「絶園のテンペスト」#6【矛盾する、頭蓋】真広がいとしい…。

あ~っもう、色々わかんなくて気になる~っ。
むらむらと原作読みたくなってくるよ。
今の所これの原作って、7巻迄ですよね。
まだ本編続いてるのかな。
でも7巻ぐらいならまだ追いかけられるか…とか
思ったりするから…。

たださ…。
今見ちゃイカンような気もするんですよね。
ネタバレも見ないようにしなきゃ…と
wikiはなるべく見ない方向で感想書いてます。

そんなわけで、原作既読の方が読まれたら
まるきり、的外れな推測をしてたりするかもですが
そこは流しておいて下さいねー。

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そうそう、潤一郎を訪ねた真広と吉野が
葉風は亡くなってると聞かされたところからですね。

「これは間違いない。
僕は彼女の遺体を確認したんだ」

 …マジですか。
「彼女は孤島で樽と共に死んでいる」
いや樽の上で胡坐かいて居眠りしてたりしますよ。
真広に力を貸すことが出来ている以上、
我々の知るあの葉風は本物の筈。
ほんと、どういうことなんだ?

1ヶ月半前、潤一郎は、左門に呼ばれて
鎖部本家を訪ねた。
そこで左門の口から
『姫様を亡き者にした』
と、言われたわけだ。

死んだ、ではなく亡き者にしたということは
左門が殺したと言ってるわけですよ?
そこでなんで左門に
食って掛からないんだよ潤一郎!

はじまりの樹の加護を最大限に受ける葉風を
どうやって殺せたのか。
その疑問の方が先なのね…。

彼女を殺す事は理を犯すことになる。
反動で何が起きるか分からない。
潤一郎の考える事は、左門も当然考えていた。
だからこれは賭けだった。

葉風を薬で眠らせて樽に入れて孤島に置き去りにした。
加護が十分であれば脱出することも不可能ではない。
だがはじまりの樹はまだ完全には目覚めていない。

『自然の理が彼女を殺すかどうか、
サイコロを振りましたか』

その方法なら左門が理を犯したことには
ならないかもしれないと潤一郎も理解する。

昨日、樽と共に島から遺体を回収した。
左門が布をはぐと、布団に寝ているのは遺体というか骨。
さっき入ってきた時、遺体だなーとは思ったが
上にかけてる布のふくらみ具合で、
骨状態っぽいなとは思ったよ。

実にシュールね。
それにしても綺麗過ぎて標本のよう。
死んで焼かずに骨になったとしても
ここまで綺麗だろうか。

「骨だけでよく葉風と確信出来たな」
「頭蓋骨がね、葉風ちゃんだったんだよ。
あの子の頭の形、綺麗だったから」

そういいつつ  みかん撫でてる潤一郎。
真広と吉野が引いてますよ~。

直感的にこれは葉風だと分かったのだそうで。
うーん…。
フェチの勘は侮れませんからね。
潤一郎が頭の形フェチなら
この頭蓋骨が偽者である可能性は低くなる。
どういうことなんだろう。

一族はこれから絶園の樹の復活を本格的に進めると
左門は潤一郎に告げた。
魔法を使えない潤一郎は、なるべく中立で居る様に
というのが先代の遺言。
だから潤一郎が復活を支持すれば
一族も一層まとまる。
左門は潤一郎に、協力して欲しいんですね。

『本当に、葉風ちゃんを殺したんですか』
凄いなー、頭蓋骨を撫で撫でしてるよ。

『貴方らしくない手を取ったものだな、と』
直接殺さないとはいえ、
後で何が起きるか読み取れない。
左門は、石橋叩いて渡るタイプですしね。
ちょっと疑いましたか潤一郎。

当分弔ってる余裕がないから
骨は本家で預かるが供養はしとけって、
これはまた乱暴な。
一族の姫でしょ?
あぁでも村人達とかには、姫が死んだ事は
隠す必要があるから大々的な弔いはどのみちしないって
感じなのかしらね。

って、まだ撫でてるし…。
どんだけ頭の形フェチ。

葉風が一族の中で孤立してるのは知っていたが
弔いまで任されるとは思わなかったと
潤一郎もこれにはやや呆れたようです。

「葉風ちゃんが生きてると思ってるみたいだね」
「あれが殺して死ぬヤツか?」
「同感だ。はじまりの樹の加護もあるし
メッセージを瓶に入れて島から流すだけで
外部との接触に成功しそうな強運な子だ」
はいそのとおりー。
良く分かってるねぇ。

詮索はよそう、と潤一郎。
自分はこれを預かっただけ。
何をすべきかは、真広と吉野の方が分かってる筈。

おや…壁にBeatlesのポスター。
これって時代は特に指定してなかったんでしたっけ…。

「お前、それでいいのか」
「え?」
「何かヤバイ事が起こってるのは
気づいてんだろう」
それでも、これが自分に出来る精一杯だと
潤一郎は言い切る。
「それに…」
「それに?」
「…いや、君らに言うべき事でもないか」
 みかん、はむはむ。

潤一郎って、ほんとちょっと変わり者。
超マイペースだし。

バスに乗って移動中、
吉野は早速メールを打ってますね…。

真広は潤一郎のこと、何者かと葉風に訊く。
先代の遠縁で幼い時に両親を亡くし
一族に引き取られたらしい。
だから魔法も使えないし権限も特に与えられていないが
先代に信頼されていた事もあって
一族では知られている。

って、葉風、胸の谷間に人形入れて喋ってるのか。
うは、なんか人形可愛く見える。
「えらく気を許してたみたいだな。
葉風ちゃんってなんだよ」
こらこら、そこ突っ込んでやるな真広。

権限がないだけに葉風を姫として敬う必要もなく
「ま、妹のようにだな」
「頭撫でられて喜んでたってわけかよ」
「喜んでなどおらん!」
「へっ」
おーい、車内ではお静かに。

とにかく潤一郎の事は信用出来る。
彼だけは嘘は付かないし裏切らない。
「じゃあその潤兄さんが、お前が死んでると言ったのは?」
そこですよねぇ…。

葉風もそこが分からない。
勘の鋭い人だし軽率な判断をするとは思えない。
なのに骨は葉風のものとした。

単純に考えれば、彼が左門と手を組んで
真広と吉野を騙そうとしているのか。
でももしそうなら、あの場で2人を捕まえれば済む事。
それに生きている証拠はある。
リアルタイムで人形と繋がってることを知らないから…。
「にしても嘘としちゃ苦しいぞ。
葉風が死んでるって証拠は、アイツの証言だけだ」

左門は一族全体に葉風が死んでると思わせたかったのか。
堅実な左門のこと、偽造した骨で騙し通せるとは思わぬ筈。

だが潤一郎は骨だけで、葉風が死んだと確信した。
うーん分からない。
「それともお前、幽霊か何かか」
「幽霊など、この世におらん」
そう、そんな不合理なものは居ないと真広も納得。

-それを言うなら、この全部が不合理だよ。

思わず黄昏れちゃう吉野ですが、
窓の外に黄アゲハ。
「真広!蝶だ!!」
「何っ!?」
またですか。
スパンがどんどん短くなってませんか?
 
バスが走っていた道路の下から鎖が持ち上がり
果実が浮かび上がる。
何度見ても果実と呼びたくない気味悪さね。

潤一郎も部屋から飛び出してそれを見上げる。
「酷いな、あれが絶園の果実か」
道路で失神してるサラリーマンが金属化していく。
果実が浮かんだ場所から少し離れてるが
このあたりまで影響が出るようだ。

「潤一郎どの」
夏村がキタ~。

バスは隆起した地面でバウンドして停車したが、
運転手は辺りの様子を見て愕然とする。
真広が彼の肩に手を置き、そのまま走れと命じる。
早く走らないと、このエリアから出られなくなる。
「なにが…」
「いいから!前向いてアクセル踏んでろ。
そんで後で有難たがれ」

真広と吉野の近くに居たから、運転手と同乗してた男だけ
助かったわけですよね。

それにしても左門は相当焦っているようです。
骨の問題は棚上げ。
「答えが何であれ、復活を邪魔すりゃ勝ちだろう?
違うか」
「…よし、許可する。左門の所へ向かえ。
一気に叩くぞ!」
「へっ」
そうこなくちゃ、みたいな顔ね、真広。

声を掛けられて、久しぶりだねと応えた潤一郎。
「よくご無事で」
「先代から貰った魔具があったから」
数珠みたいですな。

もはや状況は後戻りできない所まで来ている。
「中立などと言われずに我らの所に来られませんか」
「心情的には葉風ちゃんの味方だけどね」
「では力づくでも」
夏村は槍先を向けるが、
左門は放っておけと言うと思うと潤一郎は笑う。
後ほど確かめると突っ込んできましたよ。
潤一郎は余裕の顔してる。
そして何が起きたか分からぬまま、
夏村は地面に大の字で倒れました。

「魔法使いでもない僕が、どうして左門さんから
一目置かれてると思う?」

体術…とかですかね?
この振り返った顔、可愛いな。

とにかく手を貸す気は無いそうです。
「それにこれ、今日だけで何人死んでる?」
ですよね。
どう見ても、左門達が悪に見えるんですけど…。

「しかし…ご存知の筈です。
本当に恐ろしいのは、そんなことではないと」
真広と吉野は知らない。
絶園の樹よりむしろ葉風とはじまりの樹の方が
この世を崩壊させないことを。

…って、えええーっ!?
そうなの?

こちらは真広たち。
バスはオイル漏れで走れなくなったようです。
地面が隆起した時、バスの底、やられたんだな。
歩くしかないですよー。

潤一郎の話をしている時の葉風が
乙女だったと吉野がからかう。
そういう話は葉風が寝てる時にしなきゃね。
あ、寝てる時も駄目だってさ。

「第一、潤兄さんと私は…」もごごご。
真広は人形をポケットにしまってしまいました。
あ、なんか文句言ってる。
聞こえないよ葉風。

森の中で焚き火をし、夜を明かすことにしたようです。
吉野がまたメールを打ってますね。
真広が彼女にかと訊く。
「そんなに心配なら、一緒に居てやりゃいいじゃねーか」
彼女じゃないのは確かだが、誰に送ってるんだ?と
初見の時は思ったよ。

「知ってたか?愛花に彼氏が居たって噂」
「…いや」
「いつだったかのバレンタインデーに
アイツ、チョコ買ってた」
吉野がハッとする。
「どうかしたか?」
吉野、そこで反応しちゃ駄目でしょ…。

愛花はそういうの贈るように見えなかったから、と
誤魔化したけど…真広の眼が怖いよ。
凄く、怖いよ。

もう絶対知ってるよねキミ。
もしくは濃い可能性で疑っていて、
反応を見ているのか。
いずれにしても、吉野が嘘付くほどに
真広のこの眼が怖くなる気がします。

「ほんとに分かってねぇんだな、お前。
愛花のこと」
彼氏だったけど、本当に彼女のこと理解できてるかどうかは
別問題だよな。
愛花は相当、変わってましたからねぇ。

信じたのか、と吉野がホッとしてる。
この2人の関係って、危ういなぁ。

あれ…なんか人がわらわらとやってきましたよ。
真広と吉野は、まだ気づいてませんけど。

特製の魔具とやらは、ごつい銃に鎖をぐるぐる巻きにしたもの。
なんでこんなガッチリしてるのか。
鎖部の魔法は殺傷能力の高い武器を
はじまりの樹に捧げると
強い魔法を使いやすい傾向にあるのだそうだ。

「矛盾してないか?それ」
この世の理を守るはじまりの樹が破壊的な武器を望む。
確かにね…。
はじまりの樹がことごとく兵器を吸収し塵としたら
戦争は激減するだろうと葉風は不思議には思ってない。
「世の安定は一層守られると思わんか」
うーん。

「世の安定か、俺にはどうでもいいことだな」
真広の中で世の中の関節が外れてしまったのは
昨日今日の話ではない。
あの日。
愛花か殺されたあの日からずっと…。
吉野がそう思いめぐらせていると、
「吉野…囲まれてる」
あぁさっき、ざわざわと現れた奴らね。

魔具の高速移動で逃げるつもりだったのかな。
でも焚き火を一瞬で消されて煙が立ちこめ
視界の悪い中、真広が打撃を受ける。
吉野が連れて行かれそうになり、
放せ放せと喚く。
それに反応した真広は吉野の名を叫ぶが
更に打撃を受けて昏倒。
真広ーっ!!

「少し、気が咎める?」
車を運転してるのは山本。
助手席にいるのは…。
ちょっ!
「彼に秘密で私と取引してたこと」
あー…そうだったね。
さっき吉野がメール打ってたのは、山本だったのか。
でなきゃこんなドンピシャな場所に
現れないわよね。

「別に。真広にはもっと大きな
隠し事をしているわけだし」

そりゃそうですけども…。
やっぱ私はキミが時々怖いよ吉野。

だけど激しすぎないかと山本が訊く。
「妹さんへの彼の気持ち」
兄妹と言っても血は繋がっていなかったこと、
山本も知ってました。
そら調べてるよね。

『貴方は私とどうなりたいんですか?真広…真広…』
愛花との記憶。
これは真広が見てる夢なのね。
愛花の声が葉風のそれに変わる。
葉風がずっと呼んでたみたい。

ふらつく頭で最初に浮かんだのが吉野ですか。
葉風のどうしたの問いに応えもせず、
特製の魔具も葉風との通信の人形も放ったまま
走り出す真広にキュンとキタよ。

吉野は色々とキミを裏切っているのに…。
でも、裏切ってはいても、
真広を大事には思ってるんだよな吉野って。
ややこしいわねぇあんた達って。

多分真広は自分でも分かってない。
愛花に抱いていたものが、
どういう感情に基づく衝動で、
なんと呼ばれる思いなのか。
「でも、ハタからみれば丸分かりなんですけどね」

後を付ける気になればラク。
これだけ大仰な一団がお付きで囲んでいれば。
「彼、追ってくるかしら」
「どうでしょう」
吉野、追ってきて欲しいの?
欲しくないの?

富士山麓はまだ先だが、山本は吉野に会わせたい人物が
居るようです。

情報提供に感謝する、と
吉野に握手を求める男は早河巧。
黒鉄病対策本部長補佐。
山本の古い友人だそうです。
そのよしみで公にはやりづらい事を
任せてるらしい。
「ボランティアみたいなものね。
銃器の使用許可も貰えたし」

早河の祖父が鎖部一族の長の友人だった関係で
魔法が社会的な問題を起こした時には
秘密裏に素早く動ける国家的組織を作る必要があった。

そうは言っても後手後手に回ることが多い、と山本。
常識の範囲から逸脱したことばかり起きてるので
戸惑っているのは確かだと早河も苦い顔。

だがそれを手をこまねいて
見ているわけにはいかない。
「我々は魔法使いに戦争をしかける」
戦争ですか…。
この現実離れした事象も、
だが確実にあらゆる社会構造に影響を与え、
時には消滅させようとさえしている。
「もはや武力で攻する以外にない」
吉野の顔に緊張が走る。

「ま、まぁ急に大きな話をしても…」
と山本が空気を緩ませ、吉野に頼まれていた物を渡す。
助かりますと受け取った吉野は、
代わりに魔具を差し出した。
おいおい、魔具はもともとキミのもんじゃないだろ。
人の物を勝手に取引するなよ吉野。
なかなか良い根性してるよね。
ほんと吉野はそういうとこ逞しい。

吉野が受け取ったのは…カセットボンベみたいな…
んーでも手前の金具見ると、手榴弾か何か?
何に使うのかと訊かれ、保険みたいなものと応えてる。
「計算外で動くヤツが居るし」
「それで一人で来ようと思ったわけ」
「まぁ。…それもいいですか?」
スカートの下の銃に気づいて要求したり、
吉野ってやっぱタダもんじゃないよね。

めざといわねとぼやきながら、
「でも危な過ぎるわ。いざとなれば冷徹に撃てる子よ君は」
「いざという時、取り乱す方が心配じゃありませんか」
そーだけどー、それも危ないけどー。
そういうこと、しれっと言えるのがまた怖いわキミは。

早河に作戦を教えてくれと吉野。
それが知りたくて話に乗ったわけですね。
「正直、こちらも期待していた。
最強の魔法使いにもっとも近い所に居る
君達の協力をね」

あ、君達とか言ってますが、
真広は協力はしないと思いますよ。

軍は2日後の16時ジャストに攻撃開始を予定している。
敵の行動を分散させる必要があると悟った吉野は
自分達は反対側から結界に入ると告げる。
早河と山本が眼を合わせて頷いた時、
「おい、立ち入りは禁止されている!!」
侵入者への警告の声。

あー、真広が来たんですね。ふふ。
照明向けられてまぶしそうに、
荒い呼吸しながら立ってる。
速やかに退去しろと言われても
「うっせぇな!そこに居るんだろ!?吉野!!」
きゃー王子様みたい。

「撃つ度胸あんのかよ、こっちは丸腰だぜ」
鎖部の連中ならともかく、軍ならば民間人に
手荒な真似は出来ませんよね。

高速移動で兵士を一人ノックアウト。
山本が発砲許可出しちゃいましたよ。
「子供扱い出来る相手かどうか、すぐに分かるわ」
確かにそうだけどー。
うっわー、真広、かっけぇぇぇ。

吉野の乗ってた装甲車(これ装甲車でいいのかな)
が急発進。
「どこへ?」
「逃げるに決まってるでしょ?
あくまで私達は貴方を拉致したんだから」
そうでした。

あーあー真広ったら。
こんな所で魔具をどんどん消耗しちゃって。
でもきっと彼にそれ言ったら
"んなの関係ねー"とか言うだろうな。

真広ったら、装甲車の屋根に着地。
無茶するなぁもぉ。
吉野もこれには参って、後ろのドアを開いて
自ら道路に飛び降りる。
「吉野!」
魔具で着地の衝撃は抑えたけど道路上を跳ねるように転がる。
痛い痛い。

「大丈夫か!?」
吉野さえ降りれば拉致った奴らはどうでもいい。
さっさと吉野の元へと駆けつける真広。
「何考えてんだよ!」
「ぼやっとすんな、こっちだ!」
道路を外れて山の中に逃げる。
車は追えませんからね。

「どう思う?あの子達」
「当面の目的は同じでも、
見えてる物が相当異なっているようだ」
彼らの協力が吉と出るか凶と出るかは賭け。
いやいやいや、真広は協力してませんので
そこは複数じゃなく…。

あぁもう夜明けなのね。
空の描写がリアル。
自然の作画、綺麗だなぁ。
森の空気が感じれそうだ。

走りに走ったのでしょう。
2人は寝転がって、はぁはぁ浅い呼吸。
「なんで…来たんだ」
「なんでって…何がだ」
「いや…だから…」
「要るのか?」
「えっ?」
「理由が…要るのか」

直情的な彼が、静かに声を落として告げた。
表情にふざけた所は欠片も無く
心からの言葉で。

起き上がった真広が薄く笑って一言。
「俺がお前を救ってやるよ」

-俺が世界を救ってやるよ。
 そう言い放った時と同じ
 全く気負いの無い言葉だった。


気負いの無さは一緒でしょうね。
でも優先順位は違うと思うよ。
真広はね、世界よりキミを救う事を優先すると思う。

つまり、
愛花殺した犯人を殺す > 吉野を守る > 世界を守る
ふふふ。

もうなんか真広が愛しいよ。
吉野が真広を騙しているのは
色々あってのことなので
単純な裏切り行為ではないとは分かってるけど
それでもやっぱり少し、
恨んでしまうよ。
真広があまりにまっすぐだから。

そうそう、アタッシュケースも人形も放置でしたね。
「何考えてんだよ!大事なものを!」
ほんとだよ。
左門達がこれ見つけて持っていかれちゃってたら
アウトですよ。
でも真広と来たら、ふぁ~っとあくびして、
「悪かったな」
重くも軽くも無い調子で返す。

こんな物より、キミの方が大事だったってことですよ。
何処かに一旦隠すとか、そんな余裕も無く
キミを追ったんですよ。
胸が痛むでしょ、吉野。

どうして真広は吉野を疑がおうとしないのか。

-それとも…。

随分な扱いだと葉風が怒ってるよ。
「安心しな。約束を守ってもらうまでは捨てはしねぇ」
「本当にお前は復讐だけ出来れば
それでいいのだな」
葉風の呆れ声がとっても沢城さんだ。
「あぁ、それでいい。行こうぜ」

-それとも
 ただ認めたくないだけなのか。
 ありきたりの感情に自分が振り回されていることを
 認めたくないのと同様に…。


あぁそれは有り得ると思うよ。

歩き始めた真広がふと眼を留めた。

『じゃあ…俺はお前とどうにかなれるのか?』
『それは…こう訊ねているのですね。
お前は、俺の女になれるのか?、と』

愛花ちゃんってば、なかなか嫌な女だな。
言葉だけならまだしも、
座ってる真広の股の間に膝を置いて顔近づけて
その台詞ですか。
真広の気持ち分かってて、
自分には全然その気は無くて
その上でそういう欲情そそらせるような真似
するんですか。

真広が可哀想だ。

眼を留めたのは水仙が咲いていたからなのね。
あの時部屋の花瓶に挿してあったのが水仙だったから。
水仙の描写も綺麗だ。朝露が光ってる。

BGMが映画や舞台劇みたいなんだよね、この作品。
アニメなのに重々しくて。
でも私はそういうとこも気に入ってる。

ED~。
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これのEDも賛否両論みたいだけど、
私は「マギ」のEDほど嫌じゃないよ。
本編が確かに重苦しいので、
ちょっと息抜きも必要ってのわからなくないんで。

予告見ても、やっぱり愛花って、
男2人の気持ちをもてあそんでるように聞こえる…。
うう。

原作読みてぇーっ。


あ、そうそう。
前回書き忘れたことですが、
潤一郎のこと、女性だと思ってらっしゃった方が
とても多かったのには驚きました。
OP映像に最初から居たから、
いつ出てくるのかなぁとは思ってましたが
私は男だと思ってたんですよ。
ただ、ほわほわした中性的な青年だろうと思ってたので
そこはちょっとイメージ違ってましたが。

顔だけ見てると声のイメージがちょっと違うのだけど
潤一郎も、知れば知るほど変わり者で
ほわほわの弱い、儚い人ではなく
十分したたかそうだし、腕もああみえて強いので
声もこれで良いのかもと思いました。



前回の感想
#1
「絶園のテンペスト」#1【魔法使いは、樽の中】狂気な豊永さんが新鮮。
#2
「絶園のテンペスト」#2【彼女はとてもきれいだった、と少年は言った】
 真広、ひょっとして知ってたりする?

#3
「絶園のテンペスト」#3【できないことは、魔法にもある】
 クセになってきました。

#4
「絶園のテンペスト」#4【罰あたり、ふたり】
 ちびの頃から全然変わってないのな、この2人…。

#5
「絶園のテンペスト」#5【全てのことには、わけがある】
 どうなってるのーっ!?


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絶園のテンペスト 第六幕 矛盾する、頭蓋 レビュー

僕は彼女の遺体を確認したんだ 彼女は孤島で樽とともに死んでいる… 1月ほど前、左門から呼ばれて、鎖部の本家で 確認をしたという潤一郎。はじまりの樹の加護を 受けている葉風を

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橘 瑞来

Author:橘 瑞来
4年続けた他ブログから
引っ越してきて、
5周年を迎える所なのに
未だ未整理で
申し訳ない限り(汗)
本宅notresは
2014年5月8日を持ち
閉鎖いたしました。


創作以外では、音楽、
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声優サン好きで
美味しん坊デス。
現在ハマってるものは、
音楽は、OLDCODEX、
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どっぷりハマってるのが
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後、最近は、進撃の巨人、
ハイキュー!!、七つの大罪
などが好きです。

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