さを晴らす。
最低だわ。
走る靴音が近づいてきたと思ったら、
階段の上から一気に飛んで、
寝違え男の胸を足蹴り。
逆光で顔は分かりませんが、
まぁ千太郎に間違いなし。
ひゃーっ千太郎、それ、アバラとか
折れちゃうんじゃないのっ!?
さすがに勢い付き過ぎたと思ったようで、
「おーい、生きとっとか?」
アンタ結構酷いね、それ。
あ、千太郎ったら苛められてるのが薫と知らずに
助けに入ったの?
弱いもの苛めは許せないから?
ふふ、貴方ってば良いヤツだねぇ。
あ…薫、パンツ見えてる。
寝違え男の名は、山岡ですか。
前歯が折れたらしい。
アバラ折れるよりはマシ?
今度は千太郎が囲まれました。
千太郎がバトれば、ドラムが鳴る~。
ベースも入り、ジャズ、ジャズ、ジャズ~。
カッコ良い♪
縛られていた縄を律っちゃんがナイフで切り、
薫の拘束は解かれた。
パンツ見えてるから、
律っちゃん、恥ずかしそうに視線ずらしてて
可愛いね。
「ここは、千太郎がどがんかするけん、逃げて」
そう言われて逃げたら男が廃るよね。
律っちゃんに最悪な姿を見られて、助けてもらって
それだけでもう情けないのに、逃げれるかっての。
おっ眼鏡外しましたよ。
その眼鏡を律っちゃんに託し、
形勢不利になった千太郎が竹刀で叩かれようとしてる所へ
「わーっ!!」
声を上げて突っ込んでいく。
弱い子が、勇気振り絞って突っ込んで行く時って
大抵こんな感じよね。
でも薫は一味違ってました。
地面に出てた樹の根に躓いて、近くにあった手水に
顔面から突っ込む…。
あー、あるよね。神社とかって、こういう土から
盛りだしてる根。危ないよね。
私も躓いてコケそうになったことあるよ。
でも手水に頭から突っ込むとは…。
薫、ドジ属性だったのか…。
呆気にとられた山岡が、
「死んだ?」
覗き込んだ瞬間、薫は水から顔を出して、
柄杓の水を山岡らに浴びせる。
おぉ転んでもタダでは起きないか、
偉いぞ。
これには千太郎も笑い、
掴んでた奴らを蹴り飛ばして
「おっしゃ!楽しゅうなって来たぞぉ!」
ちょこまかと逃げる薫を山岡の手下が、
山岡を千太郎が追いかけて
まるで鬼ごっこ。
おっ千太郎の手刀が山岡の首筋に…。
これで寝違い直るんじゃない?
と思ったら、ほんとに直ったね。ふふ。
クラスの誰とも口聞けなくしてやると言われて
「はぁ?お前同じクラスか。
こがんやつ、おったっけ…」
ぶははは。
覚えてもらえてないよ、山岡ぁ。
覚悟しとけなんて捨て台詞も、
響かないぜ、カッコ悪りぃ。
薫のおデコから血が出ていて、
律っちゃんは心配しますが
「デコなんか心配せんでよか。
指は、怪我しとらんか」
ひゃーっ千太郎っ!
今、どきっとしちゃったよ。
細谷さんったらもぉ。
-なんだコイツ。
意外と俺のこと、ちゃんと見てるじゃないか。
薫ぅ、意外と、は余分だぞ。
千太郎はちゃんと見てますよ。
律っちゃんの家へ行くと、親父さんが千太郎を
待ってました。
「もしかして淳兄か」
おっ諏訪部さんキャラ登場ね。わくわく。
即行、スタジオへ降りようとした千太郎が
戻って薫の手を引いて連れて行くのが良いじゃないか。
「なんで、あんモヤシまで怪我しとるとか」
親父さんも良いキャラだな。
「喧嘩よ喧嘩」
微笑む律っちゃん。
ほんとお母さんみたい。ふふ。
「淳兄!」
千太郎の声が、すっげ嬉しそう。
おや、千太郎が薫を友達だと紹介してる。
「いや、友達ってわけじゃ…」
小さくぼやいた薫ですが、
律っちゃんの、満面の笑み見て、
-まぁ…いいか…。
ちょっぴり頬染めて俯く。
淳一は隣の家の兄さん。東京の大学に通ってるらしい。
じゃあ、たまにしか帰ってこんのか…。
残念。
あ、そういやぁ漢字違うけど、同じ名前だね。
キャラと中の人。
父ちゃんが降りてきて、一曲分だけ店番代わってと頼む。
せっかく淳が帰ってきたんだから、
セッションしたいわなぁ。
でも父ちゃん、いつも一曲分と言って、
二時間くらい出てこないらしい。
「おいからも頼むよ。
今度ウチの店のクリームソーダ、おごるけんさ」
むすっとした律っちゃんが、
「シュークリームもつける?」
わー、交渉してる。
「つけるつける」
ふふふ。
交渉成立ってことで、セッションスタートです。
わーい、わくわくわく。
おー、始める前の音鳴らしとか、
そのままゆるゆるとセッション突入の感じとか
すっごい生々しいわー。
きゃー良いね良いね。
おっ親父ーっ。音カッコ良いっ!
「ボン!行けっ!」
千太郎が首振って合図する。
うんうん、楽器鳴らせるんなら、
こんな時、参加しない手は無いよ。
無理だと言う薫に、鳴らすだけだと叫ぶ千太郎。
そうそう、私も友人がバンド組んでるんで
以前はちょくちょく練習に顔出したりしたけど
「はい」って、タンバリンとかカウベルとか持たされて
参加しろと言われたものです。
無理と言った薫が、ちらと横目でピアノを見る。
音たちがこんなに誘っているのに、
ピアノ弾きが、
そこにピアノがあって、
弾かずにはいれないでしょ?ほらほら。
カチコチに緊張した身体で
恐る恐る薫は鍵盤に指を置く。
今鳴ってる音を拾って、その和音を押さえる事ぐらい
基礎出来てる人なら出来るものね。
「なんばビクビクしよっとか。
細かこと気にせんで飛び込め!」
そう、バックに徹しなくても、
遊びで動けば、周りも合わせてくるって。
それが出来るレベルの人たちならば。
おっ、遊び入れてきたな。
たどたどしさが凄い感じられるけど。
あぁ…ここも不慣れな感じが出てる。
不慣れだけど、頑張って入れれるトコ探して
音入れて、わーいって楽しんでる感じが出てるー。
でもこれ実際は、菅野さんが弾いてるんだよね。
よくこんなピアノの演技出来るなぁ感心する。
凄いわ、ホント凄い。
真ん中アイキャッチはクリームソーダとシュークリーム。
ふふふ。
私、ちびの頃は喫茶店行くと決まってクリームソーダ
頼んでたの、思い出した。
しかもこの緑のが好きで。
たまに赤いのが来るとむくれたものです。
アイスは半分くらいそのままスプーンで食べて
半分くらいソーダに溶かしてたよなー。
懐かしいー。
あ、食べきった。
律っちゃん食うの早いな。
CMの間にペロリか。
薫がジャズ歴二週間と聞いて、
淳一が驚いてる。
「かなりはちゃめちゃやったけど、
雰囲気出とったぞ」
そうそう、まずは雰囲気ですよ。
後は身体が慣れて行くよきっと。
これからここに通って、練習しないかと淳一に
言われますが、言われずともそのつもりよね。
楽しくなって来たなぁ。
これからバイトに行くという淳一と
レコードを探しに千太郎が上がっていく。
薫と律っちゃん2人きりですよ。
休みの日はどうしてるのか。
一緒に宿題やらないかと訊いてみる。
もうすぐ夏休みだしね。
「良かよ。薫さんと一緒なら、はかどりそうね」
おぉ即OKですよ。
って、また眼鏡取ってー。
わかりやすいなぁ薫。
日曜日の11時に教会の裏で
待ち合わせすることになりました。
薫は思わずガッツポーズですが、
多分それ…千太郎も来るんだろうな。
去年までは一人っきりの部屋で、
腐るほど時間が余っていた夏休み。
-どうしよう…いろんなことが楽しみすぎて
頭が追いつかないや。
良いことだ。
薫、ここにこれて良かったねぇ。
当日、ちょっと早く着いた薫は、開いてる窓から
ミサの様子を覗き見る。
日曜の朝ですものね。
長崎はクリスチャン多いだろうし。
私が旅行で長崎に行った時は、大浦天主堂が
改修工事してて、入れなかったんだよね…。
浦上天主堂は入れたのだけど。
千太郎もクリスチャンなのね。
彼って、異国の血も入ってそうだしな。
ステンドグラスから差し込む陽。きれいねぇ。
待ち合わせ場所に律っちゃんが走ってきた、
ふふ、やっぱり千太郎ももれなく付いてきましたね。
って、茂みに隠れてんなよ。
そして何故か、連行されるようにバスに乗り…
向かった先は図書館じゃなく、何故か海。
あら、薫ったら、バス酔い?
薫はデートのつもりで誘ったんだけど
全然律っちゃんには通じてませんでしたね。
舟に乗ってどこまで行くのかしら、
千太郎、舟漕げるのねぇ。
アイスを一口くれと言って口開ける千太郎が可愛い。
「なんやその顔は、ちったぁ漕ぎ手ば労わんか」
ですよねー。
それ聞いて律っちゃんが自分の食べかけを
食べて良いよと差し出す。
それは困るよね、薫。
しぶしぶ与えると、全部持っていかれました。
これもまた一口、ぷぷぷ。
千太郎が下げてるロザリオが眼に留まった薫は、
律っちゃんもつけてるのかと訊く。
いつだったかロザリオもどきのネックレスが
流行ったことありましたよね。
そうそう師匠(HYDE)が、映画「MOON CHILD」の
写真集で下げてたりしてた。
でも実際はロザリオって首から下げるものじゃ
ないんだよね。
神父様は千太郎だけは特別に許してるようだけど
それは禁句だったみたい。
「いらんこと喋らんで良か」
千太郎も薫の事はもう友達と認めて
心許してると思うんだけど
それでもこれは、触れて欲しくないことなのね。
彼の生まれに関することとかかな。
一瞬空気が固まったと、薫も感じてる。
でもいつかそんな事も、話せる間柄になるんだろうな。
うっわー、いきなり律っちゃんったら水着ですよ。
用意してきてない千太郎はパンツ一丁で飛び込んだ。
律っちゃんもこの間まではシミーズ一枚で泳いでたらしい。
あ、小学生の時ね。ふふ。
「薫さんの前で変な事言わんでよー」
あらあら、律っちゃん、薫のことまんざらでもないのね。
千太郎とはほんと幼馴染で兄妹(姉弟)みたいで、
互いに異性としては見てないっぽいね。
-律っちゃん…キミはもしかして…。
もしかして何?
千太郎の事を…とか思ってる?
え…そうか?
私には、そうは見えないのだけど…。
千太郎ったら、律っちゃんをお姫様だっこして
放り投げたよー。
荒っぽいなぁ。
薫も蹴られて落下。
怖いって、その高さ。
酷いなといいつつ、
薫が横泳ぎして律っちゃんの周りをぐるぐる。
律っちゃんは不思議がるけど、
顔上げて泳ぐのはこれしか知らないから。
私も子供の頃、海でこれやった。
母がこういう泳ぎ方してたんで、真似して覚えたんだ。
犬掻きも結構得意だった。
もう久しく海には行ってないんで、
今、出来るかどうかわかんないけど。
「薫さん、おもしろか」
律っちゃんが喜んでるよ。
良かったね薫。
-なんでこの子が笑うと
こんなに嬉しいんだろう。
そらこの子に恋してるからでしょ。
-あぁ俺…この笑顔の為なら、
なんだって出来そうな気がする。
良いねぇ、青春だねぇ。
ニヤニヤニヤ。
楽しそうな二人に、混ぜろと千太郎が近づいてきた。
「やだね。律っちゃん、逃げよう」
「うふふ、薫さん、待って」
おやおや、良い感じではないですか。
「おいコラ、なんで逃げるとや」
いいなぁ楽しそうだなぁ。
このまま律っちゃんを連れ去りたいって?
うんでも、千太郎と三人でこんな風にはしゃぐのもまた
楽しいでしょ薫。
こんな体験、今までなかったんじゃなくて?
帰りもまた、千太郎が舟を漕いで戻る。
泳いだ後とかって、妙に疲れて力入らなくない?
スタミナあるねぇ。
薫が途中で代わると言い出した。
この手の舟漕ぐの、難しいと思うんですけどね…。
「さっきから同じとこば、回っとるぞ」
ほら、やっぱり。
で、違う浜に着いたらしい…。
薫はガックリうな垂れますが
大丈夫と律っちゃんが微笑む。
もう日が沈むから貸し舟屋さんに言って
取りに来てもらおうって。
ほんと、良い子だねぇ。
っと、浜の先で、髪の長い女性が、
若者三人にちょっかい掛けられてました。
おぉ、声がシェリルだね、遠藤綾さんだ。
車あるからドライブ行こうと、嫌がってるのに
男達はしつこい。
風がひゅうと吹いて、彼女が被っていた帽子が飛んだ。
それをさりげなくキャッチしたのは千太郎。
「おい、嫌がりよるやっか。
手ぇば、離さんか」
さすが千太郎。こういう奴ら、見逃せないよね。
男達の一人が正義の味方のつもりかと
足を踏み出そうとしますが、
仲間が気づいて思わず止めます。
「こいは確か、東高の川渕ばい」
「はぁ?東高ってお前…へっ!?川渕…っ!」
そんなに有名で、そんなに恐れられてるの?千太郎。
固まった男達の背景に、チリりン、リン♪とベル鳴らし
自転車が横切って行くのがまた笑えます。
お、逃げた。
そんなに怖いか、千太郎が。
「助かったわ」
絡まれてた女性がお礼を言いかけた時、
風が強く吹いて髪を舞い上げた。
手で押さえるその人の首筋に、千太郎の眼が釘付けになる。
「ありがとう」
風が収まると、彼女は千太郎をまっすぐ見つめて
そう言った。
今度は千太郎の時が、止まったようです。
それは一瞬の出来事。
何が起きたのか、薫には分かってなかった。
でも、人が恋に落ちるのに、
理由も時間も必要ない。
一目ぼれですね、千太郎。
ED~♪
画はまだ無しですな。
この曲、良いよね。なんか沁みますわー。
あー、次回も楽しみっ。
早く週末になぁれ。
前回までの感想
#1
「坂道のアポロン」#1【モーニン】
すげぇ…音と動きがめためた合ってる~っ!!
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あらすじ 第2話「サマータイム」
千太郎のドラムプレイを目の当たりにした薫。その日から、
彼の頭のなかではジャズの響きが鳴り続けていた。
そんななか、クラスメイトである律子の父が営むレコード店
に、お客が訪れる。千太郎が「淳兄」と慕う桂木淳一を交え
て、地下のスタジオで始まる、突然のセッション。初めて
見る生のジャズセッションに、薫は興奮を隠しきれない。
おー、アバンは先週のおさらいね。
【Moanin'】のこのメロディねぇ、
おかげで先週から頭ん中、ぐるぐるしてる。
私も変な歩き方にならぬよう気をつけなきゃだわ。

OP~♪
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薫は買ってきたレコードを何度も聴いて、
譜面に落としている。
耳コピで、譜面までしっかり書けるとは
さすが基礎ちゃんとやってる人ね。
私も昔は耳コピやりましたが、
譜面はかけましぇん。

今ならCDで、一時停止も巻き戻して再生も簡単ですが
レコード時代は大変ですねぇ。

叔母が夕食の買出しに出かける1時間が勝負。
薫はリビングに駆け込み、ピアノに向かう。
濁った和音とシンコペーションと独特のアクセントね。
そうそう、クラシック一筋で来てる人に、
いきなりこれは壁だろうなぁ。
部屋とリビングを行ったりきたりの薫が涙ぐましい。
頭では分かっていても再現するのは難しいよね。
グルーヴとかって、身体から出てくるもんだしな。
あー、そこ!まだまだ硬いなぁ。
そーじゃなくてー。
「あーっ!!」
薫は頭をくしゃくしゃくしゃ。
溜息です。
『こいつジャズば、まーったく分かっとらんし、
センスもなか』
千太郎の馬鹿にした笑みが浮かぶー。
「くっそ!意地でもアイツに
一泡吹かせてやるんだ!」
ぷぷぷ。まり子がずーっと見てますね。
学校で廊下歩いてても、左手は腿を鍵盤に動いてるし
授業中も机の上で空いてる右手が無意識に動いてる。
後ろで大あくびした千太郎が、それに気づいてる。
うふふ。
一日でも早くマスターして千太郎と律っちゃんの前で
披露したい。
薫は授業が終わると坂道を走って帰ります。
妄想図の薫が笑えるー。
勝手に妄想してニヤニヤしてた薫を呼び止めたのは同級生。
あぁこの間、律っちゃんと廊下で話してた時、
遠目に見てたヤツだね。
あー、やっぱこういう展開になりましたか。
拉致して苛めね。
連れて行かれる所を律っちゃんが見かけました。
ハッとして周囲をきょろきょろ。
そして走り出しました。
多分千太郎を呼びに行くんだろうなー。
階段の下は神社だったのね。
薫は狛犬さんに縄で縛られちゃいました。
寝違えて首が痛いんだってさ。
それで気分が悪いから楽しませてもらおうと思ってって
どんな理由やねん。
「それにキミ、最近ちょっと目障りだしねぇ」
そっちが理由でしょ。
剣道部の子が竹刀で脅す。
あのさ、剣道部の子が竹刀使って暴力とかすると
退部になったり部活禁止になったり、
色々処分されるでしょ。
一般の子より、武道やってる子に対しての方が
こういうこと厳しいんじゃないの?
あぁこの時代は、そういうのも緩かったのかしら。
あ、やっぱり千太郎を呼びに行きましたね、
律っちゃん。
竹刀でスイカ割りよりも、ズボン脱がす方が
面白いと考えたようです。
ここは女子高の生徒達も通るし、良い見世物になる。
はぁ…くだらないなぁ。
群れなきゃ何も出来いヤツが、
自分の欲求が満たされないってだけで、
他者をいたぶって憂さを晴らす。
最低だわ。
走る靴音が近づいてきたと思ったら、
階段の上から一気に飛んで、
寝違え男の胸を足蹴り。
逆光で顔は分かりませんが、
まぁ千太郎に間違いなし。
ひゃーっ千太郎、それ、アバラとか
折れちゃうんじゃないのっ!?
さすがに勢い付き過ぎたと思ったようで、
「おーい、生きとっとか?」
アンタ結構酷いね、それ。

あ、千太郎ったら苛められてるのが薫と知らずに
助けに入ったの?
弱いもの苛めは許せないから?
ふふ、貴方ってば良いヤツだねぇ。
あ…薫、パンツ見えてる。

寝違え男の名は、山岡ですか。
前歯が折れたらしい。
アバラ折れるよりはマシ?
今度は千太郎が囲まれました。
千太郎がバトれば、ドラムが鳴る~。
ベースも入り、ジャズ、ジャズ、ジャズ~。
カッコ良い♪
縛られていた縄を律っちゃんがナイフで切り、
薫の拘束は解かれた。
パンツ見えてるから、
律っちゃん、恥ずかしそうに視線ずらしてて
可愛いね。
「ここは、千太郎がどがんかするけん、逃げて」
そう言われて逃げたら男が廃るよね。
律っちゃんに最悪な姿を見られて、助けてもらって
それだけでもう情けないのに、逃げれるかっての。
おっ眼鏡外しましたよ。
その眼鏡を律っちゃんに託し、
形勢不利になった千太郎が竹刀で叩かれようとしてる所へ
「わーっ!!」
声を上げて突っ込んでいく。
弱い子が、勇気振り絞って突っ込んで行く時って
大抵こんな感じよね。

でも薫は一味違ってました。
地面に出てた樹の根に躓いて、近くにあった手水に
顔面から突っ込む…。
あー、あるよね。神社とかって、こういう土から
盛りだしてる根。危ないよね。
私も躓いてコケそうになったことあるよ。
でも手水に頭から突っ込むとは…。
薫、ドジ属性だったのか…。
呆気にとられた山岡が、
「死んだ?」
覗き込んだ瞬間、薫は水から顔を出して、
柄杓の水を山岡らに浴びせる。
おぉ転んでもタダでは起きないか、
偉いぞ。
これには千太郎も笑い、
掴んでた奴らを蹴り飛ばして
「おっしゃ!楽しゅうなって来たぞぉ!」
ちょこまかと逃げる薫を山岡の手下が、
山岡を千太郎が追いかけて
まるで鬼ごっこ。
おっ千太郎の手刀が山岡の首筋に…。
これで寝違い直るんじゃない?
と思ったら、ほんとに直ったね。ふふ。
クラスの誰とも口聞けなくしてやると言われて
「はぁ?お前同じクラスか。
こがんやつ、おったっけ…」
ぶははは。
覚えてもらえてないよ、山岡ぁ。
覚悟しとけなんて捨て台詞も、
響かないぜ、カッコ悪りぃ。
薫のおデコから血が出ていて、
律っちゃんは心配しますが
「デコなんか心配せんでよか。
指は、怪我しとらんか」
ひゃーっ千太郎っ!
今、どきっとしちゃったよ。
細谷さんったらもぉ。
-なんだコイツ。
意外と俺のこと、ちゃんと見てるじゃないか。
薫ぅ、意外と、は余分だぞ。
千太郎はちゃんと見てますよ。
律っちゃんの家へ行くと、親父さんが千太郎を
待ってました。
「もしかして淳兄か」
おっ諏訪部さんキャラ登場ね。わくわく。
即行、スタジオへ降りようとした千太郎が
戻って薫の手を引いて連れて行くのが良いじゃないか。
「なんで、あんモヤシまで怪我しとるとか」
親父さんも良いキャラだな。
「喧嘩よ喧嘩」
微笑む律っちゃん。
ほんとお母さんみたい。ふふ。
「淳兄!」
千太郎の声が、すっげ嬉しそう。
おや、千太郎が薫を友達だと紹介してる。
「いや、友達ってわけじゃ…」
小さくぼやいた薫ですが、
律っちゃんの、満面の笑み見て、
-まぁ…いいか…。
ちょっぴり頬染めて俯く。
淳一は隣の家の兄さん。東京の大学に通ってるらしい。
じゃあ、たまにしか帰ってこんのか…。
残念。
あ、そういやぁ漢字違うけど、同じ名前だね。
キャラと中の人。
父ちゃんが降りてきて、一曲分だけ店番代わってと頼む。
せっかく淳が帰ってきたんだから、
セッションしたいわなぁ。
でも父ちゃん、いつも一曲分と言って、
二時間くらい出てこないらしい。
「おいからも頼むよ。
今度ウチの店のクリームソーダ、おごるけんさ」
むすっとした律っちゃんが、
「シュークリームもつける?」
わー、交渉してる。
「つけるつける」
ふふふ。
交渉成立ってことで、セッションスタートです。
わーい、わくわくわく。
おー、始める前の音鳴らしとか、
そのままゆるゆるとセッション突入の感じとか
すっごい生々しいわー。
きゃー良いね良いね。

おっ親父ーっ。音カッコ良いっ!
「ボン!行けっ!」
千太郎が首振って合図する。
うんうん、楽器鳴らせるんなら、
こんな時、参加しない手は無いよ。
無理だと言う薫に、鳴らすだけだと叫ぶ千太郎。
そうそう、私も友人がバンド組んでるんで
以前はちょくちょく練習に顔出したりしたけど
「はい」って、タンバリンとかカウベルとか持たされて
参加しろと言われたものです。
無理と言った薫が、ちらと横目でピアノを見る。
音たちがこんなに誘っているのに、
ピアノ弾きが、
そこにピアノがあって、
弾かずにはいれないでしょ?ほらほら。
カチコチに緊張した身体で
恐る恐る薫は鍵盤に指を置く。
今鳴ってる音を拾って、その和音を押さえる事ぐらい
基礎出来てる人なら出来るものね。
「なんばビクビクしよっとか。
細かこと気にせんで飛び込め!」
そう、バックに徹しなくても、
遊びで動けば、周りも合わせてくるって。
それが出来るレベルの人たちならば。
おっ、遊び入れてきたな。
たどたどしさが凄い感じられるけど。
あぁ…ここも不慣れな感じが出てる。
不慣れだけど、頑張って入れれるトコ探して
音入れて、わーいって楽しんでる感じが出てるー。
でもこれ実際は、菅野さんが弾いてるんだよね。
よくこんなピアノの演技出来るなぁ感心する。
凄いわ、ホント凄い。
真ん中アイキャッチはクリームソーダとシュークリーム。
ふふふ。
私、ちびの頃は喫茶店行くと決まってクリームソーダ
頼んでたの、思い出した。
しかもこの緑のが好きで。
たまに赤いのが来るとむくれたものです。
アイスは半分くらいそのままスプーンで食べて
半分くらいソーダに溶かしてたよなー。
懐かしいー。
あ、食べきった。
律っちゃん食うの早いな。
CMの間にペロリか。
薫がジャズ歴二週間と聞いて、
淳一が驚いてる。
「かなりはちゃめちゃやったけど、
雰囲気出とったぞ」
そうそう、まずは雰囲気ですよ。
後は身体が慣れて行くよきっと。
これからここに通って、練習しないかと淳一に
言われますが、言われずともそのつもりよね。
楽しくなって来たなぁ。
これからバイトに行くという淳一と
レコードを探しに千太郎が上がっていく。
薫と律っちゃん2人きりですよ。
休みの日はどうしてるのか。
一緒に宿題やらないかと訊いてみる。
もうすぐ夏休みだしね。
「良かよ。薫さんと一緒なら、はかどりそうね」
おぉ即OKですよ。
って、また眼鏡取ってー。
わかりやすいなぁ薫。
日曜日の11時に教会の裏で
待ち合わせすることになりました。
薫は思わずガッツポーズですが、
多分それ…千太郎も来るんだろうな。

去年までは一人っきりの部屋で、
腐るほど時間が余っていた夏休み。
-どうしよう…いろんなことが楽しみすぎて
頭が追いつかないや。
良いことだ。
薫、ここにこれて良かったねぇ。
当日、ちょっと早く着いた薫は、開いてる窓から
ミサの様子を覗き見る。
日曜の朝ですものね。
長崎はクリスチャン多いだろうし。
私が旅行で長崎に行った時は、大浦天主堂が
改修工事してて、入れなかったんだよね…。
浦上天主堂は入れたのだけど。
千太郎もクリスチャンなのね。
彼って、異国の血も入ってそうだしな。
ステンドグラスから差し込む陽。きれいねぇ。
待ち合わせ場所に律っちゃんが走ってきた、
ふふ、やっぱり千太郎ももれなく付いてきましたね。
って、茂みに隠れてんなよ。
そして何故か、連行されるようにバスに乗り…
向かった先は図書館じゃなく、何故か海。
あら、薫ったら、バス酔い?
薫はデートのつもりで誘ったんだけど
全然律っちゃんには通じてませんでしたね。
舟に乗ってどこまで行くのかしら、
千太郎、舟漕げるのねぇ。
アイスを一口くれと言って口開ける千太郎が可愛い。
「なんやその顔は、ちったぁ漕ぎ手ば労わんか」
ですよねー。
それ聞いて律っちゃんが自分の食べかけを
食べて良いよと差し出す。
それは困るよね、薫。
しぶしぶ与えると、全部持っていかれました。
これもまた一口、ぷぷぷ。
千太郎が下げてるロザリオが眼に留まった薫は、
律っちゃんもつけてるのかと訊く。
いつだったかロザリオもどきのネックレスが
流行ったことありましたよね。
そうそう師匠(HYDE)が、映画「MOON CHILD」の
写真集で下げてたりしてた。
でも実際はロザリオって首から下げるものじゃ
ないんだよね。
神父様は千太郎だけは特別に許してるようだけど
それは禁句だったみたい。
「いらんこと喋らんで良か」
千太郎も薫の事はもう友達と認めて
心許してると思うんだけど
それでもこれは、触れて欲しくないことなのね。
彼の生まれに関することとかかな。
一瞬空気が固まったと、薫も感じてる。
でもいつかそんな事も、話せる間柄になるんだろうな。
うっわー、いきなり律っちゃんったら水着ですよ。
用意してきてない千太郎はパンツ一丁で飛び込んだ。
律っちゃんもこの間まではシミーズ一枚で泳いでたらしい。
あ、小学生の時ね。ふふ。
「薫さんの前で変な事言わんでよー」
あらあら、律っちゃん、薫のことまんざらでもないのね。
千太郎とはほんと幼馴染で兄妹(姉弟)みたいで、
互いに異性としては見てないっぽいね。
-律っちゃん…キミはもしかして…。
もしかして何?
千太郎の事を…とか思ってる?
え…そうか?
私には、そうは見えないのだけど…。
千太郎ったら、律っちゃんをお姫様だっこして
放り投げたよー。
荒っぽいなぁ。
薫も蹴られて落下。
怖いって、その高さ。
酷いなといいつつ、
薫が横泳ぎして律っちゃんの周りをぐるぐる。
律っちゃんは不思議がるけど、
顔上げて泳ぐのはこれしか知らないから。
私も子供の頃、海でこれやった。
母がこういう泳ぎ方してたんで、真似して覚えたんだ。
犬掻きも結構得意だった。
もう久しく海には行ってないんで、
今、出来るかどうかわかんないけど。
「薫さん、おもしろか」
律っちゃんが喜んでるよ。
良かったね薫。
-なんでこの子が笑うと
こんなに嬉しいんだろう。
そらこの子に恋してるからでしょ。
-あぁ俺…この笑顔の為なら、
なんだって出来そうな気がする。
良いねぇ、青春だねぇ。

楽しそうな二人に、混ぜろと千太郎が近づいてきた。
「やだね。律っちゃん、逃げよう」
「うふふ、薫さん、待って」
おやおや、良い感じではないですか。
「おいコラ、なんで逃げるとや」
いいなぁ楽しそうだなぁ。
このまま律っちゃんを連れ去りたいって?
うんでも、千太郎と三人でこんな風にはしゃぐのもまた
楽しいでしょ薫。
こんな体験、今までなかったんじゃなくて?
帰りもまた、千太郎が舟を漕いで戻る。
泳いだ後とかって、妙に疲れて力入らなくない?
スタミナあるねぇ。
薫が途中で代わると言い出した。
この手の舟漕ぐの、難しいと思うんですけどね…。
「さっきから同じとこば、回っとるぞ」
ほら、やっぱり。
で、違う浜に着いたらしい…。
薫はガックリうな垂れますが
大丈夫と律っちゃんが微笑む。
もう日が沈むから貸し舟屋さんに言って
取りに来てもらおうって。
ほんと、良い子だねぇ。
っと、浜の先で、髪の長い女性が、
若者三人にちょっかい掛けられてました。
おぉ、声がシェリルだね、遠藤綾さんだ。
車あるからドライブ行こうと、嫌がってるのに
男達はしつこい。
風がひゅうと吹いて、彼女が被っていた帽子が飛んだ。
それをさりげなくキャッチしたのは千太郎。
「おい、嫌がりよるやっか。
手ぇば、離さんか」
さすが千太郎。こういう奴ら、見逃せないよね。
男達の一人が正義の味方のつもりかと
足を踏み出そうとしますが、
仲間が気づいて思わず止めます。
「こいは確か、東高の川渕ばい」
「はぁ?東高ってお前…へっ!?川渕…っ!」
そんなに有名で、そんなに恐れられてるの?千太郎。
固まった男達の背景に、チリりン、リン♪とベル鳴らし
自転車が横切って行くのがまた笑えます。
お、逃げた。
そんなに怖いか、千太郎が。
「助かったわ」
絡まれてた女性がお礼を言いかけた時、
風が強く吹いて髪を舞い上げた。
手で押さえるその人の首筋に、千太郎の眼が釘付けになる。
「ありがとう」
風が収まると、彼女は千太郎をまっすぐ見つめて
そう言った。
今度は千太郎の時が、止まったようです。
それは一瞬の出来事。
何が起きたのか、薫には分かってなかった。
でも、人が恋に落ちるのに、
理由も時間も必要ない。
一目ぼれですね、千太郎。
ED~♪
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画はまだ無しですな。
この曲、良いよね。なんか沁みますわー。
あー、次回も楽しみっ。
早く週末になぁれ。
前回までの感想
#1
「坂道のアポロン」#1【モーニン】
すげぇ…音と動きがめためた合ってる~っ!!
※現在右クリックは利かない設定になってますので、
TBをいただけるようでしたら、
お手数ですがプラウザのコピーを利用してください。
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