「進撃の巨人」#19 兵長がカッコ良過ぎて堪りませんっ。

「進撃」さー。
見続けるほどに、
どんどんリヴァイが
カッコ良く見えてくるんですが…。

ちびだし、口悪いし、
髪型もアレでしょ。
目つきの悪いタラちゃんみたいで
見た目は、カッコ良くないのに
なんでカッコ良いと思えるのか。
それは彼の立体起動シーンのカッコ良さ、
仕事ぶりによる所が大きいと思っていたのだけど
それだけじゃないね。

この人、良いオトコだ。

部下思いだということは
これまでの話の中でも分かってましたが
単なる部下を大事にしてる良い上司、とかじゃなく
部下を良く知ってる。
良く分かって使ってるし、信頼してる。
そういう人の下で働くのは幸せだね。

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アバンは、ここからか…。
巨大樹の森の中。
後方の援護の兵士が、
ふわりと木々の間に飛び上がる。
近づく何かを警戒してのことでしょう。
このややスローかがった動きと無音なのが
不気味さを感じさせるのよね。

「お前ら剣を抜け。
それが姿を現すとしたら…一瞬だ」


リヴァイの言葉通り、一瞬で現れたそれにより
さっきの兵士は、つぶされた。
恐らく、相手が何か、分からないまま。

更にドスドスと突き進む女型。
口元はニヤリと笑ってるようでもある。
エレンを見つけたから?

…怖いよ。

増援の兵士が、あっけなく潰されていくのを
目の当たりにしたペトラが悲痛な声で
リヴァイに指示を求める。
でもここで凄いのはさ、
あんなの目の当たりにして、力の差を認識しても
自分達がやらなきゃって言葉が出るところ。
精鋭達とはいえ、自分の命が惜しくないわけじゃない筈。
"心臓を捧げた身"ではあっても、
無駄死にはしたくないだろうし。

オレオがちょっとカッコ良く思えたぞ。

指示を求められたリヴァイが耳を塞げと言って
撃ったのは…音響弾?
耳を塞いでないオレオが
へろへろ顔になってら。
なんだよ、せっかくさっき褒めてやったのに。

で、これ、女型に利くの?

OP~♪
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あ、オレオが両耳押さえてるー。
ぷっ。
必死な顔してるよ。
おもろいなー、オレオは。

「お前らの仕事はなんだ。
その時々の感情に身を任せるだけか?
そうじゃなかった筈だ」


この班の使命はエレンに傷一つつけないよう
命の限り尽くすこと。

エレンはてっきり、自分を監視するつもりだと
思っていた。
巨人化したエレンを殺せるのは
ここのメンツぐらいだからね。

でもそうじゃなかった。

自分達はこのまま馬で駆けるというリヴァイに
「了解です!!」
ペトラが力強く返事を返す。
自分達のあるべき姿を、
彼らは思い出したようです。

また増援の兵士が女型を止めようと向かう。
エレンは気が気じゃありません。
そんな彼に前を向いて最高速度を保てと
両脇からグンタとエルドが叱咤する。

リヴァイ班がやらずに誰がアレを止められるのか。
エレンは叫びますが、
違うよ、エレン。
リヴァイ班だって、止められない。
精鋭だろうが、新兵だろうが、
同じように、一瞬で潰されるのよ。

ほら、また潰された。
助けられたかもしれないのにとエレンは
泣きそうな声で批判する。
前を向けと叱るペトラがしっかり者のお姉さんみたい。

「戦いから目を背けろって言うんですかっ。
仲間を見殺しにして逃げろってことですか!」
エレンがぶつけた言葉を、ペトラが肯定する。

「ええそうよ!兵長の指示に従いなさい!!」
さっきまでペトラだってパニくり気味だったのに
すっかり冷静になってるのが凄いなと思う。
それだけリヴァイのさっきの言葉が活きてるんだよなぁ。

見殺しにする理由も、
それを説明しない理由も
分からないとわめくエレンが、
気持ちは分からんでもないが、
ちぃーとウザイ…。

リヴァイが今は説明すべきでないと判断したからだと
オレオ達は理解してる。
分からないのはエレンがひよっこだから。
いや、ひよっこ以前に、
君らほどリヴァイを知らないし、
リヴァイのやり方も知らないからってのも
あるでしょ。

納得いかないエレンは、ふと気づく。
一人でも戦う方法があったと。
そうね、キミが巨人化すれば、
女型は目の前を飛び回るハエの処理なんかより
キミへと向かうでしょうから
他のメンツは助かるかもしれないわね。

でもそれじゃあ困るのよ。

手を噛もうと大きく口を開けたエレンですが
お姉ちゃんは見てましたよ。
「なにをしているのエレン!!」
それが許されるのは、
エレンの命が危うくなった時だけだそうで。
「私達と約束したでしょ!!」

それでもやめようとしないエレンに、
「エレン!!」
ペトラは更に必死に止めようとしますが、
「お前は間違っていない」
おや、リヴァイ。
「やりたきゃやれ」
へえ…。

「俺には分かる。コイツは本物の化け物だ。
巨人の力とは無関係にな」
どんなに力で抑えようとも
どんな檻に閉じ込めても
エレンの意識を服従させることは誰にも出来ない。

エレンとリヴァイ達との判断の相違は
経験則に基づくもの。
だがそんなものはあてにしなくて良い、とリヴァイ。
「選べ。自分を信じるか、
俺やこいつら調査兵団組織を信じるかだ」


リヴァイには分からない。
ずっとそうだった。
自分の力を信じても、信頼に足る仲間の選択を信じても
結果は誰にもわからなかった。
だからせいぜい悔いが残らない方を
自分で選べとリヴァイは言う。

多くの部下を失ってきたからこその
言葉ですかね。
でもエレンに選ばせるなんて
博打だなリヴァイ。
もしエレンが選ばなかったら
計画丸つぶれになるのに、
それでも良かったの?
それとも、信じていたの?

エレンは後ろを気にしながら、
やはり自分の感情に従おうと口を開きますが、
「エレン!」
お姉ちゃんが横で悲しそうな顔してます。
「信じて!」

ペトラの顔をまじまじと見つめるエレン。
前に言われた言葉を思い出したのね。
ここで回想~。

リヴァイが、エレンを半殺しに留める方法を
思いついたと言い出した。
いきなり物騒な話ね。
でもそれ、大事なのよね。半殺し。

これまで、
巨人化したエレンを止めるには
殺すしかないと思われていたけど、
重症に留めて止めれるんじゃないかって話。
物騒だけど、エレンを生かす方法を考えてくれたんだから
愛を感じますよね、リヴァイったら。

「とはいえ、個々の技量頼みだがな」
そこは信頼してるんでしょリヴァイ。
ふふ。

項の肉ごとエレンを切り取るんだそうです。
その際、手足の先を切り取ってしまうわけですが
エレンの場合は、生えてきますからね。
死なないでしょってことです。

トカゲの尻尾みたいで気持ち悪いとか
本物の化け物とか、
リヴァイはエレンに対していつも酷いけど
それでも殺さない方法考えてるんだから
優しいんだよな、この人。

どうやったら生えてくるかも分かってない。
エレンは不安で顔引きつり、他に方法はないのかと
訊いちゃったりしますが、
リヴァイの鋭い眼が向けられる。

なんの危険も冒さず
なんの犠牲も払いたくないと言うのか。
そう訊かれちゃ、いいえと答えるしかないわねエレン。
「なら腹をくくれ。俺達も同じだ。
お前に殺される危険がある。
だから安心しろ」

そうだよね、切り取ろうとしたリヴァイ達を
キミは自分守るために潰すかも知れないんだぜ。
彼らの方がよっぽど危険なんだ。

エレンは大人しく承諾した。

「じゃ、じゃあ実験していいよね」
ハンジの眼鏡が光ってるー。

リスクは大きいが、
エレンを検証しないわけにもいかない。
「計画は私がやっていいよね」
もう嬉しくて内心踊りだしそうでしょうに
ハンジがゆっくりと確認してる。

「エレン、分からないことがあったら
分かればいい。
自分たちの命を賭ける価値は十分ある」
特にハンジはそうでしょうとも。

エレンを枯井戸の中に入れて
ここで巨人化を試みるのか。
外で待機しているハンジが信煙弾を撃ち合図したら
巨人化してねという手はず。
ここなら自我の無い巨人でも拘束できるって…
想像図の巨人化エレンが挟まって苦しそう。
そんな中で、ハンジは万歳してるし…。
この人ったら。

緑の煙弾が上がり、エレンは手を噛む。
コントロール出来ず暴れたりしたら
リヴァイ班に殺されるかもしれない。
そう覚悟して臨むが…。

変化ありません。

ハンジは合図が伝わらなかったのかと
不思議そうに口にするが、
「いや、そんな確実性の高い代物でもねぇだろ」
よく理解してるわねリヴァイ。

いったん中止だとリヴァイが井戸に近づく。
何かあったのかと井戸を覗き込んだハンジがビックリ。
手と口を血まみれにして茫然としているエレンが
見上げて告げる。
「ハンジさん……巨人になれません」
うわー、どんだけ噛んだのエレン。
痛い痛い。

そして…
エレンは自分で噛んだ傷もふさがらない。
エレンが巨人になれないなら、
ウォール・マリアを塞ぐと言う大義もなくなる。
「命令だ、なんとかしろ」
…と言われても~だよね。

ただ、エレンが巨人になれないと分かったら
憲兵団行きになっちゃうんだよね。
研究材料として身体を散々調べられた後、
処分される。
リヴァイの言葉はいつもキツイけど、
エレンを殺させないためだったりするんだよなぁ。

気を落とすなとエルドが慰めてる。
「まぁ、思ったよりお前は
人間だったってことだ」

ひゃーっ、オレオが優しいよ。

すっかりネタキャラかと思ってたオレオですが
実は良い奴?

焦って命を落とすよりはずっと良かった。
これも無駄ではない。
慎重が過ぎるということもない。
エルドもグンタも優しいじゃないか。

どうして皆、こんなに落ち着いているのかと
エレンは疑問に思う。

-俺が巨人になれなくても良いのか?

というわけではないんだと思うぞ。

コーヒーのスプーンを掴もうとしたエレン。
手に痛みが走って顔をしかめ、
スプーンを地面に落としてしまいます。

手を伸ばしてそれを取ろうとして
痛みが電流のように腕を駆け上った。

とたん…

ぼんっ!!

こっちでお茶してたリヴァイとペトラの顔が笑える。
エルドは風圧で吹き飛んでるし…。
あ、オレオが回転してら。

何の爆発だと、他の兵士達が身構える。
もうもうとした煙が収まると
そこに居たのは、超中途半端に変化したエレン。
いや右手から中途半端に生えた感じですね。
巨人化というより部分変化。
本人は手を抜こうとあがいています。
ちょっと笑える図。

「なんで今頃」
焦るエレンの耳にリヴァイの声が届く。
「落ち着け」
エレンは自分が言われたと思ったんだけど
違うんだよ。

「落ち着けと言ってるんだ、お前ら」
ここのリヴァイが、カッコ良い。
部分変化したエレンの前に立ち、
手で部下達を制してる。

さっきエレンを慰めていたオレオ、
エルド、グンタ、それにペトラも
両手に剣を持ち、エレンを睨み据えています。
それこそ凄い形相で。
あわわ。

アイキャッチは信煙弾の説明ですね。
赤、黒、緑。
巨人発見は、赤。
陣形の進路決定は、緑。
奇行種発見は、黒。

ハンジを呼ぶ時は黒です。
ハンジが現れた時も、もちろん黒です。


「何?何の音?」
音を聞きつけて走ってきたハンジは、
部分変化したエレンを見つけて歓喜。

だよねー。
すげぇ高揚した顔で雄叫びあげてジャンプまでしてます。
どんだけ嬉しいのアンタ。

あ、リヴァイのこの顔、背景だけ変えて使い回しかな。
良い顔だよね、これ。
今までの中で一番良い顔じゃないかな。

ペトラ達は4人でぐるっと部分変化エレンを取り囲み
罵倒する。

どういうことなのか。
何故、今、許可なく変化したのか。
応えろと、エルドとオレオがエレンを責めたて、
それは後だとグンタが歩を進める。
「俺達に、いや人類に敵意がないことを
証明してくれ!!」

「え…」
たじろぐエレンに尚もグンタは詰め寄る。
「証明してくれ!早く!!
お前にはその責任がある!!」


部分変化の巨人の右腕をピクリとでも動かしたら
その瞬間、エレンの首が飛ぶそうです。
「出来るぜ俺は、本当に!試してみるか?」
オレオったら、やるときはやるヤツなのね。
まぁそういうメンツだから生き残ってるし、
リヴァイの直属にいられるんでしょうけど。

「オレオ!落ち着けと言っている」
ペトラがリヴァイにエレンから離れるよう言いますが
離れるべきはお前らの方と返す。
「下がれ」
「何故です!?」
「俺の勘だ」
冷静なリヴァイがやたらカッコ良いわ~。

エルドもオレオもグンタも興奮状態ですよ。
何か喋れ、
妙な動きはするな、
早く証明しろと矢継ぎ早に言葉をぶつけます。
キレたエレンが、
「ちょっと!黙っててくださいよっ!!」

エレンだって分かんないんだしねぇ。

そこに走ってきたハンジ。
「エレェェェェェェン!!
その腕、触っていぃぃぃーいぃぃ~?」
なんちゅう声出してんだ。
朴さんも喉、お大事にね…。
ハンジ役も喉を酷使しそう…、こんな人だもんなぁ。

「ねぇ良いよねぇ、良いでしょう?
触るだけからぁっ!!」
よだれ垂らすな、よだれを!!

んで返事も訊かずにもう触ってるし。
「うわぁ~…へ…ぁあ…っつい!!」
糞熱いといって、そんだけ喜べるってどんなだ。
やけどするぞ。
生き急ぎ過ぎだと部下が窘めてる。
この人って、前にアンタ呼ばわりしてた部下かしら。
苦労するね、貴方も。

エレンは熱くないのかとハンジが嬉々として訊く。
右手のつなぎ目はどうなっているのか。
「凄い、見たい!!」
おいおい。

まぁでもこの変態さんのおかげで、
場の雰囲気が変わったんで、
良かったかもな。
リヴァイ、横眼で見てますが
貴方もそんなこと、ちらっと思ってる?

ハンジに言われて、エレンは、
早く手を抜いてしまえばよいのだと気づく。
無理やり抜こうとするエレンに
妙なことするなとオレオが咎めますが
万歳、抜けましたよん♪

その勢いで地面に飛び落ちました。
エレンが離れると、部分化巨人は
シュウシュウと蒸発し始めます。
ハンジは頭抱えてジタバタ、
「いぇええええっ!?ちょっとエレン、
早すぎるってぇ!
まだ調べたいことがっ!」
あはははは。

ふとハンジが巨人の右手に目を止める。
わぉ。
スプーンつまんでるじゃないかっ。
なんか、可愛いー。

ふぅん、でもやっぱ、
そういうことなのね。
痛み+目的が引き金なのだね。

はぁはぁと荒い息をするエレンに
気分はどうだとリヴァイが訊く。
「あまり…良く、ありません」
部分変化でも、体力は結構奪われるようね。

シーン変わって、夜ですね。
エレンは少し身体を休めたってところかな。

彼らにあそこまで信用されていなかったとは
実際に敵意を向けられるまで気づかなかった。
エレンのそんな言葉に
リヴァイは当然だと返す。「俺はそういう奴等だから選んだ」
さすがだわ、リヴァイ。

生きて帰って初めて一人前ってのが
調査兵団の通説だが、巨人と対峙すれば
いつだって情報不足。
いくら考えても分からない状況が多すぎる。
「ならば努めるべきは迅速な行動と
最悪を想定した非情な決断。
かといって血も涙も失ったわけでもない。
お前に刃を向けることに
何も感じないってわけにはいかんだろ」


リヴァイって、良い上司ですね。
これだからみんな、付いていくんだろうな。

ハンジが呼んでるってことで、
リヴァイとエレンが皆の集まってる部屋へと移動します。

「糞でも長引いたか」
「そんなことないよ。快便だったけど」
いやそこは答えんでよろし。

上への説明に手間取ったらしい。
まずはこれを見てくれと、
ハンジはハンカチに包んで持っていた
ティースプーンを皆に見せる。

エレンが出した巨人の右手がこれをつまんでいた。
人差し指と親指の間で。

あれ、ここでまたリヴァイさっきの顔、
使い回しですか。
余程気に入ってますね。

偶然挟まっていたとは考えにくい。
しかもなぜか、熱や圧力による変形をしていないらしい。
不思議やねぇ。

思い当たることは無いかとハンジに訊かれ、
これを拾おうとした直後、巨人化したとエレンが答える。

これを聴いてハンジは納得する。
枯井戸の中でエレンが巨人化出来なかった原因は
そこにあるのかもしれない。
巨人を殺す。
砲弾を防ぐ。
岩を持ち上げる。
いずれの状況も、巨人化する前に明確な目的があった。

エレンの巨人化は、
恐らく自傷行為だけが引き金になっているのではなくて
なにかしらの目的がないと、ダメなのかもしれない。

言われてエレンも納得する。
今回の巨人化は砲弾防いだ時と似ている。
中途半端具合も、目的のレベルで差が出るんだねー。
にしてもスプーン拾うぐらいで巨人化しちゃうなんて
困っちゃうわね。

「つまり、お前が意図的に許可を破ったわけでは
ないんだな」
グンタが真剣な表情で確認する。
肯定するエレンの声に、彼は大きく息を吐いた。
そしてエルドと顔を見合わせ頷き、
ペトラとオレオも頷く。
そして…

みんな自分の手をガブリ。
あぁ…そういうことですか、貴方達。

ハンジがええーっと驚き、きょろきょろと
彼らを見る。
「ちょっと!何やってんですか」
エレンも驚きますが、リヴァイは分かってた顔だな。

『お前に刃を向けることに
何も感じないってわけにはいかんだろ』
さっき言ってたもんね。

痛い、これはキツイと実感したグンタとエルド。
よくこんなの噛み切れるな、と。
うん、私もそう思う。
そこは根性あるよねエレン。

「俺達が判断を間違えた。
そのささやかな代償だ。
だからなんだって話だがな」

ううん、十分気持ちは伝わるよ、グンタ。

エレンは意外だったみたいね。
信用されてないんだと落ち込んだ後だしな。

「お前を抑えるのが俺達の仕事だ。
それ自体は間違ってねぇんだからなっ!
調子に乗んなよ、ガキ!!」
オレオったら。

「ゴメンねエレン、私たちってビクビクしてて。
間抜けで失望したでしょ。
でも…それでも…私達は貴方を頼るし
私達を頼ってほしい」
いや、人間臭くて良いよペトラ。

実際、今のエレンって
不気味で気持ち悪いと思うのが普通だと思うの。
目の前で巨人になられて、
暴走までされて、殺されかけたのに、
それでも変わらず接することの出来る、
アルミンとミカサの方が異常なのであり、
これが普通の正常な反応でしょう。

アルミン、ミカサは絆が異常なほど深いから
化け物であってもエレンはエレンと
なんの迷いもなく思えるんだろうけどさ。

ビクビクしてて当たり前。
それでもなお、共に在ろうとしてる。
ありがたいじゃないですか、エレン。

「だから…私達を…信じて…」

それが今のペトラの「信じて」の背景にある。
エレンはそれを思いだし、
彼女の顔をまじまじと見つめた。

おぉこのBGMは!
【Bauklötze】だ。
この歌も好きなんだよね。
サントラに入ってます。
切なげなメロで、
ペトラの心情にリンクしてる感じかな。

ペトラの右手には、まだ歯型が残ってる。
それを見つめてエレンの心は揺れる。

「エレン!遅い!!さっさと決めろ!」
リヴァイが凄い顔して振り返った。
わー、神谷さんにしては野太い声だわー。

エレンはきゅっと目を閉じて、
思いきり叫んだ。
「進みます!!!」

後ろではまた兵士が女型に握られ潰されて、
ぽいっと捨てられたところです。
彼の悲鳴を聞きつつ、
エレンは目を閉じ、ゴメンナサイと謝った。

女型は前傾姿勢で本気走りになりましたよ。
怖すぎる。
ドスドスと追いかけてくるー。

リヴァイ班は更に加速しますが、
エレンは不可能だと胸中で思う。
逃げ切れるはずがない。
このまま背中を向けて走っていれば、
全員ぺちゃんこになる。

-でも
 死にそうだけど
 仲間を見殺しにしても
 皆、前に進むことを選んだ。


リヴァイも前を見続けている。
ペトラ達もリヴァイを信じて、
全てを託している。

-俺も、
 彼らを信じるんだ。
 彼らが俺を
 信じてくれたように。


もう女型がすぐ後ろまで迫った、その時、
おや…仕掛けして待ってたんですか。

「撃てーーーーーーーっ!!」
エルヴィンの、小野さんとは思えぬ太い声が響く。

うっわー、すげぇ。
道の両側から一斉に太いワイヤーが飛んで来た。
どんだけーっ。
いつの間にこんなの仕込んでたんだ。
運んでた荷物は、これだったのか。

これで女型を捕獲!?
成功したの!?

リヴァイは、知ってたんだね。

罠の地点を駆け抜けて先に進んだリヴァイ班とエレン。
少し進んだ所で馬を繋いだら、立体起動に移れと
リヴァイが指示。
班の指揮はエルドに任せ
リヴァイはいったん別行動を取る。
「適切な距離であの巨人からエレンを隠せ。
馬は任せたぞ」

女型生け捕り作戦。
リヴァイ班4人だって全く知らなかったわけですが
「どうだ、エレン、見たか。
あの巨人を捕えたんだぞ」
グンタが自慢。
「これが調査兵団の力だ!
なめてんじゃねーぞ、この馬鹿!
どうだ!分かったか!!」
知らなかったくせにー、もぉオレオったら。

ペトラが嬉しそうにエレンを見てる。
エレンも笑顔で大きく
「はい!」と答えて前を向いた。

さっき皆と離れて木の上へと飛んで行ったリヴァイは
エルヴィンの所へ。
女型の動きは止まったようです。
まだ油断は出来ないと、エルヴィンは慎重です。
「しかし、良くこのポイントまで誘導してくれた」

ここでちゃんとリヴァイが言うんだ。
「後列の班が命を賭して戦ってくれたおかげで
時間が稼げた。あれがなければ不可能だった」

ちょっと責めるような眼でエルヴィンを見てる…ように思う。
これがグッと来ますよね。

エルヴィンの考えも分かるから
責めはしないでしょう。
だけど、これだけは言っておかねば、という
彼の想いが感じられる。

「そうか…」
エルヴィンの返事に、リヴァイは更に
「そうだ」と念を押す。

「彼らのおかげで、
コイツの項の中に居るヤツと会える」

あくまでも、そこを強調するリヴァイに
ほろりと来ました。

貴方がそう言い切ってくれるなら
彼らも報われるというものです。

「中で小便漏らしてねぇといいんだが」
大丈夫、漏らしても、
熱ですぐ蒸発するから。(あ)

女型は…彼女は…
凄く悔しそうな顔してる。
さぁ、次回はそこから出てくるの?キミ。
早く出ていらっしゃい。


ED~♪
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次回予告。

ペイン(NARUTO)の身体に埋め込んである
金属棒みたいなやつが
女型の顔にいっぱい刺さってるー。
作戦はちゃんと成功するのか?
嫌な予感がするんですが…。


エンドカードは、redjuiceさんによる女性キャラ達の
ウェディング姿~。
ゴメン、ミカサの左にいるの、
アルミンかと思っちゃった。
多分クリスタなんでしょうね。
うーん、でも顔はアルミンっぽい。

アルミンは、誰よりもヒロインしてるし
やっぱここはアルミンも…ねぇ。
ぷぷぷ。



前回までの感想
#1-6
「進撃の巨人」#1~6見ましたよ~。【5/17ちょい追加】
#7
「進撃の巨人」#7 この筋肉質な巨人って…。
#8
「進撃の巨人」#8 どういう仕組みなんだろ。
#9
「進撃の巨人」#9 ミカサとアルミンは凄いね。
#10
「進撃の巨人」#10 うるっと来ました。
#11
「進撃の巨人」#11 ほら、いわんこっちゃない。
#12
「進撃の巨人」#12 アルミンがカッコ良くて泣けて、
ジャンがカッコ良くて惚れて…あれ?

#13
「進撃の巨人」#13 泣いたよ…毎回泣いてるけどさ。
#14
「進撃の巨人」#14 変人たちの巣へ、ようこそ。
#15
「進撃の巨人」#15 変態すぎる…。
#16
「進撃の巨人」#16 ジャンがイイ。
#17
「進撃の巨人」#17 ジャンが主人公でいいよね。(あ)
#18
「進撃の巨人」#18 遊んで殺すなーっ!!
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作戦 と 命令

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オルオが来たら音響弾⊂(>_^ )<☆

ドジっ子オルオに和み、変態メガネにどん引きました。
エレン熱烈支持はいいけれど、探究心の赴くがまま実験体潰してますよね、ハンジさん(^_^;)

初登場時「コボちゃん眼つき悪っ!」と思ったリヴァイは、漢の中の漢でしたね。
エルヴィンとピクシス司令は大局を見透せる人ですが、リヴァイとは衝突した頃があったんじゃないでしょうか。
しかし森に仕掛けた罠は見事です。この手があったか!と唸りました。
ただ、とっさに急所をガードした女型は侮れませんね; どこまでしぶといんでしょう(・_・;

たった一体の貴重な人類側の巨人として、エレンは護られていたんですね。
仕様説明もない状態でハッタリ効かせながらの運用だから、ペトラ達がおっかながっても仕方ないですが、ちょっと子鹿隊長を笑えませんね;
もしかして自傷に限らず傷を負ったら電源ONだとしたら、確かに必要なのは護衛だと思いますが、目的というアクセル踏まれるまでアイドリング状態だなんて、危ない危ない;
今まではある意味ミカサ、アルミンと三人でバランスが取れていたんでしょう。彼等とは合流出来るんでしょうか?
実は今回104期生が登場しなかったので、安否が気になって仕方ありませんでした(・_・;)

リヴァイ~

橘さん、こんにちは。

リヴァイ…かっこよすぎです。
ほんとに良いオトコですよね。
リヴァイが選んだメンバーも、
ただ腕が立つってだけじゃなく、
状況に応じて厳しい判断もできるってところだったんですね。
すごい…エルヴィンより部下を見てるんじゃないのかと
思えてしまう。

>こっちでお茶してたリヴァイとペトラの顔が笑える。
めずらしくちょっとびっくりしたように見えますね。
でもその直後に剣を抜いたぺトラも、
それを制したリヴァイもすごい…
リヴァイなんてもういつもの顔になってますしね。

>ハンジを呼ぶ時は黒です。
 ハンジが現れた時も、もちろん黒です。
ほんとにそうですね。
今回も変態・奇行種っぷりがおもしろすぎです。
さっきまでエレンをにらみつけてたリヴァイ班メンバーも
あっけにとられてるしで、
そのおかげ(?)で事態は収拾しましたね。

リヴァイの「気分はどうだ?」=『大丈夫か?』ですよね、きっと。
その言い回しもなんとなくわかってきましたよ。
そのあとずっとエレンについてたのかな?

ぺトラの「信じて」にはすごく重みがある感じでした。
あの出来事とリヴァイへの信頼なんでしょうね。
その重みがなければ
エレンは迷わず噛みついていたんでしょうね。
ハンジの実験は思わぬ方向でいい結果をもたらしたと…

>「後列の班が命を賭して戦ってくれたおかげで
 時間が稼げた。あれがなければ不可能だった」
リヴァイのような人がいるから、彼らは命を賭けられる。
それがよく分かりました。
まだエルヴィンにはもやもやしますが、
リヴァイに免じて涙をのむよ。

もう次回が楽しみすぎて…
ついに夜中に起きて見ちゃってますよ。
次の日の仕事がキツイキツイ…

ソルトさんへ

ソルトさん こんにちは。
コメントありがとうございます。
レスが遅くて申し訳ないですっ。

> ドジっ子オルオに和み、変態メガネにどん引きました。

ほんとですよねー。
彼らのおかげで、暗いだけで終わらずに済んでる。
助かりますよね、ちょっとでも笑えて。

> 初登場時「コボちゃん眼つき悪っ!」と思ったリヴァイは、漢の中の漢でしたね。
> エルヴィンとピクシス司令は大局を見透せる人ですが、
>リヴァイとは衝突した頃があったんじゃないでしょうか。

あったでしょうね。
でも色々あって、今、リヴァイはエルヴィンに従ってるわけだから
エルヴィンはそれ相応の男なのでしょうな。

> しかし森に仕掛けた罠は見事です。この手があったか!と唸りました。
> ただ、とっさに急所をガードした女型は侮れませんね; どこまでしぶといんでしょう(・_・;

ですよ!
もう見てて、ムカついてムカついて。

> たった一体の貴重な人類側の巨人として、エレンは護られていたんですね。
> 仕様説明もない状態でハッタリ効かせながらの運用だから、
>ペトラ達がおっかながっても仕方ないですが、ちょっと子鹿隊長を笑えませんね;

まぁね。でも小鹿さんより全然マシですよ。

> もしかして自傷に限らず傷を負ったら電源ONだとしたら、
>確かに必要なのは護衛だと思いますが、
>目的というアクセル踏まれるまでアイドリング状態だなんて、危ない危ない;

スプーン拾うために、ぼんっ!
とはね。あれには驚いた。
あんなんで変化しちゃうなら、危なすぎますねぇ。

> 今まではある意味ミカサ、アルミンと三人で
>バランスが取れていたんでしょう。彼等とは合流出来るんでしょうか?

また合流して欲しいですね。
ミカサよりもアルミン!
彼が気づいたことを、エレンに伝えてほしい。

> 実は今回104期生が登場しなかったので、
>安否が気になって仕方ありませんでした(・_・;)

104期生…。
今はちょっと複雑な思いです。
ジャンとコニーは敵ではないと思いますが
他のメンツがね。

早く敵の正体、明かして欲しいです。

まことさんへ

まことさん こんばんは。
コメントありがとうございます。

> リヴァイ…かっこよすぎです。
> ほんとに良いオトコですよね。

ちょっとあれはもう惚れずにはいられませんよね。

> すごい…エルヴィンより部下を見てるんじゃないのかと
> 思えてしまう。

エルヴィンとは立場が違うからってのは
あると思いますけどね。
見なきゃいけない範囲も違うから。

> ほんとにそうですね。
> 今回も変態・奇行種っぷりがおもしろすぎです。

ハンジの変態っぷりは想像を絶してます。
でも今回は、それで救われましたよね。

> リヴァイの「気分はどうだ?」=『大丈夫か?』ですよね、きっと。
> その言い回しもなんとなくわかってきましたよ。
> そのあとずっとエレンについてたのかな?

うんうん、そんな感じですよね。
ずっとついてたんでしょうね。むふふ。

> ぺトラの「信じて」にはすごく重みがある感じでした。
> あの出来事とリヴァイへの信頼なんでしょうね。

あそこ、良かったですよね。
でもその分、この先見るのが怖いですよ。
嫌な予感しかしないもの。
良い人は必ずといって良いほど
死んでいくしね、この作品。

> リヴァイのような人がいるから、彼らは命を賭けられる。
> それがよく分かりました。
> まだエルヴィンにはもやもやしますが、
> リヴァイに免じて涙をのむよ。

組織にはエルヴィンのように考える人も必要。
特に上の立場の人間はね。
でもそこで働く連中にとっては、
リヴァイのような人も必要。
調査兵団に限らず、ね。
上手く出来てますよ、この作品。

> もう次回が楽しみすぎて…
> ついに夜中に起きて見ちゃってますよ。
> 次の日の仕事がキツイキツイ…

私はいつも朝食食べながら見てます。
食事しながら見る作品じゃないですけどね、
待ちきれなくて。
夜中に見てるとは、まことさんには負けますね。
でも寝不足に注意ですよ~。
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橘 瑞来

Author:橘 瑞来
ここ数年、仕事と体調が
落ち着かず
ブログ更新はまばらです💦
お急ぎの方はTwitterにて
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本宅notresは
2014年5月8日を持ち
閉鎖いたしました。


音楽、アニメ、ゲーム、
声優サン好きで
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現在ハマってるものは、
音楽は、OLDCODEX、
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あと、進撃の巨人、黒執事
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