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「薄桜鬼 黎明録」#6【闇よりの咆哮】山崎に会えた…うるる。

今回は平助が可愛かったので、
タイトルは平助にしようかと思ったけど
やっと動いてる山崎に会えたので
感慨深くてね。
山崎の作画はあんま良くなかったけど、
これから見れるんだと思うと
嬉しいです。

もう脳裏には、風間と土方の間に飛び込んだ
あの時の山崎と、彼の最期が焼きついていて
思い出すだけで泣けてきます。
あの頃、山崎の作画良かったから余計
悲しいけど美しいのよ思い出が(苦笑)

今後に期待します。

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相変わらず風景の作画、綺麗ねぇ。
雲と空の感じが素敵。

近藤、土方、山南が芹沢の部屋に来ました。
龍之介は今日はうちわで芹沢に風を送ってる。
部屋に見慣れぬ男の姿を見て、土方が表情を変えた。

ここで綱道と初顔合わせか。
その為に三人は呼ばれたようですね。

浪士組の人材不足を解決する妙案があるのだと
新見が口を開いた。
綱道が幕府から遣わされた蘭方医であると紹介し
かねてより幕命により綱道と準備を進めてきたと
新見が説明する。
「かねてよりってのは、いつからだ」
土方なら突っ込むと思ってましたよ。

鼻で笑った新見は、
「かねてより、ですよ」
と返す。
土方は近藤に眼で訴えますが、近藤が首を横に振る。

いいねぇ、台詞が聞こえるようだ。
『近藤さん、あんた、知ってたのか』
『いや、俺も聞いてない』
ってな感じですよね。

「それで、妙案というのは…」
近藤が訊ねると、芹沢は龍之介の手首を鉄線で叩く。
彼が邪魔ってことよね。
「もういい犬!席を外せ」
叩く前に口で言ってやりゃいいものを。
かわいそうだわ。

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三人が芹沢達と話してる間、平助達は一部屋に集まって
やや不安げな雰囲気。
「幕命か…きなくせぇな」
幕命って言葉が新八から出るってことは、
そこまでの情報は、龍之介が皆に教えたんだな。

「勇さんやトシさんが居るんだ。
悪いようにはならないと思うが」
源さんが居ると、ちょっと落ち着くね。
「お二人にお任せしておけばいい」
斎藤も二人を全面信用してる感じだな。

あぁ斎藤、声聞けて嬉しい♪
積極的に喋る人じゃないから、画面に映ってても
台詞なくて、こっくり頷くだけ、とか
全然あるもんねぇこの人。

芹沢の肩を揉まなくて良いのかと
沖田が龍之介に声を掛ける。
「話が終わるまで、
こっちに居ろっていわれたんだよ!」
あ、ちょっとムッとしてる。

と、その時、長い呻き声がどこからか聞こえて来た。
ついに変若水使ったのね。
隊士の一人が苦しんで、声を上げていたが
みるみる髪が灰色になり、見開いた眼が赤く光った。

ただ事じゃないと察した平助と新八が走り、
戸を開けようとしたが内側から閉められいて
開きません。

斎藤達、他の面子も皆、駆けつけたが戸の前で
立ち往生です。

中からは近藤が土方と山南に
外に出すなと叫ぶ声が聞こえてくる。
「どけ、平助!」
新八の馬鹿力。
戸を蹴破ったみたいですな。

「源さんはここを頼みます。
左之は表の方を固めてくれ」
さっと、采配する斎藤が良いわ。
龍之介も行こうとするけど、
沖田に来たって足をひっぱるだけだと
言われちゃいました。

反発する龍之介の肩を押さえる左之。
黙って首を横に振る。
ほんと、足手まといは事実だからな。

羅刹になった隊士は、平助に襲い掛かってる。
新八が斬りつけようとするが獣のような跳躍でかわし
四つん這いで廊下を駆けていく。
口に刀を咥えてるし、眼の赤は爛々と光り、
暗闇に残光を残してる。不気味~。

「人間の動きじゃないね」
わー沖田の剣の構えがカッコ良い。
画面、暗いのが惜しいなぁ。

左之と龍之介は表の方へ向かって走ってる。

沖田は隊士の胴を刀で貫き、仕留めたと思ったのか
ニヤリとしますが、残念ながらそれでは死なないのだよ。
「危ねぇ総司!!」
新八が叫ぶと同時に、斎藤が斬りこんで隊士の腕を落とす。
ここの斎藤の動きが、素敵だ~っ。
 
腕を落としてもまだニヤニヤしてる羅刹隊士は
沖田を叩き飛ばして、自分の腕もちゃんと拾って
走り出す。
それ、ひょっとしてくっつくのか?

表で待機してる龍之介も、中の音に反応して
柄に手を掛けますが、それを抜いて、
人を斬る覚悟がないなら戻っていろと左之にきつく
言われます。
ほんと、龍之介にゃ悪いけど、
実際、こわごわここに居られても、
皆の負担増えるだけで、かえって迷惑なんだよな。

げげっ新八が吹っ飛んでドア破って飛んできた。
「新八…」
新八が吹き飛ばされるんだから、
相手は普通じゃないと左之も思ったろうね。
すぐに槍を構える。

「気をつけろ!左之!」
「そいつ、普通じゃないよ」
斎藤と沖田が助言。
羅刹隊士が飛び掛ってきますが、
左之の獲物は槍、距離があるから
近づく前にはねつけ、振り返ったヤツの腕に
槍先を突き刺す。

でもね、左之、そんなの平気なのよ羅刹は。
槍を掴んで、槍ごと左之を持ち上げた。
そう、怪力にもなるしね。
そのまま振り落とされてた所に平助も駆けつけた。
「左之さん!」

なんか皆が心配して名前呼び合うの…好き♪

羅刹隊士が自分の腕に刺さってる槍を抜くと
みるみる傷が塞がっていく。
初めてこれ見たら、愕然とするだろうねぇ。

羅刹隊士は今度は龍之介を相手と定めた。
龍之介は剣を抜きますが、左之は逃げろと叫ぶ。
受ける気で居ると見ると、
沖田と斎藤がダッシュするのが良いなぁ。
あ、平助もだ。

でも誰より早く飛び出して、刀突き刺したのは土方。
はらりと揺れる髪、美しい。

「土方さん!離れろ!そいつは!」
左之が土方を案じて叫ぶのがまた良い。
でも大丈夫、土方はちゃんと知ってて、
心臓を一突きしたのだから。

羅刹は、心臓を刺すか首を落とせば死ぬ。
隊士は呻いた後、地面にバタリと倒れた。
「皆!怪我は無いか」
近藤の声に、
「近藤さん!」
応える沖田の声がやたら嬉しそうなんですけど…。
「ご無事でしたか」
ふふ、斎藤、今日は声多め。

左之が新八の手を掴んで起こしてる。むふふ。
あぁいや、BLな眼で見てるわけじゃないのよ。
単純に仲良いのが嬉しいの。

龍之介はまだ刀構えたまま震えてるんですか…。

土方が刀払って鞘に収める所作が美しい~。
そして振り返って一言、
「なんの覚悟もねぇヤツが、戦場へのこのこ
出て来んじゃねぇ」

返す言葉もないわねー。

隊士は死んで興奮状態が解ければ
髪や眼の色はそのままでも、元の顔に戻る。
左之はまじまじと見つめ、
見たことがあると口にする。

土方は斎藤と左之に死体を中に運ぶよう頼み
皆は広間に集まるよう告げる。

「お前もだ、井吹。…見ちまったからな」
ですね。

広間での話には芹沢や綱道もですか。
幕府が異国との交易で手に入れた薬だと
変若水を説明する綱道。
これを口にすれば、戦闘能力は著しく増強し
驚くべき治癒能力を手にする。
しかしその一方で、理性を失い正気で居られなくなる。
「そう良いことづくめでは無い、ということだな」
しかも力を発揮出来るのは闇の中でのみ。
薬を飲んで力を発揮したものを、
羅刹と呼んでいると綱道は伝える。

「あの姿、羅刹に違ぇねぇや」
左之がハッとし、思い出しました。
さっきの羅刹、あれは家里。
一緒に江戸から来た浪士組の隊士です。

「仲間をそんな訳も分からない実験に
使ったってことか!?」

新八が吼え、近藤が苦しい面持ちで受けている。
家里は隊規違反で腹を切ることになっていたらしい。
処罰と同じだと新見はけろっとしています。
「だからって!」
納得いかない新八に、
「やり方が切腹ではなかった、それだけのことだ」
芹沢が畳み込むように続ける。
芹沢に言われては、新八も口をつぐむほかない。

土方はこの薬の研究には反対だと芹沢に告げる。
羅刹になった家里は、土方達のことも全く分かってなかった。
そんな状態では使えませんよね。
近藤も同意見です。

まだ改良の余地は十分あると新見は言いますが
「そいつを試すには、また人間で実験しなきゃ
ならねぇだろうが!!」

ですよね。
「これは幕命ですよ!?」
新見も強気だ。

それでも土方は、理不尽な命令に従う必要はないと
それを跳ねようとしますが、
本来武士は上からの命令に従う事を美徳とするもの。
「例えそれが理不尽な命令であってもな」
武家の生まれでもない者に言っても
理解できないかもしれないがと、
芹沢の言い方は憎らしいが、
確かに理不尽であっても、従わねばならぬことは
ありますよね。
それは今の時代でも。
組織下にあれば上の命は絶対だもの。

「確かに今の我々の立場では幕府の意向を
無視する事は出来ません」
山南は理解してる。
新見がニヤリとしますが、
山南を甘くみちゃいけませんよ。
この人も結構…いやかなり、黒いんですから。

「ですが改良の余地があるなら、二度とこのような事態を
引き起こさないためにも、新見さんには局長職を辞して頂き
研究に専念してもらうのが良策と思いますが」
ほらキタ。
うんうん頷いてるけど新見、分かってるの?

「なっ!ばっ馬鹿な!」
やっと気づいて慌てて声を上げますが、
横で芹沢が、
「良かろう」
早っ!
芹沢にギロリと見られて新見も渋々承諾。
「では、薬の研究は新見さんと綱道さん、
それを私が手伝う形にしましょう」にっこり。
やっぱり策士よね山南って。
笑顔が怖いわよ。
してやられた新見は悔しげに睨んでるわ~。

今夜はこれで解散。
当然だけど、このことは他言無用です。

部屋で土方は姉、とくからの手紙を読んでいる。
源さんがお茶を入れてるよ。
まだ千鶴が居ないしね。

姉は身体に気をつけろとか短気を起こして他の隊士と
喧嘩なんかするじゃないとか同じ事ばかり書いてくるようですが
まぁその二つに尽きますよね。(あ)

「いつまで経っても姉貴のヤツ、俺をガキ扱いしやがる」
そんなもんですよ。

で、どう返事を書けば良いものか…と思ってるのね。
京に残ったといっても、全部芹沢におんぶにだっこ。
結局自分の力で成し遂げた事は、何もない。
そのあげく妙な薬にまで頼る始末。
「隊士まで犠牲にして…」
ショックだったのね、土方。
「それはっ、トシさんのせいじゃ!」
そうですけどさ…。
止めれなかったんだから責任はあると
思ってるでしようね。

このままでは浪士組はおかしなことになる。
自分達が目指してるものとは別の方向に行ってしまう。
「今のままじゃ、駄目なんだ。
俺にはまだまだ、覚悟が足りねぇ」
龍之介の事言えないと、少し苦笑い。

「トシさん、一人で背負い込む事は無いよ」
源さん…。
あ、土方とハモっちゃった。
「重い荷物は共に背負う。
私達はどこまでもアンタと一緒だ」

ぐすん…泣かせるわね源さん。
良いねぇこういう仲間。
でも、それでも、
やっぱり一人で背負い込むんだよね、土方、貴方は。

その頃、他の皆はそれぞれ、考えていました。
平助は山南の部屋で落ち込んでる。
つまり幕府や会津藩は、自分達を使って
汚れ仕事をさせるつもりなんだ、と。
「我々の立場など、その程度ですよ」
「山南さんは平気なのかよ!
仲間を化け物に変えちまうことになっても!」
平然としていられるのかと続く平助の訴えに
「平気だと思いますか?」
被るように山南が返した。
平気なはず、無い。
無いよ、平助。
近藤傘下の面子は誰一人として。

龍之介は布団の中で怖さからか悔しさからか
歯噛みして、わなわなと震えてる。
「くそっ!!」
中途半端過ぎるわね、君は。
根は悪い子じゃなさそうなのは
分かってきたけどさ。

新見の使いで山南に本を届けに来た龍之介が
近藤に捕まり広間に来いという。
新入隊士の顔合わせですか?

あっ!あああっ!!
その緑の背中に子蛇のような一筋の髪はっ!
山崎~っ!!
会いたかったよっ待ってたよっ。
「お久しぶりです、永倉さんっ」
島田もだ。そうだ、2人はセットだったね。

障子近くの末席に、沖田と龍之介。
「なんで君、居るの?」
「知らないよ~。一緒に屯所で暮らす仲間なんだから
顔を見とけって、近藤さんが」
あぅ…近藤に言われたなら沖田は何も言わんだろうが
別の意味で怖い。
すぐヤキモチ焼くからなぁ。

ぷぷ。でも森久保さんの沖田の言い方も可愛いし、
関智さんの「知らないよ~」の言い方も可愛かったわ。
2人の性格が良く出てるしね。

山崎の正面顔がちょっと変。
もちっと綺麗に描いて。

彼に医術の知識もあると分かると、
土方が嬉しそうだ。
「いずれ、その知識も役に立ててもらうかもしれねぇ」
「はいっ」
役に立つわよ山崎は。
活躍、早く見たいわ。

一旦浪士組に入れば、生まれ育ちは一切関係ない。
武士として扱う。
「その覚悟は出来てるな?」
土方の問いに、皆から声が返る。
それを聞きつつ、新八が素朴な疑問。
そう、芹沢がこの場に居ないのよね。
近藤に任せるってことらしいよ。
「どんなヤツが入ってこようと
あの人には関係ねぇだろうよ」
左之がぽつり。
そうね、良くも悪くもね。

昨年、京都守護職が置かれてからは
不貞浪士の本拠地が京から大坂へ移っている。
ならば京で成果のあがらぬ巡察をするより
大坂へ出かけて浪士捕縛の実績をあげる方が
てっとり早いと芹沢が言い出した。

反論しようと土方が言いかけたが
近藤が肯定し、早速準備をしましょうと受ける。
同行するものの選抜は任せると言われ
近藤が承諾。
「人を斬れるヤツを選りすぐっておけ」
そんな言われ方にも、近藤は従う。
土方が心配そうに近藤を見てますね。

「犬、お前もついて来い」
なんだかんだ言って、
結構気に入ってるのか?龍之介の事。

自分が行っても役に立たないと返す龍之介に
「貴様が同行せねば誰が俺の荷物持ちをするのだ」
自分の荷物ぐらい自分で持てと、
影でぼそりと漏らすもんだから
また鉄扇で殴られそうになりました。
自分が同行すると言って、その手を止めたのは平間。
「井吹さんには残ってお願いしたい仕事もありますし」
へぇ…仕事ね。そんなのあるように思えぬが。
助かったね、龍之介。

あぁやっぱり嘘だったか。
大坂に言ってる間、龍之介に羽を伸ばさせてやろうと
思ったらしい。
平間ったら、良い人だ~。

大坂に同行したのは、
新八、斎藤、近藤、沖田、山南、源さん
島田、山崎。
うわー大勢連れて行くなぁ。

入れ替わりのように綱道がやってきた。
新見は待ちかねていたといそいそと迎えます。
「新見さん、妙に浮かれてんな」
横槍いれる山南が大坂へ行ったので
こちらもやりたい放題ってわけか。

横を通り過ぎながら、「平助」とだけ声を掛ける土方。
「あ?」とだけ反応する平助。ふふふ。

建物の影で密談ですか。
「新見さんと綱道さんの動きに注意してくれ」
山南が居ない間に、新見が自分達を出し抜いて
2人で勝手に研究を進めるつもりだと
土方は睨んでいる。
自分は京を離れられないから、山南に大坂へ
行って貰ったが勝手な真似をさせるつもりは無い。

「じゃあ俺を大坂へ行かせずに残したのは…」
「こういう仕事は、
変若水や羅刹の事情を知ってて
その上で信頼出来る仲間にしか
頼めねぇ」

そう聞いて、ぴょんと跳ね気味に反応する平助が可愛い。
「そうか、俺の腕が
信用出来ねぇって訳じゃ
なかったんだな!」

くふふふ。嬉しそうだなー平助。

「当たりめぇだろ」
平助ったら、内心拗ねてたの?
でも沖田みたいに表面に出さないから偉いわね。

「え、じゃあ土方さんも、あんな薬に頼りたくねぇって
思ってるってことだよな?」
声がでかーい!
でも土方も同じ思いなんだと分かって興奮気味な平助が
やっぱり可愛いよ。

土方はこれから左之と奉行所へ出かけるらしい。
「頼んだぜ」
「任せとけって」
平助が落ち着いた声で応える。
顔が誇らしげだね。

日が暮れた頃、帰る綱道に平助が近づき、
送っていくと声を掛ける。
「帰りに不貞浪士にでも襲われたら、
大変だし」
綱道はやんわりと辞退する。
平助が彼らの研究をよく思って無いことも
見抜いてます。
平助も特に隠しはせず、肯定する。
事情は理解出来るが仲間にあんな薬を使って欲しくない。

綱道も使うべきでは無いだろうとしながらも
あれで救われる者も大勢居るのだという。
「救われる?化け物になる薬でか?」
無力であるが故に全てを失った者は
力さえあればと、一様に思うもの。

変若水がもたらす力は紛い物。
真の力ではないが、それでも守れるものがある。
「アンタにも、力を求める理由があるのか?」
「さて、私はあくまでもただの医者です」
違うでしょー!綱道!!
ただの医者じゃないよねぇ?

「もしアンタの求める力が、
俺達に害を成すものなら…」
平助は刀を抜いて、
切っ先を綱道の鼻先ギリギリに向ける。
後退りもしない綱道も、肝が据わってるらよね。

「その時は俺がアンタを斬る」
綱道は、少しだけやれやれと言った感じに
息を吐く。

人にはそれぞれ立場、思想、志がある。
話し合いでなんとか出来れば良いが
そうじゃない時は、まげられない志がぶつかった時は
戦うしかない。
「俺はそう思ってる。
それでも…出来れば…殺さずに済む相手なら
殺したくねぇ。誰一人殺さずに居られたら良いと
思ってる」
それだけ言って、平助は刀を納める。

綱道は頭を下げて一人、帰っていった。
物陰に隠れて、龍之介が聞いていましたね。

『そいつを抜いて、
人を斬る覚悟がねぇんなら戻ってろ』
『何の覚悟もねぇヤツが
戦場にのこのこ出てくんじゃねぇ』
また、龍之介の脳裏に、左之と土方、
それぞれに言われた言葉が響く。

-俺には、何があるんだ?

自分で見つけなきゃ。

数日後、芹沢達が戻ってきましたが
なにやら皆、様子が変ですよ。
沖田だけがにやついてる。

大坂で丸腰の力士達と乱闘騒ぎになり、
芹沢と沖田が相手を斬ったらしい。
沖田…。
アンタ、なんて嬉しそうな顔で斬るんだ…。

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前回までの感想
#1
「薄桜鬼 黎明録」#1【天武の暁】龍之介はあんまり…。
#2
「薄桜鬼 黎明録」#2【導かれし運命】やっぱり斎藤は美しい。(笑)
#3
「薄桜鬼 黎明録」#3【群狼の掟】山南の笑顔は怖い。(笑)
#4
「薄桜鬼 黎明録」#4【血塗られし刃】沖田が病んでいく…。
#5
「薄桜鬼 黎明録」#5【蒼穹のきざはし】
 龍之介を構う左之が好き♪


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薄桜鬼 黎明録 #6「闇より咆哮」

「何の覚悟もねえ奴が戦場へノコノコ出てくんじゃねえ」 龍之介をガクブルさせる土方さんの叱咤。 龍之介、、、武士じゃないんだから仕方ない、なんて言っていられなくなってきた

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「今のままじゃダメなんだ。俺にはまだまだ覚悟がたりねぇ」 とうとう綱道と新見がひそかに進めていた変若水のことを、近藤たちも知ることに! 口で言うより目で見たほうが早いと...

「薄桜鬼 黎明録」第6話

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薄桜鬼 黎明録 第6話「闇よりの咆哮」

浪士組の人材不足を解決する妙案があると呼び出し幕府から綱道さんを紹介することに! 幕命によりかねてから任務を進めてきた、近藤さんや土方さんには秘密裏に…ですよね ってこれ

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橘 瑞来

Author:橘 瑞来
ここ数年、仕事と体調が
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ブログ更新はまばらです💦
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2014年5月8日を持ち
閉鎖いたしました。


音楽、アニメ、ゲーム、
声優サン好きで
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音楽は、OLDCODEX、
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