「進撃の巨人」#16 ジャンがイイ。
今回は、ジャンが良かったですねぇ。
そしてアルミンはやっぱり鋭かったし、
ミカサは期待を裏切らなかった。
朝から大笑いしたよ。
「あのチビ」と「ハエ」
やっぱミカサは、どこまでもミカサですねー。
そういえば余談ですが
ラジオ「進め電波兵団」。
ミカサ役の石川由依さんがゲスト回を聞いて
石川さんに俄然興味が湧きました。
「私は歌う!」
もう、最高。
実際、歌も三人の中で一番歌えてましたよね。
Revoさんがゲストの時に
好きなキャラクターは?
と訊かれたRevoさんが「石川由依」と応えてましたが
同感でしたよ、Revoさん。
石川さん、良いキャラしてるわー。
コミックス最新刊、もうすぐ発売なんですね。
あぁ原作も読みたくなってきた。
そしてアルミンはやっぱり鋭かったし、
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なにっ!?
あ、アバン復習がないだと!?
OP~♪
アバンがなくて驚いちゃった。
OPは、【紅蓮の弓矢】のインパクトが強すぎて
【自由の翼】は、印象が薄く感じられていましたが
最近、仕事中に頭ん中でぐるぐるこの曲が回ってるんだよ。
後からじわじわクルタイプなのかも。
最後にシャフトを交換したのはいつか。
訊かれてサシャが掃討作戦の後だと答えてる。
兵士達の立体起動装置のチェックですか。
調べてるのは憲兵団の兵士ね。
あぁソニー&ビーン殺しの犯人捜しですか。
巨人を殺して罰せられるなんてとぼやく者もいる。
って、このモブの声って細谷さんじゃないか?
でもあれは貴重な被検体で、
なんといってもハンジの
大事な大事な子達だったのよ…。
「巨人が憎くてしょうがなかったんだろうな」
コニーがぽつり。
でもこれでは巨人に手を貸したようなものだと
アルミンが返す。
「その人の復讐心は
満たされたかもしれないけど
人類にとっては打撃だ」
コニーは馬鹿だから分かる気がするそうで。
巨人を見るまでは、調査兵団に入るつもりだった。
でももう二度と見たくない。
うん、それはとっても分かるわ。
今日、所属兵団を決めるんですね。
コニーがジャンを気にしてる。
-ジャンのヤツ、本気で…。
回想ですな。
仲間たちの遺体をまとめて燃やしたのね。
キャンプファイヤーみたい。
コニーは頭を抱え、滝の様に涙を流した。
ジャンは思った。
-皆、後悔してる。
こんな地獄だと知ってりゃ
兵士なんか選ばなかった。
精根尽き果てた今、
頭にあるのはそればっかりだ。
燃やされて飛び散ったのか、
辺りに砕けた人骨が散乱してる。
ジャンがその一つを
しゃがんで手に取る。
『なぁマルコ。もうどれがお前の骨だか
分からなくなったよ』
切ない…。
って、ううっ…。
ここでまたあのマルコを見せるんですか?
もぉお願い、見せないでぇ。
それ、一番キツイわ。
兵士になんかならなければ
次は誰の番か、なんて考えずに済んだのに。
いつぞやのエレンの言葉が脳裏によぎる。
『何十万の犠牲で得た戦術の発達を放棄して
おとなしく巨人の餌になるのか!?』
分かってる。
戦わなきゃいけないことは。
だけど誰もがエレンみたいな死に急ぎの馬鹿には
なれない。
ふと近づく靴音がして、振り仰ぐとマルコが立っていた。
『怒らずに聞いて欲しいんだけど、
ジャンは強い人ではないから、
弱い人の気持ちがよく理解出来る。
それでいて現状を正しく認識することに
長けているから
今、何をすべきか明確にわかるだろう』
あぁマルコ。
視界が滲んでキミの顔がよく見えないよ。
本部でアルミンの作戦で建物内の巨人を始末して
ガスを補給した、あの時の台詞だね。
マルコのこの言葉はこの先もずっと
ジャンを支えることになるんだろうね。
彼の背を押し、突き動かしもするだろう。
マルコ。
パッと見、地味でしたが、
大事な役割を持ってたねキミは。
ジャンが立ち上がりました。
今、何をすべきか…。
皆に所属兵科は決めたかと問う。
『俺は決めたぞ。俺は…俺は…』
震える右手を左手で押さえながら
『調査兵団になるっ!』
そう叫んで、
涙を堪えるように
声を漏らした。
コニーはアニに意見を求める。
あのジャンが調査兵団になると言っているが
どう思うか、と。
アニは何も気にしてない。
最初から憲兵団を志望していて
意志は変わっていない。
アニが憲兵団なら自分もそうした方がいいかなとか
それはアカンやろ、コニー。
「アンタさ、人に死ねって言われたら死ぬの?」
そういうこと。
人に左右されず自分で決めなさいよ、
そういうのは。
アルミンはどうなのかとアニが訊く。
「僕は…
死ぬ理由が理解出来たら、
そうしなきゃいけない時もあると思うよ。
嫌だけどさ」
つまりは調査兵団ってことね。
前からそのつもりではあったらしい。
コニーは信じがたいようですけどもね。
「アンタ、弱いくせに根性あるからね」
わっ、アニに褒められた。
うんでも、アルミンは弱いけど根性ある。
その言葉はまさに的確。
「アニってさ、実は結構優しいよね」
「は?」
私も、「は?」だよアルミン。
アルミン達に調査兵団に入って欲しく
ないようだし、アニが憲兵団に入るのも
何か理由があるのではないか。
「別に。私はただ…自分が助かりたいだけだよ」
本当に…そうですか?アニ。
あれ…アルミンが何か気づきました?
アルミン、何見てる?
どこ見てるの?
結局、無許可で立体起動装置を使った兵士は
見つからなかったとグンタとエルドが話してる。
つまり犯人が誰か分からずじまいですか。
そうか。
立体起動装置使うには許可が要るのね。
だからあんな夜中に使ったら分かる仕組みか。
でも…それならさ。
ジャンが自分の立体起動装置壊れた時、
仲間の遺体から拝借して使ったよね。
あの当時は遺体からこっそり回収することだって
可能だったわけだし…。
そういうの使ったのでは?
エルドはそれより新兵勧誘式の方が心配。
入団しようという酔狂な新兵が
どれだけ居るのか。
「なぁエレン、お前の同期にウチを志願するヤツは
居るのか?」
あ、エレンが馬に餌やってる。
馬さん可愛い。
居ますよと返したエレンですが。
「いや…居ましたが…
今はどうか分かりません」
だよねぇ…。
リヴァイが戻ってきました。
哨戒に出るから支度しろってさ。
エレンの、リヴァイへの敬礼がめっさ気合入ってるー。
「いいかエレン、俺から二馬身以上遅れるなよ。
てめぇがウロウロ出来るのは
俺が監視しているからってこと忘れるな
でも兵長、馬で駆けるのも速そうだよなぁ。
頑張れエレン。
勧誘式が始まるのを待ってる訓練兵達。
近づいてきたジャンに、本当に調査兵団にするのかと
アルミンが訊く。
「あぁ」
平然と肯定するジャンにサシャが驚き、
怖くはないのかと訊く。
「はぁ?嫌に決まってんだろ、調査兵団なんて」
じゃあなんでとコニーが情けない顔を向ける。
別に巨人が怖くないから決めたわけじゃない。
有能なヤツは調査兵団に入るべきだ、なんて
言うつもりもない。
死に急ぎ野郎とは違う。
その言葉に、エレンか、とコニー。
エレンはとっくに調査兵団に入ってる。
まぁ入ってるというか、
監視下に置かれてるってところですけどね。
訓練兵に整列しろと声がかかった。
「俺はな、誰かに説得されて
自分の命を賭けてるわけじゃない。
こればっかりは、
自分で決めずに勤まる仕事じゃねぇよ」
そうね。
あれ、いきなり暗くなってるけど
ここに至るまでに、他の団からの説明とかも
あったのかな?
今、檀上に立ってるのはエルヴィン。
話すことは率直に言えば調査兵団への勧誘だと
先にはっきり告げている。
あ、てことは、さっきエルドが新兵勧誘式、なんて
言ってたけど、あれは通称で、
正式名は違うんだな。
今回の巨人の襲撃により
新兵たちは既に、
巨人の恐怖も、己の力の限界も知ってしまった筈。
だが、この戦いで人類はこれまでにないほど
勝利へと前進した。
エレンの存在。
彼が間違いなく自分達の味方であることは、
彼の命がけの働きが証明しているとエルヴィン。
そして…。
「更に我々は、彼によって巨人の進行を阻止するのみならず
巨人の正体にたどり着く術を獲得した」
訓練兵相手にそんなことまで言っちゃう?
当然、訓練兵達は驚きの声を上げますが
そんな彼らをじっと見つめるエルヴィンの眼。
反応を見てるんだね。
つまりは、この中に「敵」がいるんですね。
エレンの生家のあるシガンシナ区の地下室には
エレンも知らない巨人の謎がある。
地下室にたどり着けば、この100年にわたる巨人の支配から
脱却できる手がかりを掴める。
いやそれ確証はないんだよね。
そら、なんらかの手がかりはあるだろうけど
実際行ってみないとエレンの親父さんが
どこまで掴んでたのか分かんないわけだし。
でも、カマかけたんだな。
こうまで言えば、敵は食らいつく筈。
「地下室だと?」
普通、そこに反応しますかね、ライナー…。
もうそんな所まで来ているのか、
巨人の正体が分かれば、この状況も…と
周囲の訓練兵達のざわめきが広がる。
うん、普通はそっちに食いつくよね。
はい、アルミンも違和感感じました。
-いくら兵士を集めたいからって
そんなことまで公にするなんて…。
それとも何か意図が?
団長は一体、
何を見ようとしているんだ!?
キミらの中に紛れ込んでる敵、ですね。
調査兵団はシガンシナ区の地下室を目指すが
それにはウォール・マリアの奪還が必須となる。
トロスト区の扉が使えなくなったため
東のカナデス区から遠回りするしか他はない。
4年かけて作った大部隊の航路が無駄になった。
その4年間で調査兵団の6割以上が死んだ。
4年で6割というのは、正気の沙汰じゃない数字。
今期の新兵にも、一か月後の壁外調査に参加してもらうが
死亡する確率は3割、
4年後にはほとんどが死ぬだろう。
しかしそれを超えた者が生存率の高い優秀な兵士と
成っていく。
この惨状を知った上で、自分の命を賭してもやるという者は
この場に残ってくれとエルヴィン。
「自分に訊いてみてくれ。
人類のために、心臓を捧げることが出来るのかを」
いやこれは…そりゃ皆、残らないよね。
「以上だ。他の兵団の志願者は解散したまえ」
必要以上に脅しすぎではないかと部下が思わず口を挟む。
「一人も残りませんよ」
そうだねぇ、入団したら4年の内に死ぬこと確定、
みたいですもの。
そりゃ嫌でしょうみんな。
新兵達は続々と背を向け去っていく。
もちろんアニも。
ジャンは揺らぎそうになる自分を堪えるのに必死だ。
-くっそ…
頼むぞ。
決めたんだ。
これ以上、自分を嫌いにさせないでくれっ!
サシャは恐怖に青ざめて、動かきなゃと思うようですが
足が動かないよう。
コニーはもともと憲兵になるために村を出た。
憲兵になれば母は喜ぶだろうし村の皆も
自分を見直してくれるはず。
もう自分達は知っている。
巨人がどうやって人間を食べるのか。
食べられるコニーやサシャの姿を想像し
ジャンは、空に向けて
「うわぁぁぁあああ!!」
ひとしきり叫んだ。
え…。
そんなに残ったの?
ジャン達以外にも、勇気あるやついたんだな。
彼らを前に、エルヴィンが一言。
「君達は死ねと言われたら死ぬのか」
「死にたくありません!」
即答が返り、エルヴィンはそうかと満足げに微笑む。
「皆、良い表情だ」
残った兵士達をエルヴィンは調査兵団に迎え入れました。
これが本物の敬礼。
「心臓を捧げよ!」
敬礼をしつつも、調査兵団なんて最悪…と呟くジャン。
村に帰りたいと震えるサシャ。
もうどうでもいいと諦めモードのコニー。
泣いてるクリスタ。
ほんとは残りたくなかったと誰もが顔に書いてある。
それでも残ったのは、
やりたくなくても、やらなくてはいけないと
知っているからですね。
「よく恐怖に耐えてくれた。君達は勇敢な兵士だ。
心より尊敬する」
エルヴィンの言葉が浸みるわ。
入団した兵士達に班長のネスが愛馬のシャレットを紹介。
髪の毛をむしるのが好きらしい。
ハゲないように気を付けてね。
言ってる傍からシャレットがネスの頭のスカーフを
噛んで引っ張ってる。
あ…後ろの方ハゲてるね。
翌日からの訓練は実践よりも
エルヴィンが考案した長距離索敵陣形を
頭に叩き込むことが主となった。
不思議なことに、緻密な陣形でありながら
そこにエレンの配置は示されていなかった。
新兵の配置は、荷馬車の護衛班と索敵支援班の中間。
予備の馬と並走し、伝達を任されました。
あ…馬がリヴァイの手を舐めてる。可愛い。
リヴァイも、なんか舐めさせてやってる感じだね。
潔癖な人なのに…。
あの時の部下同様、この馬も大事な仲間の認識ね。
リヴァイ班、特別作戦班は、後列中央で待機。
この布陣の中でもっとも安全な位置。
補給物資を運ぶ荷馬車よりも手厚い待遇だそうで。
おや、オレオが後ろであくびしてますよ。
今回は、行って帰って来る事が目標。
この壁外遠征がきわめて短距離なのも
エレンをシガンシナ区に送る為の試運転だから。
「あの…俺にはこの力を
どうしたらいいかも、
まだ分からないままなんですが…」
自信なさげに俯くエレンにグンタが訊く。
あの時のエルヴィンの質問の意味が分かったか、と。
『敵はなんだと思う?』
ですね。
エルド達も意味は分かっていない。
「全てが分かったといえば嘘になるかもしれん。
しかし俺には…」
オレオがカッコつけて言いかけた言葉を
「もしかしたらこの作戦には
他の目的があるのかもしれん」
グンタが打ち消したー。ぶははは。
だがエルヴィンはそれを
兵士達に説明すべきではないと判断した。
ならば自分たちは、行って帰ってくることに
終始すべきだとグンタ。
「団長を信じろ」
頷いたエレンですが、
何か思うことがあるようね…。
訓練はここまでとし、戻ることになりました。
わぁ、落ちかけた陽の風景画、綺麗だなぁ。
雲、リアル~。
古城に戻ってエレンは馬の世話。
オレオは一応、監視なのかな。
アルミン達が通りかかったのを見て、
同期と話してきても良いかと訊く。
「ちっ、さっさと行けよ」
口悪いけど、案外優しい?
「おいミカサ!アルミン!」
振り向いたアルミンは嬉しそうな顔。
ミカサは反して心配そうな顔。
ぷぷぷ。
必死な顔でエレンの手を両手で握ると
なにか酷いことはされていないかと、まず訊く。
「身体を隅々まで調べつくされたとか
精神的苦痛を受けたとか」
過保護だなぁ。
「ねぇよ、そんなことは」
エレンは否定しますが、
「くっ!」
ミカサの顔が凶悪になったー。
「あのチビは調子に乗り過ぎた。
いつか私がしかるべき報いを」
ぶはははははっ。
期待通りの反応だわミカサ。
あのチビとか言っちゃうもんなぁ。
すげぇわミカサ。
って、今、リヴァイ聞いてましたね。
「よぉエレン」
「久しぶりです」
コニー、サシャも来ました。
クリスタ、ライナー、ベルトルトも。
皆揃ってるのかとエレン嬉しそう。
でもここに居るってことは調査兵になったということ。
まさか皆、調査兵になるとは思ってなかったよねエレン。
「じゃあ憲兵団に行ったのは、
ジャンとアニとマルコだけ…」
後ろに近づく足音に気づいて振り向くと
ジャンが立っていて、エレンは驚く。
「まさか、お前までっ!?」
そんなエレンにジャンは
「マルコは死んだ」
「今…なんて言った?マルコが…
死んだっていったのか?」
信じがたいよね。
あんな目に遭いながら、それでも同期の主だったメンツ、
こうして生き延びているのだからなおさら。
「誰しも劇的に死ねるってわけでも
ないらしいぜ」
マルコはどんな最期を迎えたのかも分からない。
彼は誰も見ていない所で人知れず死んだ。
それもまた、やるせない。
新兵達に集合がかかりました。
制服が届いたそうです。
あぁ…自由の翼。
ジャンが、サシャが、マントを装着する。
カッコ良いよ、みんな。
そんな背中を見つめていたエレンの眼には、
皆と同じようにマントをつけ、
すがすがしい顔で振り向くマルコの姿が映る。
うう…。
夜、エレンはまた彼らと話す機会を得たようね。
「お前ら…ほんとに」
「そう私達も今度の作戦に参加する」
ジャンは、エレンが巨人になった時、
ミカサを殺そうとした事実を確認する。
「違う、エレンはハエを叩こうとして」
ぷはははははっ。
ミーカーサー!!
どうあってもエレンを庇いたいのは分かるが
ハエってなんだよハエってー。
もう腹痛い。
「お前には聞いてねーよ」
あ、ジャンったらさすが。
ミカサに頬の傷のことも指摘する。
深そうな、その傷はいつ負ったものなのか。
「本当らしい。巨人になった俺は
ミカサを殺そうとした」
「らしいってのは記憶にねぇってことだな」
つまり巨人の力の存在を今まで知らず
それを掌握する術も持ち合わせていない
ということ。
「あぁ、そうだ」
エレンは認めました。
溜息を吐いてジャンはコニー達へと振り返る。
聴いたか、これが現状らしい、と。
「俺達と人類の命がコイツにかかってる」
自分達もマルコのように、
エレンが知らないうちに死ぬのだろう。
今ここでエレンを追い詰めることに
何の意味があるのかとミカサが抗議。
「あのなぁミカサ、誰しも、お前みたいになぁ、
エレンの為に無償で死ねるわけじゃないんだぜ」
うん。そうだね。
ジャンは現実的だ。
「知っておくべきだ。
俺たちは、何のために命を使うのかを。
じゃねぇと、いざという時に
迷っちまうよ」
ジャン…。
「俺達はエレンに見返りを求めてる。
きっちり値踏みさせてくれよ。
自分の命に…見合うのかをな」
ジャンはつかつかとエレンに向かい、
両肩を掴む。
エレン、ちょいビビりましたね。
「だからエレン!!
お前…本当に…頼むぞ」
あぁジャンの決死の想いが、のしかかる。
重いでしょエレン。
でもほんと、みんなの命はキミにかかってるんだ。
ここはグッと来ましたね。
紀章さんの演技も良くて。
いいなぁ、ジャン。
そして…
いよいよ出発ですか。
隊列を組み、開門を待つ調査兵団。
その姿を窓から眺め、
目を輝かせてる子供達に
エレンが目を留める。
「背中の印、自由の翼っていうんだぜ」
「カッコイイ~」
思わず表情を緩めるエレンが良いね。
前回、予告に映ったのはこれでしたか。
これより人類はまた一歩前進する。
うん、前進するけどまたいっぱい死にそうで怖いよ私は。
開門しました。
ハンジのメガネが光ってて怖い。(笑)
きっとわくわくしてるんでしょうね。
いやしかし、驚いたのはエルヴィンです。
「前進せよ!!」
これ誰よ?
顔変わってますがな。
壁外へ出ると人が変わるのかこの人。
まともに見えてましたが、調査兵団の団長、
変人の巣窟の親分ですものね。
やはりそれ相応なわけだ。
いやはやビックリ。
声も太くて、小野さんに聞こえなかったよ。
こんな声、出るんですね。
ED~♪
次回予告。
次回は知性を有する謎の巨人、
女型の巨人が現れるんですね…。
ついに来たか。
いや…原作知らないのですが
あちこちでネタバレ踏んじゃって
中途半端に知ってたりするんで…。うう。
エンドカードは、ゆーげんさん。
おっミカサとリヴァイと超大型巨人。
ミカサとリヴァイ近づけちゃヤバイよ。
ミカサ、巨人よりリヴァイの首筋を削ぎそうだ。
リヴァイの身体のひねりが良いですね。(そこっ!?)
ミカサの手を引っ張ってるのはエレンでしょうか。
ふふ。
前回までの感想
#1-6
「進撃の巨人」#1~6見ましたよ~。【5/17ちょい追加】
#7
「進撃の巨人」#7 この筋肉質な巨人って…。
#8
「進撃の巨人」#8 どういう仕組みなんだろ。
#9
「進撃の巨人」#9 ミカサとアルミンは凄いね。
#10
「進撃の巨人」#10 うるっと来ました。
#11
「進撃の巨人」#11 ほら、いわんこっちゃない。
#12
「進撃の巨人」#12 アルミンがカッコ良くて泣けて、
ジャンがカッコ良くて惚れて…あれ?
#13
「進撃の巨人」#13 泣いたよ…毎回泣いてるけどさ。
#14
「進撃の巨人」#14 変人たちの巣へ、ようこそ。
#15
「進撃の巨人」#15 変態すぎる…。
なにっ!?

あ、アバン復習がないだと!?
OP~♪
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大事な大事な子達だったのよ…。

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コニーがぽつり。
でもこれでは巨人に手を貸したようなものだと
アルミンが返す。
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満たされたかもしれないけど
人類にとっては打撃だ」
コニーは馬鹿だから分かる気がするそうで。
巨人を見るまでは、調査兵団に入るつもりだった。
でももう二度と見たくない。
うん、それはとっても分かるわ。
今日、所属兵団を決めるんですね。
コニーがジャンを気にしてる。
-ジャンのヤツ、本気で…。
回想ですな。
仲間たちの遺体をまとめて燃やしたのね。
キャンプファイヤーみたい。
コニーは頭を抱え、滝の様に涙を流した。
ジャンは思った。
-皆、後悔してる。
こんな地獄だと知ってりゃ
兵士なんか選ばなかった。
精根尽き果てた今、
頭にあるのはそればっかりだ。
燃やされて飛び散ったのか、
辺りに砕けた人骨が散乱してる。
ジャンがその一つを
しゃがんで手に取る。
『なぁマルコ。もうどれがお前の骨だか
分からなくなったよ』
切ない…。

って、ううっ…。
ここでまたあのマルコを見せるんですか?
もぉお願い、見せないでぇ。

それ、一番キツイわ。
兵士になんかならなければ
次は誰の番か、なんて考えずに済んだのに。
いつぞやのエレンの言葉が脳裏によぎる。
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分かってる。
戦わなきゃいけないことは。
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なれない。
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『怒らずに聞いて欲しいんだけど、
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弱い人の気持ちがよく理解出来る。
それでいて現状を正しく認識することに
長けているから
今、何をすべきか明確にわかるだろう』
あぁマルコ。
視界が滲んでキミの顔がよく見えないよ。
本部でアルミンの作戦で建物内の巨人を始末して
ガスを補給した、あの時の台詞だね。
マルコのこの言葉はこの先もずっと
ジャンを支えることになるんだろうね。
彼の背を押し、突き動かしもするだろう。
マルコ。
パッと見、地味でしたが、
大事な役割を持ってたねキミは。
ジャンが立ち上がりました。
今、何をすべきか…。
皆に所属兵科は決めたかと問う。
『俺は決めたぞ。俺は…俺は…』
震える右手を左手で押さえながら
『調査兵団になるっ!』
そう叫んで、
涙を堪えるように
声を漏らした。
コニーはアニに意見を求める。
あのジャンが調査兵団になると言っているが
どう思うか、と。
アニは何も気にしてない。
最初から憲兵団を志望していて
意志は変わっていない。
アニが憲兵団なら自分もそうした方がいいかなとか
それはアカンやろ、コニー。

「アンタさ、人に死ねって言われたら死ぬの?」
そういうこと。
人に左右されず自分で決めなさいよ、
そういうのは。
アルミンはどうなのかとアニが訊く。
「僕は…
死ぬ理由が理解出来たら、
そうしなきゃいけない時もあると思うよ。
嫌だけどさ」
つまりは調査兵団ってことね。
前からそのつもりではあったらしい。
コニーは信じがたいようですけどもね。
「アンタ、弱いくせに根性あるからね」
わっ、アニに褒められた。
うんでも、アルミンは弱いけど根性ある。
その言葉はまさに的確。
「アニってさ、実は結構優しいよね」
「は?」
私も、「は?」だよアルミン。
アルミン達に調査兵団に入って欲しく
ないようだし、アニが憲兵団に入るのも
何か理由があるのではないか。
「別に。私はただ…自分が助かりたいだけだよ」
本当に…そうですか?アニ。
あれ…アルミンが何か気づきました?
アルミン、何見てる?
どこ見てるの?
結局、無許可で立体起動装置を使った兵士は
見つからなかったとグンタとエルドが話してる。
つまり犯人が誰か分からずじまいですか。
そうか。
立体起動装置使うには許可が要るのね。
だからあんな夜中に使ったら分かる仕組みか。
でも…それならさ。
ジャンが自分の立体起動装置壊れた時、
仲間の遺体から拝借して使ったよね。
あの当時は遺体からこっそり回収することだって
可能だったわけだし…。
そういうの使ったのでは?
エルドはそれより新兵勧誘式の方が心配。
入団しようという酔狂な新兵が
どれだけ居るのか。
「なぁエレン、お前の同期にウチを志願するヤツは
居るのか?」
あ、エレンが馬に餌やってる。
馬さん可愛い。
居ますよと返したエレンですが。
「いや…居ましたが…
今はどうか分かりません」
だよねぇ…。
リヴァイが戻ってきました。
哨戒に出るから支度しろってさ。
エレンの、リヴァイへの敬礼がめっさ気合入ってるー。
「いいかエレン、俺から二馬身以上遅れるなよ。
てめぇがウロウロ出来るのは
俺が監視しているからってこと忘れるな
でも兵長、馬で駆けるのも速そうだよなぁ。
頑張れエレン。
勧誘式が始まるのを待ってる訓練兵達。
近づいてきたジャンに、本当に調査兵団にするのかと
アルミンが訊く。
「あぁ」
平然と肯定するジャンにサシャが驚き、
怖くはないのかと訊く。
「はぁ?嫌に決まってんだろ、調査兵団なんて」
じゃあなんでとコニーが情けない顔を向ける。
別に巨人が怖くないから決めたわけじゃない。
有能なヤツは調査兵団に入るべきだ、なんて
言うつもりもない。
死に急ぎ野郎とは違う。
その言葉に、エレンか、とコニー。
エレンはとっくに調査兵団に入ってる。
まぁ入ってるというか、
監視下に置かれてるってところですけどね。

訓練兵に整列しろと声がかかった。
「俺はな、誰かに説得されて
自分の命を賭けてるわけじゃない。
こればっかりは、
自分で決めずに勤まる仕事じゃねぇよ」
そうね。
あれ、いきなり暗くなってるけど
ここに至るまでに、他の団からの説明とかも
あったのかな?
今、檀上に立ってるのはエルヴィン。
話すことは率直に言えば調査兵団への勧誘だと
先にはっきり告げている。
あ、てことは、さっきエルドが新兵勧誘式、なんて
言ってたけど、あれは通称で、
正式名は違うんだな。
今回の巨人の襲撃により
新兵たちは既に、
巨人の恐怖も、己の力の限界も知ってしまった筈。
だが、この戦いで人類はこれまでにないほど
勝利へと前進した。
エレンの存在。
彼が間違いなく自分達の味方であることは、
彼の命がけの働きが証明しているとエルヴィン。
そして…。
「更に我々は、彼によって巨人の進行を阻止するのみならず
巨人の正体にたどり着く術を獲得した」
訓練兵相手にそんなことまで言っちゃう?
当然、訓練兵達は驚きの声を上げますが
そんな彼らをじっと見つめるエルヴィンの眼。
反応を見てるんだね。
つまりは、この中に「敵」がいるんですね。
エレンの生家のあるシガンシナ区の地下室には
エレンも知らない巨人の謎がある。
地下室にたどり着けば、この100年にわたる巨人の支配から
脱却できる手がかりを掴める。
いやそれ確証はないんだよね。
そら、なんらかの手がかりはあるだろうけど
実際行ってみないとエレンの親父さんが
どこまで掴んでたのか分かんないわけだし。
でも、カマかけたんだな。
こうまで言えば、敵は食らいつく筈。
「地下室だと?」
普通、そこに反応しますかね、ライナー…。
もうそんな所まで来ているのか、
巨人の正体が分かれば、この状況も…と
周囲の訓練兵達のざわめきが広がる。
うん、普通はそっちに食いつくよね。
はい、アルミンも違和感感じました。
-いくら兵士を集めたいからって
そんなことまで公にするなんて…。
それとも何か意図が?
団長は一体、
何を見ようとしているんだ!?
キミらの中に紛れ込んでる敵、ですね。
調査兵団はシガンシナ区の地下室を目指すが
それにはウォール・マリアの奪還が必須となる。
トロスト区の扉が使えなくなったため
東のカナデス区から遠回りするしか他はない。
4年かけて作った大部隊の航路が無駄になった。
その4年間で調査兵団の6割以上が死んだ。
4年で6割というのは、正気の沙汰じゃない数字。
今期の新兵にも、一か月後の壁外調査に参加してもらうが
死亡する確率は3割、
4年後にはほとんどが死ぬだろう。
しかしそれを超えた者が生存率の高い優秀な兵士と
成っていく。
この惨状を知った上で、自分の命を賭してもやるという者は
この場に残ってくれとエルヴィン。
「自分に訊いてみてくれ。
人類のために、心臓を捧げることが出来るのかを」
いやこれは…そりゃ皆、残らないよね。
「以上だ。他の兵団の志願者は解散したまえ」
必要以上に脅しすぎではないかと部下が思わず口を挟む。
「一人も残りませんよ」
そうだねぇ、入団したら4年の内に死ぬこと確定、
みたいですもの。
そりゃ嫌でしょうみんな。
新兵達は続々と背を向け去っていく。
もちろんアニも。
ジャンは揺らぎそうになる自分を堪えるのに必死だ。
-くっそ…
頼むぞ。
決めたんだ。
これ以上、自分を嫌いにさせないでくれっ!
サシャは恐怖に青ざめて、動かきなゃと思うようですが
足が動かないよう。
コニーはもともと憲兵になるために村を出た。
憲兵になれば母は喜ぶだろうし村の皆も
自分を見直してくれるはず。
もう自分達は知っている。
巨人がどうやって人間を食べるのか。
食べられるコニーやサシャの姿を想像し
ジャンは、空に向けて
「うわぁぁぁあああ!!」
ひとしきり叫んだ。
え…。
そんなに残ったの?
ジャン達以外にも、勇気あるやついたんだな。
彼らを前に、エルヴィンが一言。
「君達は死ねと言われたら死ぬのか」
「死にたくありません!」
即答が返り、エルヴィンはそうかと満足げに微笑む。
「皆、良い表情だ」
残った兵士達をエルヴィンは調査兵団に迎え入れました。
これが本物の敬礼。
「心臓を捧げよ!」
敬礼をしつつも、調査兵団なんて最悪…と呟くジャン。
村に帰りたいと震えるサシャ。
もうどうでもいいと諦めモードのコニー。
泣いてるクリスタ。
ほんとは残りたくなかったと誰もが顔に書いてある。
それでも残ったのは、
やりたくなくても、やらなくてはいけないと
知っているからですね。
「よく恐怖に耐えてくれた。君達は勇敢な兵士だ。
心より尊敬する」
エルヴィンの言葉が浸みるわ。
入団した兵士達に班長のネスが愛馬のシャレットを紹介。
髪の毛をむしるのが好きらしい。
ハゲないように気を付けてね。
言ってる傍からシャレットがネスの頭のスカーフを
噛んで引っ張ってる。
あ…後ろの方ハゲてるね。

翌日からの訓練は実践よりも
エルヴィンが考案した長距離索敵陣形を
頭に叩き込むことが主となった。
不思議なことに、緻密な陣形でありながら
そこにエレンの配置は示されていなかった。
新兵の配置は、荷馬車の護衛班と索敵支援班の中間。
予備の馬と並走し、伝達を任されました。
あ…馬がリヴァイの手を舐めてる。可愛い。
リヴァイも、なんか舐めさせてやってる感じだね。
潔癖な人なのに…。
あの時の部下同様、この馬も大事な仲間の認識ね。
リヴァイ班、特別作戦班は、後列中央で待機。
この布陣の中でもっとも安全な位置。
補給物資を運ぶ荷馬車よりも手厚い待遇だそうで。
おや、オレオが後ろであくびしてますよ。
今回は、行って帰って来る事が目標。
この壁外遠征がきわめて短距離なのも
エレンをシガンシナ区に送る為の試運転だから。
「あの…俺にはこの力を
どうしたらいいかも、
まだ分からないままなんですが…」
自信なさげに俯くエレンにグンタが訊く。
あの時のエルヴィンの質問の意味が分かったか、と。
『敵はなんだと思う?』
ですね。
エルド達も意味は分かっていない。
「全てが分かったといえば嘘になるかもしれん。
しかし俺には…」
オレオがカッコつけて言いかけた言葉を
「もしかしたらこの作戦には
他の目的があるのかもしれん」
グンタが打ち消したー。ぶははは。

だがエルヴィンはそれを
兵士達に説明すべきではないと判断した。
ならば自分たちは、行って帰ってくることに
終始すべきだとグンタ。
「団長を信じろ」
頷いたエレンですが、
何か思うことがあるようね…。
訓練はここまでとし、戻ることになりました。
わぁ、落ちかけた陽の風景画、綺麗だなぁ。
雲、リアル~。
古城に戻ってエレンは馬の世話。
オレオは一応、監視なのかな。
アルミン達が通りかかったのを見て、
同期と話してきても良いかと訊く。
「ちっ、さっさと行けよ」
口悪いけど、案外優しい?
「おいミカサ!アルミン!」
振り向いたアルミンは嬉しそうな顔。
ミカサは反して心配そうな顔。
ぷぷぷ。
必死な顔でエレンの手を両手で握ると
なにか酷いことはされていないかと、まず訊く。
「身体を隅々まで調べつくされたとか
精神的苦痛を受けたとか」
過保護だなぁ。
「ねぇよ、そんなことは」
エレンは否定しますが、
「くっ!」
ミカサの顔が凶悪になったー。
「あのチビは調子に乗り過ぎた。
いつか私がしかるべき報いを」
ぶはははははっ。
期待通りの反応だわミカサ。
あのチビとか言っちゃうもんなぁ。
すげぇわミカサ。
って、今、リヴァイ聞いてましたね。
「よぉエレン」
「久しぶりです」
コニー、サシャも来ました。
クリスタ、ライナー、ベルトルトも。
皆揃ってるのかとエレン嬉しそう。
でもここに居るってことは調査兵になったということ。
まさか皆、調査兵になるとは思ってなかったよねエレン。
「じゃあ憲兵団に行ったのは、
ジャンとアニとマルコだけ…」
後ろに近づく足音に気づいて振り向くと
ジャンが立っていて、エレンは驚く。
「まさか、お前までっ!?」
そんなエレンにジャンは
「マルコは死んだ」
「今…なんて言った?マルコが…
死んだっていったのか?」
信じがたいよね。
あんな目に遭いながら、それでも同期の主だったメンツ、
こうして生き延びているのだからなおさら。
「誰しも劇的に死ねるってわけでも
ないらしいぜ」
マルコはどんな最期を迎えたのかも分からない。
彼は誰も見ていない所で人知れず死んだ。
それもまた、やるせない。
新兵達に集合がかかりました。
制服が届いたそうです。
あぁ…自由の翼。
ジャンが、サシャが、マントを装着する。
カッコ良いよ、みんな。
そんな背中を見つめていたエレンの眼には、
皆と同じようにマントをつけ、
すがすがしい顔で振り向くマルコの姿が映る。
うう…。
夜、エレンはまた彼らと話す機会を得たようね。
「お前ら…ほんとに」
「そう私達も今度の作戦に参加する」
ジャンは、エレンが巨人になった時、
ミカサを殺そうとした事実を確認する。
「違う、エレンはハエを叩こうとして」

ミーカーサー!!
どうあってもエレンを庇いたいのは分かるが
ハエってなんだよハエってー。
もう腹痛い。
「お前には聞いてねーよ」
あ、ジャンったらさすが。
ミカサに頬の傷のことも指摘する。
深そうな、その傷はいつ負ったものなのか。
「本当らしい。巨人になった俺は
ミカサを殺そうとした」
「らしいってのは記憶にねぇってことだな」
つまり巨人の力の存在を今まで知らず
それを掌握する術も持ち合わせていない
ということ。
「あぁ、そうだ」
エレンは認めました。
溜息を吐いてジャンはコニー達へと振り返る。
聴いたか、これが現状らしい、と。
「俺達と人類の命がコイツにかかってる」
自分達もマルコのように、
エレンが知らないうちに死ぬのだろう。
今ここでエレンを追い詰めることに
何の意味があるのかとミカサが抗議。
「あのなぁミカサ、誰しも、お前みたいになぁ、
エレンの為に無償で死ねるわけじゃないんだぜ」
うん。そうだね。
ジャンは現実的だ。
「知っておくべきだ。
俺たちは、何のために命を使うのかを。
じゃねぇと、いざという時に
迷っちまうよ」
ジャン…。
「俺達はエレンに見返りを求めてる。
きっちり値踏みさせてくれよ。
自分の命に…見合うのかをな」
ジャンはつかつかとエレンに向かい、
両肩を掴む。
エレン、ちょいビビりましたね。
「だからエレン!!
お前…本当に…頼むぞ」
あぁジャンの決死の想いが、のしかかる。
重いでしょエレン。
でもほんと、みんなの命はキミにかかってるんだ。
ここはグッと来ましたね。
紀章さんの演技も良くて。
いいなぁ、ジャン。
そして…
いよいよ出発ですか。
隊列を組み、開門を待つ調査兵団。
その姿を窓から眺め、
目を輝かせてる子供達に
エレンが目を留める。
「背中の印、自由の翼っていうんだぜ」
「カッコイイ~」
思わず表情を緩めるエレンが良いね。
前回、予告に映ったのはこれでしたか。
これより人類はまた一歩前進する。
うん、前進するけどまたいっぱい死にそうで怖いよ私は。
開門しました。
ハンジのメガネが光ってて怖い。(笑)
きっとわくわくしてるんでしょうね。
いやしかし、驚いたのはエルヴィンです。
「前進せよ!!」

顔変わってますがな。
壁外へ出ると人が変わるのかこの人。
まともに見えてましたが、調査兵団の団長、
変人の巣窟の親分ですものね。
やはりそれ相応なわけだ。
いやはやビックリ。
声も太くて、小野さんに聞こえなかったよ。
こんな声、出るんですね。
ED~♪
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次回予告。
次回は知性を有する謎の巨人、
女型の巨人が現れるんですね…。
ついに来たか。
いや…原作知らないのですが
あちこちでネタバレ踏んじゃって
中途半端に知ってたりするんで…。うう。
エンドカードは、ゆーげんさん。
おっミカサとリヴァイと超大型巨人。
ミカサとリヴァイ近づけちゃヤバイよ。
ミカサ、巨人よりリヴァイの首筋を削ぎそうだ。
リヴァイの身体のひねりが良いですね。(そこっ!?)
ミカサの手を引っ張ってるのはエレンでしょうか。
ふふ。
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前回までの感想
#1-6
「進撃の巨人」#1~6見ましたよ~。【5/17ちょい追加】
#7
「進撃の巨人」#7 この筋肉質な巨人って…。
#8
「進撃の巨人」#8 どういう仕組みなんだろ。
#9
「進撃の巨人」#9 ミカサとアルミンは凄いね。
#10
「進撃の巨人」#10 うるっと来ました。
#11
「進撃の巨人」#11 ほら、いわんこっちゃない。
#12
「進撃の巨人」#12 アルミンがカッコ良くて泣けて、
ジャンがカッコ良くて惚れて…あれ?
#13
「進撃の巨人」#13 泣いたよ…毎回泣いてるけどさ。
#14
「進撃の巨人」#14 変人たちの巣へ、ようこそ。
#15
「進撃の巨人」#15 変態すぎる…。
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