「超訳百人一首 うた恋い。」#4【康秀と業平 文屋康秀】ちょいとほろり…。
相変わらずぶっ飛んでて笑えましたが、
ちょっと良い話だった。
業平と康秀と小町の関係がなかなか良かったよ♪
面白かった!
業平な諏訪部さん、小町な綾さんは
もはやばっちりですが、
千葉さんの康秀も楽しかったわ~。
あと、黒主の件は、ほろりときました。
真実は分かりませんが、
誤解だったら気の毒ですよね。
こんな形で定家が謝り、
黒主が許してあげて、
勝手な解釈ですし、
架空と分かっていても、
そうだったら良いのになって思ったよ。
やっぱ「うた恋い。」おもろいわー。
すっかり毎週楽しみになってます。
ちょっと良い話だった。
業平と康秀と小町の関係がなかなか良かったよ♪
面白かった!
業平な諏訪部さん、小町な綾さんは
もはやばっちりですが、
千葉さんの康秀も楽しかったわ~。
あと、黒主の件は、ほろりときました。
真実は分かりませんが、
誤解だったら気の毒ですよね。
こんな形で定家が謝り、
黒主が許してあげて、
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そうだったら良いのになって思ったよ。
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あらすじは公式サイトから。
第4話 「康秀と業平 文屋康秀」
良岑宗貞の屋敷で開かれた宴会で文屋康秀は、
先日自分が在原業平をけなした言葉が、本人
の耳に入っていることを知る。
下手に嫌われてはやりにくいと考えた康秀は
公衆の面前で土下座をして謝ることに。
しかし、そんな思惑を見通していた業平は
康秀の行動を逆手に取り、名誉挽回の機会
として捕り物に付き合ってくれと申し出る。
それは、帝の寵妃である小野小町の別荘に
一緒に忍び込むというものだった...。
こ、今回は海水浴場ですか~定家。
貫之も一緒なのね。
夏を満喫してますな。
貫之が古今和歌集の序文で紹介した歌人達は
後に六歌仙と言われている。
僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、
喜撰法師、小野小町、大友黒主。
皆、良い歌人と言いながら、
貫之は6人とも褒めてないらしい。
宗貞については、
一番整っていて言葉にも華があるけど
現実味が無い二次元の女の子みたい…だそうで。
あ、宗貞が眼点。
業平は情感は溢れるけど言葉が足りない。
しおれた花がまだ香ってるみたいだってさ。
「だったらなんだ」
カメラ目線で言い返すところが業平だな。ぷくく。
てか、振り返った顔が、
ほんとに諏訪部さんだわ業平。
小町は艶やかだけど弱々しい。
病気の人が厚化粧してるみたい…
って…。
うわー毒舌なのね~。
「うん、ちゃんと褒めてるでしょう?」
褒めてない褒めてない。
毒吐きすぎだと定家に言われた貫之が反撃。
定家も六歌仙から5人選んでおいて
大友黒主だけ外してる。
特に理由は無いそうですが…。
「1人だけ選ばないなんて、可哀想」
そこに…
「そうだよ」
本人来ちゃった。
「なんで、僕だけ選んでくれなかったの」
水着着てても頭には烏帽子ですか…。
妙な格好。
水着も横縞ツナギタイプだし…。
「酷いよ、僕だけ仲間はずれなんて」
貫之は関係ないとか言ってますが、
黒主は卑しいとか発言してたらしく…。
「もういいよ…どうせ…どうせ…
僕なんかぁぁ~っ」
なんでそこで般若顔になるのぉぉぉぉ?
と思ったんだけど、後で理由が分かりました。
OPは、すっかり慣れて来ちゃったな~。
吉子、小野小町のもとに業平から文ですか。
あら、そんなに溜まってるの。
小町が嫌そうに、またぁ?とか言ってる。
取次ぐなと若い女房を窘めますが、
「でも、あの業平様からの文ですよ?
お断りなんか出来ません」
あら、どっかで見た光景。
高子の時とそっくりね。
〔お兄様、つつがなくお過ごしですか?〕
まぁ…、入内しても尚、宗貞とは文のやり取りなど
してるのねー吉子。
おぉ業平に月見をしようなどと
しつこくされて困ってると相談なんかしてる。
ふふ。
小野小町と呼ばれ、立派にやってる吉子が、
こうして未だに頼ってくるのは嬉しいね、宗貞。
-しかしまた業平とは、
やっかいな男に目をつけられたものだ。
あははは~否定出来ないわね、それ。
個人的には業平(というか諏訪部業平)大好きだけども。
業平ならば、帝の后どころか、伊勢の斎宮にだって
手を出しかねない。
えぇそうですわね。
そこで宗貞は小町に返事を書いた。
ご友人を含めてならば良いと返せと。
業平には気軽に誘える友達が居ないと踏んで
そんなアドバイスをしたわけです。
【草も木も 色かはれども わたつうみの
波の花にぞ 秋なかりける】
お、文屋康秀、千葉さんですね。
秋を詠む宴なのに、なんて歌だと
周囲から非難浴びてますよ。
秋無しなんて風情がないってさ。
宗貞は、康秀らしくて面白いと微笑んでます。
で、今度は秋無しで詠む事に。
皆が少し頭を悩ませる中、
「私が詠んでも宜しいかな」
はいはい、業平。
菊で秋無しを詠う。
【植ゑし植ゑば 秋無き時や 咲かざらむ
花こそ散らめ 根さへ枯れめや】
秋が無い年は菊は咲かないのだろうか。
そんな年は無いからきっと毎年咲く。
花は散っても根まで枯れる事は無い。
貴方が心を込めて植えた花だから。
おぉさすが業平。
康秀の顔が引きつってるわー。
お見事と業平を褒めた宗貞、
酒を勧めます。
業平は酌を受けながら、
宗貞を月見に誘ったよ。ぷぷぷ。
宗貞の案とも知らずに、業平ったら。
当然断るわよね。
でもそれで諦める男でも無いよね業平は。
良いところ持って行かれた康秀は
1人面白くない顔。
近衛府の華、在原業平。
家良し、顔良し、加えて歌も良し。
まぁひがみたくなるのも分かるけどね。
頭の出来はそう変わらないのに
出自がしょぽいってだけでこうも立場が違うのは
不公平だと康秀は胸中でぼやく。
「つまらんなぁ…」
おいおい、声に出ちゃってますよー康秀。
あ、業平が見てる。
「ふっ…」
ニヤッと笑ったー。
-今、なんかメッチャむかつく顔せんかった?
なんで大阪弁風?
業平に根に持たれてるぞと忠告された康秀。
根に持ってるのは、今、まさにこっちだと
言いたいよね。
でも今のことじゃなく、この間の行幸の時のこと。
業平の馬の後ろを歩いてた康秀は、
悪口言ってたのね。聞こえてたらしいよ。
業平が地獄耳なのではなくて、
康秀の声がデカイだけ。
真っ青になった康秀は、業平に土下座。
あれ…先日も貴方のこんな姿を見たような…。
違う違うあれは大川さんの近藤だった。
近藤である大川さんと千葉さん、
時々こんがらがるんだよね…。
内心ではぺろっと舌を出しながらも、
「あの時、貴方を悪く言ってしまったのは
私の心の弱さゆえです!!」
相手が悪いな康秀。
「それ、計算?」
見抜かれてるよ
焦った康秀は、
甘ったれのぼんぼんだから
褒めておけばなんとかなると
更にべらべらと言葉を並べ立てますが
よく回る口、と業平は呆れてる。
「私は出世の予定は無いんだ。
取り入っても無駄だよ」
自分は偉いとふんぞり返ってるヤツも、
それに振り回されるヤツも、
業平は苦手。
昨日歌で負かされたのは
陰口へのお返しと取ったようですが、
気にしなくて良い、と業平。
「矮小な人間に僻まれるのは
慣れっこなんでね」
あはははは。
「昨日は単に、歌が得意と噂の君を
負かしてやろうと思っただけだ。
思わせぶりだった?
反省するよ。おかげで君は土下座損だ。
あっはっはっは」
悪い顔してるなぁ業平ったら。
康秀ぇ~キャラデザ変わってるぞ。
別のアニメみたい。
そういう口のキャラ、居たよね。
謝罪に損も得も無いという康秀を立派と褒めて
良い友になりそうだと業平は康秀の前にしゃがむ。
「早速だが我が友よ、
これから捕り物に付き合ってくれ」
ほんと、笑っちゃうぐらい業平って
諏訪部さんキャラだなぁ。
陽は落ちるし、弓は得意ではないという康秀に、
歌が詠めれば良い、と業平。
「歌?」
おめめ、ぱちくり。
そう、歌。
これから貴方は月見に付き合われるのよ。
にわか友達となって。
「あのー…捕り物というのは夜這いのことですか」
ぷくくくくっ。
「そうとも言う」
しれっと言うもんなぁ業平ってば。
どちらが歌で先に落とせるか勝負だってさ。
康秀の歌は宴会芸で恋歌は苦手なのだそうだ。
相手は歌人として名高い方だから
案外康秀の宴会芸も気に入るかも、と業平。
散々だね康秀…お気の毒。
しかも、その相手というのは…
「帝の寵妃に夜這いぃぃ~?!!!」
ナイスリアクション。
声が大きいから舎人に見つかっちゃいましたよ。
あ、でも無事に小町と会えたのね。
2人とも服が乱れてますが。ぷぷぷ。
-終わった…俺の人生終わった…。
康秀が両手合わせて拝んでるよ。
このポーズも以前見ましたよね。
業平と関わると、誰かしらこうなる運命なのね。
小町は扇子の裏でむくれてる。
-お兄様の嘘つき。
業平様友達居るじゃない。
いやいや、俄仕立ての友達なので。
兄さん責めないでやって。
でも小町、康秀の噂は耳にしていて、関心はあったみたいね。
今時珍しく歌に精通した方とあれば、
歌人として興味を持つというもの。
「お会い出来て嬉しいわ」
そんなこと言われて、チラリと顔見せられたら
ドキドキしちゃうよね。
「今宵は十六夜。楽しいお月見にしましょうね」
さて、月を見て、おのおの何を思うか。
業平は叶わぬ恋のわびしさ。
「この手に掴めぬつれない誰かを思い出します」
このすけこましー。
つれないと責めるばかりで
掴んでくれないことを月は恨んでいるかもと
小町が返す。
当たって砕ければ回ってくるかも、と康秀。
「月だけに」
う…。
それで康秀は月を掴めたのかと訊かれ、
振られて醜態さらしてばかりだと応える。
「袖にされてかたなしです」
袖、半分無くなってるよね、さっきから。
舎人と格闘でもしたんかい。
「またダジャレか」
文屋のふの字はふざけるのふ、なんだって。
この人、ほんとにこういう人だったのかしら。
業平と2人だったら殺伐とした雰囲気になる所だったと
小町は康秀を歓迎してますな。
近衛府の華と帝の寵妃に貧乏貴族の康秀。
おかしな取り合わせの月見だと、
康秀はそっと視線を流す。
帝の寵妃と飲んでて大丈夫なんだろうかと
トホホな康秀に、
「康秀さま」
「はいっ!」
「聞いてらっしゃいます~?」
あ、不機嫌そう。
てか、顔近いっ。
小町は酒癖悪いのね。
綾さんキャラだしね。
これはいつも歌人に小町が訊ねてること。
何故、歌の道を志そうと思ったのか。
つまらない話ですが、と康秀。
自分のような卑しい人間には歌しかないと思った。
本当は学者になりたかったが、
後ろ盾もなく、学才も人並みの自分が
生活苦に追われながら漢詩を学んだところで
抜きんでることはない。
だが歌ならば、しがらみに捕らわれず
その才のみを評価してもらえるのでは、と思う。
ハタと気づいて康秀が謝る。
生臭い話をした、と。
小町はなんとなく分かる気がすると返し
業平にも同意を求める。
-今をときめいてる人らに
同意されても…。
そんなひねた顔しないの。
彼らは彼らなりにあるのよ、色々。
立場こそ違うが、
どこにいってもしがらみは尽きないものだと
小町が続ける。
縛りのきつい世の中にあって、
本当の自分が埋もれてしまう気がする。
「それが嫌で、自分を保ちたくて
自分を示したくて、
私達は一番自由になれる場所を
歌に求めているのでしょうね」
業平が頬杖付いて俯いてる。
ほんと、立場は違えどある意味似たもの同志なのね、
貴方達って。
-そっか…俺だけじゃないんだ…。
今宵の月は美しいと小町が言えば、
「貴女の美しさには、
月もかすむというもの」
業平の口からはそんな言葉がするりと出る。
「業平様、貴方本当に
噂どおりの方でしたのね」
えぇ、こんな人ですよ。笑えるでしょ。
さて、業平や小町への見解を少し改めた康秀ですが
どうにもまだ釈然としないみたいよ。
結局康秀の恋歌は聞けなくて、業平は残念そう。
期待は嬉しいが、ああいうけしかけ方は
やめてもらえないかと康秀。
捕まった時は島流しを覚悟したと、うな垂れてる。
「臆病だな。恋歌が苦手なわけだよ」
人の顔色ばかり伺うから宴会芸止まりになる。
恋しければ恋しいと歌えばよいのに、と業平。
下手に技巧で固めようとするからダメなのだと
なかなか辛らつです。
もっと自由になれば良い。
歌は情感溢れるに任せれば自然と湧き上がる。
こんなだけど、一応、アドバイスしてるのよね業平は。
でもそんな彼の背に、康秀は言葉を投げかける。
「貴方は本当に、
羨ましいくらい甘ったれてますなぁ」
それは業平の立場だから言えること。
康秀のような底辺の人間は上の顔色を伺わないと
生きていけない。
歌だって、業平のように自由に叙情を歌う余裕なんか無い。
権力を気にする事を、さも下品なことのように
いうが、業平が心のままに歌を詠めるのは
自分が恵まれてるおかげだと分かっているのか。
「だからなんだ。
お前らに合わせて卑屈になれとでも言うのか?」
業平は康秀から馬の手綱を奪い、
先に帰ると言い出した。
「風当たりが強いから山に逃れてきたのに
そこでもこんな説教をくらって激萎えだ」
ふふふ、業平ったら…、可愛い(え)。
激萎えだって。ぷぷぷ。
「お待ち下さい」
康秀が引きとめようとした時、にわかに突風が吹いた。
くっと眼を閉ざし風に耐える業平。
そこで康秀は…
「ふくからにっ!!」
【ふくからに 秋の草木の しをるれば
むべ山風を あらしといふらむ】
見て見て!風、滅茶苦茶強くて、
草木もなぎ倒されてんじゃん!
だから山に風で、嵐って言うんじゃね?
対訳が超斬新~っ、笑えるーっ。
業平の顔と康秀の顔がまた、超笑えるーっ。
「おま…そんな…ふんだんに技巧凝らして
言いたい所はなんだ」
「特に何も。上手いこと言いたいだけです」
ぷぷぷ。
くだらない、自分にはそんな歌はとても読めない、と
業平は顔を巣向ける。
「えぇそうです。これは私にしか詠めない歌」
業平は素晴らしい感性を持ってる。
そしてそれを活かすだけの環境がある。
その幸運に気づいて欲しいと康秀は言う。
「それを幸せに思って、良い歌をたくさん詠みなさい。
それは貴方にしか出来ないことです」
そして境遇に恵まれなかった康秀は
康秀にしか詠めない歌がある。
「誰にも真似できない、私だけの歌。
私そのものです」
そのことさえ分かっていれば
しがらみに埋もれることはない。
「それこそが歌の、心の自由です」
良い事言うじゃないか、康秀。
ようやく今、至った考えだとちょいと照れてるが。
業平を僻んで陰口を叩いた自分は本当に情けなかった。
許してくださいと康秀は謝る。
「そしてこれからは歌人仲間として
歌う様は違いますが、ともに良い歌を詠んで
いきましょう」
「最初からそのつもりだ」
「え…」
ふふふ。
「何が心の自由だ。君の歌はただのテクニック自慢だ」
それが売りなんで…と首の後ろに手を置く康秀に
「そうだろうさ。
私にはとても真似出来ないよ」
ふふふ。
業平ったら。
機会があればまた勝負してください、と康秀。
とっておきのダジャレを用意しておくってさ。
ダジャレじゃなく、歌で勝負しようよ康秀…。
おや?
やっすん、なりぴー、こまっちぃ…?
今の3人のことね。
しっかし、とことん斬新だな
ある日のこと、康秀がくしゃみ+鼻水垂らしてるのを
見かけた業平。
炭ぐらいたけと声を掛けますが、
節約しないと春まで持たないらしい。
「そうか…大変だな、貧乏貴族は」
うっわー。
人から言われるとムカつくよね。
「宮中に風邪ばらまくなよ。
ダジャレまでうつったらかなわん」
「ちょっとは心配するとか無いんですねーっ!」
顔に怒りマーク
4つって康秀…。
その様子を業平から聞いた小町は、
可哀想に…と心配そう。
ところで何を手に持ってるのかな。
「あぁ…たちばなです」
私ですか?(違)
顔が描いてありますな。
絵の達者な人が居て描いたらしい。
これは康秀の顔。
業平のもあるらしい。
ちょん♪
あら、怒ってるみたいな顔ね。
業平ってでも垂れ眼だよ。
「ね?似てるでしょ?」
小町はころころ笑いますが、
ぽいっ!
投げたーっ!!
で、風邪悪化?
うわー、康秀ん家の貧乏家族っぷりが凄いね。
「兄貴ー」
すぐ下の弟はちゃんと宮仕えしてるっぽいね。
炭がたくさん届いたらしい。
『暖かくして、早く元気になってくださいね。小町』
良いトコの姫か、脈はあるのかと
母や幼い弟は喜ぶが、
色んな意味で無理ですよね。
おや米まである。
でもそれは小町じゃなく、男。
名前も言わず置いていったそうですが…。
康秀顔の橘に、わざわざ鼻水まで描き足してるっ。
「なにこれ」
ふふふ。
業平ったらぁ。
このツンデレさん。
再び、砂浜の定家&貫之+黒主ですか。
スイカ割りして食べてるのね。
大友の黒主は、後世、何故か悪い人呼ばわりされ
能や歌舞伎では悪役にされてしまってるらしい。
アバンのあの般若顔は、それをもじったみたいね。
それは、貫之の、
『黒主は卑しい』という紹介文や
百人一首に選ばなかった定家のせいかもしれない。
隣ではむはむとスイカ食ってる黒主は、
人が良さそうに見えますけどね。
「黒主殿…1人だけ選ばなくて、ごめんなさい」
「もういいよ」
黒主が笑うと、定家の目尻に涙が沸いた。
ごしごしとぬぐって、定家はスイカにかぶりつく。
「スイカ、美味しいね」
黒主のそんな声に、
「…うん…」
返した答えも涙に揺れてました。
ED~。
次回は小町がメインのようですね。
業平も出るかなぁ。
ここのキャラ達、今のところ皆面白いから、
他の人たちにも早く会ってみたいけどね。
楽しみだわ。
前回までの感想。
#1
「超訳百人一首 うた恋い。」#1 結構面白いぞ。
#2
「超訳百人一首 うた恋い。」#2【貞明と綏子 陽成院】
素敵じゃないか。
#3
「超訳百人一首 うた恋い。」#3【宗貞と吉子 僧正遍昭】
内田さんの宗貞っぷりがイイ!!
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第4話 「康秀と業平 文屋康秀」
良岑宗貞の屋敷で開かれた宴会で文屋康秀は、
先日自分が在原業平をけなした言葉が、本人
の耳に入っていることを知る。
下手に嫌われてはやりにくいと考えた康秀は
公衆の面前で土下座をして謝ることに。
しかし、そんな思惑を見通していた業平は
康秀の行動を逆手に取り、名誉挽回の機会
として捕り物に付き合ってくれと申し出る。
それは、帝の寵妃である小野小町の別荘に
一緒に忍び込むというものだった...。
こ、今回は海水浴場ですか~定家。

貫之も一緒なのね。
夏を満喫してますな。
貫之が古今和歌集の序文で紹介した歌人達は
後に六歌仙と言われている。
僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、
喜撰法師、小野小町、大友黒主。
皆、良い歌人と言いながら、
貫之は6人とも褒めてないらしい。
宗貞については、
一番整っていて言葉にも華があるけど
現実味が無い二次元の女の子みたい…だそうで。
あ、宗貞が眼点。
業平は情感は溢れるけど言葉が足りない。
しおれた花がまだ香ってるみたいだってさ。
「だったらなんだ」
カメラ目線で言い返すところが業平だな。ぷくく。
てか、振り返った顔が、
ほんとに諏訪部さんだわ業平。

小町は艶やかだけど弱々しい。
病気の人が厚化粧してるみたい…
って…。
うわー毒舌なのね~。
「うん、ちゃんと褒めてるでしょう?」
褒めてない褒めてない。
毒吐きすぎだと定家に言われた貫之が反撃。
定家も六歌仙から5人選んでおいて
大友黒主だけ外してる。
特に理由は無いそうですが…。
「1人だけ選ばないなんて、可哀想」
そこに…
「そうだよ」
本人来ちゃった。
「なんで、僕だけ選んでくれなかったの」
水着着てても頭には烏帽子ですか…。
妙な格好。
水着も横縞ツナギタイプだし…。
「酷いよ、僕だけ仲間はずれなんて」
貫之は関係ないとか言ってますが、
黒主は卑しいとか発言してたらしく…。
「もういいよ…どうせ…どうせ…
僕なんかぁぁ~っ」
なんでそこで般若顔になるのぉぉぉぉ?
と思ったんだけど、後で理由が分かりました。
OPは、すっかり慣れて来ちゃったな~。
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吉子、小野小町のもとに業平から文ですか。
あら、そんなに溜まってるの。
小町が嫌そうに、またぁ?とか言ってる。
取次ぐなと若い女房を窘めますが、
「でも、あの業平様からの文ですよ?
お断りなんか出来ません」
あら、どっかで見た光景。
高子の時とそっくりね。
〔お兄様、つつがなくお過ごしですか?〕
まぁ…、入内しても尚、宗貞とは文のやり取りなど
してるのねー吉子。
おぉ業平に月見をしようなどと
しつこくされて困ってると相談なんかしてる。
ふふ。
小野小町と呼ばれ、立派にやってる吉子が、
こうして未だに頼ってくるのは嬉しいね、宗貞。
-しかしまた業平とは、
やっかいな男に目をつけられたものだ。
あははは~否定出来ないわね、それ。
個人的には業平(というか諏訪部業平)大好きだけども。
業平ならば、帝の后どころか、伊勢の斎宮にだって
手を出しかねない。
えぇそうですわね。
そこで宗貞は小町に返事を書いた。
ご友人を含めてならば良いと返せと。
業平には気軽に誘える友達が居ないと踏んで
そんなアドバイスをしたわけです。
【草も木も 色かはれども わたつうみの
波の花にぞ 秋なかりける】
お、文屋康秀、千葉さんですね。
秋を詠む宴なのに、なんて歌だと
周囲から非難浴びてますよ。
秋無しなんて風情がないってさ。
宗貞は、康秀らしくて面白いと微笑んでます。
で、今度は秋無しで詠む事に。
皆が少し頭を悩ませる中、
「私が詠んでも宜しいかな」
はいはい、業平。
菊で秋無しを詠う。
【植ゑし植ゑば 秋無き時や 咲かざらむ
花こそ散らめ 根さへ枯れめや】
秋が無い年は菊は咲かないのだろうか。
そんな年は無いからきっと毎年咲く。
花は散っても根まで枯れる事は無い。
貴方が心を込めて植えた花だから。
おぉさすが業平。
康秀の顔が引きつってるわー。
お見事と業平を褒めた宗貞、
酒を勧めます。
業平は酌を受けながら、
宗貞を月見に誘ったよ。ぷぷぷ。
宗貞の案とも知らずに、業平ったら。
当然断るわよね。
でもそれで諦める男でも無いよね業平は。
良いところ持って行かれた康秀は
1人面白くない顔。
近衛府の華、在原業平。
家良し、顔良し、加えて歌も良し。
まぁひがみたくなるのも分かるけどね。
頭の出来はそう変わらないのに
出自がしょぽいってだけでこうも立場が違うのは
不公平だと康秀は胸中でぼやく。
「つまらんなぁ…」
おいおい、声に出ちゃってますよー康秀。
あ、業平が見てる。
「ふっ…」
ニヤッと笑ったー。
-今、なんかメッチャむかつく顔せんかった?
なんで大阪弁風?
業平に根に持たれてるぞと忠告された康秀。
根に持ってるのは、今、まさにこっちだと
言いたいよね。
でも今のことじゃなく、この間の行幸の時のこと。
業平の馬の後ろを歩いてた康秀は、
悪口言ってたのね。聞こえてたらしいよ。
業平が地獄耳なのではなくて、
康秀の声がデカイだけ。
真っ青になった康秀は、業平に土下座。
あれ…先日も貴方のこんな姿を見たような…。
違う違うあれは大川さんの近藤だった。
近藤である大川さんと千葉さん、
時々こんがらがるんだよね…。
内心ではぺろっと舌を出しながらも、
「あの時、貴方を悪く言ってしまったのは
私の心の弱さゆえです!!」
相手が悪いな康秀。
「それ、計算?」
見抜かれてるよ
焦った康秀は、
甘ったれのぼんぼんだから
褒めておけばなんとかなると
更にべらべらと言葉を並べ立てますが
よく回る口、と業平は呆れてる。
「私は出世の予定は無いんだ。
取り入っても無駄だよ」
自分は偉いとふんぞり返ってるヤツも、
それに振り回されるヤツも、
業平は苦手。
昨日歌で負かされたのは
陰口へのお返しと取ったようですが、
気にしなくて良い、と業平。
「矮小な人間に僻まれるのは
慣れっこなんでね」
あはははは。
「昨日は単に、歌が得意と噂の君を
負かしてやろうと思っただけだ。
思わせぶりだった?
反省するよ。おかげで君は土下座損だ。
あっはっはっは」
悪い顔してるなぁ業平ったら。
康秀ぇ~キャラデザ変わってるぞ。
別のアニメみたい。
そういう口のキャラ、居たよね。
謝罪に損も得も無いという康秀を立派と褒めて
良い友になりそうだと業平は康秀の前にしゃがむ。
「早速だが我が友よ、
これから捕り物に付き合ってくれ」
ほんと、笑っちゃうぐらい業平って
諏訪部さんキャラだなぁ。
陽は落ちるし、弓は得意ではないという康秀に、
歌が詠めれば良い、と業平。
「歌?」
おめめ、ぱちくり。
そう、歌。
これから貴方は月見に付き合われるのよ。
にわか友達となって。
「あのー…捕り物というのは夜這いのことですか」
ぷくくくくっ。
「そうとも言う」
しれっと言うもんなぁ業平ってば。
どちらが歌で先に落とせるか勝負だってさ。
康秀の歌は宴会芸で恋歌は苦手なのだそうだ。
相手は歌人として名高い方だから
案外康秀の宴会芸も気に入るかも、と業平。
散々だね康秀…お気の毒。
しかも、その相手というのは…
「帝の寵妃に夜這いぃぃ~?!!!」
ナイスリアクション。
声が大きいから舎人に見つかっちゃいましたよ。
あ、でも無事に小町と会えたのね。
2人とも服が乱れてますが。ぷぷぷ。
-終わった…俺の人生終わった…。
康秀が両手合わせて拝んでるよ。
このポーズも以前見ましたよね。
業平と関わると、誰かしらこうなる運命なのね。
小町は扇子の裏でむくれてる。
-お兄様の嘘つき。
業平様友達居るじゃない。
いやいや、俄仕立ての友達なので。
兄さん責めないでやって。
でも小町、康秀の噂は耳にしていて、関心はあったみたいね。
今時珍しく歌に精通した方とあれば、
歌人として興味を持つというもの。
「お会い出来て嬉しいわ」
そんなこと言われて、チラリと顔見せられたら
ドキドキしちゃうよね。
「今宵は十六夜。楽しいお月見にしましょうね」
さて、月を見て、おのおの何を思うか。
業平は叶わぬ恋のわびしさ。
「この手に掴めぬつれない誰かを思い出します」
このすけこましー。
つれないと責めるばかりで
掴んでくれないことを月は恨んでいるかもと
小町が返す。
当たって砕ければ回ってくるかも、と康秀。
「月だけに」
う…。
それで康秀は月を掴めたのかと訊かれ、
振られて醜態さらしてばかりだと応える。
「袖にされてかたなしです」
袖、半分無くなってるよね、さっきから。
舎人と格闘でもしたんかい。
「またダジャレか」
文屋のふの字はふざけるのふ、なんだって。
この人、ほんとにこういう人だったのかしら。

業平と2人だったら殺伐とした雰囲気になる所だったと
小町は康秀を歓迎してますな。
近衛府の華と帝の寵妃に貧乏貴族の康秀。
おかしな取り合わせの月見だと、
康秀はそっと視線を流す。
帝の寵妃と飲んでて大丈夫なんだろうかと
トホホな康秀に、
「康秀さま」
「はいっ!」
「聞いてらっしゃいます~?」
あ、不機嫌そう。
てか、顔近いっ。
小町は酒癖悪いのね。
綾さんキャラだしね。
これはいつも歌人に小町が訊ねてること。
何故、歌の道を志そうと思ったのか。
つまらない話ですが、と康秀。
自分のような卑しい人間には歌しかないと思った。
本当は学者になりたかったが、
後ろ盾もなく、学才も人並みの自分が
生活苦に追われながら漢詩を学んだところで
抜きんでることはない。
だが歌ならば、しがらみに捕らわれず
その才のみを評価してもらえるのでは、と思う。
ハタと気づいて康秀が謝る。
生臭い話をした、と。
小町はなんとなく分かる気がすると返し
業平にも同意を求める。
-今をときめいてる人らに
同意されても…。
そんなひねた顔しないの。
彼らは彼らなりにあるのよ、色々。
立場こそ違うが、
どこにいってもしがらみは尽きないものだと
小町が続ける。
縛りのきつい世の中にあって、
本当の自分が埋もれてしまう気がする。
「それが嫌で、自分を保ちたくて
自分を示したくて、
私達は一番自由になれる場所を
歌に求めているのでしょうね」
業平が頬杖付いて俯いてる。
ほんと、立場は違えどある意味似たもの同志なのね、
貴方達って。
-そっか…俺だけじゃないんだ…。
今宵の月は美しいと小町が言えば、
「貴女の美しさには、
月もかすむというもの」
業平の口からはそんな言葉がするりと出る。
「業平様、貴方本当に
噂どおりの方でしたのね」
えぇ、こんな人ですよ。笑えるでしょ。
さて、業平や小町への見解を少し改めた康秀ですが
どうにもまだ釈然としないみたいよ。
結局康秀の恋歌は聞けなくて、業平は残念そう。
期待は嬉しいが、ああいうけしかけ方は
やめてもらえないかと康秀。
捕まった時は島流しを覚悟したと、うな垂れてる。
「臆病だな。恋歌が苦手なわけだよ」
人の顔色ばかり伺うから宴会芸止まりになる。
恋しければ恋しいと歌えばよいのに、と業平。
下手に技巧で固めようとするからダメなのだと
なかなか辛らつです。
もっと自由になれば良い。
歌は情感溢れるに任せれば自然と湧き上がる。
こんなだけど、一応、アドバイスしてるのよね業平は。
でもそんな彼の背に、康秀は言葉を投げかける。
「貴方は本当に、
羨ましいくらい甘ったれてますなぁ」
それは業平の立場だから言えること。
康秀のような底辺の人間は上の顔色を伺わないと
生きていけない。
歌だって、業平のように自由に叙情を歌う余裕なんか無い。
権力を気にする事を、さも下品なことのように
いうが、業平が心のままに歌を詠めるのは
自分が恵まれてるおかげだと分かっているのか。
「だからなんだ。
お前らに合わせて卑屈になれとでも言うのか?」
業平は康秀から馬の手綱を奪い、
先に帰ると言い出した。
「風当たりが強いから山に逃れてきたのに
そこでもこんな説教をくらって激萎えだ」
ふふふ、業平ったら…、可愛い(え)。
激萎えだって。ぷぷぷ。
「お待ち下さい」
康秀が引きとめようとした時、にわかに突風が吹いた。
くっと眼を閉ざし風に耐える業平。
そこで康秀は…
「ふくからにっ!!」
【ふくからに 秋の草木の しをるれば
むべ山風を あらしといふらむ】
見て見て!風、滅茶苦茶強くて、
草木もなぎ倒されてんじゃん!
だから山に風で、嵐って言うんじゃね?
対訳が超斬新~っ、笑えるーっ。
業平の顔と康秀の顔がまた、超笑えるーっ。

「おま…そんな…ふんだんに技巧凝らして
言いたい所はなんだ」
「特に何も。上手いこと言いたいだけです」
ぷぷぷ。
くだらない、自分にはそんな歌はとても読めない、と
業平は顔を巣向ける。
「えぇそうです。これは私にしか詠めない歌」
業平は素晴らしい感性を持ってる。
そしてそれを活かすだけの環境がある。
その幸運に気づいて欲しいと康秀は言う。
「それを幸せに思って、良い歌をたくさん詠みなさい。
それは貴方にしか出来ないことです」
そして境遇に恵まれなかった康秀は
康秀にしか詠めない歌がある。
「誰にも真似できない、私だけの歌。
私そのものです」
そのことさえ分かっていれば
しがらみに埋もれることはない。
「それこそが歌の、心の自由です」
良い事言うじゃないか、康秀。
ようやく今、至った考えだとちょいと照れてるが。
業平を僻んで陰口を叩いた自分は本当に情けなかった。
許してくださいと康秀は謝る。
「そしてこれからは歌人仲間として
歌う様は違いますが、ともに良い歌を詠んで
いきましょう」
「最初からそのつもりだ」
「え…」
ふふふ。
「何が心の自由だ。君の歌はただのテクニック自慢だ」
それが売りなんで…と首の後ろに手を置く康秀に
「そうだろうさ。
私にはとても真似出来ないよ」
ふふふ。
業平ったら。
機会があればまた勝負してください、と康秀。
とっておきのダジャレを用意しておくってさ。
ダジャレじゃなく、歌で勝負しようよ康秀…。
おや?
やっすん、なりぴー、こまっちぃ…?
今の3人のことね。
しっかし、とことん斬新だな
ある日のこと、康秀がくしゃみ+鼻水垂らしてるのを
見かけた業平。
炭ぐらいたけと声を掛けますが、
節約しないと春まで持たないらしい。
「そうか…大変だな、貧乏貴族は」
うっわー。
人から言われるとムカつくよね。
「宮中に風邪ばらまくなよ。
ダジャレまでうつったらかなわん」
「ちょっとは心配するとか無いんですねーっ!」
顔に怒りマーク

その様子を業平から聞いた小町は、
可哀想に…と心配そう。
ところで何を手に持ってるのかな。
「あぁ…たちばなです」
私ですか?(違)
顔が描いてありますな。
絵の達者な人が居て描いたらしい。
これは康秀の顔。
業平のもあるらしい。
ちょん♪
あら、怒ってるみたいな顔ね。
業平ってでも垂れ眼だよ。
「ね?似てるでしょ?」
小町はころころ笑いますが、
ぽいっ!
投げたーっ!!
で、風邪悪化?
うわー、康秀ん家の貧乏家族っぷりが凄いね。
「兄貴ー」
すぐ下の弟はちゃんと宮仕えしてるっぽいね。
炭がたくさん届いたらしい。
『暖かくして、早く元気になってくださいね。小町』
良いトコの姫か、脈はあるのかと
母や幼い弟は喜ぶが、
色んな意味で無理ですよね。
おや米まである。
でもそれは小町じゃなく、男。
名前も言わず置いていったそうですが…。
康秀顔の橘に、わざわざ鼻水まで描き足してるっ。
「なにこれ」
ふふふ。
業平ったらぁ。
このツンデレさん。
再び、砂浜の定家&貫之+黒主ですか。
スイカ割りして食べてるのね。
大友の黒主は、後世、何故か悪い人呼ばわりされ
能や歌舞伎では悪役にされてしまってるらしい。
アバンのあの般若顔は、それをもじったみたいね。
それは、貫之の、
『黒主は卑しい』という紹介文や
百人一首に選ばなかった定家のせいかもしれない。
隣ではむはむとスイカ食ってる黒主は、
人が良さそうに見えますけどね。
「黒主殿…1人だけ選ばなくて、ごめんなさい」
「もういいよ」
黒主が笑うと、定家の目尻に涙が沸いた。
ごしごしとぬぐって、定家はスイカにかぶりつく。
「スイカ、美味しいね」
黒主のそんな声に、
「…うん…」
返した答えも涙に揺れてました。
ED~。
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次回は小町がメインのようですね。
業平も出るかなぁ。
ここのキャラ達、今のところ皆面白いから、
他の人たちにも早く会ってみたいけどね。
楽しみだわ。
前回までの感想。
#1
「超訳百人一首 うた恋い。」#1 結構面白いぞ。
#2
「超訳百人一首 うた恋い。」#2【貞明と綏子 陽成院】
素敵じゃないか。
#3
「超訳百人一首 うた恋い。」#3【宗貞と吉子 僧正遍昭】
内田さんの宗貞っぷりがイイ!!
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