橘の部屋2

Op.5「Code:T.V.U」

いきなり雷音ですか。
こりゃ何か波乱の予感?

あ、雷落ちた。

大変だと音也が廊下を走って部屋に飛び込んできた。
騒々しくするとトキヤに叱られるよ。
でも音也が慌ててる原因、
レン、翔、セシルが、ヤバイみたいです。

クロスユニットで組むことになった三人ですが
意見が対立してるようだな。
うん、この三人、私も始めから不安だったよ。
やっぱなぁ。


OP～♪

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クロスユニット第一弾の、
那月&音也のロックミュージカルは
大成功に終わったようで。

世間の注目を浴びる中、
第二弾は、レン、翔、セシル。
彼らに来た仕事はスマホのCMですか。

CMの出演とCMソングの歌唱だけでなく
コンセプトも任せられちゃったよ。

つまりは三人でCMをプロデュースってこと。
やりがいはもちろんあるけど、
この三人でか…そらトラブルだろうと既に思うわ。

コンテンツが決まったら春歌はイメージソングの作曲です。
さぁどんな曲が出来るのかな。

これは大きなチャンス。
CMと曲がヒットすれば、
SSSのエントリーにも、近付ける。

SSSのオープニングセレモニーで、
世界中の人達に自分達の歌を聴いてもらいたい。
「絶対、夢で終わらせたくないです」
うー、春歌ぁ。
でもカルナイとの勝負でもあるんですがー。

アニメ春歌は、先輩達とは距離あるからなぁ。
スタリの方へ肩入れすることになるのは仕方ないか。
ちょい寂しい。

この三人で歌うのは、純粋に楽しみでもあるとレン。
う、うんそうだね。
でも翔ちゃん居なかったら、
フェロメンで散々一緒な二人だけどね。

性格も声質も全然違う三人が組む。
確かに新鮮ですけどね翔ちゃん。
私も面白いと思うけど、大変でもあると思うぞ。

この三人にしか歌えない、そんな歌を作りたいと
春歌もキリリ。
まずはコンセプトを決めなきゃです。

こちらは車中の社長と龍也。
「らしくねぇな、こんなチャンスを与えるなんて」
確かに。
スタリにSSSのエントリーを獲得する手助けしてるように見えますわね。

何年一緒に仕事してるんだと社長。
クロスユニットは純粋に事務所のビッグプロジェクト。
チャンスとするか、ピンチに陥ることになるか
それは彼ら次第。

試してるってことね。
第一弾の二人も、自分とは真逆な役を与えられて
随分悩み、時間もかかって、苦労した。
今度の第二弾の三人も、ぶつかるだろうと見越して
どう切り抜けるか、そこを見たいわけよね。

分からんでもないけど、賭けだよ。
失敗すれば事務所もダメージ食らうのに。
結局のところ、結構彼らに期待してるんだな。

さて、三人でコンセプトを決めるミーティング。
レンは、このスマホの売りは「高音質」にあると指摘。
小さな囁きまで聞こえる。
つまり情熱が伝わる。
だからCMは情熱のラテンダンスが良いと言う。

うーん、凄くレンっぽいけど、
それ他の二人は合わんぞ。

「君に」
「胸一杯の」
「情熱を」

うっわー。
合わねー。
特に翔ちゃん、合わな過ぎて気持ち悪いー。

翔ちゃんは、このスマホの良さは
頑丈なボディと充電の持ちの良さだと指摘。
「つまり、強さだ」
あー、翔ちゃんなら、そこだよね。

CMも強さをｱﾋﾟｰﾙして…と
翔ちゃんのイメージは、まるで喧嘩の王子様じゃないか。
でも背景はビル群なのね。

レンが弓持ってるー。
やっぱアーチャーだからね。(それは中の人の別作品)

にしてもだよ。
どっちも、無いわぁ。

強すぎないかとレンに言われ、翔ちゃん不満顔。
あわわ早くも二人がぶつかりそう。

そしてセシルの案ですが…
気品溢れるデザイン…ねぇ。

これどんなスマホなんだろ。
翔ちゃんは頑丈なボディって言ってたよね。
頑丈なのに気品あるのかー。
ピンと来ないな。

CMも気品や優雅さを出して…って
それ、セシルの実家のイメージやんけ。

ふむ。衣装は案外、翔ちゃんも似合ってて悪くない。
レンに至っては、何を着せても似合うしカッコ良いわぁ。
さすがね。

まぁでも、アグナパレスまんま過ぎるよセシル。

「自分がプリンスだからCMもプリンスっていうのは
安易過ぎるんじゃないかな」
レンに言われてセシルが反発。
「レンも翔もプリンスです」

スタリはうたプリアワードを受賞したのだから
全員が歌のプリンスだとセシル。
確かにそうなんだけどさー。

でもデザインのイメージだけで攻めるのは
CMとしては弱いのではないかとレンが指摘。
いまどきの目が肥えたユーザー達に訴えるには
機能面を押した方が得策。

翔も同意しますが、だから強さだとアピール。
当然、レンは待ったをかける。
「ちょっと待って、おちびちゃん」
「おちび言うな」
「おちびちゃん、それいつもだよね」
「おちび言うな、てか何がいつもだよ」

おちび言うな、な翔ちゃんが可愛い♪

翔はいつも、勇気とか強さとか断崖絶壁とか…
今回は絶壁はありませんが本質は同じ…
って、レンがカメラ目線なんですけどー。
これ、私達に同意を求めてる?(笑)

同じというならレンも同じ。
子羊ちゃんとか情熱とかね。
本人は同じじゃないと言い切りますが、
結局ワンパターンだと翔に言われ、
そっちこそと睨み合い。

自分はワンパターンじゃないと言うセシルはスルーされ…

かくして冒頭の雷ゴロゴロへと至るわけだ。

こりゃ春歌が一番気の毒だな。

なんとか仲直りさせないと!と、
音也はトキヤに訴えますが～
ソファに膝立ちして背もたれからトキヤに訴える姿は
やっぱりワンコだな。

放っておくしかないとトキヤ。
これは喧嘩じゃない。
仕事をやって行く上で意見がぶつかり合うのは
仕方のないこと。
音也よりこの業界、長いですからね。
トキヤはよく分かってます。

でも心配だと頭抱える音也に、
自分だって心配していないわけじゃないと静かに告げる。
心配でも、自分達に出来ることはない、
見守るしかないってトキヤは悟ってるだけなんだよ音也。

那月も翔ちゃんに大丈夫かと声を掛ける。
「あぁ、心配すんな。ちょっと意見がぶつかっただけだ」
おっ、ここの翔ちゃん、なんだか大人っぽい。

きっとうまくいく、と那月。
那月と音也のロックミュージカルも、
途中でもうダメかと思うこともあった。
でも春歌も加え、三人でいっぱい悩んで
いっぱい話し合ってちゃんと乗り越えられた。

「だから翔ちゃん達もきっと」
翔ちゃん、ふいって視線そらして
「おぉ…そんなの言われなくても分かってるよ」
うふふ、なんかいいね、那月と翔ちゃんの関係。

考え込んでるレンに、真斗が封筒を差し出すから
何かと思いきや、
「滝への道筋だ」
いやいやいや、キミじゃなし。
レンが滝修行とか、合わないからっ!!

「あ、いや…気持ちだけもらっとくよ」
気持ちは貰っとくのか。
レンも柔軟になったわね。

クロスユニットの結果がSSSエントリーにも影響するわけで
那月音也が成功を納めたからこそ、
肩に力も入るもの、と真斗はレンを気遣っているようですが
人の心配より、自分が滝へ行く準備をしておいた方が良いと
レンが逆にアドバイス。

自分達は必ず成功するから次に来る真斗達頑張らないと、と。
おや、今はこんな状態だけど、成功させる気なのですね。
うん、その気持ちがなきゃ、ダメよね。

イメージだけではダメなのかとセシルは部屋で悩んでますが、
ブツブツと煩いとセシルに怒られちゃいました。

どうすればレン、翔と意見がまとまるか分からない。
そんなセシルにカミュは、他人の意見など聞く必要はないとピシャリ。
己の信じる道だけを進めばいいってさ。

アドバイスをしてくれるのかと嬉しそうなセシル。
カミュは否定しますが、でもアドバイスは必要ない
絶対に明日の打ち合わせでアイディアをまとめると笑顔を向ける。

で、その翌日…
もっとこじれてるんですけどー。

おっカルナイ。
撮影の合間、ですかね。
レン達のこと、まだトラブったままなのかと嶺二が心配顔。
対立の度合いが増してると藍が報告。
蘭丸も、些細な意見の違いから破綻するグループは少なくないと
否定的だ。
あぁ、キミの元バンドもそんな感じだったからな。
「愚かな馴れ合いの果てだな」
「このままだと失敗するね」
もうカミュも藍もー。
そう言いながらも、気にしてるんでしょ。

前向きな意見のぶつかり合いだから
きっと乗り越えられると嶺二は信じてる。
「僕達だって色々乗り越えて
今はQUARTET NIGHTとして仲良く出来てるんだしさぁ」

「仲良くなどない」
「勘違いするな」
「嶺二は甘いんだよね」

間髪開けずに突っ込み入ったーっ!!

一拍置いて、
「皆、冷たいっ」
「うるせー」
「黙れ」
「静かにしてよね」
あははははは。

いや…きっと大丈夫。
これでもこの四人、だいぶ仲良し…の筈。

こちらは春歌。
CMの曲はまだかと社長に呼ばれたようです。
三人の意見が食い違っていて
未だアイデアがまとまらない。

「この仕事、おりまーすかー?」
ギリギリまで引っ張って、結局出来ませんでは
クライアントに迷惑がかかる。
無理ならば早く断った方がいい。
確かにそれは正論。

明日までに曲が出来なかったら仕事はキャンセルすると
社長に最終通告されたみたい。

ここまでこじれるとは。
大切な仕事なのに、三人とも何考えてるのかと
ともちゃんは呆れます。
でもね、ともちゃん、
大切な仕事だからこそ、だよ。
失敗出来ない気持ちが強すぎて、
それこそ真斗の言ってた肩に力入ってる状態、だよねー。

やっぱ、滝行って来い、滝!!　　

「男の子ってほんとやっかいなのよねぇ」
あら林檎ちゃん。
って、アンタも男やろがっ。
あぁ、だからこそのアドバイスか。

男の子は意地になる。
お互い分かっていても、どうしても素直になれない時がある。
確かに。
男ってそういうとこ、あるよね。

嫌な思いさせて御免と、翔が春歌に謝る。
レンもセシルも、CMのこと、真剣に考えてると翔も分かってる。
でも顔を合わせると…のようで。

子供の頃、弟の薫としょっちゅう喧嘩してて
そんな時なら御免って言えば済んだのだけど…。
って、ちび翔&薫キターっ!!
鼻血出るくらい可愛いーっ!!(どんなだ)　　
双子なんだけど、ちゃんと、
やっぱ翔ちゃん顔が下野さん、
薫の方が梶さん顔なんだよなぁ。

「この歳になると、そう簡単じゃねぇからな」

この歳、というほどではないと思うがなぁ。
だって、キミら10代の設定で、キミなんか15歳だったよね。
15歳とかでも、男の子の意地ってあるもんかね…。

あぁ、甥っ子とかも、結構そうか。

レンも春歌に謝る。
コンセプトは情熱にこだわる気はないけど
翔の言う強さもセシルの言う気品も決定打に欠ける気がする。
白紙に戻してもう一度ディスカッションするべきだと
レンは思う。だが…。
「いざ顔を合わせると、どうしても上手くいかない」

ははぁ…なるほど。
だからスマホか。
そこに持って行くんだね上松さん。

「春歌、ごめんなさい。迷惑をかけています」
セシルも分かってる。誰も悪くない。
皆、真剣だからこそ。
でも、どうしても素直になることが出来ない。

部屋に戻って、春歌は考える。
離れ離れの三人。
繋がっているのに、伝わらない心。
こんな時、どうすれば伝わるのか…。

っと、携帯が鳴りました。
春歌はまだガラケーなのよね。

はい、閃きました。
そうそう、こういう時のための携帯、スマホですよ。

春歌は三人にそれぞれ、音楽ファイルを送る。
これ、LINEっぽいけど、春歌、ガラケーだったよね?
あ、PCから送ったのね。

三人の表情が明るくなりました。

レンから早速返信来たよ。
『アツくなる「情熱」紡いだ絆-Union-
キミに会いたい』
おお、歌詞かい。
翔は、
『隠し眠ってる　本音の気持ちを
「強く」さぁラブコール…Try it』
『鮮烈-Vivit-にシンクそして響け
「気品」溢れる歌のように』

「情熱」「強く」「気品」は外さないわけね。

はい、歌キタ～!!

うたの☆プリンスさまっ(音符記号) マジLOVEレボリューションズ クロスユニットアイドルソング 神宮寺レン・来栖翔・愛島セシル (2015/05/08) 神宮寺レン(諏訪部順一)・来栖翔(下野紘)・愛島セシル(鳥海浩輔)、神宮寺レン(諏訪部順一) 他 商品詳細を見る

♪ひとつに～なろう

って、一つになってないけどねぇ。
翔ちゃんの歌声は、どうしても、どこに入っても、
混ざらないから仕方ないわなぁ。

それを踏まえた上での、最善のラインだったかなと
思わないでもない。
曲調はレン諏訪部さんに一番合いそうなラインで
カッコ良さ出しつつ、セシルと翔ちゃんでも
まぁなんとかイケなくもない感じで。

CMは成功に終わったようですね。
良かった、良かった。

曲の方はまた、　がせっせと入れてくれてるので
借りてじっくり聴こうと思います。
円盤は買う予定なので、
シングルまでは手が回らなくて…。
　さまさまです。
有難いわ。

ED～♪

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エンドカードはCMの三人。
「愛しのレディ」
「楽しかったか?」
「皆、大好きです」
「「「うたプリ」」」

ハラハラしましたけどね。
今回も作画綺麗で嬉しかったわ。
ちび翔&薫も見れたしね。
薫もいつか登場してくれると良いねー。

って、原作、翔ちゃんルートやってないから
薫に会ってないのだけどね私…。

ASASも途中やりですよ。
圧倒的に時間が足りない～。
次のクールは見るアニメ少ないと良いのだけど。


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